キタダケソウに会いたい、ただそれだけで北岳

2017年07月16日(日) 〜 2017年07月17日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,710m
• 下り: 1,695m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:25

12:20 広河原インフォメーションセンター
14:45 白根御池小屋

2日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:10

5:30 白根御池小屋
7:10 7:10 草すべり分岐
8:10 8:20 北岳肩ノ小屋
8:55 8:55 両俣分岐
9:20 9:45 北岳
10:15 10:15 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:30 10:30 トラバース道分岐
10:30 10:30 キタダケソウ♪
11:10 11:25 トラバース道分岐
11:55 11:55 八本歯のコル
13:30 13:40 大樺沢二俣
15:30 15:30 広河原山荘
15:40 広河原インフォメーションセンター

天候

1日目：曇り
2日目：ガス＆小雨⇒晴天

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

7/16 9:50

甲府駅広河原行きバス停。海の日連休初日は大混雑のため臨時便増発ピストン輸送で時刻表が役に立たなかったとか。

7/16 11:25

元ガイドというしゃべりの上手い車掌さんが三山が見えるポイントを教えてくれました。中央は間ノ岳、左に農鳥の裾野、右が北岳。下はガスでしたが、上がってきたら見えてきてテンションアップ！

7/16 11:58

広河原ビジターセンターの2階に行ったことが無かったので行ってみた。こんなだったんだ！アイス売ってた。帰りに食べよう♪

7/16 12:18

o(^-^)oワクワク
北岳！待ってろよ！
なんか、ケセランパセラン的なものが目の前を横切って行きます。

7/16 12:18

川もきれいですなあ〜♪

7/16 12:20

ちょっと！広河原山荘のランチ、超おいしそうじゃない？

7/16 12:20

ナンと！裏メニューも！にぼし油そばって、ああ、じゅるるっ！

7/16 12:28

しかし、北岳さんはさすが日本目で二番目に高い山です。すぐ急登です。

7/16 12:34

ときどき沢（御池小屋ルートは尾根ルートなのでちょっとだけでした）

7/16 12:37

ん？さっき、吊り橋渡った時に目の前をフワフワしてたのはこれだな

7/16 12:37

なんかのタネか

7/16 12:37

そうらしい

7/16 12:54

明日に備えて体力を温存すべく、ストック始動！

7/16 13:18

私が座った石。いや、どうでもいい情報でした。

7/16 13:19

合戦尾根じゃないけど、途中2ヶ所有るベンチで休むとちょうどいいです。ここは第一ベンチ。

7/16 13:47

第2ベンチ

7/16 14:17

新緑が美しいです

7/16 14:23

新芽が面白いです。

7/16 14:24

この看板が出るとホッとします。あとは楽な道だ〜と思ったら…

7/16 14:36

まだこんなでした。どっこいしょ！

7/16 14:49

白根御池小屋に到着〜。テラスなんかできちゃってました。オシャレさん♪

7/16 15:17

湖面が静かなので、逆さテントなどを撮ってみる

7/16 15:20

逆さくさすべり。北岳は雲の中…残念

7/16 15:51

朝食が5時なので、お弁当にしなくていいかな、と思いましたが、実際は4:45からスタートしてくださいました

7/16 16:30

トイレもきれい

7/16 16:33

ご飯も美味しい！

7/16 17:11

夕方になると、虫達も寝る体勢のようです。何匹も葉の先にとまっています。御池小屋の消灯は8時。おやすみなさい

7/17 4:57

朝食。お味噌汁が美味しい。おかずはどれも、ちと塩辛い。

7/17 5:27

さて、出発します。予定より30分早いので順調！夕べ雨が降りましたが止んでます。よかった

7/17 5:32

くさすべりは直登500mだし、歩き始めなので、歩幅を小さく、ゆっくり、ゆっくり登ります。

7/17 5:34

花の写真を撮ったり

7/17 5:41

花の写真を撮ったり

7/17 5:49

高度が上がるにつれて景色がよくなるのが励みに

7/17 7:08

高山植物保護地区に出ました。濃いガスが雨に変わり、レインウェア装着！

7/17 7:08

お花畑です〜♥

7/17 7:12

標識そばからどいてくれないから、一緒に写しちゃうよ。もぅ〜　(-""-)

7/17 7:19

ナナカマドの花がたくさん咲いてる

7/17 7:19

アップ

7/17 7:25

ハクサンイチゲ、キタ━(゜∀゜)━!

7/17 7:26

暗い写真だ…

7/17 7:28

ハイマツのお花も満開

7/17 7:29

アップ！雨の滴が…

7/17 7:33

ありゃ〜、壊れてます
;つД｀)

7/17 7:33

分岐を振り返って。稜線に出たところが広場っぽくなってます。

7/17 7:38

垂れこめていたガスが晴れ始めました

7/17 7:59

小太郎山の分岐はこっち？

7/17 8:08

肩の小屋までもうすぐ！こう言われたら、ビール好きにはたまりませんな！

7/17 8:32

肩の小屋到着〜。この時山頂にいた人は、諦めて降りるか、我慢して待つかで明暗を分けたのでした

7/17 8:38

さて、最後のひと登り

7/17 8:41

まつぼっくりになってるのもある(1年かかるそうです)

7/17 8:51

7/17 8:51

もう少し

7/17 8:54

全然エクストリームじゃない自撮り

7/17 9:05

わーい！(´▽｀*)
晴れてきた！鳳凰三山見えました。オベリスクも！

7/17 9:05

アップ！もうちょっとクリアーに写らないもんかなあ？コンデジじゃあ、限界か？腕か？

7/17 9:17

山頂ロックオン！

7/17 9:25

ハイ！到着〜♪

7/17 9:28

仙丈は見えまへん
;つД｀)ううう〜

7/17 9:31

奈良田から縦走してきた方に撮っていただきました。「農鳥小屋がすごくよくなったから、是非泊まるといいですよ」とのこと。こりゃ行くしかないね。

7/17 9:42

おっと、仙丈、見えてきたよ

7/17 9:43

おっ！甲斐駒も見えてきました

7/17 9:43

甲斐駒アップ！今度行くからね〜！

7/17 9:45

風も無く暖かかったので山頂をうろうろしていたら、おっと！三角点を忘れる所だった。タッチ♥

7/17 9:45

足バージョンも♥私を支えてくれる頼もしい靴くん

7/17 9:52

下山開始。いよいよキタダケソウの地へ。その前にハクサンイチゲのお花畑
(≧▽≦)うっほー！

7/17 9:53

すごーい！…白い花は上手く撮れません
ノД`)・゜・。

7/17 9:59

北岳山荘と間ノ岳、農鳥岳へと続く稜線。ええのお〜。今日は行かないけど。

7/17 10:12

オダマキがたくさん！

7/17 10:13

八本歯のコルに向かいます

7/17 10:19

どんどん下ります

7/17 10:20

富士山も見えました。この夏、今度こそ山頂を踏みたい。

7/17 10:21

北岳山荘と間ノ岳、農鳥岳へと続く稜線。ええのお〜。今日は行かないけど。ん？サッキイッタヨウナキガスル

7/17 10:28

キタダケソウがあるというトラバース道に人がいる。あの人達、キタダケソウ見てるのかなあ？私も早く見たいよう〜！

7/17 10:33

ハイ！トラバース道への分岐。先ほどの方達に「キタダケソウ有りましたか？(*´ω`*)アッタヨネ、アリマシタヨネ」「有ったような、無かったような、見分けがつかなくて…」「(；゜Д゜)ナント！」嫌な予感…。ともかく、荷物をデポしてGO！

7/17 10:38

割とすぐの所に見い〜つけた！有るじゃん！セロリじゃない、パセリ的葉っぱが目印。

7/17 10:39

大分傷んじゃってるけど、初めまして♥

7/17 10:44

しかし、その後は実ができているものばかり…。やはり遅すぎたかしらねえ…　(~_~;)　遅くまで、雪が残っていそうな所を捜すのだ！

7/17 10:45

大分来ましたよ。あそこまで行って無かったら諦めよう…(ノД`)・゜・。

7/17 10:49

有ったあ！きれいに咲いてる！
(ノД`)・゜・。ウレシナキ

7/17 10:50

結構咲いてる！しかし、ピントがあああ！

7/17 10:50

ヨシ！

7/17 10:51

咲いていてくれてありがとう

7/17 10:53

ツーショット♥

7/17 10:54

ハクサンイチゲに挟まれてます

7/17 10:54

すごくたくさん写真を撮ったのに、どれもなんだかなあです。(*_*)

7/17 10:55

ぶんぶんぶん♪お仕事中。

7/17 10:59

7/17 10:59

白がとんでるって言うんですかねぇ…

7/17 11:03

トラバース道はなかなかスリリングでございます

7/17 11:03

戻りましょう

7/17 11:12

分岐に戻り、御池小屋のお弁当で昼食。こんなに要らなかったなあ〜。と思いましたが完食。ここでのちゃんとしたエネルギー補給は、この後とっても重要だったのでした。ここで遂に予定時間を遅れ始めました。

7/17 11:24

ここから、八本歯のコルに向かって下ります

7/17 11:27

岩岩。立っている棒につられてついつい左の方に行ってしまい、道を見失いました。岩岩なので、行けちゃうんですよねえ。登って来た人が私と擦れ違わずに上の方に現れたので「すみませ〜ん！私、登山道と合ってます？」と聞いたら「もっと右でーす！」と指さしてくれたので、登山道に復帰できました。

7/17 11:39

黄色でマーキングしてあるけど、その先はどっちじゃい？！

7/17 11:43

基本は「尾根を行く」です。

7/17 11:45

これが八本歯？

7/17 11:49

はしご長っ！しかも苦手な丸太はしご。手摺が有ってよかったあ

7/17 11:52

登ったり下りたり

7/17 11:52

甲斐駒〜♪…なんて言っている場合ではないのだ

7/17 11:55

おお、あそこがコルだな

7/17 11:55

わかっていたけど、「広河原3時間」にかなりガッカリした

7/17 12:04

はーるか下に雪渓が見える。広河原はあの谷の先に有るのね…遠いね…(~_~;)

7/17 12:10

地図では「急坂」と書いてあるんですが、もはやこれは坂ではない

7/17 12:13

高度が稼げていいね♪とでも自分に言い聞かして黙々と下る

7/17 12:13

でも、とてもよく整備していただいてありました。左が古いはしご。右が新しいはしご。手摺までついて、私のようなビビリには本当に助かります

7/17 12:21

ここが一番壊れてたけど、焦らずゆっくり行けば大丈夫

7/17 12:24

もうすぐ雪渓

7/17 12:43

ここから雪渓スタート

7/17 12:50

チェーンアイゼン装着！腐り雪なので、アイゼンはあまり効かないと思う。気持ちの問題？

7/17 12:50

ザック！ザック！下ります。途中2回滑りましたが、腐り雪なので絶対に止まると思い、割と落ち着いて対処できました。仰向けだと止まらないので、くるりんチョと腹ばいになってつま先で止めました。でも、一回目の時は登って来た人を巻き込んでしまい、離してしまったストックを拾っていただきました。ご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。

7/17 12:50

鳳凰三山を正面に見る、気持ちのいいルートです。もう、オベリスクは見えません。

7/17 13:38

雪渓終了〜♪トイレはまだ組立られていませんでした。ここからは夏道です。今回不安だったトイレですが、結局肩の小屋から広河原まで行きませんでした。（水分は全て汗になったようです）広河原まであと2時間…

7/17 13:46

いい感じの木陰も有れば、

7/17 13:49

遮る物の無い炎天下も有り。あぢあぢ！あぢぃ！

7/17 13:59

見上げればいい天気！
しかし、滑った時にカメラのレンズに雪が付いたようで、中央下にもやもやが写ってます。不覚…(-"-)

7/17 14:09

立派な橋を渡り

7/17 14:11

ううう、広河原まで、あと1時間半。疲れたよう〜(*_*)

7/17 14:25

それにしても、小さな沢があちこちから大樺沢に流れ込んできます。

7/17 14:44

大樺沢。水量たっぷり。

7/17 14:57

ここでも流れ込んでいます

7/17 15:00

登山道を流れる水。じゃなくて、登山道は、水の通り道をお借りしてるのかもね。

7/17 15:10

遂に！広河原まであと20分！ハイドレーションの水もなくなり、水筒の水を残すだけとなってました（先週に続き、またかい！です。反省）

7/17 15:12

でも、ここから先が案外長いんだな。険しいしさ…。

7/17 15:29

ようやく、最初の分岐に到着。

7/17 15:32

山荘〜。

7/17 15:32

飲みたいよう〜(◎_◎;)でも、ビジターセンターまで我慢して行っちゃおう！

7/17 15:33

帰って来たじょー

7/17 15:37

疲れを感じさせない笑顔。本当はヘロヘロ。

7/17 15:38

お！八本歯と雪渓が写ってる！（今気づいた）この写っている雪渓を歩いたのだろうか？我ながらすごいじゃん！

7/17 18:22

広河原ではすぐバスが来たので、切符を買って、ペットボトルに水を汲み、トイレに行くのがやっとだったので、甲府駅のファミマで大好きなICE BOXを買ってあずさで食べた。必ず食べる信玄餅アイスも今日は食べる気になれませんでした。ああ、疲れた。

7/23 20:54

お土産はこれ！肩の小屋で買ったキタダケソウがプリントされた…プリントされた…なんじゃろかい？小銭入れ的なモノ！（キタダケソウを見れると信じてフライング購入しました）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール 軽アイゼン

感想

とっとこと

今回は、2年前に機会を逃したキタダケソウを見るための登山でした。
通常なら、広河原行きのバスがオープンする頃が花の終わりギリギリなのに、今年は7月中旬になってもまだ咲いているという情報を得て、「ならば！」と私には珍しく即断即決で行って参りました。
キタダケソウはまだかなり咲いていてくれて、本当に嬉しかった。
ただ、さすがにこのタイミングでは咲いている場所がほぼピンポイントだったので、もう少し正確で詳細な情報を入手すべきだったと思いました。（もっと先に行ったらもっと咲いていたかもしれませんが、途中で諦めて引き返した可能性も有ったので）

計画時から、二日目が長いとは思っていましたが、16:40の終バスには間に合うだろうと計画し、16:00のバスにちゃんと間に合いましたが。が、疲れました。まさに「体力の限界！」もう少し、ゆとりを持っていないといけなかったと思います。
って、体力が無いだけなんで、日頃からもっと鍛えよう！
登りはいいのですが、下りになるとコースタイムでは行かれないことを配慮して、ヤマプラでの計画作成時に休憩時間を多めに入れるようにしよう。
それでも、涸沢から奥穂へ登って横尾まで下りる感じなので、やはり頑張ったと思います。褒めてもおこう。

と言う訳で、達成感130%の山行でした。
お天気もよくて、最高でした。

コメント

55mamikichi

こんにちはー！
キタダケソウ見られたのですね！いいな〜。
北岳山頂も私は２回登ったのにガスで真っ白でした…。
白根御池小屋ではtottokotoさんとカワイイ僕ちゃんと一緒に楽しい時間を過ごせたのが良い思い出になりました。ありがとうございます！
是非またどこかのお山でお会いしたいです〜。

とっとこと

Re: こんにちはー！
55mamikichiさん

コメントをありがとうございます。
同じ日に同じルートを通っても、人それぞれ見るポイントが違ったり、ちょっとしたタイミングで風景も違ったり、面白いですね。
お名前も聞けなかったので、ヤマレコでつながることができて嬉しいです！
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
私も丹沢ヘビーユーザーです。(^_-)-☆

55mamikichiさんが談話室で「んー！ここは『エースをねらえ！』だな」と読み始めたのを見て、同世代の私もピピッときまして、パラパラっと立ち読みしましたが、藤堂さん、藤堂さん、藤堂さん好き〜！とうるさいので止めました。実はアニメでしか見てません。（しかも旧作の方）

nishimi

北岳もキタダケソウも素敵！
年間最高混雑期にハードスケジュールな山行、お疲れさまでした！
この時期にこんなにたくさんのキタダケソウに逢えるなんて、超ラッキー☆
北岳、いい山ですよね〜。鳳凰三山、甲斐駒、仙丈を見下ろせる景色もやっぱり素敵。
今夏は人様の山行レコで夏山を満喫させていただきますので、また素敵な山行レコを期待してまーす

とっとこと

Re: 北岳もキタダケソウも素敵！
そう！超ラッキーでございました。
その１週間後もまだ有ったようですが…。
コースはハードでしたあ。でも、その間中、nishimiさんも雨の中ひとりでここを歩いたんだと思うことが、とっても励みになりましたよ。しかも、山頂を越えてのピストンでしょ？うう、すごいです。私はとても登り返す気になれなかったですもの。
次のレコも作成中です。お楽しみに〜♪

take_y

私も観たくなりました♪
tottokotoさん、こんにちは。

たくさんの写真とコメントにワクワク・冷や冷や感がビシバシ伝わってきましたよ〜〜。季節ものを求めての山行お疲れ様でした。「パセリ的な葉っぱ〜」確かに 咲く時期もハクサンイチゲと同じでは遠目には見分けられないですよね。たくさんの素敵な写真にかなり行った気になってしまいました。
ある時期、毎年秋に登っていた大好きな北岳ですが、今度はキタダケソウを観に行きたいと思います

とっとこと

Re: 私も観たくなりました♪
タケさん、どもー！毎度お世話になっております。
是非、キタダケソウを観に行ってください！
私の次の花の目標はツクモグサです。
咲く時期が早いので、見るのが難しいですよね。
やはり白馬じゃなくて八ヶ岳かな。

ワクワク・冷や冷や感は少し盛ってるかも…。
以前、同行したfujifumiさんにそう言われたような気が…。

またよろしくお願いしま〜す。