八ヶ岳:美濃戸口〜行者小屋テントベース(赤岳・横岳・硫黄岳)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,155m
- 下り
- 2,156m
コースタイム
【2日目 7月10日】
行者小屋発5:50→地蔵ノ頭(6:40)→横岳(7:50)→硫黄岳山荘(8:30)(休憩8:50)→硫黄岳(9:10)(休憩9:30)→赤岳鉱泉10:20→行者小屋11:00→昼食およびテント回収12:30→美濃戸口15:00
天候 | 7月9日(土)AM:晴天 昼:濃霧、雷 午後:曇り 7月10日(日)AM:晴天 PM:雨、雷→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪南ICより20分程度。信号2個 ※山荘横のコンクリート駐車場と下の砂利駐車場は管理人が違います。 砂利は入口のプレハブ管理です。 ※砂利に止めましたが早朝などで人がいない場合は下山時の払いで良いそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:美濃戸口 トイレ:各小屋等 美濃戸口〜美濃戸 : 車道の為、ゆるやか。乗用車で行けます。(底をする) 美濃戸〜行者小屋 : 南沢ルート、特に厳しいところもなかったです。 行者小屋〜地蔵の頭 : (登り)地蔵尾根ルート、登り始めてから少しで急登り、後半鎖と階段の連続。雨天時スリップ注意 地蔵の頭〜赤岳 : (登り)後半はずっと鎖。でも見た目ほど厳しくはない 赤岳〜文三郎尾根 : (下り)最初岩場を鎖、階段で降りる。そこまで厳しくない。その後ガレ場。 文三郎尾根〜行者小屋 : (下り)ガレ場と階段。展望は良い。険しい崖部などは無かった。 地蔵の頭〜横岳 : 鎖や階段など。途中10mほどの岩壁を鎖で登るが足場がしっかりしてるので難しくはない。鉾岳付近だったと思うが西側を回るとき崖っぷちで展望が良いが高所感がある。行者小屋や赤岳鉱泉が良く見える。 横岳〜硫黄岳 : カニの縦這い、横這いがあり。足場と鎖がしっかりしてるので難しくはない。十分注意すれば大丈夫。 鎖場を抜ければあとはなだらかです。 ※赤岳〜硫黄岳間の鎖場で渋滞が起きます。 硫黄岳〜赤岳鉱泉 : 特に危険なところなし。ひたすら下り。 赤岳鉱泉〜行者小屋:展望分岐まで登り。途中ヘリポートがある。意外と疲れる・・。 行者小屋:テント1000円、簡易トイレあり(紙有でした・ハエ凄い)、水場そこそこ冷たい。 ラーメンやそばなどの軽食は16時まで、物品(酒、カップメン等)は19〜20時ごろまで。風呂なし 生ビール800円、おでん2個付セットで1000円。おでんの具材は早いもの勝ちです。 阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、文三郎尾根、地蔵尾根、などが見える。テント〜水場、トイレが遠くないので便利。テント泊はトイレ料込。 普通の万歩計で 7月9日: 23,000歩 7月10日: 30,000歩 ほどでした。 |
写真
感想
テント泊2回目で前回よりテント担ぐ距離少しを伸ばそうと八ヶ岳を選び、オーレン小屋、赤岳鉱泉と悩みましたがどうせなら縦走したいと思い、縦走後テントに戻ってくる距離的に行者か鉱泉へ。展望が良さそうなので行者へ決定。後から思うと赤岳鉱泉ベースで硫黄岳経由でもよかったかなとも思います。風呂あるし。次回はそうしよう。でも天狗も行ってみたいなあ。そうなるとオーレンだし。
意外とテント装備の登りは3時間かかりましたが前回ほどきつくなかった。
中国メーカー製からグレゴリーにザック変えた+傾斜がゆるやかだったからかな。まだ慣れたわけじゃないと思うし・・。グレゴリー凄し。
美濃戸までの悪路ですが乗用車でもゆっくり・注意すれば問題なさそうでした。
あと1時間ぐらい楽できる。次回はそうしたいと思います。この区間はアブがまとわりつきうざいです。
行者小屋までは特段問題もなく着いたのですが、着いて赤岳見上げてまず『高いな・・』。そのあと文三郎尾根・地蔵尾根見て『こんな急なとこ登るの?壁だ・・』とまずびびる。
テント設営し、出発。地蔵尾根に向かい急登り、まあこれなら平気かと思うもその後鎖場でびびる。
稜線に上ると東側は晴天なのに西側は濃霧が駆け上がってきて視界不良。稜線で晴天と濃霧が合戦。山の天気を感じつつも赤岳へ。
濃霧で下山するも道を間違わないように注意。悪天候で道迷いはこんな状況で起きるのかと納得する。
行者小屋でビールうまし。
10日(日)朝起きると晴天。地蔵尾根に再チャレンジ。昨日来た道なのでびびる事もなく稜線へ。景色凄い。富士山雲海付。北アルプスも見える。夏とは思えないほど澄んでた。今年一番の絶景でした。硫黄岳まで鎖場が続くも特に問題なくつきすすむ。こりゃ景色良くて楽しい。
ちなみにこの日も硫黄岳(9時ぐらい)になると東側に雨雲が発生し始めました。早起きご褒美ですな。
赤岳鉱泉まで下りて行者小屋に向うも思わず一言『登りかよ・・・』。ここで登りかよと。30分ほどなので良かったですが。
テント撤収し下山時に土砂降り雨、雷。登山して初めて雨に降られました。今まで単なる重りとなってたレインウェアの初登場。湿気なのか雨が浸みてるのはよくわからず、こんなものかと。2日連続午前中は晴天・午後悪天でした。
結構年配の方の登山ツアーが多かったです。10〜20人ぐらいの規模を4組ほど見ました。和気藹々とされてて元々お知り合い同士なのか前泊の山小屋で仲良くなったのか楽しそうでした。
夜中起きて星でも見ようかなと思うが朝まで爆睡。前日あまり寝る時間が取れないためかな。昼寝でもするか寒くない限りこれからも夜中に起きそうにない。満点の星空を見る機会は果たしてあるのか。
そういえば今回は目覚まし聞こえました。やっぱ目覚ましかけますよね。
素晴らしい景色を楽しませてもらい、山の午後は天気が崩れるを2日間体感し、ちょっとした鎖場にびびる。
八ヶ岳はそんな感じにワンランク上の山でした。
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