記録ID: 1212794
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
荒川三山、赤石岳、聖岳
2017年07月28日(金) 〜
2017年08月02日(水)
長野県
静岡県
atoh
Snufkin1234
- GPS
- 128:00
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 4,223m
- 下り
- 4,210m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:20
2日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:30
6:30
6:40
50分
千枚岳
7:30
7:40
40分
丸山
8:20
8:40
50分
悪沢岳（東岳）
9:30
10:10
10分
中岳避難小屋
10:20
10:30
10分
中岳
10:40
10:50
20分
前岳
11:10
11:40
90分
お花畑（荒川前岳東斜面）
13:10
荒川小屋
3日目
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 7:20
6:30
100分
荒川小屋
8:10
8:50
30分
小赤石岳
9:20
9:50
0分
赤石岳
9:50
11:20
90分
赤石避難小屋
12:50
13:00
50分
百間平
13:50
4日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:20
| 天候 | くもり、雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
椹島ロッジから畑薙第一ダムまで約1時間ほどかかります。 そのため、畑薙からバス（特種東海フォレスト）を利用する人は、椹島ロッジ発の最終便（午後2時発）は間に合いません。 椹島ロッジで遅くとも午後1時発のバスに乗車しなければなりません。 しずてつジャストラインは8月10日以降、増便予定です。HPなどで確認をお願いします。 私は静岡市街と畑薙第一ダム間を、同行者運転の乗用車で往復しました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
聖岳からの登山口までのコースで、橋の大半が破損したり傾いたりしていました。今のところ渡るのに支障はありません。 |
| その他周辺情報 | 南アルプス赤石温泉「白樺荘」があります。鹿刺しなどの食事も可能です。 |
写真
【1日目】ツアーの登山者でバスは満員になり、時刻表通りに乗車できませんでした。約1時間半後、引き返してきたバスに乗ることができました。
拍手7/28 8:15
【1日目】ツアーの登山者でバスは満員になり、時刻表通りに乗車できませんでした。約1時間半後、引き返してきたバスに乗ることができました。
小石下近く。木札が「残念ながらまだ急登が続きます」と教えてくれます。苦しい登りですが、少し気が紛れます。
「見晴岩」と思うのですが‥。霧が立ち込めて、見晴らしはよくありません。
ようやく千枚小屋です。到着が遅すぎました。反省しながら小屋に入りました。夕食にハンバーグが出ました。
【2日目】小屋から笊ケ岳がよく見えます。いつか挑戦するつもりです。
急斜面にも花々が咲いています。名前は分かりません。高山植物のことをもっと知ってから来るべきでした。
丸山の山頂。名前通り、たおやかな丸みのある場所です。やっと3000メートルを超えました。
チャートのガレ場が続きます。浮石があって歩きづらいのですが、荒涼とした景色を楽しみながら進みます。
所々に残雪があります。雪合戦をしたいけど、大人げないから見るだけにしておきます。
山頂に着くと、ほんのしばらく青空となり、荒川中岳が望めました。
前岳の山頂。誰もいません。何も見えません。でも、憧れの荒川三山を登ることができ、達成感がありました。
お花畑が広がっています。この美しさは言葉で説明できません。シナノキンバイだけ分かりましたが、ほかは知りません。もっと高山植物を勉強しなければ。クロユリもあったのに、写真を撮らなくて後悔しています。
7/29 11:33
お花畑が広がっています。この美しさは言葉で説明できません。シナノキンバイだけ分かりましたが、ほかは知りません。もっと高山植物を勉強しなければ。クロユリもあったのに、写真を撮らなくて後悔しています。
ほかの場所と比べ、花びらが大きいです。いつまでも眺めていたい景色でした。近くで2人組のご婦人が感嘆の声を上げていました。
荒川小屋に向かう途中、雨脚が強まってきました。荒川小屋へ急ぎました。
【3日目】夜通しの大雨の中、テントで虫と戦いました。テントの中は虫の死骸だらけです。
小赤石岳に向かっています。雲が多めですが、青空が広がっています。
山頂のすぐそばに赤石岳避難小屋があります。ハーモニカの演奏会があって、優雅な時間を過ごせました。
避難小屋近くの分岐で同伴者と別れ、聖岳を目指します。途中、歩きづらいガレ場があります。
馬ノ背を下ります。晴れていればもっと気持ちのよい道なんだろうなぁ。
この近くに百間洞山の家があります。夕食のとんかつに期待が膨らみます。谷の水音を聞きながら進みます。
写真中央の小兎岳に向かっています。右は兎岳です。左奥の聖岳が徐々に大きくなっているように見えます。
小兎岳の山頂近くで後ろを振り返りました。右奥の赤石岳から長距離を歩いてきたことを実感します。
聖岳の山頂です。達成感がこみ上げてきます。
雲がむくむくとわきあがり、やがて眺望はなくなりました。
雲がむくむくとわきあがり、やがて眺望はなくなりました。
奥聖岳に向かう道中、ライチョウの親子と出会いました。ヒョコヒョコ歩きながら、ハイマツの茂みに逃げてしまいました。
聖岳の山頂に引き返し、下山を開始します。岩や砂礫の九十九折りを歩きます。苦手です。
きれいだけど、眺める余裕はありません。聖岳の上り下りで疲れました。
ニッコウキスゲ。おりの中に閉じ込められているように見えました。でもきれい。
聖平小屋でフルーツポンチを無料でいただきました。おいしくて、疲れた体が生き返るようでした。その後、テントを設営しました。テン場は猛者ぞろいで、楽しい夕食でした。
7/31 14:35
聖平小屋でフルーツポンチを無料でいただきました。おいしくて、疲れた体が生き返るようでした。その後、テントを設営しました。テン場は猛者ぞろいで、楽しい夕食でした。
【5日目】聖平小屋からは急登の連続です。聖平小屋から30分ほどの眺めのよい場所に慰霊碑がありました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
食器
|
|---|
感想
距離、日数ともに私にとって最長の山旅でした。多様な高山植物の花々やライチョウの親子も見ることができました。なにより、いろんな登山者との会話が楽しく、刺激もいただきました。忘れられない思い出になるとともに達成感も味わえました。
初日は深夜までの勤務後に一睡もせず、激しい睡魔に襲われ、同行者に励まされながら登りました。千枚小屋の到着がかなり遅くなり、反省しています。事故を防ぐためにも、無理のない行動を心がけます。
4泊のうち2泊目の荒川小屋と4泊目の聖平小屋でテント泊をしました。大雨や虫との格闘もよい経験となりました。
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