ヤマレコ

記録ID: 1225873 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走甲斐駒・北岳

行って北岳

日程 2017年08月13日(日) 〜 2017年08月14日(月)
メンバー
 KaS
天候初日:曇り時々晴れのち霧雨、2日目:晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
前日に奈良田温泉第2駐車場に駐車(車中泊:広い駐車場なので満車にはなっていなかった)、翌朝5:30発広河原行(2台)に乗車(1,130円、第1駐車場始発も2台あり、乗車人数の調整もしてくれる)。帰りは広河原14:10発奈良田行を利用
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち81%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
7時間15分
休憩
1時間55分
合計
9時間10分
S広河原インフォメーションセンター06:4006:45広河原山荘06:5006:55白根御池分岐09:15大樺沢二俣09:2512:10八本歯のコル12:2012:45吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐13:0013:15トラバースルート分岐13:20トラバースルート分岐13:2513:30北岳山荘14:4015:20北岳へ向かう稜線15:50北岳山荘
2日目
山行
5時間0分
休憩
2時間5分
合計
7時間5分
北岳山荘06:3007:40北岳08:0008:20北岳肩ノ小屋08:30小太郎尾根分岐08:40草すべり分岐10:00白根御池小屋10:1510:20白根御池分岐12:00広河原山荘13:3013:32広河原・吊り橋分岐13:35ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
2日目のGPSログ取得がうまく行かなかったので、時間はかなり不正確です。
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所というのはないものの、八本歯のコルまで、とにかくきつい厳しい登りが続く。白根御池からも地獄のくだりが続く。
その他周辺情報国道52号線(身延道)から早川町方面に入ると、奈良田温泉までコンビニがないので、早めに調達する必要あり。第2駐車場には仮設トイレがある。

写真

広河原行バス車内にて(計4台の最後尾だった)
2017年08月15日 08:41撮影
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広河原行バス車内にて(計4台の最後尾だった)
3
インフォメーションセンターの裏手方向に進む
2017年08月15日 08:42撮影
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インフォメーションセンターの裏手方向に進む
1
野呂川奥に北岳が顔を出す
2017年08月15日 08:45撮影
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野呂川奥に北岳が顔を出す
1
あそこまで行けるのか?
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あそこまで行けるのか?
4
つり橋を渡って、広河原山荘へ
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つり橋を渡って、広河原山荘へ
1
メジャーな山では渡渉に苦労しなくていいのは有難い
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メジャーな山では渡渉に苦労しなくていいのは有難い
2
これも立派な橋だ
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これも立派な橋だ
1
残雪渓が見える
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残雪渓が見える
1
振り返る。徐々に傾斜がきつくなっているのが分かる
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3
八本歯のコルに向かって、いくつもの丸木梯子が現れる
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八本歯のコルに向かって、いくつもの丸木梯子が現れる
3
ガスがかかり始める。傾斜はドンドンきつくなる
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2
コルまでの最後の梯子か?
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コルまでの最後の梯子か?
4
いえいえ、もっともっと厳しくなるのです
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2
休みの時間が長いので、花の写真がたくさん
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3
山荘下に、傾斜のあるテントスペースを確保
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5
まさに天空のテント場だ!
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まさに天空のテント場だ!
4
一瞬、北岳が見えた
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一瞬、北岳が見えた
4
空身で北岳方面へ行き、振り返る。山荘とテント場。間ノ岳方面はガスの中
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2
翌朝、富士山が雲の間からうっすらと顔を出す
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翌朝、富士山が雲の間からうっすらと顔を出す
4
こんな感じ。今日は晴れるかな?
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こんな感じ。今日は晴れるかな?
3
間ノ岳、農鳥岳方面がはっきり見える
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間ノ岳、農鳥岳方面がはっきり見える
2
お世話になったテント場を振り返る
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お世話になったテント場を振り返る
2
中央アルプスの峰々
2017年08月15日 08:50撮影
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中央アルプスの峰々
2
北岳への登り
2017年08月15日 08:56撮影
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北岳への登り
3
再び北アルプス
2017年08月15日 08:57撮影
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再び北アルプス
3
もう少し
2017年08月15日 09:03撮影
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もう少し
2
山頂で
2017年08月15日 09:05撮影
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山頂で
7
至福の時
2017年08月15日 09:07撮影
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至福の時
3
さて、降りるか
2017年08月15日 09:09撮影
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さて、降りるか
2
肩の小屋が見えてきた
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肩の小屋が見えてきた
3
これなら、強風に耐えられるな
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これなら、強風に耐えられるな
2
肩の小屋のテン場。広い
2017年08月15日 09:11撮影
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肩の小屋のテン場。広い
2
肩の小屋
2017年08月15日 09:12撮影
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肩の小屋
2
ガスが出てきた。頂上のパノラマは、早朝だけだった模様
2017年08月15日 09:11撮影
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ガスが出てきた。頂上のパノラマは、早朝だけだった模様
1
ニホンジカの食害対策で、柵が設けられている
2017年08月15日 09:13撮影
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ニホンジカの食害対策で、柵が設けられている
2
長いくだりに喘いでいると、白根御池が見えてきた。でも、これからも長い
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長いくだりに喘いでいると、白根御池が見えてきた。でも、これからも長い
2
御池とその脇のテン場
2017年08月15日 09:15撮影
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御池とその脇のテン場
2
御池山荘。ソフトクリームは売り切れだった。。冷たい水を補給し、さらなる急降に挑む
2017年08月15日 09:15撮影
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御池山荘。ソフトクリームは売り切れだった。。冷たい水を補給し、さらなる急降に挑む
5
やっと広河原山荘が見えてきた。もう、脚が動かないぞ
2017年08月15日 09:16撮影
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やっと広河原山荘が見えてきた。もう、脚が動かないぞ
5

感想/記録
by KaS

 昨年、寝不足で臨んだ白根三山縦走計画。大樺沢二俣から八本歯のコルへの登り口までの急登でバテバテになり、あえなく敗退した昨年のリベンジをするつもりだったが、やはり三山縦走は叶わず、「北岳ダケ」の登頂で終わった。題目のシャレのために計画変更したのではないので、誤解しないよう ...  しないか。。(^^;
 昨年は、夜の八王子渋滞に巻き込まれ、奈良田駐車場到着が未明2時過ぎだったが、今回は余裕の17:00前到着。夕方から小雨が降り出し、車窓用手作り網戸もあまり役立たなかったが、何とか睡眠をとった。
 バスを降り、広河原山荘から登りはじめる。徐々に厳しくなる傾斜に耐えながら、マイペースを心がける。昨年の敗因の一つは、最初のオーバーペースであったこともあり、後続にどんどん追い抜いてもらう。二俣を過ぎて、苦しくなってくるが、昨年ほどの悲壮感はない。周囲をみれば、同じような年齢、体格の輩が同じように喘いでおり、心強く思う。昨年との違いがもう一つ。涼しく感じる気温だ。時折、晴れ間がのぞくが、開けたところでは風が心地よい。
 とは言え、3歩で1メートル、20歩進んで数分休むペースなので、一向に進まない。気がつくと、さっきまで一緒に喘いでいた人々がずっと上方にいる。ダケカンバの林の中なので見通しも悪い。そのうち、丸木で作った梯子が次々に現れる。たまに斜めッている段もあり、滑らないよう注意しながら登る。傾斜のない梯子は前かがみとなり、テン泊の重い装備が背中に重くのしかかる。梯子が続き、結構な太さの丸太手摺をしっかり掴んで登ると握力もなくなってくる。またもや八本歯のコルに届かず惨敗なのかと、気が沈んでくる。
 確かに苦しい登りはあるものの、もがいて動いていれば、いつかは頂上に着き、それが登山の醍醐味だと思っているのだが、ここまで苦しい時間が続くと諦めるのもまた潔さかと、いろいろなことを考えながらもがいて登る。あとで振り返ると、それほどでもないと思うのだが、その時は、永遠に終わらない時間のような気がした。
 やっとのことで、八本歯のコルに這い上がり、まずは北岳山荘へのトラバース。テントスペース確保を試みる。山荘に着くと既に健脚氏達が良場を確保しており、かなり傾斜のある場所しか残っていなかった。ガスがかかり周囲の見通しは良くない。雨がふり出す降る前に急ぎテントを張る。
 14:30過ぎに少しガスが晴れ、一瞬、北岳山頂が見えた。まだ少しだけ三山縦走が諦めきれない私が存在し、今日のうちにと空身で山頂アタックを試みる。1/3程度登ったところで、上方にはガスが厚くかかり始め、ポツポツと雨も降り出した。登るか、引き返すか、しばし思案するが、このまま登っても何も見えず頂上を踏む達成感もイマイチかと、今日は勘弁してやることにする... (^^; 縦走計画を諦めた瞬間でもある(振り返ると賢明な判断であった。もし、挑んでいたら、農鳥岳からのくだりで脚が動かなくなっていた可能性大である)。
 そうと決まったら、テントに戻り、時折晴れるガスの向こうの景色を見ながら、山飯+コーヒーでゆったりとした時間を楽しみ、日没前に早々にシュラフに潜り込む。周囲が暗くなってしばらくしたら、奇妙な感じを覚える。悪寒のような震えが1分ぐらいの間隔で何度も起こる。そういえば、槍ヶ岳下の殺生小屋や穂高岳山荘のテン泊でも同じようなことがあった。震えはすぐに止み、暖かい感覚が戻るのであまり不安は感じなかったが、妙な気分である。これが私の体なりの高山への対処法なのかもしれない。傾斜が強いため(寝返りをすると、テントの端っこに滑って行ってしまう)、左足と左手をつっかえ棒のように支えながらの睡眠は、時折降ってくる雨音にも邪魔されながら、浅く、細いものとなった。
 2時過ぎぐらいから周囲では出発用意の音や話し声が聞こえてきたが、少し明るくなるまでテントの中でゆっくり過ごす。早朝のコーヒーを楽しみ、濡れたテントの始末に手こずりながら、6:30に荷物を背負い、再び北岳山頂を目指す。稜線からは、南には富士山、北には中央アルプスが雲海の中に浮かんで見える。登るにつれて雲が取れ、富士のシルエットが朝日に映える。さらに登ると、槍ヶ岳の特徴的な形と共に穂高連峰もはっきり見えてくる。風も心地よく、テンションは上がり放題。やはり登山はこうでなくては。
 頂上の景色は素晴らしかった。日本の屋根が雲海の上に全部見える。歓声をあげながら記念写真を撮るたくさんの人がいて、私も山名板と一緒に撮って頂いた。昨日の苦闘のことは忘れて至福の時間を過ごした。立ち去りがたいが、今日中には帰宅したいので、重い腰をあげる。肩の小屋を過ぎてしばらく行くと、厳しいくだり道となる。今度は永遠に覚える急降下の連続である。昨日使い切った登りのための脚の機能・エネルギーの僅かな残りを今度はくだりのために全開する。白根御池までの長いくだりを何とかこなし、山荘でソフトクリームを、と受付にダッシュすると「売切」の文字。。がっかり度合いが、えげつない。
 その後も、トラバース路のアップダウンや崖のようなくだりに苦悶しながら、気力だけで広河原を目指す。途中、GPSが停止していることに気づくが、それに構う余裕もなく、ひたすら足を交互に前に出すことに専念した。広河原山荘が見えた時には、脚を引きずるようにしか歩けなくなっていた。
 14:10発の奈良田温泉行バスに乗り、15:00に到着。すぐに出発し、談合坂の大渋滞に巻き込まれながらも、何とかその日のうちに帰宅できた。乳酸いっぱいの腿とふくらはぎに閉口しながら、行って北岳の山行を思い出す今日この頃である。
訪問者数:407人
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この記録へのコメント

登録日: 2013/9/7
投稿数: 9
2017/9/11 19:24
 同じ感想の人がいた!
私も御池小屋からインフォメーションセンターまでの最後の下りがめちゃくちゃキツかったです。二日経った今も筋肉痛。こんなこと久しぶりです
KaS
登録日: 2013/4/13
投稿数: 79
2017/9/11 21:32
 Re: 同じ感想の人がいた!
 やっぱりそうでしょ、私だけではないでしょ、と言うより、私と同じ時間帯に下っていた皆さん大変そうで、「広河原山荘まで、あとどれくらいですか?」と複数回聞かれるほどでした。ちょうどGPSがうまく動かず、正確な距離が不明のため、少し短めに答えて励ましましたが、結果、恨まれてしまったかも。。(^^;
 でも、yasu89219さん、間ノ岳も制覇したんですから大したものです。これからも楽しく出かけてくださいね。

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