五竜・八峰キレット・鹿島槍・爺ヶ岳(↑八方尾根↓柏原新道)
- GPS
- 13:04
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 3,118m
- 下り
- 3,252m
コースタイム
- 山行
- 11:18
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 13:04
天候 | 晴れ〜ガス〜小雨〜ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もう1台は八方の黒菱カフェテリア前の駐車場に駐車 黒菱カフェテリアに暖房便座付きシャワートイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
【黒菱〜唐松山荘】八方池山荘までは最初は急なコンクリートの管理用通路を登ります。そのあとは、ハイキングコースとなっていて石畳風な登山道が整備されています。八方池山荘から八方池まではハイキングコースで木道など大変よく整備されています。八方池からは本格的な登山道になります。途中ダケカンバの林などがありそれを抜けるとハイマツ帯になります。山荘までは一部ガレ場もありますが大変よく整備されていて危ない箇所はありません。 【唐松山荘〜五竜岳】唐松山荘を出てすぐに牛首の右を巻いて登り、牛首を過ぎるとガレ場の鎖場が続きます、鎖など良く整備されていますが、岩が濡れていると滑るので注意が必要です。また、浮き石もところどころあるので落石などに気を付けつけましょう。岩場を抜けると穏やかな稜線になり、何度かアップダウンを繰り返して五竜山荘に向かいます。五竜岳の山頂までは最初緩やかな道ですが途中からは鎖などがある岩場になります。ガスっている時などはマーキングを見落とさないように注意が必要です。 【五竜岳〜キレット小屋】山頂直下のザレた下りは大変よく滑るので注意が必要。そしてこれを過ぎるといよいよ核心部。G4、G5など切れ立った岩場が続きます。特に長野県側が切れ落ちた断崖絶壁になっているので注意が必要です。また、この後も岩場のアップダウンが続きますが、鎖やマーキングもしっかりあり慎重に進めば大丈夫かと思います。ただ、岩の表面が滑りやすいので、スリップ要注意です。 キレット小屋近くになるとはしごや鎖も出てきます。とにかくこのルートは、ザレていたり浮き石が多いので落石を起こさぬよう丁寧に歩きましょう。 【キレット小屋〜鹿島槍ケ岳】キレット小屋からはすぐにはしごや鎖場が続きます。これを過ぎると鎖場のトラバースや丸太の足場などがあり濡れていると大変滑りやすくまた谷側は切れ落ちているのでので集中して通過する必要があります。また、八峰キレットの核心部では、梯子を下ってからトラバースする個所はとても狭い場所なのですれ違いは譲り合いの精神で。また、途中に橋などもありますが鎖もしっかりあるので注意して通過すれば問題ないでしょう。鹿島槍ヶ岳北峰山頂付近の登山道はザレていてとても滑りやすいので気をつけましょう。また、南峰山頂までもガレていて落石や浮き石なども多いので注意が必要です。 【鹿島槍ヶ岳〜爺ケ岳(中峰)】南峰からの下りはガレ場が続き大変滑りやすいので濡れている時などは特に注意が必要です。この後爺ケ岳までは、標高差も少なく大変穏やかな稜線歩きになります。しかし途中にはガレ場やザレ場などもあり浮き石などが大変に多いので特に下りでは転倒などには気をつけて通過する必要があります。 【柏原新道】大変よく整備されていますが、ひたすら長い距離を下るので注意散漫にならないように集中する精神力が必要です。 (zama) 五竜岳から八峰キレットまで険しい岩場とガレ場のアップダウンが続きます。 核心部は八峰キレットと五竜岳G4、G5であることは間違いないと思いますが、その他の区間も危険個所は随所にあるので、集中力を長時間維持し続ける気力と体力が求められます。 危険個所は鎖、ハシゴが備わっているので一歩一歩確実に集中して進めば大丈夫かと思います。 ただ、ホールドに不安定な岩もあるので、要注意です。 (satoyama) |
写真
感想
いやー疲れました!
当初計画は八方尾根・五竜・鹿島槍・赤岩尾根でしたが、私が赤岩尾根分岐〜種池山荘間を繋いでないので、zamaさんにお願いして爺ヶ岳を含めた計画になりました。
唐松頂上小屋から鹿島槍北峰までの稜線は長く険しく、先に進むにつれじわじわと足にきいてきました。
五竜岳からはずっとガスの中。
気温もぐんぐん下がり体も冷えてきました。
キレット小屋にたどり着いたときはほっとしました。
温かいコーヒーをいただき元気復活!
さあ、八峰キレットに行くぞー!
と気合を入れて外に出るとまさかの雨(泣)
気持ちを切り替え、レインウェアをさっと着込みいざ出発!
岩が滑りやすいので、zamaさんと声をかけあい慎重に進みました。
二人とも鹿島槍北峰にたどり着いたときはもうへろへろ(汗)
山頂で休憩していた人からは、二人がへろへろになって登る姿をみて、どこから来たの?と声をかけられたくらいです(笑)
でも、鹿島槍北峰からゴールまでは、これまでの険しさとは打って変わって穏やかな道が続き救われました。
ただ、赤岩尾根分岐を通過するときは、ここから下れたらなぁーとの思いがよぎったのは事実です(苦笑)
最後の柏原新道の下り一辺倒は長くつらい道のりでしたが、最後までzamaさんと集中を切らさず無事ゴールできました。
これでzamaさん、不帰の嶮を踏破すれば蓮華岳から白馬岳まで繋がるね。
その時は、よろしく!
今日は南真砂岳以来のsatoさんとのコラボ。台風の影響でやきもきしましたがなんとか天気も大丈夫そうなので予定通りに山行決行。今回もsatoさんがいろいろ計画してくれましたが自分の技量を考慮して八峰キレットの縦走と言う事に決定。ワクワクドキドキしていると、前日satoさんから「赤線をつなげるために柏原新道で下ろう」と言う事になり急遽計画を変更。あの激下りの柏原新道をまた下ると思うと・・・。そんな気持ちで当日を迎えました。集合が1時と言う事で早目の就寝をしましたがなかなか寝つけず、待ち合わせ場所で仮眠することにしました。するとsatoさんが到着。第一声が「眠いよ~」。おいおい二人とも寝不足でこのロングか。そんな思いを持って黒菱に到着。まわりはガスガスで一気にテンション下げ下げ。そのような中準備をしていざ出発。管理用通路の激坂を体に鞭打って登り、そして漆黒のハイキング路を歩きなんとか八方池山荘まで辿り着きました。ここからは今年二回目の唐松岳への山道。ヘッデンを点けて歩いていると、あっという間に唐松山荘に到着しました。途中、朝日や白馬三山のプチモルゲンそして富士山などが見られやっとテンションあげあげ。ここから五竜岳に向かうコースは先月歩いたばかりなので岩場などの感じもまだ体が覚えていたためここも前回と違って景色や花の写真を余裕を持って撮りながら歩くことができました。五竜だけ山頂では、ガスがかかってしまい360度の景色を堪能することはできませんでしたが、satoさんの思いで深い山なのでそこでしばし思いにふけってひと時を過ごしました。
でも、あまりここでのんびりしていられないので今日のメインイベントの八峰キレットに向かいました。時たま見せる岩陵はうわさ通りの荒々しい姿でとても緊張をしました。でも、経験豊富でつい先日ジャダルムを踏破したsatoさんの後を一歩一歩確実にたどって行くとあっという間に最初の核心部をクリアーしました。途中、疲れきった体と霧雨のため寒さで冷えきった体をキレット小屋のホットコーヒーで温め、ほっと一息つけました。体もこれで復活しいざ八峰キレットへLet'sGo!
キレット小屋からのはしごや鎖の急登がある八峰キレットは雨の為とても滑りやすく、途中には丸太や片側が切れ落ちているトラバースなどのバリエーションもあり変化に富んでいましたが慎重にかつ集中して臨みここも何とか無事にクリアー出来ました。ここまでも相当脚に来ていましたがsatoさんの的確な足運びを参考にケガなく通過でき本当にホッとしました。この八峰キレットを過ぎると自分の未踏の鹿島槍ヶ岳に到着しました。ここもガスガスで景色を見ることはできませんでしたが、ここまでの過程で大満足しとても達成感がありました。ここからは、激下りの柏原新道をクリアーすればミッションコンプリート。最後は足に相当きていましたが集中を切らさずsatoさんと二人で頑張りました。なんとか明るいうちに下山でき、これもすべてsatoさんの経験のたまものだと感じ感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとう。また、これからも楽しくて厳しい山行をよろしくね。本当にお疲れ様でした。
信じられませんが、信じます。
昔、北岳一泊の時出会った青年。
北岳は日帰りで、昨日は甲斐駒と仙丈を日帰り
しましたと( ̄▽ ̄)
当時は、ウソばっかしと内心思ってましたが、
今は信じます。
ど偉い奴は沢山いますね〜〜。
サトヤマ⁉さんとは名ばかりですね。
私がのんびり日帰りで歩いてるのが
里山ですから( ̄▽ ̄)
teheさん、コメントありがとうございます。
土曜日が休日でない仕事なので、日帰りメインの山行を続けているうちに
徐々に距離に対応できる体になってきました。
安全に長い距離を歩けるよう、山に行けないときもトレーニングだけは積んでます。
リタイア後はテント担いでのんびり歩きたいです
teheさん、コメントありがとうございます。
satoさんと行くときは、都合上結構ハードな山行になってしまいます。
自分もsatoさんと同じで毎日出来るだけ歩くようにして気持ち鍛えています。
これからは、歳も一つづつとっていくのでのんびりゆったりした山行を楽しんでいきたいと思います。
satoさん、こんばんは。
zamaさん、お久しぶりです。
さすがに早いね〜。それじゃ岩を楽しめて無いんじゃ無い?
朝焼けが綺麗 ナイトハイクが救われる瞬間ですね。
次は0時スタートですね
私も赤線は中の湯(釜トン)から繋げる予定です。はい、あくまでも予定です
計画ばかりで中々実行に移せない私です
kuniyanさん、こんばんは。
体に鞭打ってオジサン二人は頑張りましたよ〜
赤牛のために
本当はkuniyanさんみたいに岩を楽しみながら歩きたい(登りたい)ですね
kuniyanさんも夏になってスイッチ入りましたね
ジャン・不帰ノ嶮・穂高スゴすぎ
スタートも0時、完全に赤牛に照準合わせたかな
楽しみにしてます🎵
また、中の湯からの赤線繋ぎも応援しています
くにやん、コメありがとう!
相変わらずナイトは弱くスローペース
でも朝焼けに救われ、動画も結構撮りました
くにやんにそそのかされて、赤岩から柏原に変更しちゃったので
めちゃくちゃキツかったよ
でも、終わってみれば爺まで繋げて大正解
体は仕上がってきましたが赤牛は1泊にします
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