晴天の西穂高岳〜奥穂高岳縦走（安全登山祈念）

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月15日(月)

• GPS: 17:19
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,289m
• 下り: 2,323m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:09
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:14

8:02 西穂高口(千石平)
8:15 8:20 登山届出所
8:32 8:32 旧ボッカ道分岐
9:16 西穂山荘

2日目

• 山行: 9:53
• 休憩: 1:32
• 合計: 11:25

3:00 西穂山荘
3:18 3:19 西穂丸山
4:05 4:10 西穂独標
4:48 4:52 ピラミッドピーク
5:57 6:09 西穂高岳
7:24 7:25 間ノ岳
7:47 7:49 逆層スラブ
8:13 8:30 天狗岩
9:53 10:11 天狗のコル
11:01 11:07 ジャンダルム
12:24 12:45 馬の背
12:50 12:55 奥穂高岳
14:25 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:40

5:00 穂高岳山荘
7:00 7:15 白出大滝
7:40 7:45 重太郎橋
9:00 9:00 穂高平小屋
9:24 9:24 小鍋谷ゲート
9:40 新穂高温泉駅

コースタイムは、撮影した写真の時間から読み取って手書きしています。
ほぼ合ってると思います。

天候

13日：晴天のち曇り
14日：晴天のち曇り
15日：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高ロープウェイ しらび平駅の駐車場に駐車
ロープウェイでしらび平駅から西穂高口駅へ乗車

コース状況／危険箇所等

西穂独標までは一般ルート
西穂独標〜西穂高岳までは一般ルートだが、難易度が高くなるので、初心者は避けた方が良い
西穂高岳〜奥穂高岳はバリエーションルートでありクライミングスキル必要

その他周辺情報

新穂高ロープウェイ　しらび平駅の温泉へ入浴

写真

9/13 6:15

新穂高ロープウェイは2階建

9/13 6:18

笠ヶ岳がよく見えます

9/13 6:19

しらび平周辺

9/13 6:33

駅から少し登った所から笠ヶ岳が見えます

9/13 6:36

7時始発の30分前から結構ならんでます。トイレは駅の中しかないので、駅が開くまでトイレへ行けません(>_<)

9/13 7:55

ゴンドラの中から槍ヶ岳や周辺の山並みが見えます

9/13 8:01

西穂高口駅に到着

9/13 8:03

さあ出発です
快晴！

9/13 8:19

ここで登山計画書を届けました

9/13 8:37

木々の間から西穂の山並みが見えます

9/13 8:41

木々の間から笠ヶ岳

9/13 9:13

もうすぐ西穂山荘

9/13 9:15

西穂高山荘に到着
いい天気です(^^)

9/13 9:16

西穂山荘の前でパチリ

9/13 9:17

この時間、テント場は少なくて張りたい放題(笑)

9/13 9:38

今日は泊まるだけなので宴会用意はバッチリ

9/13 9:42

とっても天気良く気持ちいいです

9/13 9:43

美しい日本の北アルプスへようこそ

9/13 11:49

お昼の頃には、スゴイ人数の登山者でごった返してました

9/13 15:22

お昼を過ぎると狭いテント場もこんな感じですし詰め状態(^_^;
でも山小屋泊の方がもっと悲惨な状況だったらしい…

9/13 17:47

夕方、冷え込んできました。
次の日は3時に出発するので、早々に夕食を食べて寝ます

9/14 2:42

出発前の準備
気温は氷点下で、色んな所が凍ってました。あーさぶ(>_<)

9/14 3:02

ヘッドライトを点灯して、いざ出発

9/14 3:19

丸山に到着
まだ真っ暗です

9/14 4:06

西穂独標に到着
ここでも、まだ真っ暗

9/14 4:46

少し空が明るくなってきました

9/14 4:47

8峰(ピラミットピーク)に到着

9/14 4:49

そしてピラミットピークの道標

9/14 5:04

ピラミッドピークぐらいで、だいぶ空が明るくなってきました

9/14 5:17

明るくなって、ヘッドランプは不要になりました

9/14 5:17

西穂独標、焼岳、遠方には乗鞍岳を観る

9/14 5:17

雲海が見えます

9/14 5:17

4峰に到着

9/14 5:19

さらに明るく

9/14 5:19

3峰に到着

9/14 5:28

白山方向
空が赤く染まってきた

9/14 5:35

西穂高山頂手前で、焼岳そしてその奥にある乗鞍岳も赤く染まってきた〜

9/14 5:35

前穂高の方向も明るくなってきた

9/14 5:43

前穂高からの御来光〜(*^_^*)

9/14 5:44

うお〜周りがもっと赤く染まってすごい光景

メンバーのカメラで自分を撮ってもらった写真
西穂山頂手前の急登にて
バックには独標や他の峰がキレイに見えています

メンバーのカメラで自分を撮ってもらった写真
西穂山頂手前の急登にて
一番お気に入りの写真です(*^_^*)

9/14 5:54

もう少しで西穂高岳山頂
どんどん登っていこう

9/14 5:58

夜が明けた西穂高山頂から、焼岳そして乗鞍岳を眺める

9/14 5:59

槍ヶ岳からの稜線がバッチリ見える
でも槍ヶ岳までは行けないよ〜

9/14 6:01

西穂高山頂で記念撮影
ここまでは一般登山ルート

9/14 6:04

縦走する他パーティ、結構多いです

9/14 6:05

西穂高岳山頂で御来光

9/14 6:09

さあ、これから北アルプス屈指の縦走難ルートへ挑みます

9/14 6:11

急勾配をトラバースしながら降りていきます。

9/14 6:12

岩陵帯歩きが続きます

9/14 6:13

ペンキを確認しながらルートファインディング

9/14 6:14

笠ヶ岳

9/14 6:17

9/14 6:18

9/14 6:22

9/14 6:23

これからクライムダウン
高度感すごい(>_<)

9/14 6:29

クライムダウン中に振り返ってパチリ

9/14 6:39

クライムダウン後に先程の場所を下からパチリ
沢山の登山者が降りてますね〜

9/14 6:41

次の登りの途中から振り返って

9/14 6:42

手前が赤岩岳と奥には間ノ岳

9/14 6:51

赤岩岳山頂から間ノ岳を観る

9/14 6:51

振り返って、ゲキ降りのクライムダウンと奥には、西穂高岳山頂

9/14 6:54

さあ、間ノ岳へ

9/14 7:10

振り返ってパチリ

9/14 7:11

これから間ノ岳山頂へ

9/14 7:11

振り返って、赤岩岳

9/14 7:17

間ノ岳山頂直下の急登

9/14 7:22

間ノ岳山頂から、西穂高岳方向をパチリ

9/14 7:24

上高地方向

9/14 7:25

これから進む、天狗岩方向
険しい登山道が続きます

9/14 7:38

間ノ岳の尾根を歩く

9/14 7:39

これから間天のコルへ
左(飛騨方向)へ巻いて、トラバース

9/14 7:40

トラバースしながら降りていく

9/14 7:47

間天のコルに到着
逆層のスラブ状になって登りにくそうだけど、クサリがあるのでなんとかなる

9/14 7:48

間天のコルから晴天の笠ヶ岳が映える

9/14 7:48

振り返って、トラバースしながら降りてきた所をパチリ

メンバーのカメラで自分を撮ってもらった写真
逆層スラブを登っているところ
つかむ所が少ない厳しい箇所にクサリがあります

9/14 7:51

逆層スラブを登っていく
岩が濡れていたら、難易度が更に高くなる

9/14 8:00

後ろを振り向くと間ノ岳の眺望が…
すごい形状だけど登ってきたのだ〜

9/14 8:10

天狗岩に登ってる途中から振り返ってパチリ
尖った山並みを歩いていた事がわかる

9/14 8:10

天狗岩の山頂は、もうすぐ

9/14 8:10

天狗岩山頂域から、笠ヶ岳
いつ観ても素晴らしい眺望

9/14 8:13

天狗岳山頂に到着

9/14 8:20

ここから降って、天狗のコルへ
先にはジャンダルム

9/14 8:20

振り返って、間ノ岳と西穂高岳
その奥には、焼岳と乗鞍岳を観る
眺望が素晴らしい

9/14 8:21

吊尾根方向

9/14 8:28

上高地方面

9/14 8:28

ちょっと歩き始めて振り返ってパチリ
手前が天狗岩山頂で、奥に見えるのは間ノ岳と西穂高岳山頂
右側奥には、焼岳と乗鞍岳を観る
いつ撮影しても眺望いいね！！

9/14 8:29

天狗のコルへ降りていく
ここも気が抜けないポイント

9/14 8:29

一旦、平坦な尾根になっているが、その先は切れ落ちてます

9/14 8:32

左側は断崖絶壁で切れ落ちてます(>_<)

9/14 8:34

メンバーは気にせずサクサク通過

9/14 8:34

平気で立ってるし(^^;;

メンバーのカメラで自分を撮ってもらった写真
ここが一番びびったところ
この下、すぱ〜んと切れ落ちてます(T-T)

9/14 8:46

左側にトラバースします

9/14 8:46

ルートは厳しいけど、景色が素晴らしい

9/14 8:46

ゲキ降り
落ちたら大怪我以上ですね(^^;;

9/14 8:56

降りてきた所を振り向いてパチリ
交代で登り降りしています
テント装備で縦走しているパーティ結構いました

9/14 9:13

振り向いて天狗岳
すごい山の形ですね

9/14 9:14

上高地の方向

9/14 9:14

傾斜がなだらかになって、ちょっとホッとする登り

9/14 9:28

振り向いて、登ってきた所をパチリ

9/14 9:28

垂直壁の登り前で少し休憩

9/14 9:29

間天のコルから、岳沢とその奥には上高地の眺望がすばらしい

9/14 9:36

垂直のクサリ場…こんな所も登りました(^_^;

メンバーのカメラで撮ってもらった写真
天狗のコル手前の登り
この辺りは必死だったので、自分のカメラで撮る余裕がありませんでした(^_^;

9/14 9:50

西穂高方向にヘリがホバリングしてた。パトロールにしては何度も来るとは思っていたが…

9/14 10:07

天狗のコルから、吊り尾根そして前穂高を望む

9/14 10:30

ガスってきました

9/14 10:40

9/14 10:43

やっとジャンダルム手前に到着
でもやっぱりガスがやってきた

9/14 10:54

ジャンダルム下に荷物をデポして登ります。
結構ガレガレの登り
岩を落とさないように注意して。

9/14 11:05

憧れのジャンダルムでハイポーズ(^_^)/
ガスの合間から穂高岳山荘を観ることができました。

9/14 11:12

荷物をデポしているポイントへ戻ります

9/14 11:13

クサリ場あり

9/14 11:18

荷物を担いで、またクサリ場を登る。ジャンダルム山頂は左だか、次のルートは右方向へトラバース

9/14 11:32

振り向いて、ジャンダルムを望む…完全にガスっちまった〜

9/14 11:36

この辺りがロバの耳だが、ガスって分かりませんでした

9/14 11:49

恐らくロバの耳からの下り

9/14 12:02

コルまで降りてきた

9/14 12:05

次の登りに進む

9/14 12:05

振り返って、やっぱりロバの耳。。。だと思う

9/14 12:21

ガスってるけど、この先には馬の背

9/14 12:23

やっと馬の背まできた〜
ナイフエッジに切れている
この時点でかなりバテ気味(>_<)

9/14 12:25

馬の背は、ホールド良くて意外と登りやすい
ガスったので高度感が和らいでまあそれ程には苦無く登れました。バテながらだったけど(^_^;

9/14 12:33

馬の背ピーク
この辺りはもう大丈夫

9/14 12:46

奥穂高岳山頂へ
ガスって景色みえないですね

9/14 12:50

奥穂高岳山頂に到着(^_^)/
ここまでは、ほぼコースタイム通り

9/14 12:53

振り返って、馬の背、ジャンダルム方向
ガスって全く見えてません

9/14 12:54

穂高岳山荘へ降りて行く最中に、再び振り返ってパチリ
やっぱり、馬の背やジャンダルムはガスって見えません

9/14 12:56

さあ、穂高岳山荘へ行って早く休もう
バテてます〜

9/14 12:57

ムムっ、この先
渋滞してるぞ(^^;;

9/14 14:01

渋滞してて足止め
待ってる間、カラダが冷えるのでダウンを着込みました

9/14 14:03

穂高山荘前のハシゴの場所で、登り下りのすれ違いの大渋滞。
結局通過に2時間(^_^;

9/14 14:38

やっとハシゴを降りて穂高岳山荘到着
涸沢を観る

9/14 14:38

穂高岳山荘は大混雑で、山荘建物周辺もテント場に

9/14 14:39

夕方までハシゴ渋滞終わらず(^_^;

9/14 14:41

ここにテントを建てました

9/14 14:41

ガスってます

9/14 17:25

夕方の涸沢

9/14 17:25

9/15 4:50

朝4時50分。早朝から奥穂高を登る人達でまた渋滞が始まる…(^_^;

9/15 5:00

朝5時〜夜明け前、涸沢方向に幻想的な眺望
でももう下山するのよ〜(>_<)

9/15 5:28

白出沢出合経由で下山
笠ヶ岳上空で一直線に赤く染まる(*^_^*)

9/15 5:49

ガレ場が歩きにくい

9/15 6:22

雪渓、見っけ

9/15 6:22

結構大きな雪渓でした

9/15 6:32

長いガレ場から笠ヶ岳を眺める

9/15 6:46

笠ヶ岳を観ながら、どんどん降りていきます

9/15 7:03

荷継沢に到着
ここで休憩

9/15 7:33

天狗沢かな

9/15 7:46

重太郎橋を渡って、振り返ってパチリ
こりゃ増水時は渡れないやろうな〜

9/15 7:47

日出岩切道

9/15 8:27

白出沢出合
林道との分岐点に到着

9/15 8:46

林道歩きが続く

9/15 9:00

穂高平小屋

9/15 9:17

登山道と林道の分岐

9/15 9:24

林道入口

9/15 9:35

新穂高温泉駅の登山ポスト

9/15 9:52

新穂高温泉駅到着〜無事下山

撮影機器：

iPhone 5 Apple

Nikon 1 V1 ニコン

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ シェラフ ヘルメット スリング カラビナ

共同装備

調理用食材 テント テントマット

感想

climber_rm

【過去の山行記録をアップしました】（2017.10.15）
西穂高岳〜奥穂高岳縦走へ初チャレンジしようとされる方の安全登山に、少しでも貢献できれば幸いです。

このコースは、クサリやペンキで一部整備はされていますが、遭難事故多発地帯であり、一定以上の体力とクライミングスキル、ルートファインディングスキルを要します。単独山行は極力避け、経験者との同行をお勧めします。
また、霧や雨で岩濡れすると難易度が更に高くなる箇所もあるので、天候悪化が予想される場合は入山を避けた方が良いです。この山域の天候傾向として、朝は天候良くても午後はガスが発生し急に悪化することもあるので、お昼頃までには通過できる行動計画がお勧めです。

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当時の感想を思い起こして記します。

2014年8月に涸沢ベースでの穂高岳夏山合宿（北穂高、奥穂高）へ行った後、山岳会の事務所で何気なくまた行きたいなぁと仲間と話してたら、じゃあ今度は西穂高〜の縦走に行こうかと2週間程前に今回の縦走が決まっちゃいました。
4人パーティでしたが、1人は西穂高山荘から焼岳方面へハイキングへ向かう計画ということで、3人で西穂高〜奥穂高へ縦走。まあ今回のルート初心者は私だけなので、メンバー2人に連れて行ってもらう形になりました。
3000m級の高山及び20kg近い荷物を担いでの縦走で、最後はバテバテになってしまったけど、ほぼコースタイム通りの時間でなんとか達成しました(^_^)/
一緒に登ったメンバー2人は、重たい荷物でも平気でペースも早くて途中待ってもらうことが多かったです。バリバリのクライマーさんはやっぱり強い。。。強すぎる。。。