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Yamareco

記録ID: 129339
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

風雨の北アルプス縦走(室堂〜薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜新穂高温泉)

2011年08月16日(火) 〜 2011年08月21日(日)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
32:34
距離
44.3km
登り
3,306m
下り
3,564m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/17:
8:00室堂-9:15浄土山-9:55龍王岳-11:30獅子岳-12:15ザラ峠-13:10五色ヶ原(テント泊)
8/18:
5:45五色ヶ原-7:00鳶山-8:25越中沢岳-10:50スゴ乗越-12:50スゴ乗越小屋(小屋泊)
8/19:
6:05スゴ乗越小屋-7:15間山-8:35北薬師岳-9:30薬師岳(10:00出発)-10:30薬師岳山荘-11:15薬師峠キャンプ場(テント泊)
8/20:
5:20薬師峠キャンプ場-7:20北ノ俣岳(上ノ岳)-10:25黒部五郎岳(10:45出発)-12:40黒部五郎小屋-14:35三俣蓮華岳-16:00中道ルート分岐-16:15双六小屋(小屋泊)
8/21:
6:55双六小屋-7:55弓折乗越-8:20鏡平山荘-10:10登山口-10:35わさび小屋-11:25新穂高温泉(入浴)-中崎山荘奥飛騨の湯(食事)
天候 8/17雨のち曇り(夜雨) 8/18曇のち晴れ(夜雨) 8/19雨のち晴れ(夜雨) 8/20雨(夜雨) 8/21雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路(8/16〜17):22:30新宿(新宿駅西口都庁大型バス駐車場発,WILLER TRAVEL株式会社,13000円)-6:50室堂バスターミナル
復路(8/21):13:30新穂高温泉バス停(松本新穂高温泉線,2800円)-15:30松本駅(16:30発あずさ,6910円)-19:20新宿駅
コース状況/
危険箇所等
8/17(室堂-五色ヶ原)
ルート:危険箇所は特に無し。鬼岳付近の残雪も少ない。浄土山山頂付近とザラ峠は風強し。
五色ヶ原キャンプ場:五色ヶ原山荘から遠い(15分程度)。水は煮沸必要。トイレは綺麗でない。
8/18(五色ヶ原-スゴ乗越小屋)
ルート:越中沢岳までの登りは緩やか。越中沢岳からスゴ乗越小屋まではアップダウンが大きく体力必要。
スゴ乗越小屋:小屋は小さめ。煮沸の不要な水が豊富。朝食は普通(ちょっと貧しい?)。トイレは和式のみ。寝床は二段ベッドで大部屋のみ。
8/19(スゴ乗越小屋-薬師峠キャンプ場)
ルート:岩場少なく危険箇所は無し。薬師峠への下りで薬師平以降は大雨の影響で少し沢と化していた。
薬師峠キャンプ場:テント場は広いが、南東(雲の平方面)に向かって全体的に傾斜している。太郎平小屋からは遠い(15分程度)。水は煮沸不必要。トイレは簡易水洗。13時〜17時くらいは管理人小屋が開いており、そこでテント料金支払い、ビール等が販売されている。水晶岳方面の景観が良い。
太郎平小屋:昼食だけ頂いた。生ビール販売(1000円)。ネパールカレーというものを去年提供していたが、今年はなくなっていた。黒部五郎岳から水晶岳の景観が良い。
8/20(薬師峠キャンプ場-双六小屋)
ルート:黒部五郎岳の取り付きまでが遠い。ピークへの急登は長いが危険箇所は無し。雨天で濃霧だったので下りは稜線ルートにしたが、初めは岩場の連続で後はだらだらとした道で長い。黒部五郎小屋からは、初めは樹林帯の急登。三俣蓮華岳への登りは危険箇所なし。ピークには風除けがなく、雨天強風時は非常に寒い。双六小屋への下りには中道ルートを採用したが危険箇所は無し。
双六小屋:4,5人の個室と大部屋がある。2階建てで大きく、従業員も小屋番というよりサービス業のバイトのようだった。炊事場は寒い。食べてないが夕食には天ぷららしきものが出ていて豪勢。朝食を頂いたが普通。トイレは和式と洋式があり水洗でトイレットペーパーも流せる。生ビールあり。乾燥室も大きく24時間稼働しているがレインウェアやザック、靴は干せない。
8/21(双六小屋-新穂高温泉)
ずっと沢筋を下っていく下りルート。危険箇所はないが、連日雨天だったので泥濘や増水に注意。舗装路に入ってからは川沿いの単調な緩やかな下り。舗装路のゲートにある入浴施設は500円(施設名を失念)で、食事は取れないが、雨天時には新穂高温泉のバス停まで送迎してくれる。バス停近くの中崎山荘奥飛騨の湯は入浴料800円で、800-2000円くらいの食事ができる。
室堂バスターミナル(8/17)
室堂バスターミナル(8/17)
浄土山への登山口(8/17)
浄土山への登山口(8/17)
浄土山山頂(8/17)
龍王岳山頂。時間には余裕があったのでトラバースせずに寄り道。(8/17)
龍王岳山頂。時間には余裕があったのでトラバースせずに寄り道。(8/17)
鬼岳のチョット先で雪渓をトラバース
鬼岳のチョット先で雪渓をトラバース
獅子岳(8/17)
ザラ峠を見下ろす(8/17)
ザラ峠を見下ろす(8/17)
五色ヶ原山荘までもう少し。ファイトの文字が(8/17)
五色ヶ原山荘までもう少し。ファイトの文字が(8/17)
五色ヶ原山荘(8/17)
五色ヶ原山荘(8/17)
五色ヶ原山荘の炊事場でビールと翌日の行程を考える。ずっと雨になりそうだから、黒部湖に下山しようかと弱気になる(8/17)
五色ヶ原山荘の炊事場でビールと翌日の行程を考える。ずっと雨になりそうだから、黒部湖に下山しようかと弱気になる(8/17)
夕方からは少し晴れ間が(8/17)
夕方からは少し晴れ間が(8/17)
今回のテントはブラックダイヤモンドのハイライト。円高還元個人輸入品(8/17)
今回のテントはブラックダイヤモンドのハイライト。円高還元個人輸入品(8/17)
雨が降ってきたのでテント内で炊事。前室ないからチョット不便(8/17)
雨が降ってきたのでテント内で炊事。前室ないからチョット不便(8/17)
2日目。五色ヶ原からスゴ乗越の小屋まで(8/18)
2日目。五色ヶ原からスゴ乗越の小屋まで(8/18)
越中沢岳の稜線に雷鳥がいた。天気が悪いのでこれから毎日お会いすることに(8/18)
越中沢岳の稜線に雷鳥がいた。天気が悪いのでこれから毎日お会いすることに(8/18)
越中沢岳。ここまでは軽快な道のり。(8/18)
越中沢岳。ここまでは軽快な道のり。(8/18)
スゴノ頭への登り。越中沢岳以降はアップダウンが多い(8/18)
スゴノ頭への登り。越中沢岳以降はアップダウンが多い(8/18)
スゴ乗越。天気が良くなってきたので小休憩(8/18)
スゴ乗越。天気が良くなってきたので小休憩(8/18)
スゴ乗越小屋。小さくて当に小屋って感じの趣き。(8/18)
スゴ乗越小屋。小さくて当に小屋って感じの趣き。(8/18)
しばらく誰も居なかったので、盛大に道具を干す。(8/18)
しばらく誰も居なかったので、盛大に道具を干す。(8/18)
晴れてくると赤牛岳や烏帽子岳がよく見えたが、この写真は違うかな(8/18)
晴れてくると赤牛岳や烏帽子岳がよく見えたが、この写真は違うかな(8/18)
この日は朝食付きで小屋止まり。衣類と道具を乾燥させ、体も休める(8/18)
この日は朝食付きで小屋止まり。衣類と道具を乾燥させ、体も休める(8/18)
3日目。遂に第一の目標、薬師岳へのアタック(8/19)
3日目。遂に第一の目標、薬師岳へのアタック(8/19)
間岳の北面には雪渓(8/19)
間岳の北面には雪渓(8/19)
間岳山頂(8/19)
薬師への稜線へ取り付く(8/19)
薬師への稜線へ取り付く(8/19)
ここにも雷鳥達が。(8/19)
ここにも雷鳥達が。(8/19)
よく薬師と間違えて残念な気持ちになるという北薬師岳。ちゃんと地形図見てたんで騙されなかった(8/19)
よく薬師と間違えて残念な気持ちになるという北薬師岳。ちゃんと地形図見てたんで騙されなかった(8/19)
北薬師岳(8/19)
ここから一回下って本物の薬師岳へ。薬師如来の御加護か、雨も上がった(8/19)
ここから一回下って本物の薬師岳へ。薬師如来の御加護か、雨も上がった(8/19)
薬師岳山頂到着。(8/19)
薬師岳山頂到着。(8/19)
薬師岳山頂(8/19)
1963年に起きた愛知大学山岳部大量遭難の慰霊碑(8/19)
1963年に起きた愛知大学山岳部大量遭難の慰霊碑(8/19)
行先が見える喜び(8/19)
行先が見える喜び(8/19)
2010年に新装された薬師岳山荘。この時はちょっとだけ黒部五郎岳へ足を伸ばそうかと思っていたから素通り。結局行かなかったから後で公開。コーヒーでも飲めば良かった(8/19)
2010年に新装された薬師岳山荘。この時はちょっとだけ黒部五郎岳へ足を伸ばそうかと思っていたから素通り。結局行かなかったから後で公開。コーヒーでも飲めば良かった(8/19)
山荘以降はしばらく木道。池塘がいっぱい(8/19)
山荘以降はしばらく木道。池塘がいっぱい(8/19)
薬師峠キャンプ場。写真取り忘れたが、木道と峠の間は大雨の影響で軽い沢と化していて、大変な下りだった(8/19)
薬師峠キャンプ場。写真取り忘れたが、木道と峠の間は大雨の影響で軽い沢と化していて、大変な下りだった(8/19)
太郎平小屋へ向かう道すがらに花々を観察(8/19)
太郎平小屋へ向かう道すがらに花々を観察(8/19)
太郎平小屋。テン場から遠い(8/19)
太郎平小屋。テン場から遠い(8/19)
ネパールカレーというものがあると道中聞いていたので期待したが、普通のカレーしか無かった。去年だけの限定メニューだったようだ(8/19)
ネパールカレーというものがあると道中聞いていたので期待したが、普通のカレーしか無かった。去年だけの限定メニューだったようだ(8/19)
だいぶ晴れ渡って、水晶や祖父岳、黒部五郎岳の稜線も見えた(8/19)
1
だいぶ晴れ渡って、水晶や祖父岳、黒部五郎岳の稜線も見えた(8/19)
早く行動を終えたので、ビールも飲んだしコーヒーも飲んだ。(8/19)
早く行動を終えたので、ビールも飲んだしコーヒーも飲んだ。(8/19)
到着時は自分しかテントがなかったが、小屋から戻ると20張程になっていた。(8/19)
到着時は自分しかテントがなかったが、小屋から戻ると20張程になっていた。(8/19)
ここのテン場は施設が充実。トイレも簡易水洗で快適(8/19)
ここのテン場は施設が充実。トイレも簡易水洗で快適(8/19)
家の中(8/19)
4日目。今回の山行で一番長い工程、薬師峠キャンプ場から双六小屋まで。3時過ぎに起きて、ゆっくり準備して行動開始(8/20)
4日目。今回の山行で一番長い工程、薬師峠キャンプ場から双六小屋まで。3時過ぎに起きて、ゆっくり準備して行動開始(8/20)
太郎平小屋の裏で雲ノ平との分岐。(8/20)
太郎平小屋の裏で雲ノ平との分岐。(8/20)
しばらくは木道。ここも池塘。天気が良ければ気持ちいいんだろうな〜(8/20)
しばらくは木道。ここも池塘。天気が良ければ気持ちいいんだろうな〜(8/20)
北ノ俣岳から黒部五郎岳方面を見る。平坦な道(8/20)
北ノ俣岳から黒部五郎岳方面を見る。平坦な道(8/20)
北ノ俣岳山頂(8/20)
北ノ俣岳山頂(8/20)
いくつものピークを巻きつつ黒部五郎岳の取り付きに向かう。視界が50〜100mで現在地の同定も難しく、なかなか辿り着かないので焦ってた(8/20)
いくつものピークを巻きつつ黒部五郎岳の取り付きに向かう。視界が50〜100mで現在地の同定も難しく、なかなか辿り着かないので焦ってた(8/20)
黒部五郎岳へ取り付く。(8/20)
黒部五郎岳へ取り付く。(8/20)
カールと山頂への分岐(8/20)
カールと山頂への分岐(8/20)
黒部五郎岳山頂。視界ゼロw(8/20)
黒部五郎岳山頂。視界ゼロw(8/20)
視界が悪いので、山と高原地図にある説明の通り稜線ルートを使って下山。山頂からはしばらく険しい岩場。危なくはないが雨で濡れていることと、誰も着いて来る人もいないので、絶対に怪我しちゃ駄目だと慎重に下った(8/20)
視界が悪いので、山と高原地図にある説明の通り稜線ルートを使って下山。山頂からはしばらく険しい岩場。危なくはないが雨で濡れていることと、誰も着いて来る人もいないので、絶対に怪我しちゃ駄目だと慎重に下った(8/20)
黒部五郎岳の稜線にも雷鳥さん達(8/20)
黒部五郎岳の稜線にも雷鳥さん達(8/20)
岩場が過ぎるとなだらかな下りに。(8/20)
岩場が過ぎるとなだらかな下りに。(8/20)
黒部五郎小屋。ここでラーメンを食べて熱量補給。ここから三俣蓮華岳へ再び500mの登り返し(8/20)
黒部五郎小屋。ここでラーメンを食べて熱量補給。ここから三俣蓮華岳へ再び500mの登り返し(8/20)
小屋からの急登を終えて三俣蓮華岳に取り付く(8/20)
小屋からの急登を終えて三俣蓮華岳に取り付く(8/20)
三俣山荘と山頂への分岐。ここで双六小屋まで行くか三俣のテン場に向かうか悩むが、取り敢えずピークは踏もうと決意(8/20)
三俣山荘と山頂への分岐。ここで双六小屋まで行くか三俣のテン場に向かうか悩むが、取り敢えずピークは踏もうと決意(8/20)
三俣蓮華岳の稜線(8/20)
三俣蓮華岳の稜線(8/20)
三俣蓮華岳山頂。誰も居ない、風除けもない。低体温症が怖いのでそそくさと後にする。(8/20)
三俣蓮華岳山頂。誰も居ない、風除けもない。低体温症が怖いのでそそくさと後にする。(8/20)
双六小屋へ降りることに(8/20)
双六小屋へ降りることに(8/20)
黒部五郎小屋で中道ルートが近いと聞いていた(8/20)
黒部五郎小屋で中道ルートが近いと聞いていた(8/20)
最後の急坂を駆け下りると突然ドデカイ小屋が現れた。(8/20)
最後の急坂を駆け下りると突然ドデカイ小屋が現れた。(8/20)
立派な双六小屋。服も靴もベチョベチョで、雨の中テントを張る気力もないので朝食付きの小屋泊まり(8/20)
立派な双六小屋。服も靴もベチョベチョで、雨の中テントを張る気力もないので朝食付きの小屋泊まり(8/20)
室内。ここでアウトドア好きな素敵なおじ様達と消灯9時まで酒を飲んで語らった(8/20)
室内。ここでアウトドア好きな素敵なおじ様達と消灯9時まで酒を飲んで語らった(8/20)
5日目。あとは新穂高温泉へ下るだけ。(8/21)
5日目。あとは新穂高温泉へ下るだけ。(8/21)
双六小屋のテン場。2,3張あった。(8/21)
双六小屋のテン場。2,3張あった。(8/21)
弓折岳の分岐(8/21)
弓折岳の分岐(8/21)
靄の中に鏡平小屋が現れた(8/21)
靄の中に鏡平小屋が現れた(8/21)
小屋裏には板間?テン場かな(8/21)
小屋裏には板間?テン場かな(8/21)
雨で水量も多い(8/21)
雨で水量も多い(8/21)
延々と2600mから1000m以上下って登山口が見えてきた(8/21)
延々と2600mから1000m以上下って登山口が見えてきた(8/21)
双六小屋への登山口。(8/21)
双六小屋への登山口。(8/21)
後は舗装路を延々と歩くだけ。(8/21)
後は舗装路を延々と歩くだけ。(8/21)
わさび平小屋(8/21)
わさび平小屋(8/21)
この写真をとったときには、カメラのレンズも曇り、液晶も色がおかしくなってカメラが死にかけてた(8/21)
この写真をとったときには、カメラのレンズも曇り、液晶も色がおかしくなってカメラが死にかけてた(8/21)
名前は失念したが舗装路のゲートにある入浴施設。時間もないので取り急ぎ入浴(8/21)
2011年08月21日 11:24撮影 by  iPhone 3G, Apple
8/21 11:24
名前は失念したが舗装路のゲートにある入浴施設。時間もないので取り急ぎ入浴(8/21)
バス停近くの中崎山荘に移動して食事(8/21)
2011年08月21日 12:36撮影 by  iPhone 3G, Apple
8/21 12:36
バス停近くの中崎山荘に移動して食事(8/21)
取り敢えず生ビール(8/21)
2011年08月21日 12:20撮影 by  iPhone 3G, Apple
8/21 12:20
取り敢えず生ビール(8/21)
梅の入ったカレーを食う。山から降りてきた後だから、休憩室にあった山岳救助隊の隊員記録に涙したw(8/21)
2011年08月21日 12:25撮影 by  iPhone 3G, Apple
8/21 12:25
梅の入ったカレーを食う。山から降りてきた後だから、休憩室にあった山岳救助隊の隊員記録に涙したw(8/21)
撮影機器:

感想

1.感想
2.ウェア情報
3.食料情報

1.感想
テン泊2日+小屋泊2日で、小屋には二日目と四日目に泊まった。
ルート設定は、薬師にしろ黒部にしろ、登りのきつい、長い方から入っていったので大変だった。

足は両足とも靴擦れしてイタイイタイ
靴下だが、足指ソックス+厚手ソックスにしている。
原因で思い当たる点としては、
・足指ソックスが踝までしかないから踵が擦れやすくて具合が悪いのかもしれない。
・上記組み合わせだと少し踵が緩い気がする。どちらかもしくは両方とも厚さを増した方がいいのかもしれない
・登りの歩き方が力を入れすぎかもしれない。もうちょい小股でスタスタ歩いた方がいいかもしれない。
などです。

靴もレインウェアもは3-5日はべちょべちょで、防水ソックスを忘れたのが痛いが、毎日降ると防水もゴアもくそも無い。
靴もレインウェアも満遍なく浸透してきた感じだが、初めはちょっと足裏ぬれてきたかなーと思ったので、ソールと皮との縫い目からかも知れない。
縫い目にもテントのシールを打ってみるかなw(皮だと打てないか)
カッパは新しいマーモットのゴア(Pro Shell)。普段使ってない合羽なので新品同然なのだが、腕(たぶんザックとの接触点あたり)やポケット周りからぬれ始めた。圧力がかかるところや縫い目、ファスナー部は当然弱いようです。
合羽は浸水しなくても、どうせ汗でベトベトになるので、合羽の性能より下に着ているものの衣類が重要だなと感じた。
下からFTのスキンメッシュ半袖、化繊の半そでTシャツ、化繊の長袖Tシャツ、合羽、というレイヤリングだったが、これはこれでまあまあよかった。
試してみたいのが、CWXやskinzの上半身に着る長袖サポートタイツ。タイツが分厚い皮膚のような感じになってくれるので、べとつきが感じにくいんじゃないかと思う。

テントはブラックダイヤモンドのハイライトを投入。
前室無くてもなんとかなるが、雨の日の炊事がチョイ面倒で、室内で細々やった。
五色ヶ原のテン場で横殴りの風雨に遭い、雨が入るのでベンチレーションを閉めたら、結構結露した。シングルウォールだとシェラフカバー必須だ。

2日目にスゴ乗越小屋で小屋泊まりを入れたので、衣類とテントを干せたんで良かった。あと4日目も土砂降りだったためと、双六に着いた時間が16時過ぎていたので、小屋どまりに変更。

4日目が一番雨が降ったため、低体温症にはならないように気をつけて行動。
食事や行動食を取って行動している間は、ずぶ濡れ合羽でも体から熱を出すので問題ない。三俣蓮華に上がる前に黒部五郎小屋でラーメンを頂いた。時間に追われてたんで食事をとるかどうか迷ったが、飯食っとけば遅くなっても大丈夫だろうという判断。
水も体内に熱量があれば摂取しても寒くはならない。
問題はピークで行動を停止したときで、今回のように2800m以上だと寒い寒い。
黒部五郎岳と三俣蓮華岳のピークには、眺望も良くなかったし、それぞれ10分くらいしか滞在しなかった。

今回初めての4泊山行&5日連続風雨という状況で、ちゃんと準備すれば良かったものを以下に記載。
シェラフカバーやシーツ、防水ソックス、レインウェアを着る時用のパンツ、寝るときのパンツ、テルモス、胡椒などの香辛料(寒いんで暖かくなれる薬味が欲しかった。)、防水カメラ(5日目に液晶が一時死んだが帰宅したら復活したw)

2.ウェア情報
・下半身:サポートタイツ(CWX)、ロングパンツ(Mammut)
・上半身:化繊ベースレイヤー(FineTrack)、化繊半袖Tシャツx2(mont-bell/Marmot)、化繊長袖Tシャツ(mont-bell)、フリース(Mammut)
・合羽:Marmot上下(Gore-Tex Pro Shell)
・足回り:Goro S8、5本指ソックスx2、厚手靴下x2

3.食料情報
以下の食料をほぼ完食。
・アルファ米(2食)x2、ラーメンx4、ドライカレー、カレー(フリーズドライ)
・チョコバーx12、粉末アミノ酸x12(4日間x3の計算)、チョコレートx10ケ
1日目:朝食(コンビニパン)、昼食(行動食)、夕食(ラーメン+ライス)
2日目:朝食(ラーメン+ライス)、昼食(カレーライス)、夕食(カレーライス+ラーメン)
3日目:朝食(小屋)、昼食(小屋)、夕食(失念。。。)
4日目:朝食(ラーメン+ライス)、昼食(行動食)、夕食(ドライカレー)
5日目:朝食(小屋)、昼食(下山後温泉で)

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コメント

haniwa333さん、こんばんは。
北アの大縦走お疲れ様でした。

雨が多い中大変でしたね。
濡れモノが増える中、衣類や靴の乾燥が重要になるのが良くわかりました。
雨の中、双六からの出発は気が重かったことでしょう。

デジカメもレンズが曇り気味で山行の大変さが良く伝わってきました
ちなみに、防水カメラはソニーのTX-10がお勧めです。
2011/8/23 21:24
MATSUさんへ
コメント有難うございます。
天気がよければ最高だったのですが、3日目の薬師でちょっと晴れただけでも十分報われた気分です。
ずっとリコーユーザーだったので、TX10は初耳です。近々Nikonからも防水デジカメが出るそうなので、そろそろ防水カメラを検討してみたいと思います。
2011/8/23 23:58
はじめまして。
私も、19日に薬師峠にテント泊しました。
天気が良かった?のは、この日ぐらいでその他は、小屋泊してしまいました。
「ちゃんと準備すれば良かった物」シリーズはごもっともと納得してしまいました。私自身、相棒に靴下・ズボン・パンツまで貸す羽目になってしまい、ずーっと同じスタイルで山行する事になってしまいました。
今回の、雨登山は雨・川の様な登山道と修行の様になってしまいましたね。
私のカメラも、撮影中は昭和のテレビの様に、四隅が曇ってアウトドア様のカメラの購入を考えさせられました。
2011/8/26 19:02
tsusshiさんへ
ありがとうございます。
確かに19日だけは天気よくて良いテント泊でした。
僕のカメラも曇っただけでなく、液晶の色がおかしくなったりしてしまいました。防水デジカメ欲しいですね。
2011/8/28 1:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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