谷川岳国境縦走(天神平〜本峰〜平標)

2011年09月09日(金) 〜 2011年09月10日(土)

• GPS: 30:15
• 距離: 25.0km
• 登り: 2,873m
• 下り: 2,574m

コースタイム

9:30土合駅-10:00天神平-12:15谷川岳肩の小屋(素泊まり)-トマの耳往復
5:00小屋発-5:50オジカの頭-7:50万太郎-10:20エビス大黒-11:45仙ノ倉(昼食)
12:15仙ノ倉-13:00平標-14:10松手山-15:30バス停
15:50バス停-16:26越後湯沢駅17:56-18:15土合駅

天候

1日目晴れ、2日目霧、晴れ、曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

　登山道はしっかりしています。笹を刈った後で濡れていると滑りやすいかも知れません。ガレ場も少なく全体に歩きやすいルートです。
　全体に幕営禁止ですが、オジカ、大障子、越路、エビスのかまぼこ型避難小屋があります。シュラフと火器を背負うのであればちょっと頑張ってこれらを利用するとゆったりするルートになると思います。
　松手山からの急降下(階段)は、思いのほか時間がかかりました。バスの時刻が心配で、ひざ痛覚悟で階段を飛んでも山からしっかり70分かかりました。
　湯沢駅の2F奥に日帰り温泉があります。温泉に少し日本酒を入れているそうですが、お肌つるつるになります。ヒノキ炭入りシャンプー、ボディソープでスッキリです。タオルも貸してくれるので山帰りでなくともちょっといいかも。

写真

9/9 10:24

谷川ロープウエイ天神平です。中央に谷川岳本峰です。

9/9 13:27

本峰オキの耳手前からトマの耳を振り返ります。マチガ沢からガスが吹き上がってきます。

9/9 13:31

とりあえず、オキの耳です。

9/9 14:03

トマの耳からオキの耳を見返します。吹き上がるガスは同じです。涼しくて快適です。

9/9 14:16

大昔からあるケルン・方位標です。夏は藪で行けません。雪の季節にはいい目印です。

9/9 17:24

明日行くオジカの頭(右)です。夕方のガスが上州側から上がってきます。

9/10 5:10

肩の小屋を出て15分、オジカの頭が間近です。

9/10 5:49

奥に富士山が見えます。手前は妙義、秩父だと思います。

9/10 5:57

万太郎が見えてきました。堂々たる山容です。

9/10 6:22

小障子の頭です。

9/10 6:54

大障子の頭です。ガスって来ました。強烈な日差しがさえぎられ、快適です。この時間は越後側から涼風が吹き上がってきます。

9/10 7:28

この時期は、地味な花しかありませんが、可憐ですねえ。

9/10 7:47

万太郎につきました。ここから先は私にとって宿題の縦走路です。

9/10 8:31

万太郎を下ると、とうとうエビス大黒が見えてきます。ガスが越路(毛渡乗越)を越えてゆきます。

9/10 8:37

トリカブトとエビス大黒(奥)です。笹の明るい稜線です。

9/10 8:39

毛越乗越の川古からの道標です。踏み跡程度です。

9/10 9:18

正面にエビス大黒の頭が見えてきました。緑の笹原をまとっています。これが見たかった。

9/10 9:41

エビス大黒までもう少しです。長いなー

9/10 10:04

エビス大黒の先に、谷川連峰最高峰の仙の倉が見えてきました。贅沢な景色です。

9/10 10:16

やっとつきました。エビス大黒の頭です。ここまで出会ったのは3名2パーティでした。

9/10 10:35

仙ノ倉への登りです。このころには、風が上州側から吹き上がってきて来ました。10時が境でした。

9/10 12:14

仙ノ倉の山頂です。何パーティも着ていました。

9/10 12:34

9/10 12:59

平標山頂です。結構な人出でした。天気が曇り始めていい感じです。暑くないですから。

9/10 13:00

稜線の松手山方向です。もうしばらく稜線を楽しめそうです。2時を過ぎるとはっきり越後側からの吹き上げに変わりました。

9/10 14:07

がんがん階段を下ってやっと松手山です。

9/10 15:42

階段を駆け下りるようにしてくだり、元橋まで出てジュース購入!生き返りました。

9/10 15:52

バスです。後は越後湯沢で駅中温泉です。着替えが全部あったか心配になりました。

撮影機器：

DSC-HX5V SONY

感想

yuna

　谷川国境稜線縦走は私の念願、宿題の1本でした。これで馬蹄形を達成できれば地元の山として認められる気がしています。　谷川は一の倉や幕岩で岩稜のイメージが強いのですが、多くは笹の発達した豪雪地形ですし、奥深いピークを隠し持つ山です。
　また行くかといわれると、ちょっと悩みそうです。秋口か雪の残る5月下旬とかで、避難小屋一泊で行くと気持ちいいかもしれません。ただ、松手山経由は止めて素直に平標小屋経由で下ろうと思います。
　今回は、シュラフと火器を持ってどのくらい歩けるかを試した面があります。まあ、せいぜいこのくらい、ということが良く分かった山行でもありました。