もう雪化粧の槍ヶ岳(右俣登って西鎌経由左俣降りる)


- GPS
- 08:51
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,519m
- 下り
- 2,477m
コースタイム
3:35 深山荘駐車場
5:05 白出沢出合
6:30 滝谷避難小屋
7:25 槍平小屋 7:45
9:30 千丈乗越分岐
11:35槍ヶ岳山荘
その後穂先往復
10/8
6:00 槍ヶ岳山荘
9:00 双六小屋
10:30 鏡平小屋 10:50
14:00 新穂高温泉
14:15 深山荘駐車場
天候 | 10/7は小雨・晴れ・吹雪 10/8は穏やかな行楽日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飛騨乗越は吹雪いてました・・・ 新穂高の湯って無料の露天風呂だったんですね。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
10/7
新穂高温泉を朝3:30に出発。早立ちしたのは槍経由で南岳小屋まで行きたかったから。この計画はその後あっさり挫折するのですが。
当然ながら右俣林道は真っ暗です。ショートカット夏道の入り口も見つけましたが、真っ暗でなんか怖いので、林道を歩きました。
白出沢を過ぎた頃から明るくなってきました。
でもこの頃からなぜか体調が悪くなってきました。足が重い、息が切れる、バランスをすぐ崩す。引き返すか?いやとりあえず槍平まで行こう・・・不気味な滝谷避難小屋を過ぎて、なんとか槍平小屋まで到着。
小屋の前で一休みすると、体調が不思議と回復。体調が悪かったのは滝谷避難小屋周辺を通っただけでした。これって・・・
ここから飛騨沢を登っていくと、雪が積もってきました。
千丈乗越分岐を超えてから、風が一段と強くなり、雪も吹き付けてきました。
単調な登り、雪で滑る足元、足の筋力が限界近く・・・この旅程一番つらかった。
なんとか足を引きずりながら飛騨乗越に到着。体が飛ばされそうな風、そして雪が吹き付けてきます。
あれ?なんで自分はこんな雪山にいるんだろう? って感じ。
もうひと頑張りで槍ヶ岳山荘に到着です。
穂先を見ると、強い風で雲がかかったりとれたり、めまぐるしく変わっていきます。足の疲労はピークだけど、なんとか穂先に登ります。穂先へのハシゴや岩場に雪がついて滑りやすくなっているので要注意です。
最後のはしごを上って到着!
すると運良く雲がとれて大展望!
あまり人もいなかったので、一時は穂先独り占め状態。
あ、アイロン忘れた。エクストリームアイロニングin槍は次回に持ち越し。
山荘まで戻って足と相談。まだ1時なので頑張れば南岳小屋までいけるけど・・・やっぱり足が動かない。どうやら私の足は2000mを登るとストライキをおこすらしい。ということで槍ヶ岳山荘にチェックイン。あー疲れたぁ〜。
今日は余裕で一人一畳でした。明日以降は厳しそうです。
10/8
前日に南岳小屋までいければ涸沢の紅葉を見れたのだが・・・
じゃ西鎌尾根から左俣経由で帰りますか。
西鎌尾根は快適な稜線。そこそこのアップダウンがあります。そして意外にも双六小屋に近いほうが雪深い。それでもアイゼンを使うほどではないですが。
一番印象深かったのは硫黄尾根・硫黄岳を過ぎて硫黄沢の様子を見たとき。
あの岩肌の露出、そして「硫黄」の名前。あそこにきっと秘湯があるに違いない。
しかしあそこに行くのは大変だろうなぁ。この尾根から降りる方が簡単そう。
などと考えながら双六小屋に到着。
追記:その後調べてみたらやっぱりあそこ(硫黄沢)には温泉が沸いているようで。でも私のスキルでは難しそう。誰か一緒にいってくれません?(^^
双六池も凍っています。
双六池から弓折乗越までも快適な稜線で、いつも槍を見ることができます。
鏡平山荘に到着。逆さ槍?を撮ろうとしている人たちがたくさんいました。
ここから一気に下ってわさび平へ。
ここから先は長い林道歩き。退屈なのでトレランのまねして走ってみたりして、14時に新穂高温泉に到着。
疲れた。
でも両日8時間ぐらいの行程で、ぐるっと周回できて自分にとっては丁度良いコースでした。涸沢の紅葉が見れなかったのが心残りですが今年は色づきが悪いうえにこの日の涸沢は大混雑だったそうで、混雑期は上高地を避けたこのコースのほうが良かったかな。
SIRIO登山靴コレを最後にソール張替え
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