爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,822m
- 下り
- 2,316m
コースタイム
扇沢爺ヶ岳登山口5:05-7:30種池山荘7:55-8:30爺ヶ岳南峰8:35-8:50爺ヶ岳中峰8:55-10:05冷乗越-10:15冷池山荘<テント泊>
10/9
冷池山荘6:05-6:40布引山-7:10鹿島槍ヶ岳南峰7:25-7:55鹿島槍ヶ岳北峰8:00-9:10キレット小屋9:20-10:20口ノ沢のコル-10:40北尾根ノ頭10:55-12:40五竜岳13:00-13:45五竜山荘<テント泊>
10/10
五竜山荘5:55-7:40唐松岳頂上山荘7:50-8:05唐松岳8:15-8:25唐松岳頂上山荘-9:00丸山ケルン-9:40八方池-10:45八方池山荘
天候 | 10/08 晴れ 10/09 晴れ 10/10 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
10/10 八方池山荘[グラードクワッド]黒菱平[アルペンクワッド]兎平[ゴンドラリフト]八方駅[徒歩]白馬八方[アルピコ高速バス]新宿西口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢爺ヶ岳登山口〜種池山荘:特に問題なし 種池山荘〜爺ヶ岳〜冷池山荘:場所によって残雪あり。滑りやすい 冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳:南峰から北峰に向かうところは急な下りに残雪あり 鹿島槍ヶ岳〜キレット小屋:北側斜面が多く残雪あり キレット小屋〜五竜岳:クサリ場の下りは岩場の残雪ですべりやすいが、途中から南側斜面に変わり、残雪はわずかになる。結構な険しい登り 五竜岳〜唐松岳:唐松岳手前は結構な険しい登り 唐松岳〜八方:八方池からは一般的なハイキングコース 今回残雪ありとのことで、滑りやすい箇所もあったが、慎重に行くことで対処できた。アイゼンは用意していたが、使わなかった。 |
写真
感想
先日、結構な雪が降り、前日も雪が降ったとのことで、登山道が心配だったが、3連休晴天ということで、予定通り鹿島槍ヶ岳〜五竜岳縦走に向かう。
爺ヶ岳登山口から柏原新道を登ると、針ノ木岳がよく見える。お〜雪が残ってる。
登山道の状況を心配してたが、種池山荘までは雪や氷で危ないところはなかった。
ただ、種池山荘から爺ヶ岳への道は結構雪が残っていて滑るところもあった。
まあ、滑ったんですが。
とにかく、すごい晴天。
爺ヶ岳からは剱岳や針ノ木岳からの稜線がよく見える。
剱岳も雪で白くなっていて、いい感じ。
1日目は行程が短く冷池山荘に午前中に到着。
山荘で登山道の状況を聞くと、五竜岳への縦走は危ないかもという話。
ん〜無理はする気はないけど、、、行きたいなぁ。
テント場は山荘から8分登ったとこにある。ちょっと遠い。
トイレも山荘横にしかないので、往復15分くらいかかる。
テント場に着いたときは1張りだけ既に張っている人がいた。
このテント場、剱岳が目の前に見えて、素晴らしい展望。
これは、お勧めのテント場である。
早々と着いたこともあって、昼寝をしてしまう。
14時頃目が覚めたら、あらあら、ガスってる。
剱岳を見ながら夕食かと思ってたが残念。
それにいつの間にかテント場は一杯に。
さすが晴天の三連休。
2日目は6時頃出発。
5時前くらいに、近くの2張りのテントは既に回収済み。
きっと五竜岳方面へ行ったんだろうなと思う。
まずは南峰へ。
登山道はほぼ問題なし。
多くの人がここまでは登っていた。
しかし、ここから先、北峰へ行く人はほとんどいない。
危なかったら引き返すつもりで出発。
出だしの下りから、残雪の急斜面で難儀したが、なんとか北峰へ到着。
南峰は人がいっぱいなのが見える。
ここから先、キレット小屋のちょい先までは、斜面が北向きらしく、残雪と氷で気の抜けない山行が続く。
頂点にある岩場を乗り越えるとキレット小屋が見える。
神経使う山行で、キレット小屋のところで一休みする。
キレット小屋を出発しても、まだまだ気の抜けない山行。
くさりの垂れ下がった岩場の下り。凍ってて滑る。慎重に下る。
腕に頼りすぎか、腕がちょっとしんどい。
しかし、ここを抜けると急に夏道に。
天気も晴天で、風もおだやか。
滑るので慎重にという思いをいつのまにか忘れてるほど、普通の山行。
ここらで、五竜岳方面からの縦走者とぞくぞくとすれ違う。
登山道の状況を聞いたら、問題ないとのこと。
よかった、行けそうだ。
五竜岳への道は、残雪とは関係なく、結構険しい。
岩場をなんどもよじ登るし、細い尾根もある。
きてよかった面白ルートである。
ガレバを登るともう五竜岳。
五竜山荘がすぐ下に見える。
唐松頂上山荘も遠くに見える。
遠くなった剱岳、そして歩いてきた鹿島槍からの縦走路。
素晴らしい展望。空を見上げると抜けるような青空。
今回が、今年一番天候に恵まれたのではないかな。
ここから五竜山荘への下り道は残雪が多かったが、なんとか山荘に到着。
既に多くのテントが張ってあった。
この日は持参したビールを雪に埋めて、きんきんに冷えたビールで晩酌。
うまかったぁ。
夜から結構風が強くなる。
翌朝もずっと強いままだった。
3日目は唐松岳から下山なので、のんびり出発でもよかったが、早々と目が覚めてしまい6時に出発。
朝は雲が多かったが、だんだん雲がなくなり、また晴天が広がる。
もうすぐ唐松岳というところまでくると、急に険しい岩登り。
くさりをつたって細道を行ったりする。結構怖い。
何箇所かそんなところを過ぎると、唐松岳頂上山荘が見える。
山荘からすぐ先に唐松岳が。
ザックを置いて山頂へ。
五竜岳、剱岳がよく見える。
不帰キレットはすぐそこに見える。あ〜今度はあそこを歩きたい。
まだ時間も早かったが、八方尾根を下山。
遠くに池が見えると、なんかすごい人だかり。
八方池は軽装の観光客でいっぱいだった。
この日の八方池から見る白馬岳は素晴らしすぎるほどの展望で、白馬三山〜天狗尾根〜天狗の大下り〜不帰キレットがよ〜く見える。
こんなよく見える日は珍しいんじゃないだろうか。
ほんときてよかった〜と思う3連休だった。
八方池山荘からはリフトとゴンドラで下山。
リフトもとても気持ちよかった。
このルート、とても好きなところですが、
凍結していると凄く怖いかも
槍から鹿島槍が真っ白に見えましたが、雪はすぐ融けたようですね。
それにしても素晴らしいお天気でしたね
ほんと、素晴らしい天気でした
ルートも変化に富んでとてもよかったです。
次回は逆走しよっかなと思ってます
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