二日酔いの翌日 硫黄岳,横岳,赤岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,741m
- 下り
- 1,725m
コースタイム
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 12:10
天気予報も良く期待できそうだったが、二日酔いで始発に間に合う時間に起きられず。
テント泊の夢は破れたが、購入済みの帰りのきっぷが勿体ないのでとりあえず八ヶ岳には向かうことにした。
天候 | 快晴、春霞で富士山は見えず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
残っている18きっぷを使い、始発列車で茅野に行くつもりだった。
前日の花見の酒で(さほど飲んだつもりはない)二日酔いになり起きられず。
目は覚めているのだが、気持ちが動かず7時近くになってようやく起きた。
一旦は山行きをやめよう、と思ったが帰りのため予約したきっぷが勿体ない。
テン泊用80リットルザックから50リットルザックに荷物を入れ直した。
茅野駅15時半発の美濃戸口行きバスに間に合うよう各駅停車の旅がはじまる。
時間に余裕があるので吉祥寺に寄り道、目当ては井の頭公園の桜見物。
まだ二日酔いが醒めないが、せっかくの花見なので一本だけビールで迎え酒。
迎え酒は少ない酒量で再び酔えて大変お得なのだが、今回は様相が違った。
一本飲んで気持ちよくなり、電車の中で飲むつもりでさらに二本追加購入。
電車は結構混んでいて席が無く、買った缶ビールを飲めないまま高尾駅へ。
高尾駅で小淵沢駅行きの各駅停車の乗り換え、ようやく席に座れたのはいいが、
公園で飲んだ分のアルコール麻酔が切れ、二日酔いがぶり返しはじめた。
二日酔いの苦しみがしばらく続くため、中略
茅野駅に着いてコンビニで行動食と非常食を購入、酒は買わなかった。
15時半のバスで美濃戸口へ移動し、八ヶ岳山荘の仮眠室に投宿する。
夜はお気に入りのビーフシチューを食べに向かいのレストランへ。
夕食後は漫画を読んで過ごし21時過ぎには就寝した。
2時前に起きて準備をし八ヶ岳へ向かう、満月なのでライトいらず。
美濃戸から南沢に入ったが凍結個所が続いて、滑り止めが必要な状態。
冬靴に履き直すのは面倒なので一旦美濃戸まで戻って北沢方面へ歩を進めた。
こちらも凍結個所はあるものの、アプローチシューズでなんとか対応可能。
林道終点から北沢に入るとトレースのついた雪道に変わり歩きやすくなった。
空が白み始めた頃に赤岳鉱泉に到着、朝食をとり靴を履き替え硫黄岳を目指す。
途中勾配がきつくなりアイゼンを装着、森林限界を越えると風が吹き始めた。
赤岩の頭には寄らずに硫黄岳山頂に到着、少しだけ休んで横岳方面へ進む。
数年前に初めての冬山でこの稜線を歩き、とても怖く緊張した覚えがある。
今回は雪の状態が良く天気にも恵まれて、安心して歩くことができた。
横岳を経由し地蔵の頭に到着、お地蔵さんの頭を撫で登山の無事を祈願する。
天望荘の前で軽い食事休憩をとったあと、一気に赤岳山頂へ登りつめた。
赤岳に登るときはいつも晴天に恵まれるが、春霞のため富士山は視認できず。
山頂には数グループいたので、写真だけ撮ってすぐに文三郎尾根で下山した。
阿弥陀岳に登り御小屋尾根で下りるか悩んだが、時間的にギリギリのライン。
余裕がない登山は事故の元、と自分を戒めてそのまま行者小屋へ下りた。
行者小屋の前には幾つもテントが並び、今頃は自分も…と思ったりする。
昼食とデザート休憩をとったあと、南沢ルートで美濃戸まで下山する。
途中からは凍結個所が続き、朝戻った判断は正しかったんだと確信した。
美濃戸手前の沢でアイゼンと靴を洗い、アプローチシューズに履き替える。
美濃戸口に到着するとバスが待っていたが、電車の時間が遅いので一本見送る。
余った時間でお風呂に入り、食事をして16時半の最終バスで茅野へ戻った。
予約購入済の特急あずさは新型車両だったが、気のせいか席幅が狭く感じた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する