常念山脈: 燕−大天井−常念ー蝶
- GPS
- 20:30
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 3,049m
- 下り
- 2,860m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 2:37
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 12:30
天候 | 23日は晴れ: 22日は夜。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東天井からの下りの雪渓は結構難しい。 逆方向からなら問題なし。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
常念山脈縦走してきました。パーソナルの会の夏山合宿の下見を兼ねて。
木曜日の20:00中房温泉に入り、22:30に燕山荘に到着。テントを張ってねむりにかかるが、寒さと移動の直後の緊張で全く眠れず。そのおかげで素晴らしい星空を堪能できた。本当に綺麗な星空は今回を含めてこれまでに3回しか見たことがない。夜に頑張って登ってきたプレゼントだと思う。
眠れないのでゴロゴロしていたら朝焼けが始まる。すぐに準備をして燕岳へ。燕へ来るのは35年ぶり。白い岩肌が特徴的な北アルプスの女王。久しぶりの登頂に胸が踊った。
山頂から見た日の出は最高に素晴らしかった。今回の旅ではこれ以上の景色は見れないだろうから帰ろかなん、と思うも、下見なので予定のコースを進むことに。
金曜日の予定は常念岳まで。そのあとは常念小屋でテン泊か、一の沢まで下山してタクシーで中房温泉に戻る。そこそこのロングコースだけど、自分の足なら問題ないのでいざ出発。
大天井岳までは細かいアップダウンがあるが気持ちの良い稜線歩きが続く。大天荘への最後の斜面のトラバースは残雪が残っていた。直登するか悩んだが、燕ヒュッテの方からがっちりステップが切ってあると情報をもらったのでトラバースをいく。
大天井岳を経て次の目的地、常念小屋を目指す。東天井にいやらしい雪渓のトラバースあり。下りが難しく、アイゼンかピッケルが欲しい。ここは雪渓を上部に向かって登り上げ、がれ場との距離が最小になるところを滑って降りるのが良いと思う。そこから少し降って夏道に戻れば良い。もうすぐ無くなると思うけど、今回の核心部かな?
常念小屋で10:00、今日はここでテン泊の予定だったがちと早すぎる。ということで、目標を蝶ヶ岳に変更し、ペプシを飲んで出発。
不眠とこれまでの行程で疲労がたまっているのか、常念の登りに以外と時間を取られる。常念山頂の景観は素晴らしい。下山してから町から見る常念は威風堂々として存在感がある。初登頂。
蝶ヶ岳に向かう。楽ちんかなと思ったけど、峰を経てがっちりと峠に下り、その後蝶に登りあげる。この行程を舐めていたので、蝶槍への登りかえしで死にそうになる。しかし蝶槍までくればヒュッテまでは穏やかな稜線歩き。槍穂の景色も素晴らしい。初心者にオススメのテン泊お山。帰ったら最近登山を始めた田中君に教えてあげよう。蝶も久しぶり。10年くらい前に登ったきりかな。改めて素晴らしい山だと思った。
蝶ヶ岳でテン泊しようか迷うが、翌日の天気が悪そうなので下山することに。三つ股、上高地のどちらに降りようか迷うが、上高地に降りれば公共交通機関を使って車を拾いに行けるので、長堀尾根を徳沢へ降る。
小梨平まで移動すれば翌日の移動が楽だが、到着時には売店がしまっていてビールが買えなさそうだったので徳沢にてテン泊。長い縦走路を美味しいビールで締めくくり2日分の睡眠を取ったのでした。
今日、土曜日は一日、中房温泉の車を取りに行くための上高地からの公共交通機関を用いた旅でした。帰りに白骨温泉に浸かり、そのあとタイヤがバーストして交換したりと波乱万丈の旅でしたが、無事帰宅できて思い出の良い旅となりました。
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