南ア 白峰三山 稜線上も暑かった

2018年07月16日(月) 〜 2018年07月17日(火)

• GPS: 32:58
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,698m
• 下り: 3,344m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:04

6:02 広河原インフォメーションセンター
6:05 6:05 広河原・吊り橋分岐
6:09 6:11 広河原山荘
6:30 6:32 白根御池分岐
8:12 8:19 白根御池小屋
9:42 9:48 草すべり分岐
9:59 10:17 小太郎尾根分岐
10:52 11:00 北岳肩ノ小屋
11:11 11:21 両俣分岐
11:45 12:15 北岳
12:39 12:39 吊尾根分岐
12:59 13:02 トラバースルート分岐
13:36 14:06 北岳山荘
13:40 北岳山荘

2日目

• 山行: 8:53
• 休憩: 1:08
• 合計: 10:01

4:56 北岳山荘
5:21 5:22 中白根山
6:11 6:19 間ノ岳
7:16 7:20 農鳥小屋
8:01 8:11 西農鳥岳
8:39 8:50 農鳥岳
9:29 9:39 大門沢下降点
11:46 12:10 大門沢小屋
14:18 14:18 森山橋
14:56 14:56 奈良田第一発電所
14:57 ゴール地点

計画では、広河原から農鳥岳までの往復を2泊で考えていたのですが、体力不足と暑さで、農鳥岳で断念し、農鳥岳から大門沢経由奈良田に降りました。
1日目
＜広河原から小太郎分岐＞
芦安から乗り合いタクシーの1号車(たぶん）で広河原到着は6時前。
吊橋には大樺沢下流部通行止めの注意書き有り。
御池小屋に向かいます。三連休最終日なので、降りてくる人が圧倒的に多い。
想像以上に蒸し暑く御池小屋に着いた時には既に汗だく。
草すべりは、下りはスリップ注意です。登りは木陰が少ないので、暑さ負け要注意です。ちなみにこの日の甲府の気温は39℃だったようです。
暑さでかなりの水を飲みながら、小太郎分岐に到着して一安心。
＜小太郎分岐から北岳山荘＞
小太郎分岐から肩の小屋までは一箇所鎖場がありますが、基本爽快な稜線歩きが楽しめます。肩の小屋から北岳山頂までは岩場になります。
北岳山頂到着は12時頃でした。昨年は眺望が今一つでしたが、今日は天気が良く眺望が楽しめました。今日は、北岳山荘泊まりなので、山頂でのんびりし、北岳南側の下降に備えました。それにしても北岳山頂でも涼しい風が無く暑かったのは異常？
北岳山荘は水が確保できるのでありがたいです。
3連休最終日なので布団1枚に1人、部屋の中は蒸し暑かった。
2日目
＜北岳山荘から間ノ岳＞
北岳山荘の朝食は4：30からでした。計画では、農鳥岳ピストンするつもりだったので、早い時間の食事はありがたいです。5時には小屋を出発できました。
歩き出して間もなく、子犬のような鳴き声がします。ラッキーなことに雷鳥の親子がいました。
中白根山通過時はガスで視界が悪かったのですが、間ノ岳の手前で晴れて、以降ガスに覆われることはありませんでした。
間ノ岳山頂は広い。ガスに覆われていると進む方向が判らなくなるかもしれない。
＜間ノ岳から奈良田＞
間ノ岳山頂からは、「ノウトリ」のペイントが要所にあるので安心。
ザレ気味の斜面を降りた鞍部に農鳥小屋があります。
ここから西農鳥岳に向かいます。急坂です。
西農鳥岳から一旦下降に上り返して農鳥岳に到着。北岳山荘から4時間近く歩きかなり疲れた。予定では今日は北岳山荘に戻り、翌日小太郎山に立ち寄り広河原に戻るつもりでしたが、暑さと疲労を考え、大門沢経由で奈良田に降りることにしました。
時刻は9時前。CT通りに歩けば、奈良田発電所から広河原行きのバスに間に合いそうです。
大門沢上部は荒れ気味。踏み跡は明瞭でテープもあるので道迷いは心配なさそうです。大門沢脇に出るとまるで落ちていくような急坂がありました。バスの時間を気にしないようにゆっくり足を置く感じで下り、大門沢小屋にお昼前に到着しました。
ここまで降りれば一安心です。小屋で冷麦を食べて再出発。いろいろな木橋を渡り最初の吊橋までもうそろそろといったところでルートを見失いました。小古森沢を越したところでした。少し戻り赤テープ、踏み跡を確認しました。
手持ち地図には吊橋が3箇所となっていましたが、真ん中の吊橋は砂防工事で無くなっています。工事現場を歩いていくといつの間にか対岸に渡っていました。
奈良田発電所バス停到着は15時頃でした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

・大樺沢二俣までは橋が流され通行止め

写真

7/16 6:04

広河原の吊橋には、大樺沢下部ルートの通行止めの案内がありました。

7/16 8:19

汗だくになりながら白根御池に到着。空の雲が綺麗。

7/16 9:55

草すべり。日差しを遮るものが少なくバテました。

7/16 10:02

稜線到着

7/16 10:43

仙丈ヶ岳

7/16 10:51

肩の小屋のテン場。

7/16 11:08

肩の小屋を振り返り

7/16 11:18

両俣小屋分岐

7/16 11:36

北岳山頂まであと少し

7/16 11:46

北岳山頂到着。

7/16 11:47

三連休の最終日なので、山頂はそれほど混んでいません。

7/16 11:48

北岳山頂から富士山

7/16 11:50

北岳山頂から間ノ岳方面

7/16 12:02

北岳山頂から大樺沢、向こうの山並みは鳳凰三山

7/16 12:04

大樺沢で山梨県警のはやてが救助活動中。

7/16 12:21

北岳南側のお花畑

7/16 12:26

北岳南側の斜面

7/16 12:29

北岳南側ザレ気味の斜面。間ノ岳への稜線の曲がり具合が美しい。

7/16 12:47

恐ろしい形の岩

7/16 13:36

北岳山荘到着

7/16 15:06

北岳山荘の下部から見た北岳

7/16 15:11

北岳山荘の上の稜線から見た間ノ岳、農鳥岳

7/17 4:50

2日目の朝
朝日を浴びる北岳。

7/17 5:02

墨絵のような富士山方面

7/17 5:10

雷鳥の子供

7/17 5:10

雷鳥の親

7/17 5:19

ガスがかかる中白根山

7/17 5:21

ガスに覆われた中白根山山頂。

7/17 5:26

ガスが流れる間ノ岳へ向います。

7/17 5:57

ガスが消えました。間ノ岳山頂まであと少し

7/17 6:00

歩いてきた稜線を振り返り

7/17 6:12

間ノ岳到着。雲の形が印象的でした。

7/17 6:13

間ノ岳山頂にて　仙丈ヶ岳から伸びる仙塩尾根がいい感じでした。

7/17 6:14

間ノ岳ケルンの向こうに富士山

7/17 6:15

間ノ岳山頂から見た北岳方面

7/17 6:20

これが時々話題になるノウトリのペイント。間ノ岳山頂から丁寧にマークされています。

7/17 6:24

北岳の後方には八ヶ岳、その左側に甲斐駒ケ岳

7/17 6:25

農鳥岳、手前に農鳥小屋

7/17 6:33

「ノウトリ」

7/17 7:15

農鳥小屋到着。後方には農鳥岳

7/17 7:53

西農鳥岳手前の急坂を乗り切り

7/17 7:56

方向転換点

7/17 7:57

農鳥岳山頂と富士山

7/17 7:57

右端に塩見岳、横に蝙蝠尾根が伸びています。

7/17 8:00

西農鳥岳山頂

7/17 8:00

西農鳥岳山頂から見た間ノ岳と少しだけ北岳

7/17 8:25

西農鳥岳からの巻き道を振り返り

7/17 8:40

農鳥岳到着

7/17 8:40

農鳥岳山頂標識の左側に間ノ岳、右側に北岳、北岳池山吊尾根後方に八ヶ岳、右に鳳凰三山

7/17 8:41

農鳥岳山頂から北岳をアップで。

7/17 8:41

大門沢下降点方面

7/17 8:53

農鳥岳を振り返り

7/17 8:54

北岳東側の池山吊尾根の向こうに八ヶ岳

7/17 8:54

富士山

7/17 9:04

広河内岳に続く稜線。奥には塩見岳と蝙蝠尾根、その奥に荒川三山。

7/17 9:04

荒川三山方面

7/17 9:17

西農鳥岳を振り返り。雲の形が好き。

7/17 9:25

大門沢下降点の手前まできました、下降点の先には広河内岳

7/17 9:28

大門沢下降点。ここで稜線歩きは終わりです。

7/17 9:39

ハイマツ帯を慎重に下ります。

7/17 10:54

ようやく大門沢が見えてきました。沢と言うより滝のような斜度。

7/17 11:45

大門沢小屋に到着

7/17 12:11

L字木橋

7/17 12:22

見た目3D木橋

7/17 13:24

W木橋

7/17 13:59

最初の吊橋。この吊橋は揺れて怖い。

7/17 14:09

迂回路を経て工事現場に到着

7/17 14:17

工事現場の下にある吊橋。こちらは安心して渡れます。

7/17 14:56

奈良田第一発電所バス停に到着。
15時36分のバスで広河原に戻りました。

撮影機器：

LUMIX DMC-GX8 ボディ パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ

２

ポリ

グローブ

１

軍手

靴

１

ミドルカット

ザック

１

３５Ｌ

飲料

１

５Ｌ程度消費

半袖シャツ

２

ポリ

感想

南インド

・天候に恵まれた2日間でした。ただ3000m級の稜線でも暑かったこともあり、体力的に3日間は持たないと計画を変更して2日で切り上げて正解だったと思います。
・白峰三山縦走であれば、休日スタートの場合、奈良田にクルマを置き、朝5：30のバスで広河原に入ると、大門沢下山の時間を気にしなくても良いことを教えて頂きました。参考になりました。