立山三山（別山、立山、浄土山）

2018年07月20日(金) 〜 2018年07月22日(日)

• GPS: 42:49
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,375m
• 下り: 1,385m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:46
• 休憩: 0:10
• 合計: 0:56

12:03 室堂ターミナル
12:17 12:18 みくりが池
12:20 12:22 みくりが池温泉
12:39 12:40 雷鳥荘
12:51 12:57 雷鳥沢キャンプ場
12:59 浄土橋

2日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:56

5:19 浄土橋
5:47 5:51 新室堂乗越
7:00 7:13 剱御前小舎
7:43 7:46 別山南峰
7:53 7:59 別山北峰
8:16 8:16 別山南峰
9:02 9:04 真砂岳
9:39 9:45 富士ノ折立
9:56 9:58 大汝休憩所
10:24 10:34 立山
10:48 11:36 雄山
12:12 12:31 一の越山荘
13:03 13:06 浄土山南峰
13:14 13:14 浄土山
14:15 14:25 立山室堂山荘
14:38 14:39 みくりが池温泉
15:02 15:02 雷鳥荘
15:15 浄土橋

3日目

• 山行: 0:46
• 休憩: 0:03
• 合計: 0:49

6:04 雷鳥沢キャンプ場
6:14 6:15 雷鳥沢ヒュッテ
6:23 6:23 雷鳥荘
6:39 6:40 みくりが池温泉
6:43 6:44 みくりが池
6:53 室堂ターミナル

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

[行き]
JR新幹線かがやき501号・金沢行（乗車券6,480、指定6,040）
・06:22 上野駅 → 8:26 富山駅
富山地方鉄道特急立山3号・立山行（乗車券1,080、自由210）
・08:56 電鉄富山駅 → 9:45 立山駅
黒部立山アルペンルート（立山駅→扇沢、通り抜けきっぷ：8,290）
・10:00 立山駅 → 10:07 美女平（立山ケーブルカー）
・10:20 美女平→ 11:10 室堂（立山高原バス）

[帰り]
黒部立山アルペンルート
・7:45 室堂 → 7:55 大観峰（立山トンネルトロリーバス）
・8:10 大観峰 → 8:17 黒部平（立山ロープウェイ）
・8:30 黒部平 → 8:35 黒部湖（黒部ケーブルカー）
　※1時間ほど黒部ダム観光
・10:05 黒部ダム → 10:21 扇沢（関電トンネルトロリーバス）
特急バス（2,600）
・11:00 扇沢 → 12:45 長野駅
JR新幹線はくたか562号（乗車券4,000、指定4,190）
・13:20 長野駅 → 14:46 上野駅

コース状況／危険箇所等

キャンプ場〜別山乗越までの登りは雷鳥坂が一般的らしいが、新室堂乗越を経由するルートでも標準CTは大して変わらないようだ。

その他周辺情報

・黒部立山アルペンルート切符は電鉄富山駅で購入。
　カード支払い可だが、電鉄富山駅〜立山駅の特急券は現金払い。
・雷鳥沢キャンプ場（一泊500円、二泊以上1,000円）
　トイレ利用料込み。キャンプ場に売店＆自販機なし。
・温泉は最寄りの"雷鳥沢ヒュッテ"を利用。（日帰り入浴19:30まで、700円）
　売店あり、ビール購入可。

写真

7/20 11:56

富山側から立山黒部アルペンルートに入り、立山室堂ターミナルへ到着。

7/20 13:24

室堂から1時間程歩いた先にある雷鳥沢キャンプ場にて設営完了(s)
テン泊は初めてですが、家で何度か練習したのでスムーズに設営出来た(h)

7/20 14:42

明日のコース下見を兼ねて散歩(s)
正面の雪渓の所まで行きました(h)

7/20 13:58

チングルマ

7/20 14:37

ハクサンイチゲ

7/20 19:10

夕暮れ。午後は雲が多く山肌が隠れる事が多かったですが明日はどうかな？

7/21 2:47

深夜の星空観察。三脚を持ってきていないので撮影の位置合わせが上手くいかない。(s)
夜中目が覚めたけど、寝袋から出たくなかったのでそのまま二度寝…(h)

7/21 2:50

うっすら天の河。

7/21 4:54

二日目の朝。青空が良い感じ。

7/21 5:15

立山三山を時計回りで縦走します。

7/21 5:33

新室堂乗越の途中に横たわる雪渓。夜の間に再凍結して滑りやすそう。

7/21 5:40

写真で見ると大した斜度ではないように見えるけど、上部のトラバースがスリリングだった。

7/21 5:45

新室堂乗越の分岐を別山方面へ。

7/21 5:46

朝日に照らされる奥大日岳。

7/21 5:50

立山方面。

7/21 6:57

地獄谷方面。奥に薬師岳も見える。

7/21 5:53

別山乗越を目指して稜線を登る。

7/21 6:58

剣御前小屋に到着。

7/21 7:17

剱岳の山容が大迫力。

7/21 7:28

次は別山を目指して進む。

7/21 7:41

別山南峰へ到着。

7/21 7:53

北峰にも足を伸ばす。

7/21 7:56

北峰から見える剱岳。

7/21 7:58

剣御前小屋から続く稜線を振り返る。

7/21 8:03

南峰へ戻る途中でライチョウ親子の散歩を発見！(s)
雷鳥を生で見るのは初めてなので感動。可愛いな〜(h)

7/21 8:11

親ライチョウ。

7/21 8:12

雛は4匹。親からはぐれないように周りをチョロチョロしているのが可愛い。

7/21 8:16

ずっと観察してもキリがないので、次は真砂岳方面へ向かって一旦急斜面を下る。

7/21 8:28

鞍部から真砂岳へ続く稜線。

7/21 8:37

別山を振り返る。

7/21 8:38

真砂岳への登り返し。

7/21 9:01

真砂岳山頂を通過。

7/21 9:11

室堂から登る団体客の行列が見える＾＾；(s)
何か異常でも起きたのかと思ったけど人が多いだけだったみたい(h)

7/21 9:13

イワギキョウ

7/21 9:18

いよいよ立山に続く急斜面に挑む。

7/21 9:28

麓から見た時は険しそうに見えましたが、見た目通りの険しさだった。

7/21 9:43

富士ノ折立に到着。ピークは岩稜の上ですが、かなり体力消耗してたのでパス。

7/21 9:56

大汝山休憩所で一休み。(s)
映画「春を背負って」のロケ地となった山小屋。映画は見ていたんですが、帰ってからロケ地と知りました(h)

7/21 10:08

私は焼き餅を注文。小さなお餅4個とお茶が付いてきました(h)

7/21 10:21

体力回復したので大汝山の山頂へ。

7/21 10:31

狭い山頂は撮影順番待ちで混雑。(s)
ここから降りる時に足が付かなくて少し焦った(h)

7/21 10:34

山頂からは黒部ダムが小さく見える。

7/21 10:37

室堂側から雲が吹き上げてきた。残念なパターンか！？

7/21 10:45

雲はすぐに晴れて雄山山頂は目前。

7/21 10:49

雄山神社峰本社へ到着し、500円を納めて拝殿へ参拝。

7/21 11:11

祠の隣に山頂標識。

7/21 11:11

神官さまからご祈祷して頂きます。

7/21 11:21

社務所で休憩。

7/21 11:28

一等三角点。

7/21 11:28

三角点から雄山神社。

7/21 11:44

一ノ越方面へ下山。こちらのルートは沢山の人で大混雑。

7/21 12:05

眼下に見えてきた山荘。石を落とさないよう慎重に下る。

7/21 12:13

一ノ越山荘に到着して一休み。

7/21 12:16

売店に5種類程アイスが置いてました。

7/21 12:28

雄山を振り返る。この混雑の中ではあまり登りたくないけど、これでも人が少ない方らしい。

7/21 12:34

余力はあるので、最後に浄土山へ登ります。

7/21 13:03

南峰山頂付近の富山大学立山研究所。

7/21 13:04

龍王岳。一応突先まで登れるらしいけどルート情報を下調べしてないのでパス。

7/21 13:13

北峰へ向かいますが、地図上ではこのケルンが南峰山頂っぽい？

7/21 13:18

この辺りが北峰か？眼前にそびえる雄山。

7/21 13:19

軍人霊碑が祭られている石組。

7/21 13:21

歩いてきた稜線を一望。別山が遙か彼方。

7/21 13:31

室堂方面へ下りる道も急斜面の岩場(s)
今回のルート一番の激下りでした(h)

7/21 13:47

浄土山登山口に出ました。

7/21 13:57

あとは石畳の道を下りるだけ。

7/21 14:12

浄土山を振り返る。雪渓の上から吹く風が冷たくて気持ちいい。

7/21 14:14

立山室堂山荘の分岐まで下りてきました。足がふらふらです。

7/21 14:17

相変わらず一ノ越〜山頂に続く人の行列が凄い。

7/21 14:23

立山の絶景を眺めながらキャンプ場に戻りますが、疲労で足取りが重たい。

7/21 14:33

みどりが池と立山。

7/21 15:14

ようやくキャンプ場に戻ってきました。いつもより標高が高いせいか歩行距離の割には凄く疲れた。

7/21 19:20

この日は鮮やかな夕焼け。

7/22 6:13

三日目朝に撤営し、朝日に見送られながら出発。

7/22 6:50

朝の静かな遊歩道を歩いて、室堂ターミナルに到着。

7/22 8:56

帰りは長野側へ抜け、途中で黒部ダム観光に立ち寄りました。

7/22 10:01

関電トンネルトロリーバスは今年でラストラン。乗車できてよかった。

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

RICOH GR リコー

サイバーショット DSC-RX100M6 SONY

感想

bandai_hh

テント装備を買って数年、ようやくテン泊デビュー出来ました。

昼間はすばらしい快晴の立山三山を縦走し、
夕方は温泉入ってさっぱりした身でテン場で全方位に広がる立山を眺めながらのんびり寛ぎ、
夜は寝袋の中でぬくぬく寝たりした三日間でした。最高でしたね。

立山は小学生か中学生の団体が大勢登っていました。学校の登山で立山登るってすごいですね。さすが富山県。地元はせいぜい筑波山でした。

SHOHEI510205

7月は塩見岳に登るつもりで計画を立ててましたが、Bプランで立山方面も検討しているうちに、記録的な猛暑が続くの中を長時間歩くよりは涼しい場所に行きたい思いに心が傾いたので、『立山三山縦走＋テント泊＋立山黒部アルペンルート通り抜け』という豪華プランとなりました。

一日目は富山側から入って移動のみ。二日目にのんびり縦走。三日目は始発で室堂を出発し、混雑する前に観光して長野側へ抜ける作戦。

立山連峰は初めてでしたが、天候にも恵まれ剱岳等の絶景も堪能。
ライチョウ親子にも遭遇し、黒部ダムの観光放水見学、ダムカレー、今年で廃止の関電トンネルトロリーバス乗車等、やりたかった事がほぼ実現できてしまったので大満足の3日間でした。

前週に引き続いてのテント泊でしたが、やはり装備一式を担いでの登りがとても弱くなったと感じる。暑いだけが原因で涼しくなったら調子が戻ってくるといいんだけど。