八方尾根〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜柏原新道

2018年07月21日(土) 〜 2018年07月22日(日)

• GPS: 17:51
• 距離: 24.7km
• 登り: 2,720m
• 下り: 3,127m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:05

7:46 八方池山荘
8:07 8:08 石神井ケルン
8:16 8:16 第2ケルン
8:22 8:22 八方ケルン
8:30 8:30 第三ケルン
9:15 9:15 扇雪渓
9:34 9:36 丸山
10:25 10:29 唐松岳頂上山荘
10:48 10:48 牛首
11:44 11:45 大黒岳
12:43 12:44 白岳
12:45 12:46 遠見尾根分岐
12:51 五竜山荘

2日目

• 山行: 11:56
• 休憩: 0:48
• 合計: 12:44

4:41 五竜山荘
5:39 5:43 五竜岳
8:31 8:33 八峰キレット小屋
8:47 8:48 八峰キレット
9:55 9:56 鹿島槍ヶ岳北峰
10:38 10:44 鹿島槍ヶ岳
11:12 11:12 布引山
11:45 11:46 冷池山荘テント場
11:51 11:56 冷池山荘
12:18 12:19 冷乗越
12:50 12:51 爺ヶ岳北峰
13:19 13:19 爺ヶ岳中峰
13:44 13:47 爺ヶ岳南峰
14:20 14:39 種池山荘
14:56 14:59 富士見坂
15:18 15:18 水平岬
15:57 15:57 駅見岬
16:05 16:05 ケルン（柏原新道）
17:09 17:10 柏原新道登山口
17:25 ゴール地点

天候

7/21（土）晴れ後曇り
7/22（日）晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【行き】八方第二駐車場に駐車し八方アルペンライン（￥1550）で八方池山荘まで
【帰り】扇沢駅からバス（￥1360）で信濃大町駅まで移動、大糸線（￥500）で白馬駅で下車、歩いて八方第二駐車場まで戻り（1.7kmあるので駅前のタクシ−を利用した方がよかった）

コース状況／危険箇所等

【八方尾根】危険な所はありません。唐松岳頂上山荘近くの巻道が使えないので稜線を登るル−トになっていました。
【唐松岳頂上山荘〜五竜山荘】牛首の所は高度感のある所もありますがしっかり注意して歩けば問題ありません
【五竜山荘〜五竜岳】岩場が続きますが問題ありません。山頂近くの岩場は狭いので人が多い時は渋滞します。
【五竜岳〜鹿島槍ヶ岳】
五竜岳からの下りが最も緊張しました。キレット小屋までは岩場の連続で、小屋手前では3回くらい岩場を登ります。八峰キレットは足幅1本くらいの岩場のトラバ−スが最も緊張しました。その他要所には鎖が設置されているので安全を確保しながら行けば問題ありません。
【鹿島槍ヶ岳〜扇沢】これまでとは異なりなだらかな道です。柏原新道は灼熱地獄で日陰で休みながら下りました。十分な熱中症対策が必要です。

その他周辺情報

八方第二駐車場にある八方の湯（￥800）を利用しました。新しくて綺麗でした。

写真

7/21 6:27

八方第二駐車場着。最後の1台分に駐車できました。

7/21 7:14

八方アルペンラインで八方池山荘まで移動。牛さんがまったりしています。

7/21 7:41

八方池山荘着。人がいっぱいです。

7/21 8:31

八方池。白馬岳方面はガスガス。

7/21 8:54

五竜方面もガスっています

7/21 9:15

扇雪渓着。大勢の人が休憩しています。

7/21 9:28

登山道に残雪があります。アイゼンは不要でした。涼しくて気持ちいい〜。

7/21 10:05

巻道が使用不可なので尾根を登ります

7/21 10:11

不帰の瞼が見えてきた

7/21 10:19

唐松岳山頂小屋裏のピ−クに到着。目の前に劔立山が飛び込んできます。

7/21 10:20

劔立山がよく見えます

7/21 10:20

時間と体力を考慮し、今回は唐松岳に行きません

7/21 10:26

唐松岳頂上山荘。沢山の人が休憩中です。

7/21 10:42

五竜岳方面へ向かいます。目の前に牛首のピ−クが見えます。

7/21 10:43

振り返って唐松岳と唐松岳頂上山荘

7/21 10:45

雷鳥さんファミリ−（ヒナ5羽）がいました。みんな元気に育ってほしい。

7/21 10:49

牛首の岩場。高度感のある所もあります。

7/21 11:01

こんな所を通ります

7/21 11:30

牛首を過ぎればなだらかな道です

7/21 12:23

ガスが切れて五竜岳が見えた

7/21 12:27

ここにも雷鳥さん

7/21 12:46

五竜山荘が見えてきました

7/21 13:28

テン場は混みあうので詰めて設営しました

7/21 14:11

山荘近くのオニユリ

7/21 15:50

テン場の状況。いっぱいです。

7/21 17:18

山荘前にコマクサが咲いています。

7/22 4:35

翌朝。ガスっていますが五竜岳に向かいます。

7/22 5:12

五竜岳山頂までは岩場が続きます

7/22 5:18

ガスが切れて山頂が見えた

7/22 5:24

山頂付近の岩場は狭いので渋滞します。ここが渋滞ポイントでした。

7/22 5:25

鹿島槍ヶ岳の前に滝雲

7/22 5:34

鹿島槍ヶ岳への道との分岐着

7/22 5:35

五竜岳山頂は人いっぱい

7/22 5:37

五竜岳山頂から。劔から水晶岳。

7/22 5:38

薬師岳UP

7/22 5:38

劔UP

7/22 5:43

一瞬人が途切れた隙間に山頂標識

7/22 5:44

白馬岳方面

7/22 5:45

槍穂高もクリアに見えます

7/22 5:51

鹿島槍ヶ岳に向かいます

7/22 6:07

五竜岳からの下りは急な岩場です。滑落落石注意。

7/22 6:10

中央針ノ木岳に左野口五郎、右水晶岳

7/22 6:22

G5が見えた

7/22 6:29

こんな岩場が連続します

7/22 6:37

鹿島槍ヶ岳が遠い…

7/22 7:06

真ん中にハシゴがかかっています

7/22 7:13

ハシゴを越えていくと北尾根の頭です

7/22 7:16

北尾根の頭から毛勝三山と富山平野方面

7/22 7:27

鹿島槍ヶ岳がだいぶ近づいてきました

7/22 7:40

北尾根の頭から口の沢のコルまでは歩きやすい道です

7/22 7:55

振り返って五竜岳。ここを越えてきました。

7/22 8:08

キレット小屋手前では急な岩場の登りが3カ所あります

7/22 8:10

手前のピ−クを2つ越えるとキレット小屋です

7/22 8:27

キレット小屋が見えた

7/22 8:30

キレット小屋前から見える景色

7/22 8:33

鹿島槍ヶ岳への登りです

7/22 8:35

いきななりはしごです。滑落注意。

7/22 8:40

八峰キレットではこの岩のトラバ−スが危険だと思いました。足幅が1本分以下の所もあります。

7/22 8:44

ここが核心部と言われている所かな

7/22 8:46

トラバ−スの先端から下を撮影。この場所は高度感があります。

7/22 8:48

核心部？を振り返って撮影。ここは問題ありませんでした。

7/22 8:58

鹿島槍ヶ岳への登り。北峰が高く聳えています。

7/22 9:06

五竜岳からの道。結構険しかった。

7/22 9:39

北峰と南峰の分岐が見えた

7/22 9:43

分岐到着

7/22 9:52

北峰に登りました

7/22 9:53

北峰から五竜岳方面。キレット小屋が小さく見えます。

7/22 9:53

北峰から南峰を望む

7/22 9:55

北峰からカクネ里を見下ろします

7/22 10:36

南峰に到着しました。結構登りました。

7/22 10:41

南峰から立山方面のパノラマ

7/22 10:41

劔が常に見えています

7/22 10:41

立山から別山の稜線

7/22 10:45

鹿島槍ヶ岳から扇沢方面へ下山します

7/22 11:11

布引山から鹿島槍ヶ岳を撮影

7/22 11:13

爺が岳。冷池山荘と種池山荘が小さく見えます。

7/22 11:33

冷池山荘までの道の脇にはシナノキンバイがいっぱい咲いていました

7/22 11:38

チングルマも咲き誇っています

7/22 11:45

冷池のテン場。日曜だからかガラガラです。

7/22 12:00

冷池山荘着

7/22 12:30

爺が岳を見上げる。暑くてきつい。

7/22 13:07

爺が岳中峰。巻きません。

7/22 13:16

爺が岳中峰に着いた

7/22 13:46

爺が岳南峰も巻きません

7/22 14:13

種池小屋着。柏原新道の下りに備え水とジュ−スを買います。

7/22 14:56

途中にある残雪。ここだけは涼しい。

7/22 17:07

灼熱の柏原新道を何とか下山

7/22 17:25

暑さでフラフラですが扇沢駅まで根性で歩きました

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

Xperia A SO-04E SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

cripe7

三大キレットのうち八峰キレットのみ未踏だったので行ってみました。マイカーの場合、登山口と下山口が異なるので八方に駐車し扇沢に下山、バスと電車で八方まで戻ってくる方法で挑みました。唐松岳から鹿島槍ヶ岳の間の区間は岩場の連続で、特に危険と言われる所ではなくても細心の注意が必要と思いました。個人的には五竜岳からの下りが急な岩場で危険度が高いと感じました。またキレット小屋前後でも急な岩場の昇り降りや足場の狭いトラバ−スがあり、ミスが重大事故になるので注意が必要です。最近は非常に暑いのですが、晴天続きなので山には多くの方が訪れておられ、五竜山荘は布団1枚に2人の案内がされていました。またテン場もいっぱいで登山道脇にも張られていました。今回一番苦しかったのは柏原新道の下りで、灼熱のため熱中症寸前の状態になりました。登山道脇には多くの方が腰を下ろされており皆さん同様に苦しそうでした。この季節万全な熱中症対策が必要です。