ジャンダルム
長野県
岐阜県
aiman40
体力度について
- GPS
- 19:01
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,530m
- 下り
- 2,535m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:27
- 山行
- 12:04
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 14:15
- 山行
- 2:04
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:12
| 天候 | 1日目☀️ 2日目⛅️ 3日目☀️ ナイトハイクは非常に寒い。稜線からの風で凍えそうだった。ダウンを持っていけば良かった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
1日600円 3日分1800円 （バスターミナルに1番近い） □沢渡バスターミナルから上高地 往復2050円バス時刻表http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/ □岳沢小屋（テントで2泊） 1日目3000円（夕食あり） 2日目1000円（テント料金のみ） ホームページhttp://www.yarigatake.co.jp/sp/dakesawa/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天狗のコルまで、ずっとガレ場、早朝は朝露で濡れている。事故はどのルートも下山時に多いので注意。 |
写真
平日なのに高速道路は工事の為渋滞があった。パッキングも着替えも現地でやる予定だったので、切符を買ってから慌てて準備。ちなみに7:20に岳沢小屋に夕食の予約をして出発、今ここ。
1
暗闇。天狗のコルへのルートは、約10メートルごとに必ずマークがあるのでしっかりと確認すれば迷わない。でも、実はそれだけ蛇行している。違うガレ場に進んだと思ったらマークまで戻ってやり直しする。
ここから天狗岩へ進む。鎖はあるけど、普通に大きな浮石がある。本当にここを進むべきか勇気が必要だった。（こっちへ行くのは初、汗）
2
ここまでのルート3:40岳沢小屋〜6:10天狗のコル〜6:30天狗岩。
鎖場の上から見える天狗のコル。崖のように見えるが、間違いなく「崖」でしかない。浮き石をつかんでは押し戻し、鎖にしがみついてやっと・・コルへ帰還。
1
さて・・昨年迷ったのはここから、トラウマもあったのでしっかりと確認して歩く・・っていうか、靴が昨年よりも滑る！ヤバイ！！溝もないので脱ぐ？？（←そこ、違うところ。）
1
計画通りのタイムで下山！食事やエネルギー補給も全て予定通りに出来た。膝や股関節の痛みもない・・これで終了？いやっ、まだあれが残されている！
感想
□はじめに□
ジャンダルムは昨年登った中では一番楽しい山でした。昨年は8月に一度チャレンジして天候不良の為断念し、9月にリベンジして見事成功しました。当時はヤマレコのことは知らなかったので、一般的な地図をガン見して緊張しながら挑みました。行き交う人もほとんどなく、迷い、ためらい、すれ違う方にアドバイスを頂いてようやくジャンダルムへ行けたのを覚えています。
□ルート□
岳沢小屋にテントを張って周遊する昨年と同じルートですが、天狗岩と涸沢岳を追加しました。どちらも片道20分程で寄れるピークです。前穂高岳と合わせると東西南北見渡せます。
□天狗のコル□
岳沢小屋から天狗のコルへのルートはガレ場を全く崩さずに歩くのが理想だと思います。装備とかスピードで違いはあると思いますが、細心の注意をすればその後のルートでも役に立つのでは・・。
□天狗岩□
昨年、岩稜から見えた天狗岩へ登る登山者がとてもかっこよく見えたので寄ることにしました。天狗のコルからの鎖を見上げた時にはかなり迷いました。ほとんど垂直で浮き石もあるように見えました。鎖場を過ぎるとなだらかなトラバースになったので安心しました。しかし、そのまま稜線に出ると恐ろしい程の断崖絶壁、、、更に崩れかけのドミノのような場所を歩かなければならず、進むか戻るか正直かなり迷いました。
□ジャンダルム□
昨年はタイミング良く山頂を独占出来たのですが、今年は賑やかだったので足早に下山しました。奥穂側から登るのと違って突然視界に現れるので、山頂へ行く前にその眺めの良い場所で休憩をしたほうが良かったのかなあと思いました。頂を眺めながら食事をして、コーヒーを飲み、挑む・・が理想だったかなあ。
□ロバの耳とウマノセ□
個人的に昨年落石を起こした場所があり、安全にそのポイントを歩くというのが今回の大きな目的でした。前回はショートカットした為にコース外を歩いて落石したことが確認出来ました。西穂高岳から縦走してくる方のレコを読むと、このエリアが一番怖かったという方が多いようです。私としては2回目なので気が付いたら通り過ぎていました。ちょうど別なことに集中していたせいなのか、怖いとも思わずいつの間にか通過してしまいました。（・・・少し残念）
□涸沢岳□
奥穂高岳（3190m）ジャンダルム（3163m）涸沢岳（3110m）前穂高岳（3090m）天狗岩（2909m）参考、剱岳（2999m）あまり高くないイメージでしたが涸沢岳は立派な3000メートル超えの山で剱岳よりも高いのは意外でした。涸沢岳からは槍ヶ岳へのバリエーションルートが一望出来ました。穂高岳山荘まで行くのなら是非ともお勧めです。
□感想□
今回2度目となるルートなので、気持ち的にはかなり余裕がありました。ただし昨年の初ジャンダルムにあんだけ興奮したのが嘘のようにも思え、驚きも感動も減ってしまったのが残念です。今年は数年前に痛めたアキレス腱痛が悪化し、それをかばうあまりに股関節を痛めて歩けなくなるという悪循環でした。今回の山行ではどちらも発症しなかったのが収穫でした。以前はテント装備だと途中から肩や腰が痛くてだらけてしまう事も何度かありましたが、砂利やガレ場を崩さないように集中したせいで負担の少ない姿勢や歩き方が身に付いてきたのかと思います。全くランニングも出来ない状況なのですが、次回はもっと体力をつけてロングトレイルを目指したいと思います。
□おまけ□
ロバの耳の鎖場の下。
雛は2羽いたけどやんちゃなのがどっかへ走っていった。
奥穂と前穂の間のルート。
ルート近くにいて全く逃げないので構わずすぐそばを通ったら、やっぱり逃げなかった。
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