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Yamareco

記録ID: 1553010
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

黒部源流の山へ〜鷲羽岳

2018年08月10日(金) 〜 2018年08月12日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
41.9km
登り
3,440m
下り
3,434m

コースタイム

1日目
山行
9:20
休憩
3:20
合計
12:40
4:10
4:40
60
5:40
5:50
0
5:50
5:50
90
7:20
7:30
40
8:10
8:20
30
8:50
9:00
50
9:50
10:10
60
11:10
11:20
90
12:50
14:10
0
14:10
14:10
80
15:30
15:50
50
16:40
2日目
山行
8:00
休憩
1:40
合計
9:40
4:50
20
5:10
5:10
90
6:40
6:50
50
7:40
8:00
70
9:10
9:30
60
10:30
10:40
60
11:40
12:00
90
13:30
13:50
40
14:30
3日目
山行
6:00
休憩
1:10
合計
7:10
4:50
60
5:50
6:00
30
6:30
7:00
50
7:50
7:50
60
8:50
9:00
60
10:00
10:20
0
11:40
11:40
20
12:00
ゴール地点
天候 風雨ガスたまーに晴れ間
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高深山荘 登山者用駐車場
※木曜日の20時ごろで2割、朝には7割ほど駐車
※トイレあり 24時間無料
※新穂高登山口まで徒歩約8分
コース状況/
危険箇所等
登山口にポストあり、危険個所なし
その他周辺情報 ひらゆの森(温泉) ¥500
秩父沢〜既にお盆休みが始まっているのか大勢の人々
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秩父沢〜既にお盆休みが始まっているのか大勢の人々
まだここは序の口〜緑がきれいだし適度に曇っていて涼しい
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まだここは序の口〜緑がきれいだし適度に曇っていて涼しい
鏡平〜槍はどこ行った
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鏡平〜槍はどこ行った
弓折中段からトラバースの上り・・・
ここが一番きつかった
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弓折中段からトラバースの上り・・・
ここが一番きつかった
弓折乗越〜少し青空が!
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弓折乗越〜少し青空が!
素敵な稜線が始まる
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素敵な稜線が始まる
ライチョウさんの親子♡はっぱ食べてる
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ライチョウさんの親子♡はっぱ食べてる
子供は一羽だけ♡親が小さな声でpi..pi..て呼ぶのがかわいい
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子供は一羽だけ♡親が小さな声でpi..pi..て呼ぶのがかわいい
2822のピークを超えると見えたよ双六岳
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2822のピークを超えると見えたよ双六岳
鷲羽と双六小屋が見えた〜
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鷲羽と双六小屋が見えた〜
テントを設営して双六だけに上ってみる
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テントを設営して双六だけに上ってみる
チングルマ第一形態
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チングルマ第一形態
第二形態
第三形態
一瞬見えた野口五郎岳!
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一瞬見えた野口五郎岳!
広い山頂にでたけど、がすーーーん
2
広い山頂にでたけど、がすーーーん
みどりくんがお出迎え
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みどりくんがお出迎え
なんもみえん
夜は叩きつけるような風雨で寝た気がしなかった
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夜は叩きつけるような風雨で寝た気がしなかった
翌日も雨の中スタートし中道経由で三俣蓮華岳・・三角点も三つあるのね
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翌日も雨の中スタートし中道経由で三俣蓮華岳・・三角点も三つあるのね
飛騨側は霧と風が吹きあげて長野側に入ると少し穏やか 久しぶりに北アらしい山歩きだ
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飛騨側は霧と風が吹きあげて長野側に入ると少し穏やか 久しぶりに北アらしい山歩きだ
伊藤新道って再整備、終わったのか?
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伊藤新道って再整備、終わったのか?
コツコツのぼって鷲羽岳 まっちろ残念
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コツコツのぼって鷲羽岳 まっちろ残念
決まりごと
下山中にすーっと晴れて山頂が姿を現す
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下山中にすーっと晴れて山頂が姿を現す
ホシガラスちゃんも空を見上げる
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ホシガラスちゃんも空を見上げる
おおお!
わわわ!三俣蓮華がふわーっと出現
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わわわ!三俣蓮華がふわーっと出現
きゅん!硫黄尾根の存在感
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きゅん!硫黄尾根の存在感
黒部源流〜この先、日本海までの道のりを想像して感無量
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黒部源流〜この先、日本海までの道のりを想像して感無量
鷲羽に続く稜線とトラバースする伊藤新道が見えた
4
鷲羽に続く稜線とトラバースする伊藤新道が見えた
黒部の原点 三俣山荘
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黒部の原点 三俣山荘
一瞬だけ槍〜ぐっときて思わず手を合わせた
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一瞬だけ槍〜ぐっときて思わず手を合わせた
帰りは稜線ルートで、再び三俣蓮華に上る
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帰りは稜線ルートで、再び三俣蓮華に上る
何度も振り返って
何度も振り返って
こっち側はいわいわしている
こっち側はいわいわしている
こちらは巻き道ルート
こちらは巻き道ルート
稜線ルートは丸山を超えていく このアップダウンが意外と堪える
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稜線ルートは丸山を超えていく このアップダウンが意外と堪える
再びの双六、がすーーーん
再びの双六、がすーーーん
トウヤクリンドウさんはガスが似合うね
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トウヤクリンドウさんはガスが似合うね
キャンプ場から歩いてきた稜線を振り返る
1
キャンプ場から歩いてきた稜線を振り返る
三俣山荘も見えた
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三俣山荘も見えた
テン場に戻って・・・なんじゃこのテントの数は
(翌朝のトイレは30人以上の列ができていた)
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テン場に戻って・・・なんじゃこのテントの数は
(翌朝のトイレは30人以上の列ができていた)
双六小屋と双六岳
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双六小屋と双六岳
まあまあ良心的な価格(ざっくり三俣山荘より2割ほど安い)
まあまあ良心的な価格(ざっくり三俣山荘より2割ほど安い)
となりのお兄さんたち、夕方にきて何とかスペースをゲットできてよかったね
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となりのお兄さんたち、夕方にきて何とかスペースをゲットできてよかったね
翌朝も視界なし 下山します
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翌朝も視界なし 下山します
咲き残ったハクサンイチゲ
3
咲き残ったハクサンイチゲ
一輪だけ咲いていた鬼百合
2
一輪だけ咲いていた鬼百合
高校生グループ〜 登山部ですか?と聞いたら「大町の山岳部です!」(`・ω・´)
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高校生グループ〜 登山部ですか?と聞いたら「大町の山岳部です!」(`・ω・´)
鏡平で朝食中に神奈川からバイクで来たお兄さんと話した・・・
願掛けの百名山がんばってね!
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鏡平で朝食中に神奈川からバイクで来たお兄さんと話した・・・
願掛けの百名山がんばってね!
槍を待つ人々 (待っても無駄だけど)
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槍を待つ人々 (待っても無駄だけど)
シシウドが咲き乱れる休憩場所から秩父沢〜まだまだ遠いな
3
シシウドが咲き乱れる休憩場所から秩父沢〜まだまだ遠いな
ワサビ平小屋に到着 リンゴさんが待っていてくれた♡めちゃうまー
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ワサビ平小屋に到着 リンゴさんが待っていてくれた♡めちゃうまー
リンゴ¥250 バナナ¥100 トマト¥200 きゅうり¥100 ・・・
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リンゴ¥250 バナナ¥100 トマト¥200 きゅうり¥100 ・・・
その昔、泣ながら降りてきた笠新道・・・いつかまたいきたいな
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その昔、泣ながら降りてきた笠新道・・・いつかまたいきたいな

感想

台風によって迷走した夏休みは行き先も日程も当初想定外。
いったん目標を黒部五郎として新穂から2泊。予備日1日の予定で入山した。
天気は予想通りのガスで夕方からは雨が降るという。昼間は涼しくていいのだけれど。小池新道は登るにつれて地味に傾斜が増して、テントの重さがじんわり効いてくる。弓折中段から乗越までの上りがすごーくキツかった。
峠からは稜線のアップダウン。ライチョウさんにも会えて、ガスもそこそこ悪くない。槍も笠も全く見えないけど、鷲羽だけがくっきり見えている。ほんと鷲が羽を広げたみたいに優雅な山。
初日、あわよくば三俣山荘までなどと思っていたが、あっさり双六でテントを張る。双六岳まで登ってみたが、一面のガス。ところどころにケルンが積んであって、まるで賽の河原のようだった。テン場にもどり早めのお夕飯を食べたら雨が振り出し、夜通し風雨が激しくて、あまり眠った気がしなかった。
二日目は雨の中、少しでも晴れたらラッキーぐらいの気持ちで歩き始める。
中道から三俣蓮華まで。飛騨側から吹き上げる風と雨が北アルプスらしい。先が見えないから雨に濡れる花の写真なんかを撮りながら歩いていたら、黒部五郎の分岐に出た。ちょっと悩んだけど、昨日見た鷲羽の姿を思い出して右折。なんか登山届と違う行動してるけど仕方ない。三俣蓮華は3つの三角点があって。これは富山、岐阜、長野がそれぞれに設置したのだろうか?
三俣山荘は昔の記憶よりもこじんまりとしていて、朝ごはんでも食べようかと思ったのだけれど展望テラスは営業外だった。
ちょっと休んで鷲羽に向かう。先が見えないからかえって気楽。歩数を数えたりしながらザレが道を一歩一歩。霧の中に現れるピークに2,3回騙されてたどり着いた山頂はやっぱりまっちろけだった。ほんとはぐるっと全部見えるんだよね。残念。
あきらめて下山中に少し陽が差してすーっと霧が晴れてきた。浮かび上がる山頂。黒部源流と三俣蓮華が姿を現す。やっぱりここに来てよかった。
帰りは三俣蓮華を上り返し。途中で一瞬だけ槍と北鎌尾根が現れて消えていった。7月に北鎌で亡くなった方のことを思い出して黙とうをささげた。
稜線ルートで再び双六岳の山頂を踏んだがやはりガスガス。双六小屋に戻るとすごい人たち。テン場のエライことになっていた。お隣のテントの会話が聞こえたりするのもちょっと楽しい。この夜は穏やかでぐっすりと眠ることができた。
最終日、やはりガスの中をゆっくりと降りる。たくさんの降りる人登る人で、登山道のすれ違いが大変。ほんとこんな道よく登ってきたものだ。長い下りをワサビ平小屋を希望に降りてゆく。小屋までたどり着いて、リンゴにかじりつく至福の時。
今回はご来光も夕日も星空も見えず。ちょっとした風雨にも翻弄されたけど、テントの幕一枚を隔てた先に感じる山の息遣い。ガスのなかに現れる神々しい山の姿が心に焼きついて、黒部源流の山々ほんとにすきです。今度は必ず黒部五郎へ。

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [2日]
鏡平往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
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