西鎌尾根〜槍ヶ岳を目指したが…（新穂高温泉から周回）

2018年08月12日(日) 〜 2018年08月14日(火)

• GPS: 34:54
• 距離: 44.3km
• 登り: 3,679m
• 下り: 3,774m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:19
• 休憩: 0:19
• 合計: 8:38

距離 20.8km 登り 2,247m 下り 877m

5:08 スタート地点
5:48 5:49 新穂高温泉
6:52 6:53 笠新道登山口
7:41 小池新道登山口
8:32 8:35 秩父沢出合
9:59 シシウドヶ原
11:03 鏡平
12:26 12:40 弓折分岐（乗越）
13:46 双六小屋

2日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:58
• 合計: 10:30

距離 13.1km 登り 1,067m 下り 1,660m

6:01 宿泊地
6:30 6:32 樅沢岳
7:05 7:10 2599m地点
7:56 8:01 左股乗越
12:03 9:22 千丈乗越
10:29 10:50 槍ヶ岳山荘
10:59 11:02 飛騨乗越
12:03 12:25 千丈分岐点
13:50 槍平小屋

3日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:48

距離 10.4km 登り 382m 下り 1,259m

5:59 宿泊地
6:45 6:50 滝谷出合
8:00 8:10 白出沢出合
9:47 ゴール地点

時刻が記録されていなかったので、写真の時刻を元に入力しました。

天候

1日目：曇り、日暮れから雷雨
2日目：小雨のち風雨
3日目：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

松本ICからR158→R471→県道475で市営 新穂高第3 駐車場に向かったら、20:30着で入口の警備員さんに満車ですと断られました。
やむなく鍋平園地駐車場に行き、満車表示の中を地道に探したら2台分空いていたので無事駐車できました。
コンビニはICから新島々までの区間に、セブン、ローソン、ファミマなど7軒くらいあったと思います。

コース状況／危険箇所等

全般的にはものすごく整備されていて歩きやすいと思います。

とはいえ天下の北アルプスですから、気を抜けば全般的に危険ともいえる(#^.^#)
雨で足元は滑りやすかったし、特に西鎌尾根には数カ所の鎖場もあります。

幸か不幸か西鎌尾根ではガスで視界が悪く、切り立った下界があまり見えず特に怖さを感じることもなく通過してしまいました。当然ヘルメット着用必須です。

その他周辺情報

下山後は駐車場からほど近いひがくの湯で汗を流しました。（700円）
ついでに昼食も、飛騨牛プレミアムカレー1,100円＋牛乳200円、おいしゅうございました。登山者定食3,000円も魅力的だったけど、オジさんにはガッツリ過ぎて若者向きかな。

写真

8/12 5:07

ここからスタート。

8/12 5:13

夕べから満車と貼ってある。

8/12 5:25

少しだけ山道を進む。
行きは良いが、帰りはきつく感じた(^^;)

8/12 5:46

ここで登山届を出しました。

8/12 5:48

帰りに下山届を出してね！と渡された。

8/12 5:49

さぁ、あの雲の中へ進むのだ！

8/12 5:52

工事の関係で利用できない期間があるそうです。

8/12 6:01

林道に入ります。

8/12 6:24

あまり風を感じなかった風穴。

8/12 6:52

タップリの水量で美味しく飲みます。

8/12 7:04

わさび平小屋。

8/12 7:21

冷えた野菜が美味しそう( *´艸｀)

8/12 7:41

左に曲がって小池新道に入ります。

8/12 8:32

秩父の人間が秩父沢に来ました！
特に秩父らしさは感じなかったが(´・ω・`)

8/12 8:49

8/12 8:53

8/12 8:57

8/12 9:21

イタドリヶ原？

8/12 9:54

8/12 9:59

8/12 10:35

木道の上に書いてあるが、ここに熊が来るのだろうか。

8/12 10:36

500mって距離？標高差？(^^;)

8/12 11:03

8/12 11:03

ここは槍ヶ岳が池に映って綺麗なんだよ！と若いカップルの彼氏さんが彼女さんに説明してました。(・_・D フムフム

8/12 11:05

鏡平山荘に到着。

8/12 11:09

迷わずラーメンを注文。

8/12 11:20

山で食べるラーメンのなんと旨いことよ!(^^)!

8/12 11:38

8/12 12:01

ラーメン食べたし、黙々と歩きます。

8/12 12:02

8/12 12:26

やっと尾根に上がった。
ここで重装備のベテラン登山者としばし昔話で盛り上がる。

8/12 12:51

なかなか景色がスッキリ見えない。

8/12 13:11

鷲羽岳？

8/12 13:34

双六小屋が見えてきた。
この頃はまだ双六岳に行くつもりだった(^^)/

8/12 13:43

広いなぁ、何張り張れるんだろ？

8/12 13:46

テントの申し込みの時に、廻りで生ビールのジョッキが行きかうのを見たらもうダメ(*´Д｀)

8/12 14:27

今夜の我が家も完成しました。
日が暮れると雷雨になり、廻りでは一部で浸水騒ぎとテント張り直しが賑やかでした(^^;)

8/12 14:56

プハ〜(*^▽^*)すでに2本目。

8/12 14:58

山登りに来たのか、ビールを呑みにきたのか・・・。

8/12 16:35

三俣山荘が見えました。

8/13 6:01

小雨がパラつく中、2日目スタート。

8/13 6:31

今回でこの1枚しか自分が写ってなかった。
快く撮影してくれたお兄さん、ありがとうm(__)m

8/13 6:35

8/13 6:39

少し視界が開けたりすることもある。

8/13 7:02

赤いから赤岳？

8/13 7:05

硫黄乗越。

8/13 7:40

霧の中へ消えて行く・・・。

8/13 7:56

左股乗越。

8/13 8:26

ガスが取れたら、岩がゴロゴロしてた(*'▽')

8/13 8:33

真っ白な世界を歩いてるだけ。

8/13 8:35

ここはどこ？

8/13 8:37

鎖場登場(*^^)v

8/13 8:44

下が見えないから怖くない!?

8/13 9:18

千丈乗越。
上がってくる人は見かけなかった。

8/13 10:13

ラストの登りは先が見えないし、心が折れそうになる。

8/13 10:26

道を譲った選手と肩で出迎えるTJARのスタッフさん達。
強風が吹き上げるなか、ずっと立ちっぱなしでご苦労様です。
多くのスタッフさんの努力で成り立っているんですね！

8/13 10:29

40年ぶりにに来ました。

8/13 10:29

あっ、ほんの少し山荘で休憩しただけでもう走り始めてる！

8/13 10:49

前日は雷雨で大変だったそうな(*'ω'*)

8/13 10:49

ポカリ500円と記念Tシャツも買ったし、頂上行かずに下ります。

8/13 10:52

キャンプ場。
40年前にテント張った時は、あんなに区分けされていたかな？

8/13 11:00

飛騨乗越に着いて思案中！
短い葛藤の末、南岳を諦め後ろ髪を引かれる思いで槍平へ向かいます。

8/13 11:38

標高2900m以下になったらガスも切れてきた。

8/13 12:03

千丈分岐点。
ここで休憩ポイントに良いですね。

8/13 12:03

救急箱もあるし、心の支えになります。

8/14 5:59

3日目の朝、槍平小屋をスタートします。
前夜の雨でも隣のテントが浸水して苦労されてました。

8/14 6:00

ここの飲料水は源泉かけ流し!?
テント場に近く、水量豊富で助かりました。
ビールは350缶で500円でした。

8/14 6:00

一人で歩く時に、こういうのを読むとドキッとする。

8/14 6:06

あっ、晴れてる！

8/14 6:15

南沢。

8/14 6:16

8/14 6:45

滝谷を渡ろうとしたら、ピンクリボンと違って上流を渡ってくる人たちがいる。

8/14 6:51

真似して渡ったけど、少しだけ遠回りでした。

8/14 6:52

用途　避難小屋敷

8/14 7:23

これがヤマレコでたまに見るキジ打ち禁止の緊急避難場ですね。

8/14 7:30

ヒカリゴケ。
よくわからなかった・・・。

8/14 7:41

新しい切株はなかなかのサイズでした。

8/14 7:58

変わった仕上げの砂防ダムが現れたと思ったら、白出沢でした。

8/14 7:59

今回初の太陽光の浴びる。
笠ヶ岳の勇壮な姿も雲に隠れて良く見えない。

8/14 7:59

8/14 7:59

山の天辺からヘリが飛び出した。
山荘に荷物運んでいるのかな。

8/14 8:12

8/14 8:12

ここから奥穂にも行ってみたいが、現実はなかなか・・(*^^*)

8/14 8:12

アジサイ？

8/14 8:38

ガクアジサイ？

8/14 8:46

穂高平小屋で一休みヽ(^。^)ノ
冷たいポカリ300円でした。

8/14 8:59

穂高平小屋全景。

8/14 8:59

小屋から林道を離れショートカットコースへ。
ちょうど鎌で除草をしている最中でした。

8/14 9:07

8/14 9:29

林道のゲートが見えてくると。

8/14 9:41

ロープウエイ乗り場に到着。

8/14 9:48

下山届を出して、無事完了・・・。
ログは止めたが、まだ鍋平までの登りがあった( ゜Д゜)

8/14 10:49

駐車場に着きました。去年ここに着いた時は右足を骨折した状態だったので、感慨深いです。

8/14 10:49

焼岳も雲の中。

8/14 11:22

ひがくの湯に入ります。

8/14 12:13

普通の露天風呂の他に登山の湯というのがあり、この塀の向こう側にもう一つの露天風呂がありました。
湯上りの肌がすべすべして、運転中も爽やかでした(^_-)-☆

撮影機器：

TG-830 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ぶこうざん

昨年の9月以来の北アルプス。

お盆休みと山の日という時期もあり、車の駐車とテント場の場所取りメインで計画をしてみました。
天候が安定していれば、そのまま奥穂まで歩く食料も準備したものの、入山初日からの雷雨で戦意喪失(*ノωノ)
双六小屋で知り合った、同じコース計画の若者とまずは南岳で再検討しよう！となったものの、槍ヶ岳山荘に来るまでにすれ違った登山者情報でも雷雨で怖い目にあったと聞き・・・、飛騨乗越から槍平へ下りることに( ;∀;)
同じパターンで下山したパーティーもいたし、自分を慰めつつもテン場でビール呑んでたら、まっ山は逃げないし( *´艸｀)と甘い考えに落ち着きました。

3日も歩いているのに意外と山頂には行ってなかった！
双六岳登頂はビールの欲求が強く、槍ヶ岳登頂は風雨で視界が悪いのと40年前の合宿で来てるからいいや・・と、年を取ると自分にますます甘くなる(^^;)

一つだけ良いことが！
槍ヶ岳山荘直下で早いペースの足音を感じたので振り返ったら、なんとカメラマン付きでトレールランナーが走ってくる。
カメラマンは選手の前に行ったり後ろに回ったりと、選手以上の素早い身のこなし！
近づいたところで「お先にどうぞ」とコースを空けたら、爽やかな笑顔で「ありがとうございます！！」とゼッケン22番を付けた選手が通り過ぎ、おもむろに上に向かって大きく手を振っている！
肩のところで迎えてくれていたのはTJARのスタッフさんとカメラマンでした。
えぇ〜、これってもしかして2年ごとに開催してるテレビで見るレース？？

まだまだレース中とは思いますが、唯一拝見できた選手を応援しています。
今回出会った多くのトレールランナーさん達は、追い越される時もすれ違う時も、マナーを守った紳士的な人たちばかりだったことも書き加えておきます。
最後までお読みいただき、ありがとございました。m(__)m