娯楽か苦行か=裏銀座テント泊縦走(烏帽子岳~槍ヶ岳)


- GPS
- 33:31
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 3,808m
- 下り
- 4,012m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:38
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:14
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:00
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
テント泊縦走の総仕上げとして、お盆休みを利用して、裏銀座に挑戦してきました。表銀座どころか槍ヶ岳も未踏な自分としては大したチャレンジでしたが、娯楽の余韻よりは、苦行の達成感が終わった感想です。七倉山荘の前泊で英気を養い、いざ出発。北アルプス三大急登「ブナ立尾根」は、重いザックに暑さも加わり、早速の苦行でしたが、烏帽子岳からの絶景に癒やされ、一日目は終了。2日目は三俣テント場確保を目差し、3時スタート、1時半起きなので深夜勤務ですね(汗)この日の行程はロングだったので最後の鷲羽の上りは苦行でした。ただ、早朝の野口五郎岳のモルゲンロートと背景の槍ヶ岳ほか峰々は絶景この上なかったです。三俣テント場は最上部雪渓付近でしたがテントにいながら鷲羽岳が目の前に鎮座で大満足、湧き水も美味しかった。3日目は槍ヶ岳を目指し、西鎌尾根をひたすら上り、疲労の蓄積と急登、アップダウンが激しく、鎖場やザレ場など危険箇所が多い尾根で、最後の苦行と言い聞かせながら、ラストスパートでした。槍ヶ岳小屋に到着し、テント設置。こんなところに張るの?と思う絶壁岩場で、夜には強風でテントの半分が浮き上がり、吹き飛ばされる恐怖におびえながら一夜を過ごしました(いい経験でしたが、娯楽<苦行)。翌朝は強風と霧混じりでしたが、6時頃には晴天となり、槍穂先に登頂!直前の強風と霧のおかげで渋滞なく鎖場岩場を通過できました。あとは下り一辺倒で新穂高に下山しましたが、途中の滝谷の橋は流されたとのことですが、関係者のご尽で復旧しておりました。終わってみれば、勉強ばか苦行ナ山行でしたが、裏銀座攻略という「娯楽」は十分に満喫できました。
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