唐松岳〜白馬三山〜大雪渓(八方尾根から猿倉へ)


- GPS
- 19:27
- 距離
- 30.3km
- 登り
- 3,443m
- 下り
- 2,948m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:36
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:09
天候 | 1日目 曇りのち雷雨 2日目曇り時々晴れのち雷雨 3日目晴れのち雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方尾根第3駐車場(無料)に駐車して、徒歩10分程度でゴンドラ乗り場 ゴンドラリフトアダム〜リフトを乗り継いで八方池山荘より登山開始 (荷物代込みで片道 1,990円) (帰り) 猿倉よりアルピコ交通の路線バスにて八方バスターミナルまで乗車(930円) 徒歩10分程度で第3駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは、ゴンドラ乗り場の前で提出 ・不帰ノ嶮は、険しい岩稜が続き、クサリ場やハシゴがあり、緊張の連続です。 ・白馬鑓ヶ岳、杓子岳はガレ場の上り下り。下りは滑り易いので注意。 ・大雪渓はアイゼンもしくは軽アイゼンがあると安心です。 (私は荷造りの段階で忘れてしまいました) |
写真
装備
個人装備 |
テント
テントマット
ツェルト
携帯コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
カメラ
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
ガイド図
コンパス
ライター
ナイフ
保険証
飲料水(2L)
ティッシュ
タオル
防寒具
手袋
ストック
ビニール袋
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
水筒
食料(主食・携行食)
スポーツドリンク
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感想
夏休みに入ったら、どこへ行こうか?
20代の頃に友人たちと一緒に登った白馬岳〜五竜岳の縦走が私には初めての
本格登山でした。
当時は、1日目は猿倉から入り、大雪渓を上って白馬山荘で泊まる。
2日目は、白馬三山を周って不帰の嶮を越え、唐松岳を経て五竜山荘で泊まる。
3日目は、早朝から空身で五竜岳に登り、遠見尾根を下って五竜スキー場に
下山しました。
今回は、このルートの逆まわりで約30年ぶり?の不帰の嶮を踏破に挑みました。
出発は、アクセスのし易さから八方尾根からとなりましたが、空模様が怪しい。
扇雪渓あたりで雨が降り出し、稜線に出た頃には雷鳴が近くに聞こえ逃げ場の
ない岩場で時には体を低くしながら、何とか無事に唐松頂上山荘に到着しました。
しかし、今回はテント泊の予定でしたが、山小屋での素泊まりに変更。
また、五竜岳に行く予定もキャンセル。半日空いてしまいました。
次の日は、当初の計画どおり唐松岳山頂を経て、念願の不帰の嶮に挑みました。
当時もそうでしたが、今回もガスがかかり、高度感が薄れた分、恐怖はやわらぎ
ましたが、クサリ場の下りは本当にびびりました。
核心部を過ぎてからは、気持ちの良い稜線歩きを期待していましたが、
アップダウンがきつく、昔の記憶はよみがえりませんでした。
若い頃はがむしゃらに歩いていたのでしょうね。
白馬鑓ヶ岳・杓子岳は、2012年に訪れた事があるので懐かしかったですね。
白馬岳頂上宿舎に着いてテントの受付をしている間に雨が降り出して
テントは雨の中での設営になってしまいました。
夜半は、雷と風雨が強くなり明日の天気が心配になりましたが、
3日目の朝は、素晴らしい青空が迎えてくれました。
とは言っても疲れはピーク。何をするにもおっくうになり、テントの撤収・荷造り
もはかどらず、9時過ぎに白馬岳山頂を目指して出発。
白馬岳山頂では、青空のもと立山・剱岳の雄姿が近くに、遠くには裏銀座の先に
槍・穂高の山容も確認できました。日差しもあり風も心地良いため、
気持ちの良い時間を過ごす事ができました。
下山は、大雪渓を経て猿倉へ。ここでアイゼンをザックに積み込む事を忘れて
いた事に気づき、アイゼンなしでの下りとなってしまいました。
気を付けて下りれば大丈夫とは思っていましたが、何度もスリップして尻もちを
つく始末。装備の確認は大切ですね。反省しきりです。
大雪渓を無事通過して登山道に戻るも、足はパンパン、乳酸溜まりまくりで
猿倉まで大変でした。おまけにまた雨が降り出し猿倉に着いた途端、土砂降りに。
今回の山行は、雨には降られましたが、30年ぶりに不帰の嶮を歩けたことが
大きな成果でした。準備は忘れずに・・・。
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