八峰キレットを歩く（扇沢〜爺ケ岳〜鹿島槍ケ岳〜五竜岳〜白馬八方）

2018年08月11日(土) 〜 2018年08月13日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,931m
• 下り: 2,514m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:24
• 合計: 7:58

7:20 扇沢
7:30 7:38 柏原新道入口
8:50 ケルン
11:45 12:30 種池山荘
13:25 13:47 爺ケ岳南峰
14:02 14:08 爺ケ岳中峰
15:07 15:10 冷乗越
15:18 冷池山荘

2日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 1:46
• 合計: 11:37

4:38 冷池山荘
5:45 5:55 布引山
6:45 7:00 鹿島槍ヶ岳南峰
7:30 7:33 吊尾根
7:40 7:45 鹿島槍ヶ岳北峰
8:00 8:05 吊尾根
9:15 9:45 キレット小屋
11:07 11:20 口ノ沢のコル
11:58 12:10 北尾根ノ頭
14:57 15:10 五竜岳
16:15 五竜山荘

3日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:55

6:50 五竜山荘
7:58 8:10 大黒岳
9:55 10:20 唐松岳頂上山荘
12:05 八方池
13:00 八方池山荘
13:45 八方

天候

1日目：雨→曇→晴れ
2日目：曇
3日目：雨→時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢有料駐車場（1日：1,000円×3日）
帰り：バス白馬八方BT〜扇沢（1,800円）

コース状況／危険箇所等

柏原新道〜鹿島槍ケ岳南峰はよく整備されており、特に危険な箇所はありません。
鹿島槍ヶ岳南峰から先は危険な岩場が増えます。
唐松山荘から八方尾根は歩きやすくなりますが、八方池付近からは観光客が増えるとはいえ、段差が大きすぎて歩きにくいと感じました。

その他周辺情報

大町温泉に薬師の湯があります。

写真

8/11 7:21

午前4時に扇沢に到着して少しだけ仮眠。
7時20分に出発です。

8/11 7:30

扇沢から来た道を10分ほど下れば扇沢橋。
ここを渡れば柏原新道の入口です。

8/11 7:31

柏原新道入口。
登山届もここで提出。

8/11 9:53

よく整備された登山道

8/11 10:30

水平道もあれば

8/11 11:06

ガレ場も少しありました

8/11 11:33

ちょっと急登の鉄砲坂を過ぎれば

8/11 11:41

種池山荘が見えてきました

8/11 11:48

ここで昼食

8/11 12:50

爺ケ岳への稜線

8/11 13:32

爺ケ岳南峰頂上の様子

8/11 13:51

爺ケ岳中峰へ向かいます

8/11 13:57

爺ケ岳中峰頂上へは登山道の分岐点があります

8/11 14:07

爺ケ岳中峰頂上、、、モヤッています。

8/11 14:17

登山道へ合流しました

8/11 14:18

爺ケ岳を振り返って

8/11 14:18

先へ進みましょう

8/11 14:22

雲の切れ間から劔岳が

8/11 14:25

雲に覆われていますが、かっこいいです。

8/11 14:39

前方に冷池山荘が見えてきました。

8/11 14:42

振り返って、歩いてきた稜線
遥か向こうに種池山荘が見える

8/11 14:44

あまりにも雲が近いので、思わず自撮りしてしまった

8/11 15:02

冷乗越が見えています

8/11 15:07

冷乗越

8/11 15:11

ここから冷池山荘まで約10分程の登り返し

8/11 15:20

今日の宿、冷池山荘

8/11 19:05

夕暮れ、雲海が湧いてきました

8/11 19:07

鹿島槍ヶ岳が見えました。

8/12 4:37

✵2日目✵

8/12 4:41

テント場に向かう道から朝の景色

8/12 4:48

冷池山荘のテント場
ちょっと山荘から遠いのが、、、

8/12 5:14

この辺りは虫が多かったなぁ、、、

8/12 5:45

布引山頂が見えて来ました。

8/12 5:50

布引山2,683m

8/12 6:21

鹿島槍ヶ岳山頂へ

8/12 6:21

来た道を振り返る

8/12 6:46

鹿島槍ヶ岳南峰頂上2,889m
撮っていただきました。

8/12 6:51

賑わう百名山頂上

8/12 7:02

続いて北峰へ
ここからは、登山道の様子が変わります。

8/12 7:29

雪田が残っています

8/12 7:30

鹿島槍ヶ岳吊尾根

8/12 7:31

吊尾根の分岐点

8/12 7:38

北峰頂上にむかいましょう

8/12 7:42

鹿島槍ヶ岳北峰頂上2,842m

8/12 8:00

吊尾根分岐点からキレット小屋方面に向かいます

8/12 8:15

なかなか危険なルートです

8/12 8:50

八峰キレットの有名な地点

8/12 8:57

この横になった梯子も写真でよく見ました

8/12 8:58

人がひとり通れるほどの所です

8/12 8:58

滑落注意！

8/12 9:00

キレットの核心部。モヤッているので、写真からは迫力は伝わりませんが、エグい所でしたよ。

8/12 9:00

独特な雰囲気です

8/12 9:01

鎖場が続きます。

8/12 9:13

キレット小屋が見えました。
皆さんがよく言うセリフ「凄い所に建ってるなぁ、、」

8/12 9:15

梯子を降りて行きましょう

8/12 9:18

キレット小屋
ここで小休止

8/12 9:18

小屋の前も登山道

8/12 9:54

しばらくはこんな感じです

8/12 10:27

三段登りといわれる辺りかな

8/12 11:08

口沢のコル
な〜んにもない、平坦な所で古傷の右足首を捻ってしまった。
足首を固めて、痛み止めを飲んで、だまし、だましで歩くことにした。

8/12 12:09

北尾根の頭2,560m
とりあえずゆっくりと歩いてきました。

8/12 13:37

G5の鎖場
アドレナリンがあがっているのか、痛みに慣れたのかわからないが、しんどいけれど、楽しかった。

8/12 13:54

雷鳥の子

8/12 13:54

雷鳥のお母さん
親子連れで登山道を歩いていました。

8/12 14:20

G4の辺りかなぁ、、、？

8/12 14:52

気付けば五竜岳の分岐が見えてきました。

8/12 14:57

五竜岳分岐点

8/12 14:59

五竜岳山頂へ

8/12 15:05

五竜岳頂上2,814m
視界ゼロ、、、

8/12 15:35

五竜山荘へむかいましょう

8/12 15:44

まだまだ鎖場は続きます。
ゆっくり歩きます。頑張れ右足よ！

8/12 16:16

テント場が見えてきました

8/13 6:47

✵最終日✵

朝から雨、、、

8/13 6:56

遠見尾根との分岐点
唐松岳、八方尾根方面へ

8/13 7:12

しばらくは緩やかな下りでしたが

8/13 8:09

アップダウンの連続
登り下りのコースタイムが同じだった理由はこれか、、、

8/13 8:31

モヤモヤの中を登ります

8/13 8:46

もうすぐ岩場の登りかな

8/13 8:54

これより岩場

8/13 9:02

この辺からが牛首といわれる所かな

8/13 9:09

小雨が降るので慎重に、、、

8/13 9:27

しかし、いつまでも登らせてくれるよ、、、
しんどいわ。

8/13 9:45

すれ違いに気を付けて、、

8/13 9:56

牛首過ぎれば、唐松山荘はすぐ。

8/13 10:39

八方尾根で帰ります。
雷がゴロゴロ響いていました。

8/13 11:02

丸山ケルンが見えてきました

8/13 11:04

丸山ケルン

8/13 11:16

扇雪渓

8/13 11:39

この辺りの稜線歩きは良かったかな

8/13 11:47

八方池が見えてきた
少しホッとします。

8/13 12:06

天気が残念なので、八方池には寄りません

8/13 12:09

第3ケルン

8/13 12:10

八方池

8/13 12:19

八方ケルン

8/13 12:29

第2ケルン

8/13 12:31

ここから木道
トイレあり

8/13 12:42

リフトが見えてきたよ〜

8/13 13:01

快適なリフト
スキーがしたい、、、

8/13 15:32

八方BTから扇沢直通バスで戻ってきました

8/14 16:37

今回のもう一つの目的
欲しかったTシャツ

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

han-sama

山旅から帰って、すでに一週間が過ぎた今、誰も見てくれないだろうなと思いながら、レポートしております、、、。
今回は、欲しかった五竜山荘のTシャツ購入のために、鹿島槍ヶ岳を登り、八峰キレットを越えてきました。
前日はギリギリまで仕事をしていたので、大阪を出発したのが22時頃で、扇沢に到着したのが午前4時。予想通り無料駐車場はすべて満車でした。
6時すぎまで仮眠をして、柏原新道を歩きました。雨が降り出したのは樹林帯の中だったので、雨具は付けず、ザックカバーのみ装着。登りで合羽を着ると、中から蒸れてくるのが苦手です。山の日だというのに、あいにくの天気。モヤで眺望ゼロ。
しかし、柏原新道の石畳のあたりを歩いている頃には雨もあがって、青空が見えてきました。

2日目は雨は降りませんでしたが、ずっと曇空。写真を撮ってもモヤでイマイチ。
幸か不幸か、モヤで高度感のないキレットを通過して、口ノ沢のコルで休憩をしようとした時に、もともと弱い右足首が「ブチッ」となりました。やってしもうた〜、このあとG5、G4の岩場があるのになんやねん！と思いながら、とりあえず足首を固定して、痛み止めを飲む。ストックを使って、騙し騙し歩きました。何とかいけましたが、一週間経っても、まだ足が痛い。八峰キレットに五竜岳、、、険しすぎるねん！場所が場所だけに、改めて山の怖さを実感する。

最終日は雨。五竜山荘から唐松岳頂上山荘までは嫌な登り返しの連続。コースタイムがどちらから来ても同じというのは、そういうことか〜と思いながら歩いた。
右足はイマイチ。八方池の眺望もイマイチ。いつか不帰キレットを歩くときに、今回の旅で見れなかった景色を愉しみたいと思います。
最後までありがとうございました。