八ヶ岳 −赤岳から硫黄岳へ−

2018年09月05日(水) 〜 2018年09月06日(木)

• GPS: 32:58
• 距離: 25.2km
• 登り: 1,888m
• 下り: 1,885m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 2:32
• 合計: 9:16

6:18 美濃戸口
6:18 6:19 八ヶ岳山荘
7:19 7:22 やまのこ村
7:23 7:32 赤岳山荘
7:39 7:39 美濃戸山荘
8:41 8:55 堰堤広場
10:33 11:23 赤岳鉱泉
11:54 12:14 中山尾根展望台
12:24 12:25 行者小屋
12:37 12:40 阿弥陀岳分岐
13:41 13:51 文三郎尾根分岐
14:05 14:11 赤岳
14:13 14:15 竜頭峰
14:19 14:19 赤岳
14:21 14:22 竜頭峰
14:23 14:54 赤岳
15:01 15:02 赤岳頂上山荘
15:34 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:57
• 休憩: 2:25
• 合計: 8:22

6:49 赤岳天望荘
6:54 6:56 地蔵の頭
7:04 7:12 二十三夜峰
7:27 7:30 日ノ岳
7:38 7:41 鉾岳
7:43 7:47 石尊峰
7:58 7:58 三叉峰（横岳）
8:12 8:12 横岳
8:14 8:46 奥ノ院（横岳）
8:59 8:59 台座ノ頭
9:21 9:44 硫黄岳山荘
10:05 10:16 硫黄岳
10:42 10:51 赤岩の頭
11:48 11:49 ジョウゴ沢
11:54 11:57 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:00 12:39 赤岳鉱泉
13:34 13:35 堰堤広場
14:13 14:13 美濃戸山荘
14:18 14:19 赤岳山荘
14:23 14:28 やまのこ村
15:11 15:11 八ヶ岳山荘
15:11 ゴール地点

天候

9／5晴れ　9／6晴れのち曇り　風が冷たかった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘の駐車場を利用しました。1日500円

その他周辺情報

縄文の湯　６００円

写真

9/5 6:18

台風一過、出発
出だしは樹林帯歩きなので風は無いが、上空の雲はすごい速さで流されていく。強風、増水で無理と判断したら撤退することをirakkumaさんと事前に確認。

9/5 6:24

雨は止んでいたのですが、出発と同時にまた降り出した。

9/5 6:28

濁流
y:行けるかなぁ？
i:微妙ですね…
ゴーゴーゴーー(凄い音)

9/5 6:55

雨が上がり晴れ間が見えてきました( ☆∀☆)

9/5 7:26

赤岳山荘まで来ました。

9/5 7:23

「わすれもの禁止」
わかっていたら忘れないってば( *´艸｀)クスクス

9/5 7:26

15℃ 暑くもなく寒くもなく。

9/5 7:39

北沢と南沢の分岐
北沢を選択

9/5 7:47

北沢に向かう林道は所々で倒木で塞がれていました。

9/5 7:50

倒木の状態を確認したうえで、下をくぐるか迂回しました。

9/5 8:18

こんなに太い木もポッキリ折れていました。

9/5 8:32

堰堤広場前で晴れてきた。
この写真だけを見れば前日に台風が通過したなんて全くわからない

9/5 9:40

この橋だけ橋の上に水が被っていた。
ただし他の橋も周りの草が水流でなぎ倒された跡があり、前夜は相当増水していたことがわかる。

9/5 9:53

こんな小さなきのこも頑張った。

9/5 9:57

裏側も撮ってみた。

9/5 10:11

こんな大きなきのこも頑張った。

9/5 11:47

ニョロニョロ。

9/5 10:24

きのこの山。
y:お腹空いてる？

9/5 10:33

赤岳鉱泉に到着
計画より一時間以上かかった。

9/5 11:55

計画を変更して文三郎道から赤岳へ
中山乗越でちょっと寄り道

9/5 12:10

中山展望台から赤岳と横岳を結ぶ稜線
明日はあそこを歩くんだよ

9/5 12:26

文三郎道へ
i:階段地獄ってヤマレコに書いてあったような…
y:イヒヒ

9/5 12:58

ステージ2の階段

ステージ・・・？
i:yamazkiさん曰くステージ4まであるらしい

9/5 12:59

i:もうすぐステージ3かな？
y:まだまだ

9/5 13:17

赤岳全景

9/5 13:38

y:私はここを「天国へ続く階段」と呼んでいます。

9/5 13:39

y:irakkumaさん、天国に到着
(-人-)

9/5 13:40

i:yamazkiさんも早くこっちの世界へいらっしゃ〜〜〜い！！
y:遠慮しとこかな

9/5 13:43

天国も束の間、岩場地獄の始まり

9/5 14:06

地獄なんて言いながらも岩場を楽しんでいるyamazkiさん
y:岩場天国!?

9/5 14:26

本当にその通りですね。

9/5 14:25

y:もうすぐ山頂だよ。irakkumaさんは初めてなんだよね。

9/5 14:29

i:ずっと遠くから眺めていた赤岳の山頂がすぐそこに…

9/5 14:31

i:やったーーーー！
赤岳に来ちゃった！！
y:おめでとう！

9/5 14:33

yamazkiさん、いつものポーズで。
y:グォー

9/5 15:01

明日歩く道
y:この景色見たくて何度も登ってしまう。
i:風が強くなければいつまでここにいたいと思いました。

9/5 15:14

i:赤岳から天望荘までの下りがいちばんキツかったです。
y:ここを下れば風呂上りのビールが待ってるよ

9/5 16:19

風が強く体も冷え冷え
天望荘お風呂で温まりました。
この標高でお風呂なんてありがたいなぁ

9/5 17:27

夕食は美味しくて食べすぎました。

9/5 18:06

寒いので食堂の中から日没を眺めます。

9/5 18:07

また明日会おう！（太陽に叫ぶ）

9/5 18:14

山で過ごす黄昏時っていいなぁ

9/6 0:21

Q:何の写真？
A:夜中に横岳方面を撮影しようとしたのですが、雲がかかって星はまったく見れず。試しに三脚無で撮影したが、ブレまくり。

9/6 4:36

4時30分。目が覚めて外を見ると…

9/6 5:20

おはようございます
2日目の朝です
今日は朝からいい天気

9/6 5:21

ご来光も拝めました。

9/6 5:23

赤く染まる赤岳

9/6 5:24

富士山も赤く染まった

9/6 5:26

雲は雲海というほど広がってはいませんでしたが、朝日に照らされてきれいでした。

9/6 5:31

阿弥陀岳の頭にもようやく陽があたる💡

9/6 5:35

朝食です
いただきます

9/6 6:54

秋が近づいています。

9/6 6:55

地蔵尾根分岐
お地蔵さんの頭巾（前掛け）も飛びそう

9/6 6:59

横岳まで高低差は左程ありませんが岩場が続くので、出発からヘルメットを装着しました。

9/6 7:11

9/6 7:23

慎重に、慎重に。

9/6 7:39

y:あそこ歩くんだよー
i:歩く所なんてあるの！？

9/6 8:15

梯子が似合う男、yamazki。

9/6 8:16

登っている最中の一枚

9/6 8:17

横岳山頂到着

9/6 8:27

i:やったーー！！

9/6 8:42

横岳山頂でヘルメットを脱いだけど、これを見て…
y:irakkumaさんヘルメットまた着けよーよ
i:落ちたら助からないレベルだもんね

9/6 8:42

梯子を降りたらこんな案内が。

9/6 9:00

硫黄岳の手前でようやくなだらかになりました。
ただし被っているヘルメットも浮くくらいの風の強さ

9/6 9:06

青い空と輝く雲。

9/6 9:44

硫黄岳山荘でトイレ休憩のつもりが
y:もう食べるの？

9/6 9:28

カモシカのお兄さんオススメの「エネもち」胡桃入りで腹持ち良さそう。

9/6 9:45

駒草神社。かわいい名前(*^^*)

9/6 9:52

硫黄岳山頂に向かって再出発

9/6 10:05

硫黄岳山頂より、来た道を振り返る

9/6 10:08

爆裂火口跡は何度見ても飽きない景色

9/6 10:10

ポーズ決まってるね。
じゃあ並んで撮ろう

9/6 10:21

と、タイマーを設定していると、先ほど山頂の記念写真を撮っていただいたお兄さんが駆けつけてくれて再び撮ってくれました。
ありがとうございました！

9/6 10:26

赤岳鉱泉に向かって下ります。
y:赤岳鉱泉でお昼にしよう
i:急にお腹が空いてきたよ

9/6 10:30

ここだけ地質が違うみたい

9/6 10:37

空気が澄んでいます。

9/6 10:48

赤岩の頭より硫黄岳を振り返る
ここから見る硫黄岳はまた違った山に見える

9/6 10:55

紅葉はまだでしたが、空が高くなった気がする

9/6 11:18

コケ苔こけ

9/6 11:41

ここで再び倒木
こんな太い木が倒れるなんて、改めて台風の恐ろしさ気づく

9/6 11:46

赤岳鉱泉手前の渡渉地点
沢の水は多かったですが濁ってはいませんでした。

9/6 11:54

9/6 12:00

赤岳鉱泉到着
y:お昼は何にしようかな

9/6 12:14

y:パスタにしました。

9/6 12:15

i:ビーフカレーにしました。

9/6 12:57

前日は1／3くらい水没していた橋
前日の写真と比べると水量が減っていることがわかる

9/5 9:41

※こちらが前日の写真です

9/6 13:23

大量の雨でコケが活き活き

9/6 13:41

艶っぽいですが、実は表面はカサカサ

9/6 17:43

縄文の湯ですっきりしたら、ぺぱんのジェラートで「お疲れさまでした！」

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

感想

yamazki_taro

yamzki_taro
　硫黄岳から赤岳への縦走は6月にも計画していたが、大雨のため中止。今回、改めて計画すると、今度は台風が近づいてくる。予報では5日から晴れだったので、台風が過ぎた後の登山道の状況次第では引き返すことも覚悟して計画を実行。
　北沢と南沢の分岐を過ぎたあたりで、細い若木が一本根元から倒れているのを見つけて台風の威力を実感・・・ただし、これはまだ甘かった。ここから何か所も人の体よりも太い大木が幹から折れて道を塞ぐ、さらに沢は濁って勢いもスゴイ。慎重に歩いたので、赤岳鉱泉に到着したときは予定より一時間オーバー。ここで、初日は赤岳に登り、二日目に硫黄岳を目指すことに変更。結果としてはこの方が二日間とも余裕がある行動を取ることができた。当初の計画がまずかったのか・・・

　赤岳山頂の手前からは寒さを感じるくらいの強風の中、無事に山頂に到着。ここから硫黄岳までは二日間とも強風で9月の上旬と言えどもかなり重ね着をして行動。赤岩の頭からの下りは樹林帯を通るので、ようやく風も収まったが、またしても倒木。もし当初の計画通り、初日に硫黄岳から赤岳に向かっていたら果たして何時に小屋に着いたのだろうか・・・

　下山の際、赤岳山荘のおばちゃんと話している時に「いい経験だったね」と言ってもらったが、確かに今回は台風一過という状況の下、いろいろいな経験を積むことができた。結果としては山頂に到着することができ、そこで素晴らしい景色を眺められたが、下山してからも本当に山に行ってよかったのかと自責の念が残っていることをここに記載して、この感想を次回以降の備忘録としよう。