高瀬ダム〜烏帽子〜船窪〜七倉ダム


- GPS
- 47:30
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 3,332m
- 下り
- 3,332m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:35
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:50
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:00
2日目は、なかなか歩きごたえがありました。
天候 | 6日曇のち嵐、7日曇り時々晴れ、8日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目(高瀬ダム〜烏帽子小屋) 見晴らしのない急登をただひたすら。 『三大急登』って、確かに急ではありますが、見晴らしなくて長く感じるだけのメジャー登山路だと思う。 2日目(烏帽子小屋〜船窪小屋(テント場)) 烏帽子小屋〜不動岳 広く白い尾根道や石楠花・這松に囲まれた道、小池があったり変化に富んだ幸せな道 不動岳〜船窪(テント場) 長野側が崩壊しており、転んだらタダでは済まされない雰囲気ではありますが、良く整備されており、『心得』のある方には問題なし。船窪乗越からの登り返しは疲れた身体に堪えます。 3日目(船窪(テント場)〜七倉ダム) 船窪(テント場)〜船窪小屋〜天狗の庭 快晴の天気のお陰もあり、サイコーの尾根歩き。長野側は朝日眩しく雲海が広がり唐沢岳〜大天井〜槍、富山側は蓮華〜針ノ木、剣〜立山〜五色ヶ原、手前に船窪〜不動〜三ッ岳、遠くに多分、水晶。もう、お腹一杯。 天狗の庭〜七倉ダム これぞ『急降(急登)』。『胸突き八丁』とはこの事だと初めて思いました。お手製の木梯子が20〜30はありました。途中、登り返しが少しあります。下りで手を使ったのは久しぶりです。 |
その他周辺情報 | 温泉 七倉ダムの七倉荘 葛温泉の高瀬館、かじか、仙人閣 私は大町温泉郷の薬師の湯が行きつけです。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
エメラルドグリーンは、温泉の影響なのだとか。。。怪しく思っていましたが、下山時、山の中腹からずっと硫黄臭がしてたので、本当らしい。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | ドライフーズを適当に突っ込んできたら、五目御飯に偏り、パンも行動食にと甘いものばかりにしたため、途中で飽きた。 |
感想
9月の連休は、仕事の疲れと毎週末の天候不順にはばまれ、何処にも行けずにいたこの週末、台風が来ていたものの、北アルプスは中日に少し雨くらいの天気予報に、立山を目指すことに。
諸般の事情により、寝ない関越にのったのが3時過ぎ。道中、たまらずSAにて仮眠し、9時ごろ大町入り。
よくよく調べると風が凄いというので、立山の広いテン場に不安を覚え、急遽、烏帽子〜船窪周回ルートとすることにし、七倉ダムへ。
さすが台風パワー、9時半なのに駐車場は半分も埋まってませんでした。七倉尾根か、ブナ立て尾根か?!悩んでいたところへタクシーの運転手さんよりお声掛けを頂き、相乗り700円で高瀬ダムへ。
ブナ立て尾根は寝不足に加え、樹林帯続きの単調さに、休み休み登る。昼過ぎ烏帽子小屋到着。手続きを済ませテン場に向かうと三連休初日なのに2張のみ。風を避けると思うところにテントを立て、早い夕食を済ませ、日没前から就寝。
夜中、頬をペタペタ叩くものに目を覚ますと、凄まじい音とともに風が次々押し寄せテントが半分くらいになったり、膨らんだり。覚悟はしていたものの、やはり恐ろしかったです。
明けてテントを仕舞おうとしたところ、やっぱりポールが曲がってました。。。
2日目は、烏帽子小屋から船窪テン場までの周回。台風をやり過ごしてからの出発で少し遅め。風雨は大したことなく、尻上がりの天候でしたが、期待した台風一過の快晴とはならず、景色はイマイチ。それでも、花崗岩の白い尾根、崩壊寸前のリッジ、石楠花の中、深い樹林帯、アスレチックのような梯子・ロープと変化に富んだ山歩きは、この間、誰もともすれ違うことなく久しぶりの独り歩きを堪能させて頂きました。
船窪のテン場は最終到着で、こちらも私を入れて3張。『命懸けの給水』と言われるとか言われないとかいう水場も、小屋の方の努力により立派な足場を設けて頂いていたお陰で無事に確保。前日同様、早い夕食を裏銀座〜槍を眺めながら済まし就寝。夜中、目を覚ますと満点の星空と昨日とは打って変わった静寂。
最終日は、これぞ台風一過の青空!蓮華、針ノ木、剣、立山、五色ヶ原、水晶、槍、西、大天井、燕、餓鬼、唐沢もう言うことなし。
船窪小屋の方々も非常に優しく、入るなり温かいお茶を出してくださったり、小屋締め前のサービスがあったり。
名残惜しくも帰宅の渋滞を恐れて、急登を急降下。
昼前から大町の薬師の湯の露天で疲れを癒やし、ドライブ方々、混まない下町で5時間半掛けて帰りました。
とにかく混雑嫌いの私には最高の山旅でした。
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