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Yamareco

記録ID: 1610927
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

高瀬ダム〜烏帽子〜船窪〜七倉ダム

2018年10月06日(土) 〜 2018年10月08日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
47:30
距離
23.9km
登り
3,332m
下り
3,332m

コースタイム

1日目
山行
4:35
休憩
0:00
合計
4:35
9:55
25
10:45
165
13:30
60
2日目
山行
7:30
休憩
0:20
合計
7:50
8:35
20
8:55
15
9:10
9:15
75
10:30
80
11:50
12:05
135
14:20
65
15:25
60
16:25
3日目
山行
2:40
休憩
0:20
合計
3:00
6:30
15
6:45
6:55
15
7:10
25
8:50
9:00
25
9:25
5
9:30
ゴール地点
個人的には、ブナ立て尾根よりも七倉尾根の方が急登だと思います。蓮華から針ノ木も歩きたいので、今度は、この急登かと思うと今からウンザリです。(笑)
2日目は、なかなか歩きごたえがありました。
天候 6日曇のち嵐、7日曇り時々晴れ、8日快晴
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
埼玉より関越〜上信越(東部湯の丸SA泊)〜長野(麻績IC)〜県道55〜県道326〜七倉ダム(往路〜タクシー2,200円/台〜高瀬ダム)
コース状況/
危険箇所等
1日目(高瀬ダム〜烏帽子小屋)
見晴らしのない急登をただひたすら。
『三大急登』って、確かに急ではありますが、見晴らしなくて長く感じるだけのメジャー登山路だと思う。
2日目(烏帽子小屋〜船窪小屋(テント場))
烏帽子小屋〜不動岳
広く白い尾根道や石楠花・這松に囲まれた道、小池があったり変化に富んだ幸せな道
不動岳〜船窪(テント場)
長野側が崩壊しており、転んだらタダでは済まされない雰囲気ではありますが、良く整備されており、『心得』のある方には問題なし。船窪乗越からの登り返しは疲れた身体に堪えます。
3日目(船窪(テント場)〜七倉ダム)
船窪(テント場)〜船窪小屋〜天狗の庭
快晴の天気のお陰もあり、サイコーの尾根歩き。長野側は朝日眩しく雲海が広がり唐沢岳〜大天井〜槍、富山側は蓮華〜針ノ木、剣〜立山〜五色ヶ原、手前に船窪〜不動〜三ッ岳、遠くに多分、水晶。もう、お腹一杯。
天狗の庭〜七倉ダム
これぞ『急降(急登)』。『胸突き八丁』とはこの事だと初めて思いました。お手製の木梯子が20〜30はありました。途中、登り返しが少しあります。下りで手を使ったのは久しぶりです。
その他周辺情報 温泉
七倉ダムの七倉荘
葛温泉の高瀬館、かじか、仙人閣

私は大町温泉郷の薬師の湯が行きつけです。
予約できる山小屋
七倉山荘
東部湯の丸で仮眠後、上信越道を急ぐ。うぉ〜、山だ!!(笑)
東部湯の丸で仮眠後、上信越道を急ぐ。うぉ〜、山だ!!(笑)
大町到着。この夏歩いた爺〜鹿島槍。
大町到着。この夏歩いた爺〜鹿島槍。
七倉ではタクシーの運転手さんに煽られ、画像なく、いきなり高瀬ダム。
エメラルドグリーンは、温泉の影響なのだとか。。。怪しく思っていましたが、下山時、山の中腹からずっと硫黄臭がしてたので、本当らしい。
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七倉ではタクシーの運転手さんに煽られ、画像なく、いきなり高瀬ダム。
エメラルドグリーンは、温泉の影響なのだとか。。。怪しく思っていましたが、下山時、山の中腹からずっと硫黄臭がしてたので、本当らしい。
ダムを横断、突き当たりのトンネルに、、、、
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ダムを横断、突き当たりのトンネルに、、、、
吸い込まれて歩いていると、想像以上の観光客に驚く。
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吸い込まれて歩いていると、想像以上の観光客に驚く。
不動沢の吊り橋。
不動沢の吊り橋。
砂礫に埋め尽くされる不動沢。36台のトラックで毎日掘り返しているそうですが、このスケール、まったく追いつきそうにないですね。
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砂礫に埋め尽くされる不動沢。36台のトラックで毎日掘り返しているそうですが、このスケール、まったく追いつきそうにないですね。
振り返って上流側。
こりゃ、ムリだわ。
振り返って上流側。
こりゃ、ムリだわ。
濁沢キャンプ場。のんびり、泊まってみたい。
濁沢キャンプ場。のんびり、泊まってみたい。
不動沢に架かる橋。仮設?!にしては、丸太がなかなか立派。
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不動沢に架かる橋。仮設?!にしては、丸太がなかなか立派。
慰霊碑。高瀬ダムは治水も大きな役割の1つと言われるだけあり、大雨の後の急遽な増水、濁流が沢の様子からもうかがえます。今後も気を付けたいと思います。
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慰霊碑。高瀬ダムは治水も大きな役割の1つと言われるだけあり、大雨の後の急遽な増水、濁流が沢の様子からもうかがえます。今後も気を付けたいと思います。
ブナ立て尾根の取付き。
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ブナ立て尾根の取付き。
いきなり『それ』っぽい。(笑)
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いきなり『それ』っぽい。(笑)
ブナ立ての名に相応しく、ドングリがごろごろ。
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ブナ立ての名に相応しく、ドングリがごろごろ。
しっとりとした樹林帯を進みます。
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しっとりとした樹林帯を進みます。
置かれた石に裏銀座の歴史を感じます。
置かれた石に裏銀座の歴史を感じます。
曇りのため発色が悪いですが、所々、紅葉が目にしみます。
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曇りのため発色が悪いですが、所々、紅葉が目にしみます。
立派な根。
『三角点』という道標は初めてかも。
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『三角点』という道標は初めてかも。
『タヌキ岩』?!と書いてあったような。岩の上の樹が、これまた、よくぞそこにといった感じ。
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『タヌキ岩』?!と書いてあったような。岩の上の樹が、これまた、よくぞそこにといった感じ。
やっと見晴らしのある所まで。
やっと見晴らしのある所まで。
人の手を感じる開けた場所に出ました。『これは近いぞ』!!
人の手を感じる開けた場所に出ました。『これは近いぞ』!!
烏帽子小屋に到着。初日は少し短め。テント受付を済まし、冷たいコーラで元気回復。
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烏帽子小屋に到着。初日は少し短め。テント受付を済まし、冷たいコーラで元気回復。
青空がのぞきました。前烏帽子?!
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青空がのぞきました。前烏帽子?!
小屋を裏(テン場)側から。
小屋を裏(テン場)側から。
今日のお宿。北アルプスのテン場で3張だけとは、なんとも贅沢。
今日のお宿。北アルプスのテン場で3張だけとは、なんとも贅沢。
三ツ岳、野口五郎方面。テン場には池もあり、畔りにも設営可能です。台風通過を考えて我慢しました。
三ツ岳、野口五郎方面。テン場には池もあり、畔りにも設営可能です。台風通過を考えて我慢しました。
嵐のキズあと。。。ポール曲がりました。(笑)
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嵐のキズあと。。。ポール曲がりました。(笑)
2日目スタート。前烏帽子に向かいます。花崗岩の白が緑や赤に映えます。
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2日目スタート。前烏帽子に向かいます。花崗岩の白が緑や赤に映えます。
前烏帽子の山頂。
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前烏帽子の山頂。
からの烏帽子、、、見えないので、少し待機。
からの烏帽子、、、見えないので、少し待機。
でました!!烏帽子。実物をみると、なかなかのネーミング力だとあらためて関心。
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でました!!烏帽子。実物をみると、なかなかのネーミング力だとあらためて関心。
前烏帽子から見た烏帽子は大岩の塊にしか見えず、どうやって登るのだろうと思ってましたが、舞台裏にまわると『なるほど。』
前烏帽子から見た烏帽子は大岩の塊にしか見えず、どうやって登るのだろうと思ってましたが、舞台裏にまわると『なるほど。』
ちょっとしたアスレチックの後、山頂到着。
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ちょっとしたアスレチックの後、山頂到着。
。。。ガスに包まれ、待てども、待てども。
。。。ガスに包まれ、待てども、待てども。
諦め、先に進むことに。想像していなかったのですが、あちこちに池があります。
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諦め、先に進むことに。想像していなかったのですが、あちこちに池があります。
三角点がポツンと。南沢岳山頂だと思います。
三角点がポツンと。南沢岳山頂だと思います。
這松の小道。凄く好きです。
這松の小道。凄く好きです。
段々と崩壊が露わに。本当に何度も崖の縁を歩きます。(寄りすぎなければ危険はないと思います)
段々と崩壊が露わに。本当に何度も崖の縁を歩きます。(寄りすぎなければ危険はないと思います)
ダムまっしぐら。この荒々しさが『良い悪い』は別として、このルートの味だと思います。
ダムまっしぐら。この荒々しさが『良い悪い』は別として、このルートの味だと思います。
崩壊した道ばかりではありません。またまた、緑の小道。
崩壊した道ばかりではありません。またまた、緑の小道。
小さなピークがいくつかあります。晴れていれば、、、は無しです。(笑)
小さなピークがいくつかあります。晴れていれば、、、は無しです。(笑)
石楠花の小道。これまた大好き!!
石楠花の小道。これまた大好き!!
不動岳山頂到着。砂地なので、この石積みがないと、アッと言う間に倒れてしまうのでしょうね。
不動岳山頂到着。砂地なので、この石積みがないと、アッと言う間に倒れてしまうのでしょうね。
これまた、崖の縁を行きます。
これまた、崖の縁を行きます。
七倉岳が見えてきました。小屋は発見出来ず。
七倉岳が見えてきました。小屋は発見出来ず。
ふと見れば、山肌近くに虹が。
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ふと見れば、山肌近くに虹が。
白いのは、こういう訳ですね。
白いのは、こういう訳ですね。
花崗岩はザラザラしていて、手が荒れます。(笑)
花崗岩はザラザラしていて、手が荒れます。(笑)
船窪岳、、、第二峰!?
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船窪岳、、、第二峰!?
ってことで、急降下です。疲れてきたのか、コルに見える路が遠く感じます。
ってことで、急降下です。疲れてきたのか、コルに見える路が遠く感じます。
そんな中、この彩りに元気をもらいます。
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そんな中、この彩りに元気をもらいます。
山頂からの景色通り、なかなかの傾斜です。
山頂からの景色通り、なかなかの傾斜です。
秋色!!
高瀬ダム!!長細いのぉ。
高瀬ダム!!長細いのぉ。
振り返って、船窪岳第二峰。降りてきたねぇ。
振り返って、船窪岳第二峰。降りてきたねぇ。
このあたりが少し危ない感じ。『意識』を持って歩けば、なんてことはありません。
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このあたりが少し危ない感じ。『意識』を持って歩けば、なんてことはありません。
キレコワ。(笑)
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キレコワ。(笑)
通過。。。足元は、こんな感じ。
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通過。。。足元は、こんな感じ。
この道は崩壊し続けるのでしょうね。
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この道は崩壊し続けるのでしょうね。
船窪岳山頂。傾いていたので、まっすぐにしようとしましたが、山頂標って重いんですね。(笑)
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船窪岳山頂。傾いていたので、まっすぐにしようとしましたが、山頂標って重いんですね。(笑)
またまた、急降下。
またまた、急降下。
針ノ木への分岐。いつかは行ってみたいです。
針ノ木への分岐。いつかは行ってみたいです。
テン場に向かうダメ押しの登り。
テン場に向かうダメ押しの登り。
久しぶりに平和な山路。
久しぶりに平和な山路。
船窪テン場に到着。疲れで忘れてましたが、コンパクトサイズなのでした。台風のお陰?!で先行2張、平らなところを確保できました。
船窪テン場に到着。疲れで忘れてましたが、コンパクトサイズなのでした。台風のお陰?!で先行2張、平らなところを確保できました。
本日のメインイベントは、これからです。
決死の覚悟で『水場』に向かいます。(笑)中央左の小さく写るアルミ梯子を降りて、画像中央の水場へ。
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本日のメインイベントは、これからです。
決死の覚悟で『水場』に向かいます。(笑)中央左の小さく写るアルミ梯子を降りて、画像中央の水場へ。
なんてことでしょう!!『汲んでる側から足元崩壊』と噂の水場には、しっかり足場が掛けられておりました。
お陰様で冷たい水を5リットル確保。
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なんてことでしょう!!『汲んでる側から足元崩壊』と噂の水場には、しっかり足場が掛けられておりました。
お陰様で冷たい水を5リットル確保。
テン場からは槍、西鎌が良く見えます。言わずもがな、サイコーです。
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テン場からは槍、西鎌が良く見えます。言わずもがな、サイコーです。
枯葉の落ちる音さえ大きく聞こえる夜が明け、朝陽を浴びる不動岳。いやはや、なかなかご立派!!
枯葉の落ちる音さえ大きく聞こえる夜が明け、朝陽を浴びる不動岳。いやはや、なかなかご立派!!
近くに針ノ木。
昨日歩いた稜線。
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昨日歩いた稜線。
あらためて不動。知らなかった立派な山の発見も縦走の楽しみの1つ。
あらためて不動。知らなかった立派な山の発見も縦走の楽しみの1つ。
船窪小屋が見えてきました。これまた、良い所に!!
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船窪小屋が見えてきました。これまた、良い所に!!
長野方面は雲海!!泳ぎは苦手ですが、飛び込んでみたい。(笑)
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長野方面は雲海!!泳ぎは苦手ですが、飛び込んでみたい。(笑)
遠くに五色ヶ原が見えます。来年は立山から折立を歩きたい。
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遠くに五色ヶ原が見えます。来年は立山から折立を歩きたい。
三ツ岳の脇に小さく見えるのは水晶でしょうか。こっちも行かねば。
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三ツ岳の脇に小さく見えるのは水晶でしょうか。こっちも行かねば。
と、あまりの景色の良さに、ようやく小屋まで到着。
噂に違わぬ『おもてなし』の心遣いに感動!!
と、あまりの景色の良さに、ようやく小屋まで到着。
噂に違わぬ『おもてなし』の心遣いに感動!!
小屋全景。
テント派ですが、こんな方々がいらっしゃるのならば、泊まっても良いかな?!
小屋全景。
テント派ですが、こんな方々がいらっしゃるのならば、泊まっても良いかな?!
針ノ木の脇に剣でしょうか。
針ノ木の脇に剣でしょうか。
あらためて、不動。
あらためて、不動。
名残惜しいですが、帰路につきます。。。これまたステキな山路。
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名残惜しいですが、帰路につきます。。。これまたステキな山路。
ちょっと、急過ぎやしませんか?
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ちょっと、急過ぎやしませんか?
やっぱり、まだ見ていたい。
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やっぱり、まだ見ていたい。
あぁ〜。。。
シブい。
天狗はあちこちに良い土地持ってますね。(笑)
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天狗はあちこちに良い土地持ってますね。(笑)
これまた、緑が気持ち良い。
これまた、緑が気持ち良い。
実は、この根っこ路が苦手。ツルっといくのが強いんです。
実は、この根っこ路が苦手。ツルっといくのが強いんです。
これだけ立派な木製梯子の連続は初めて!!!
整備ありがとうございます。
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これだけ立派な木製梯子の連続は初めて!!!
整備ありがとうございます。
とにかくキツイ。
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とにかくキツイ。
あちらこちらに休息スポットがあります。
あちらこちらに休息スポットがあります。
滑り降りたい衝動に駆られます。
滑り降りたい衝動に駆られます。
沢の音が大きくなりゴールは近いはずなのに、相変わらず急な坂道。
沢の音が大きくなりゴールは近いはずなのに、相変わらず急な坂道。
取り付きに到着。
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取り付きに到着。
高瀬ダムへのトンネル脇にでました。
高瀬ダムへのトンネル脇にでました。
ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル。
楽しかった!!!
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ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル。
楽しかった!!!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ
備考 ドライフーズを適当に突っ込んできたら、五目御飯に偏り、パンも行動食にと甘いものばかりにしたため、途中で飽きた。

感想

9月の連休は、仕事の疲れと毎週末の天候不順にはばまれ、何処にも行けずにいたこの週末、台風が来ていたものの、北アルプスは中日に少し雨くらいの天気予報に、立山を目指すことに。
諸般の事情により、寝ない関越にのったのが3時過ぎ。道中、たまらずSAにて仮眠し、9時ごろ大町入り。
よくよく調べると風が凄いというので、立山の広いテン場に不安を覚え、急遽、烏帽子〜船窪周回ルートとすることにし、七倉ダムへ。
さすが台風パワー、9時半なのに駐車場は半分も埋まってませんでした。七倉尾根か、ブナ立て尾根か?!悩んでいたところへタクシーの運転手さんよりお声掛けを頂き、相乗り700円で高瀬ダムへ。
ブナ立て尾根は寝不足に加え、樹林帯続きの単調さに、休み休み登る。昼過ぎ烏帽子小屋到着。手続きを済ませテン場に向かうと三連休初日なのに2張のみ。風を避けると思うところにテントを立て、早い夕食を済ませ、日没前から就寝。
夜中、頬をペタペタ叩くものに目を覚ますと、凄まじい音とともに風が次々押し寄せテントが半分くらいになったり、膨らんだり。覚悟はしていたものの、やはり恐ろしかったです。
明けてテントを仕舞おうとしたところ、やっぱりポールが曲がってました。。。

2日目は、烏帽子小屋から船窪テン場までの周回。台風をやり過ごしてからの出発で少し遅め。風雨は大したことなく、尻上がりの天候でしたが、期待した台風一過の快晴とはならず、景色はイマイチ。それでも、花崗岩の白い尾根、崩壊寸前のリッジ、石楠花の中、深い樹林帯、アスレチックのような梯子・ロープと変化に富んだ山歩きは、この間、誰もともすれ違うことなく久しぶりの独り歩きを堪能させて頂きました。

船窪のテン場は最終到着で、こちらも私を入れて3張。『命懸けの給水』と言われるとか言われないとかいう水場も、小屋の方の努力により立派な足場を設けて頂いていたお陰で無事に確保。前日同様、早い夕食を裏銀座〜槍を眺めながら済まし就寝。夜中、目を覚ますと満点の星空と昨日とは打って変わった静寂。

最終日は、これぞ台風一過の青空!蓮華、針ノ木、剣、立山、五色ヶ原、水晶、槍、西、大天井、燕、餓鬼、唐沢もう言うことなし。
船窪小屋の方々も非常に優しく、入るなり温かいお茶を出してくださったり、小屋締め前のサービスがあったり。
名残惜しくも帰宅の渋滞を恐れて、急登を急降下。

昼前から大町の薬師の湯の露天で疲れを癒やし、ドライブ方々、混まない下町で5時間半掛けて帰りました。

とにかく混雑嫌いの私には最高の山旅でした。

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