大峯奥駈道縦走

2017年08月09日(水) 〜 2017年08月14日(月)

• GPS: 101:21
• 距離: 68.0km
• 登り: 5,221m
• 下り: 4,865m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:41
• 休憩: 1:05
• 合計: 13:46

7:09 吉野山駅
7:22 7:23 金峯山寺
8:21 8:22 吉野水分神社
8:34 8:35 高城山
8:45 8:46 奥千本口バス停
8:52 9:17 金峯神社
9:33 9:34 青根ヶ峰
11:13 11:16 四寸岩山
11:30 11:30 足摺の宿跡
12:42 12:49 二蔵宿小屋
14:09 14:19 大天井ヶ岳
15:12 15:18 五番関
17:28 17:35 洞辻茶屋
17:48 17:48 陀羅尼助茶屋
17:51 17:53 松清店
20:15 20:15 西の覗岩
20:55 山上ヶ岳

2日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 1:07
• 合計: 11:27

6:07 山上ヶ岳
6:41 6:41 小笹ノ宿
7:17 7:18 阿弥陀ヶ森
8:57 8:57 大普賢岳
9:40 9:41 国見岳
10:47 10:47 七曜岳
12:10 12:11 行者の水場
12:20 12:59 行者還小屋
13:02 13:02 天川辻
13:58 13:59 しなの木出合
14:15 14:16 一ノ垰
14:20 14:21 一の垰プレート
14:44 14:59 奥駈道出合
15:30 15:31 弁天ノ森
15:58 16:04 聖宝ノ宿跡
17:34 弥山小屋

3日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:23

6:24 弥山小屋
6:55 6:55 大峰山
6:56 6:57 八経ヶ岳
7:12 7:14 明星ヶ岳
7:33 7:33 禅師ノ森
8:11 8:13 五鈷峰
8:49 8:50 舟ノ垰
9:49 10:18 楊子ノ宿
12:06 12:06 孔雀岳
14:00 14:00 釈迦ヶ岳
14:42 14:42 深仙ノ宿
14:47 宿泊地

4日目

• 山行: 10:39
• 休憩: 1:36
• 合計: 12:15

5:27 宿泊地
5:43 5:45 大日岳
5:50 5:51 太古の辻
6:07 6:08 仙人舞台石
6:20 6:21 石楠花岳
6:56 6:58 天狗山
7:16 7:29 奥守岳
7:49 7:50 嫁越峠
8:10 8:10 天狗の稽古場
8:18 8:18 地蔵岳
8:44 8:44 般若岳
9:08 9:27 滝川辻
9:48 9:48 乾光門
10:26 10:48 涅槃岳
11:54 11:54 阿須迦利岳
12:31 12:37 持経の宿
12:48 12:49 持経千年檜
13:26 13:26 両又分岐
13:42 14:03 平治ノ宿
14:35 14:36 転法輪岳
15:26 15:28 倶利伽羅岳
16:54 16:55 水場まで10分
16:57 16:59 怒田宿跡
17:42 行仙宿山小屋

5日目

• 山行: 9:16
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:04

6:06 行仙宿山小屋
8:07 8:09 葛川辻
8:55 9:08 地蔵岳
9:25 9:26 水場
9:40 9:40 四阿之宿
9:44 9:44 東屋岳
10:35 10:35 香精山
11:15 11:28 塔ノ谷峠
12:16 12:25 古屋の辻
12:45 12:45 稚児ノ森
13:15 13:15 林道合流点
14:25 14:25 花折塚
15:00 15:10 展望台
15:50 15:50 玉置山
16:10 玉置神社

6日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:45

5:30 玉置神社
6:00 6:00 玉置辻
6:30 6:30 水呑金剛分岐
7:05 7:05 大平多山分岐
7:25 7:40 大森山
8:25 8:40 切畑辻
9:05 9:05 五大尊岳北峰
9:30 9:40 五大尊岳南峰
10:30 11:00 金剛多和
11:25 11:25 大黒天神岳
12:30 12:30 山在峠
13:10 13:10 吹越山
13:20 13:20 吹越宿跡
13:50 14:05 吹越峠
14:10 14:12 展望台
14:25 14:25 七越峰
15:00 15:00 備崎
15:15 本宮旧社地

スマホのGPSログを途中で間違って落としてしまったので、表示の地図は5日目・古屋ノ辻でゴールになっているが、全行程は6日・熊野本宮まで。

天候

8月9日　曇
8月10日　雨のち曇
8月11日　曇一時晴
8月12日　曇のち晴
8月13日　晴
8月14日　晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

8月9日　近鉄京都線で橿原神宮前へ。駅から吉野ケーブル山上駅まで山彦ぐるーぷのA木さんに送っていただく

コース状況／危険箇所等

危険箇所、道の間違えやすい箇所は新宮山彦ぐるーぷの手でロープを張ったり、標識を付けたりと、よく管理されている。

写真

8/9 5:32

出発の朝の駅で。ザックは水3リットルを含め15キロ。

8/9 6:54

橿原神宮前駅からケーブル吉野山駅まで新宮山彦ぐるーぷのA木さんにマイカーで送っていただく。どうせなら意地をはらずに奥千本口まで送ってもらえばよかったと後で後悔する。

8/9 7:21

黒門を抜けてすぐ金峯山寺。

8/9 7:21

ガスが上がってきて幽玄の境。

8/9 8:12

1時間で水分神社。一息入れて、シャリバテしないように水と行動食を口にする。

8/9 8:45

水分神社から35分で奥千本口へ。修行門。

8/9 8:45

奥千本口のバス停の小屋が片付けられ跡形もない。

8/9 9:21

金峯神社を過ぎると舗装された林道から山道へ。しかし青根ヶ峰を越えるとまた舗装された林道になる。

8/9 9:57

林道から分かれて試み茶屋跡を経て四寸岩山へ向かう。

8/9 10:10

林道分岐から息を荒げて試み茶屋跡へ。モノレールに沿って登山路が付いている。

8/9 11:13

最初のピーク、四寸岩山に着く。ピークからの展望はない。

8/9 11:30

足摺小屋。

8/9 11:57

林道合流点。

8/9 12:47

林道合流点から35分ほどで二蔵宿小屋へ。一服して、水と行動食を口にする。

8/9 13:45

大天井ヶ岳への急な上り。

8/9 13:49

大天井茶屋跡で一休み。

8/9 14:17

足を引きずるようにしてやっと大天井岳への分岐へ。

8/9 14:18

大天井岳。

8/9 15:06

少し遅れ気味なので、下りで挽回しようと五番関まで急いで下るが、しんどくて15分休憩。

8/9 15:53

巻道を這々の体で辿って鍋担行者へ。この先、まったくペースが上がらない。鎖場を越えた辺りで、到着が7時頃になると宿坊に電話を入れる。

8/9 17:28

夕方5時半頃に洞辻茶屋へ。甘いジュースでも飲もうと思っていたが、閉まっている。この後、なんとか身体を持ち上げて山上ヶ岳の宿坊に午後7時に到着。まずビールをプシュッ、そして宿帳に記入。荷物を部屋へ入れてすぐに食事。またビール。疲れのため食事しながら眠気を催す。

8/10 6:05

小雨にけぶる大峯山寺。夜半から降り出した雨は止まず、覚悟を決めてカッパを着て宿坊を出発。

8/10 6:41

山上ヶ岳宿坊から小一時間で小笹宿。水場で新鮮な水を口にして先を急ぐ。

8/10 6:43

小笹宿から阿弥陀ヶ森への上り、どこでも歩けそうで道が少し分かりにくい。注意深く見ればテープが目に入る。

8/10 7:17

阿弥陀ヶ森の女人結界。

8/10 7:23

脇ノ宿跡。古い地図では近くに水場が記されているが、最近の地図には載っていない。

8/10 8:14

経箱石分岐。この先の濡れた岩で足を滑らせてしまった。幸いケガは無かった。

8/10 8:24

小普賢岳ピーク。

8/10 8:50

大普賢岳と和佐又の分岐。足許が悪いのでピークへは行かず、巻道を選択。

8/10 9:03

15分ほどで水太覗き。あっという間という感覚。

8/10 9:55

濡れた薩摩転の鎖場を慎重に下りて、稚児泊で小休止。

8/10 10:45

濡れた岩、鎖を、気合いでよじ登り七曜岳へ。

8/10 10:50

無双洞から和佐又への分岐。

8/10 11:46

みなきケルン。ダラダラの上り下りがつらい。

8/10 11:57

行者還岳山頂と小屋への分岐。山頂はパス。

8/10 12:09

行者の雫水は涸れていた。

8/10 12:18

行者還小屋。ここから今日の宿、弥山まではまだ遠い。

8/10 14:08

一ノ多和。倒壊しかかった避難小屋があったが、今はきれいに片付いている。

8/10 14:45

やっと奥駈道合流点。歩いているのはずっと奥駈道だが。

8/10 15:31

弁天ノ森。弥山に向かう尾根の最高点。

8/10 15:59

聖宝ノ宿跡に鎮座する埋源大師像。上りに備え、行動食と水を補給。最後の上りはアップアップ。

8/11 6:25

弥山小屋を6時半に出発。この日も天候は不安定。雨具の下を付けて歩き出す。

8/11 6:53

近畿最高峰の八経ヶ岳。周りはガス。

8/11 7:09

弥山辻。

8/11 8:07

鞍部で五鈷峰を眺めながら小休止。

8/11 9:34

楊枝ノ森から楊子ヶ宿方面へ下る辺りの世界遺産標識。倒れていたが新宮山彦ぐるーぷさんが修復。

8/11 9:48

楊子ヶ宿小屋。

8/11 11:15

仏生岳ピーク分岐。

8/11 11:50

鳥ノ水。冷たい水を補給し一休み。

8/11 12:16

孔雀の覗。

8/11 12:19

孔雀の覗を過ぎて正面に釈迦ヶ岳が聳える。

8/11 12:40

両部分け。

8/11 12:45

掾の鼻。

8/11 12:50

空鉢岳からの釈迦ヶ岳。

8/11 13:45

釈迦如来像。予定より30分程早く着き、天気ももっているので、写真を撮り、水とニコチンを補給して20分休憩。

8/11 14:45

釈迦ヶ岳から1時間程度の下りで深仙宿小屋へ。

8/11 16:22

3時前に到着。香精水を確保し荷ほどき。目下1人。

8/11 16:22

室内照明も、携帯用電源もある。

8/11 18:06

夕方、一時激しい雷雨。雨上がりの大台方面。雨の後、単独行者が前後して2人到着。

8/11 18:07

四天石。

8/12 5:50

深仙宿小屋を5時半に出発。20分で太古ノ辻に。

8/12 6:03

少し上って蘇獏岳。

8/12 6:56

天狗山。

8/12 7:17

奥森岳。こっも辺は気持ちのいいアップダウンが連続する。

8/12 7:48

嫁越峠。

8/12 8:18

地蔵岳。南の地蔵岳は悪場だがこちらは気持ちいい登山路。

8/12 8:48

般若岳。ピークを巻いて直ぐに急な下り。

8/12 9:07

下って滝川辻。

8/12 9:48

乾光門。

8/12 10:44

涅槃岳。

8/12 11:20

証誠無漏岳。

8/12 12:21

阿須迦利岳を越えると持経ノ宿。時間も早いので無人。

8/12 15:19

倶利伽羅岳への上り。写真を撮りながら一休み。

8/12 17:44

倶利伽羅岳からひたすら歩き、怒田宿跡を過ぎ、暗くなる中を行仙岳越え、サポートの待つ行仙宿へ。シャワー、ビールに新鮮なフルーツ、すき焼きと豪勢な夕べ。

8/13 6:04

6時過ぎに行仙宿小屋を出発。

8/13 7:32

笠捨山の巻道、旧逓信道。崩落した箇所もある。

8/13 8:04

旧逓信道と笠捨山からの合流点。ここで広島から来たというトレランの青年と合流。持経を朝出たという。ここから玉置神社まで一緒に歩く。

8/13 10:26

香精山。

8/13 12:43

千眺ノ森（如意宝珠岳）。ここから玉置神社駐車場のおじさんに電話、うどんとサンマ鮨をとっておいてもらう。

8/14 5:32

玉置神社の御神酒。有り難くいただく。

8/14 5:33

6日目出発時の玉置神社。

8/14 5:55

玉置辻。向かいのガードレールが無くなっている。

8/14 7:26

大森山。

8/14 8:23

大森山の激下りを無事に通過し、切畑辻。

8/14 9:03

五大尊岳北峰。

8/14 9:26

五大尊岳南峰で一服。ここからの大下りを終えれば後一息。・・・と思っていたが。

8/14 10:32

歩けど歩けど着かなかった金剛多和。30分も休憩してしまう。山彦のK野さんか水場の様子を見てきてとメールが入っていたが、寄り道する余裕なし。

8/14 12:20

山在峠。ここでも休憩。ちょっとした上りがシンドイ。

8/14 14:12

展望台から大鳥居が見える。

8/14 15:45

大斎原の大鳥居。

8/14 15:54

旧社地入り口のすぐお隣の酒屋さんでとりあえず祝杯。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

下着 長袖シャツ タイツ 靴下 グローブ 雨具 着替え 靴 ザック 朝食 夕食 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS（スマホアプリ） 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 携帯バッテリー 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テント テントマット シェラフカバー

感想

TakashiShiki

軽量化のため、小屋泊まりとし、山上ヶ岳宿坊、弥山小屋、深仙宿小屋、行仙宿小屋、玉置神社を使った。営業小屋の3箇所は事前に予約、行仙には山彦のK野さんとY本さんにサポートで夕食支援などをお願いした。予約と行仙のサポートのお陰で予定どおり歩ききることができた。予約・サポートなしだったら何処かで心が折れていたかもしれない。