南八ヶ岳


- GPS
- 29:15
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,988m
- 下り
- 1,987m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:38
天候 | 曇天ののち晴れ/晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
目覚ましを朝の5時にセットし、早目に就寝したせいか夜中2時に目覚める。(高齢になると何度も目が覚めていやですねえ)
高齢とはいえ現代っ子なので目覚めたついでにスマホなんていじってしまいます。すわ、こんなことをしていたらあっという間に朝になってしまう・・・ならばと午前3時に家を飛び出して八ヶ岳に向かいました。
当初は清里側から上がろうと思っていたのですが、空が白み始めたと同時に深い霧がよどんでいます。少しだけ計画を修正し、鉄板の美濃戸口からの山行に変えました。
赤岳山荘の駐車場にて2日分の2千円を支払いゆっくりと歩き出します。北沢をのんびり進むと川のせせらぎ、鳥の鳴き声、踏みしめる小石の音。それにしてもザックが重い。
今年の台風での倒木がひどいらしく巻道が設定されていました。
赤岳鉱泉ではテントが数張り、10時になるかならないかだったので、軽荷であがっているのでしょうかそれとものんびり朝寝でしょうか。
硫黄に着いた時にはガス、少しばかり風も強い。夏用のグローブだったので手先がしんどい。こんなとこに避難小屋があったのかと驚く。何度も通っているのに今更気づきました。が、老朽化の為か使用は禁止されている模様。それでも緊急時には避難しちゃうよなあ。
硫黄岳の小屋でたまにはお茶でも頂こうと思っていたのですがすでに今期の営業は終了。そうか、じきに冬だもんなと横岳を目指します。
昼を過ぎて天候も若干回復してきてくれて嬉しい。一瞬だけ雲の隙間から快晴の富士山が見えました。
時間によっては地蔵から行者小屋に降りてしまおうと考えていたのですが、どうやら問題なく行けそうです。一人のんびり周囲の山を眺めながら赤岳へ。
前回来たのは冬だったのでガシガシとアイゼンで進めたのですが無雪だと印象が違うものだなと思いました。空は晴れてきて嬉しい限り。
赤岳山頂から岐阜の山々の頭も見えて満足。文三郎から降ります。整備された段々を脚に負荷かけぬように降ります。近いような遠いような行者小屋も沢の音が聞こえてきたら到着です。懐かしい水場、夕日に輝く大同心や横岳。この景色は変わらないもんですね。
テントを張ってしばらくの間、お酒をやりながら眺めておりました。
そうそう、テン場の値段が千円になっておりましたよ。
それにしてもテントで早寝をすると夜中には目が覚めてしまいます。しっかりと小石をどけて整地をしたテントの中で薄いアルミマットを敷き、コンフォータブルマットに寝袋。実に快適。前回とは雲泥の差です。
翌日7時に起床。夜中にトイレに行くこともなくよく眠れた。シェラフの外幕に結露できるのは防げぬものだろうか。
ミルクティーを沸かし身支度。水と菓子とカレーパンなどをポケットに詰め込み軽荷で阿弥陀に向かいます。見上げれば快晴なので山頂が楽しみです。子供の頃には見慣れていた霜柱。
岩場が始まったころにストックはデポしてがしがしと進みます。陽もずんずん上ってきて気温も体温も上昇していきます。
ぽこんと拍子抜けするように阿弥陀山頂に着き朝ごはんのカレーパン。360度見渡せるのはやはり嬉しい。
あのルートもやっていないしこのルートもやっていないなあなどと色々と反省やら希望を抱えながら下山。
テントらを撤収して南沢を下ります。北沢と南沢、どちらが好みかと聞かれると昔は南沢のほうが好きだったような気がします。今では北沢のほうがいいかしら。
最後の堰堤が見えたら赤岳山荘。
ひかれたままの水を頂き大満足の2日間でした。
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