好天の南八ヶ岳（杣添尾根からTの字ピストン）

2019年02月17日(日) [日帰り]

• GPS: 28:13
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,670m
• 下り: 2,665m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:16

距離 8.5km 登り 1,819m 下り 830m

6:49 海ノ口自然郷 横岳登山口
7:20 東屋
7:24 沢の木橋
8:18 「ここが中間点」標識
9:16 横岳展望地点
10:04 10:08 三叉峰（横岳）
10:17 石尊峰
10:18 10:22 鉾岳
10:30 10:31 日ノ岳
10:42 10:46 二十三夜峰
10:51 10:52 地蔵の頭
10:55 10:56 赤岳天望荘
11:32 11:36 赤岳頂上山荘
11:38 11:51 赤岳
11:51 11:54 赤岳頂上山荘
12:05 赤岳天望荘

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:24

距離 11.3km 登り 850m 下り 1,820m

6:38 赤岳天望荘
6:40 6:41 地蔵の頭
6:48 二十三夜峰
7:00 7:01 日ノ岳
7:03 7:07 鉾岳
7:08 石尊峰
7:17 7:18 三叉峰（横岳）
7:21 7:24 横岳
7:28 7:30 奥ノ院（横岳）
7:32 小同心
7:37 奥ノ院（横岳）
7:45 7:46 台座ノ頭
7:57 硫黄岳山荘
8:18 8:36 硫黄岳
8:48 8:50 硫黄岳山荘
9:09 9:10 台座ノ頭
9:18 9:22 奥ノ院（横岳）
9:26 横岳
9:30 9:39 三叉峰（横岳）
9:59 横岳展望地点
10:12 「ここが中間点」標識
10:31 沢の木橋
10:44 東屋
11:02 海ノ口自然郷 横岳登山口

天候

快晴！風も穏やか

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口へ向かったものの5時前で満車。急遽杣添尾根登山口に回って最後の1台。

コース状況／危険箇所等

全般に雪面は締まっていてアイゼンが良く効きます。横岳縦走はそれなりに要注意箇所があるので慎重に。

写真

2/17 6:45

当初予定では美濃戸から硫黄岳に上がり、縦走して展望荘泊の計画でしたが、美濃戸口の駐車場が満車。以前リサーチしていた杣添尾根からのピストンに切り替えました。コンパスで提出していた登山届もいったん取り下げて、再提出。杣添尾根の登山者用駐車場もかろうじて隅っこに滑り込めました。

2/17 6:47

ここからしばらくは別荘地内の遊歩道を行きます。凍結しているのでチェーンアイゼンでスタート。

2/17 7:10

昔は林道だったと思われる広い道。崩落個所があってそのまま修復されていない感じです。

2/17 7:10

まずは目的地の横岳。

2/17 7:16

東屋のある広場にでました。ここから登山道になります。仮設トイレが二基ありましたが使用できるかは未確認。

2/17 7:20

沢の水は凍結していませんでした。

2/17 8:09

緩い勾配で樹林帯を進みます。傾斜は急になったり緩やかになったりですが、景色が単調です。

2/17 8:25

今日明日は予報では穏やかな晴れ模様。青空に白樺が映えます。

2/17 8:43

樹林の間から富士も見えました

2/17 8:43

2/17 8:47

とにかく景色が変わらない。ひたすら我慢の尾根道です。

2/17 9:06

このあたりでチェーンアイゼン＆Wストックから12本爪アイゼン＆ピッケルに換装

2/17 9:14

ようやく森林限界が近づいてきました

2/17 9:14

赤岳と肩には本日の宿、赤岳展望荘も見えます。

2/17 9:15

ベンチ？東屋の屋根？

2/17 9:15

先行する人が見えました

2/17 9:15

2/17 9:24

アイゼンがサクサクとよく効いて気持ちいい

2/17 9:25

2/17 9:25

2/17 9:33

2/17 9:46

尾根のてっぺんまであと少し。本日一番の頑張りどころ

2/17 9:46

展望荘とほぼ同じ高度まで上げました。

2/17 10:02

ここで西風が強くなり、赤岳から雲が発生。かっこいいです。

2/17 10:02

三叉峰に乗っかって、阿弥陀を遠望。山頂に数名の登山者が目視できます。

2/17 10:03

横岳の最高点、奥之院方面。今日は行きません。

2/17 10:03

さらにその先、硫黄岳への稜線。明日のお楽しみ。

2/17 10:08

小休止して、赤岳に向かいます

2/17 10:09

いくつかの小ピークを乗り越えたり巻いたり、横岳は変化があって楽しいです。

2/17 10:12

2/17 10:12

すれ違ったソロの方がはしごを登り切ったところ。

2/17 10:13

赤と阿弥陀の間に南アルプス、右奥に中央アルプス。気持ちの高まる絶景です。

2/17 10:17

よく締まった雪で不安はありません。

2/17 10:17

2/17 10:19

それでもこんな場所もあるので慎重に行きます。

2/17 10:20

2/17 10:26

赤岳かっこいいなぁ

2/17 10:30

雪が少なく、強風で飛ばされているところは地面が露出しています。

2/17 10:30

アイゼンなので着雪していない箇所のほうが難しい。

2/17 10:31

2/17 10:31

一気に高度を下げて展望荘に近づきます。振り返って下ってきた斜面を撮影

2/17 10:35

展望荘が近くなってきました

2/17 10:38

2/17 10:38

2/17 10:41

2/17 10:48

地蔵尾根の乗越に到着。ここから少し上り返すと展望荘です。

2/17 10:50

2/17 11:20

時間が早いので立ち寄らずにまずは赤岳山頂を目指します。急斜面ですがゆっくり爪を効かせながら高度を上げます。

2/17 11:20

2/17 11:26

頂上山荘が近くなってきました。

2/17 11:34

山頂到着

2/17 11:35

山梨県の新しい標柱

2/17 11:36

阿弥陀の向こうに御嶽や乗鞍、北ア南部

2/17 11:36

阿弥陀の山頂をズーム。中岳コルからのトレースも見えます

2/17 11:36

カールの美しい仙丈ケ岳

2/17 11:36

摩利支天を従えた甲斐駒ヶ岳

2/17 11:36

堂々たる北岳

2/17 11:37

富士は雲がわいています

2/17 11:37

入笠山の向こうに中央アルプス

2/17 11:37

木曽駒

2/17 11:37

空木から南駒、仙涯嶺、越百

2/17 11:37

御嶽山。スキー場も見えます

2/17 11:37

鋭利な剣が峰も見える乗鞍岳

2/17 11:37

北アルプスは雲がかかり気味。槍が視認できました。

2/17 11:37

硫黄から北八ヶ岳方面。きれいな双耳峰の天狗岳から奥に北横、蓼科。

2/17 11:40

真教寺尾根方面の稜線。奥にはキレットの向こうに権現岳、三つ頭山

2/17 11:40

権現岳をズーム。

2/17 11:48

すごい！

2/17 11:48

中岳から阿弥陀のこの角度も好きです。

2/17 12:01

山頂で展望を楽しんだら、展望荘に戻りました。チェックインして荷ほどきをしたら、サービスのお汁粉とコーヒー、持参のワインを楽しみました。

2/17 16:35

昼寝から覚めたら日が西に傾いてきた

2/17 16:36

阿弥陀に日が沈みます

2/17 16:36

2/17 16:38

2/17 17:06

険しい岩稜が西日に照らされて美しい

2/17 17:06

2/17 17:06

2/17 17:09

2/17 17:10

両神山？

2/17 17:10

2/17 17:11

2/17 17:15

ここで小屋の夕飯の時間になりました。お腹すいた。

2/18 6:04

翌朝。富士がシルエットになって薄いベールのような雲海に浮かび上がります。

2/18 6:04

薄紫に染まる赤岳

2/18 6:31

2/18 6:34

6時からの朝食を済ませ、すぐに出発しました。部屋は暖かくぐっすり眠れました。

2/18 6:48

2/18 6:48

お世話になった展望荘を振り返る。

2/18 6:56

まだ登山モードになっていない身体にはきつい急登。

2/18 7:05

2/18 7:09

写真撮影と展望を楽しみながらゆっくりと横岳を目指します。今日は硫黄岳まで行って、ピストンで杣添尾根から下山。

2/18 7:12

2/18 7:18

風もほとんどなく、聞こえるのは自分の息と、アイゼンが雪を噛むザクザクという音のみ。

2/18 7:26

横岳の最高点。奥之院に到着。

2/18 7:26

2/18 7:26

硫黄岳に向かうなだらかな稜線。

2/18 7:33

その前にあと少し核心部が残っています

2/18 7:35

西側の細いトラバース。ここは雪が着いていないので岩の引っ掛けに注意して通過します。

2/18 7:40

通過してきた横岳の峰々

2/18 7:41

手前の丘状の場所はコマクサの群落がありネットで保護されています。

2/18 7:54

硫黄岳山荘に到着。風を上手くよける位置に建てられています。

2/18 7:59

地味にきつい硫黄岳山頂までの登り。最初にここへ来たときは雨でずぶぬれでヘロヘロになっていました。

2/18 8:05

昨夜はしっかり寝たので快調に登っています。

2/18 8:05

2/18 8:18

広大な山頂部は雪が少ない

2/18 8:18

硫黄からの仙丈と甲斐駒

2/18 8:18

先週ガスの中を登った天狗岳も近いです。

2/18 8:19

2/18 8:19

迫力満点の爆裂火口

2/18 8:30

さて、家に帰りましょう

2/18 8:47

硫黄岳山荘にある駒草神社。

2/18 8:58

登り返しもサクサクと越えていきます

2/18 9:23

三叉峰が近づいてきました

2/18 9:36

2/18 9:40

さて、尾根を下りましょう

2/18 9:43

下りは早いです。

2/18 9:47

天空の回廊という感じの気持ちいい細尾根

2/18 9:53

ヘリの音が聞こえてきて振り返ると展望荘に荷上げしていました。いや、小屋閉めが近いから荷下ろしかな？

2/18 9:56

風で昨日のトレースは薄くなっていますが何となくわかります。赤テープも要所にあって迷うことはありません。

2/18 10:41

広場までくだってきました。

2/18 10:59

別荘地を抜けて登山口に到着。途中、遊歩道を間違えるポカミスもあり。

撮影機器：

NIKON D3400 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ヘルメット ネックウォーマー バラクラバ アイゼン ピッケル チェーンアイゼン ゴーグル 予備手袋 アクションカメラ

感想

tobi8549

好天予報週末の日曜日だから、美濃戸が満車も当然ですね。杣添尾根はいつか行ってみようと計画していたコースでもあり、急遽ぐるっと野辺山側に回りました。結果、予定とは違うコースでの縦走となりましたが、天候に恵まれて素晴らしい山行きになりました。赤岳展望荘は初めて利用させていただきましたが、スタッフの細やかな気遣いがうれしい滞在となりました。