北八ヶ岳縦走 苦行でした


- GPS
- 16:52
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 2,224m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:13
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:16
天候 | 3/21:ガス 風強い 3/22:ガス 風強い のち 晴 3/23:曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
3/21 7時前茅野着、 北八ヶ岳ロープウェイ行きバス 7:55発 8:50着 9時始発のロープウェイで山頂駅 3/23 美濃戸口から茅野 11:20発 11:55着 茅野16:10発大阪行きバス(アルピコ交通) |
コース状況/ 危険箇所等 |
21日のロープウェイから黒百合ヒュッテまで、ほぼトレースありましたが、風でふらつき、トレースを外れると膝くらいの踏み抜きあり。黒百合ヒュッテ手間の中山展望台付近は強風でトレースなく、鉄杭を頼りに進む。 22日の東天狗岳までは先行者のトレースを追って行きました。その先の根石小屋の付近まではトレース不明瞭、ガスと強風の中をスマホ頼りに進む。根石小屋から夏沢峠まではトレースあるも気温が高く踏み抜き多数。硫黄岳へはトレースあり。硫黄岳から下る時、赤岩の頭でトレースが不明で、少し左の単独の踏み跡を下りましたが、これが失敗で悪戦苦闘。正規のトレースは少し柔らかいがほぼ大丈夫でした。 23日はアイゼンが良く効きました。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口のJ&Nでスパゲティとコーヒーを頂く。 茅野で時間があったので、クアハウス茅野で入浴。 茅野駅から片道2km、@600円 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
ワカン
|
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備考 | テント泊装備一式は、小屋泊で使わず。 |
感想
自宅のパソコンが使えず、10日前のレコです。
今回の縦走は苦行でした。
今年は雪も少ないので、少し無理をすれば、八ヶ岳縦走も出来るのではと期待していましたが、大変甘かったです。テント泊装備で約20kgの荷物でした。
最初は天女山から権現岳に登り、北八ヶ岳に向かい縦走の予定でしたが、天候も悪く、強風の予報でしたので、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅からスタートしました。
強風、ガスで視界の効かないなか、トレースはあり、その上を行けば問題ありませんが、風に吹かれトレースを外れると膝くらいの踏み抜きあり大変でした。
迷いながらも、縞枯山、茶臼山を通過、麦草ヒュッテでコーヒーを頂き休暇、小屋の方から中山はトレースないかもとの助言を頂き、ワカンに変えました。
丸山を超えて中山の展望台付近では、湿り気のある強風で、トレースもはっりき見えず、鉄の杭を頼りになんとか通過、黒百合ヒュッテに到着しましたが、雨気味の強風の中、テントを張る気になれず、小屋泊りとしました。静岡と東京の方と楽しく、過ごしました。
22日は天候回復の天気予報でしたが、朝はガスで風も強い。小屋の方から、天狗岳の向こうの痩尾根と根石岳の強風に気を付けてと言われ出発。
東天狗岳までは先行された方のトレースを追いました。東側が晴れてニュウも見えた時もありましたが、ほぼ視界なし。
東天狗岳の先は、ガスと強風の中、トレースもなく、一部雪のない夏道をスマホを見ながら、根石岳を過ぎ、根石小屋を少し行った所で樹林帯に来ました。風が防げて一安心すると、雪が緩く、夏沢峠まで踏み抜き多数。
夏沢峠で硫黄岳へ向かい強風で引き返して来た二組のご夫婦に出会いました。硫黄岳へ向かう途中から、晴れて来て、振り返ると天狗岳が見えて来ました。期待も高く山頂へ向かいますが、なかなか進まず。
横岳、うまくいけば赤岳と思っていましたが、あっさり諦め、早々に赤岳鉱泉でテントを張ってゆっくりすることに。
硫黄岳から下山したのは12時でしたから、1時半には着くと思っていましたが、最大の苦行はここからでした。赤岩の頭からのトレースが分からず、単独の踏み跡に従って降りましが、普通で膝、深い箇所は腰までの踏み抜きで進みません。途中でアイゼンからワカンに変えましたが、ワカンで沈むと荷物が重いこともあり、足を抜く事が出来ませんでした。200mくらい下った所で足跡なくなり、仕方なく戻りました。途中ですぐ横を下るグループがあり、慌てずそこに向かって進み、ようやく正規の道に合流出来ました。
赤岩の頭から200m下り、100m登り返して、正規の道に戻るまで2時間半くらい、もがいていました。
赤岳鉱泉に着いたのが、4時過ぎで、疲労でまたもや、テント泊せずに赤岳鉱泉泊、次の日も何処にも登らず、下山することにしました。
収穫はテント泊装備で強風と踏み抜きのなかを歩けたことくらいでしょうか。
これからも、懲りずに達成出来そうもない計画をします。
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