分水嶺:奥羽(高下岳〜羽後朝日岳〜和賀岳〜真昼岳〜女神山)


- GPS
- 44:18
- 距離
- 58.8km
- 登り
- 3,665m
- 下り
- 3,797m
コースタイム
天候 | 【4月28日】快晴 【4月29日】快晴 【4月30日】快晴 【5月1日】曇りのち晴れ(朝のうち雨混じりの濃霧で風も強い) 【5月2日】晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【入山】ほっとゆだ駅から盛岡行バスで上大荒沢バス停下車 【下山】清水ヶ野バス停からほっとゆだ駅行バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
夏道がところどころ出ているところはあるというものの、一部ではまだかなりの量の積雪がありました。ルートファインディングの能力を発揮する楽しみがあります。 (1)夏道がないところ (1a) 大荒沢岳〜羽後朝日岳:夏道はないはずですが、積雪のため、快適に歩けました。 (1b) 根菅岳分岐〜和賀岳:夏道はないはずですが、積雪のため、快適に歩けました。 (2)夏道があるところ (2a) 高下岳登山口〜高下岳〜根菅岳〜根菅岳分岐(分水嶺):ところどころ夏道が雪に埋まっていますが、問題ありません。稜線上の方が夏道が出ていました。 (2b) 根菅岳分岐〜大荒沢岳:夏道が半分くらいは出ていました。 (2c) 和賀岳〜薬師岳:夏道が半分以上は出ていました。 (2d) 薬師岳〜甲山分岐:夏道(刈り開きされている)が大体出ていましたが、道の真ん中にお花畑があったりしました。 (2e) 甲山分岐〜南風鞍:だいたいは雪の上を歩く。中ノ沢岳の先、南西に分水嶺を辿るが、1つ手前の尾根に誘導されやすい。北から風鞍に回り込むようにルートを取る必要があります。 (2f) 南風鞍〜川口県境分岐:だいたいは雪の上を歩く。問題なしでした。 (2g) 川口県境分岐〜峰越林道:鹿ノ子山への登りと姥捨山(峰越林道の手前のピーク)への登りはかなり急。夏道をできるだけ探しながら歩くべき。雪渓は急斜面なので、ピッケル+アイゼンのお世話になりました。 (2h) 峰越林道〜真昼岳:夏道が半分くらいは出ていました。ガスっていたこともあり、北ノ又岳の手前で少しルートを外しましたが、それ以外は問題なしでした。 (2i) 真昼岳〜兎平分岐:真昼岳の下りは要注意。夏道では鎖場となっているらしいところは完全に雪の下でした。標高950m〜900m付近では滑落しやすいので、ピッケル+アイゼンのお世話になりました。 (2j) 兎平分岐〜女神岳:ほぼ雪の上を歩きました。女神岳手前の急登は分水嶺に沿って登りました。ピッケルがあったほうが安心。 (2k) 女神岳〜白糸の滝:尾根を間違えなければ問題なし。地形図を仔細にみると分かる通り、乗るべき尾根の出方がちょっとトリッキー。 (2l) 白糸の滝〜相沢林道終点:ところどころ雪の上の急斜面をトラバースする。最後に林道終点手前の沢を渡るところが嫌らしい。遊歩道が雪に埋まっていて探すのに1時間ほど費やした。渡渉もスノーブリッジが落ちていたならかなり難儀していたはず。(橋は冬季は外してあるとのこと) (2m) 相沢林道は90%程度は雪。デブリで嫌らしいところも一部にはあったが、基本的には問題なし。6kmほどで県道(花巻大曲線)にでたあとは、雪のない舗装道路を5kmほどで県道1号線の清水ヶ野のバス停がすぐ右手脇。 |
写真
感想
【出発前】
今年のゴールデンウィークはどこに出かけようかと計画段階から楽しみ。昨年は、南会津の丸山岳〜会津駒ヶ岳を最高のお天気の中で楽しみ、残雪期の山歩きに完全にはまってしまっていました。今年もマイナー12名山の一つを目標にしようと物色し、矢筈岳、毛猛岳、羽後朝日岳が候補に。矢筈岳はゴールデンウィークではやや遅すぎて藪こぎに苦しみそうでちょっと遠慮。毛猛岳は昨春の「山と渓谷」誌だったかでたしか紹介されてしまっているので、今年はそれなりに人が入っているかもと思いパス。羽後朝日岳については、この山レコで最近の記録が「XNRさん、btgrt180さん」(4月8日)、「kiyoshiさん、tooleさん」(4月15日)からなされていて、雪がまだなんとかあるのではないかと判断して決定。しかも根菅岳分岐から和賀岳に出て、和賀岳から真昼岳まで大縦走( http://www.obako.or.jp/kurasan/juusouro.html 、倉田陽一氏の和賀岳・薬師岳・真昼岳ガイド)できたなら、ライフワークの分水嶺歩きとしても価値の高いものになると期待が膨らみます。
幸い連休の谷間も休暇申請が難なく認められ、夜行バスのチケットも予約できたし、天気予報もばっちり。装備としては、スノーシュー、アイゼン、ピッケル、ストック2本など、食料と燃料は4〜5泊分で節約すればなんとか6泊でも持つかな、って感じ。そうそう、日焼け止めとサングラスも忘れずに。クマ除け鈴も持ちました。
【夜行バス】
池袋までユキちゃんとモカちが車でお見送りしてくれました。雨だったので大助かり。バス乗り場はさすがにゴールデンウィーク前でそれなりに混雑していました。山スキーを手にしている人もいて親近感を覚えましたが行き先は北陸方面だったよう。バスも満席ではなく、2列席を1人で座れたのでラッキーでした。もし渋滞がひどいと北上からの列車に接続できず、そうすると、さらにほっとゆだからのバスにも接続できず、ちょっと心配していましたが、大きな渋滞もなく、マージン内の約30分遅れで北上駅東口着。後日談ですが、このゴールデンウィークの4月29日に金沢発東京ディズニーランド行の夜行バスが関越道で防音壁につっこみ7人もの方が亡くなるという痛ましい事故がありました(運転手の居眠りが原因らしい)。家族が結構心配したようです。帰路は新幹線だったので、その心配は無用だったのですが。
【1日目】
快晴無風でとにかく暑い1日でした。荷物も重くバテバテ。雪の量は想定していたよりも少し多いくらいだったので、スノーシューで歩いたりしました。高下岳についてからは逆に雪が減り、夏道も使える部分が結構あり、根菅岳を越えて、なんとか岩手・秋田県境(中央分水嶺)まで到達できました。
和賀岳や羽後朝日岳の展望もさることながら、焼石連峰や早池峰、岩手山〜秋田駒ヶ岳、森吉山、田沢湖、大仏岳、白子森、太平山など、展望を満喫できました。但し、和賀岳に向かう途中の最低鞍部(標高約1180m、治作峠?)からの登りがかなり急に見え、本当は朝方の雪が締まっている時間帯にアイゼンを効かせて登るべきだよな、と考えをめぐらせてテントを張りました。日程に余裕があるのだから、明日は羽後朝日岳だけをピストンして、和賀岳へは明後日にすれば良いと腹をくくる。
【2日目】
当初は連泊するつもりだったので、テント内はちらかしっぱなしで出発。鞍部まで下ると、なんと単独行の人に出会いました。話をしてみると山レコユーザのkamadamさんとのこと。どちらのルートから来ましたかと伺うと、良く知らない地名(夏瀬温泉のことでしたが)とルート、なんでも痩せ尾根を越え、羽後朝日岳まで8時間のアルバイトだったとか・・・ この先、羽後朝日岳までの様子を尋ねると、雪が残っているので藪こぎは不要との回答に、一気に安堵感。さらに、このあと和賀岳に向かわれるということなので、先導して下さることになり、こちらも踏み跡を頼りについて行けば良い、ということで、とても助かりました!
羽後朝日岳は頂上を独り占め。360度の展望に酔いしれる。谷も深く、深遠さながら。マイナー12名山はやっぱり素晴らしい。
復路ではすぐに3人パーティ(男性1、女性2)にすれ違う。話を伺うと、東京から昨日こられたそうで、ほっとゆだ駅からタクシーで入山する時に、タクシーの運転手さんが、朝一番のバスで山に入った人がいたとのこと。それそれ私です、って会話の展開。なんでも沢尻岳にテントを張って登ってきたとのことでした。
テント場に8時少し過ぎに戻れたので、連泊はやめて、kamadamさんの跡を辿って、和賀岳に縦走することに。懸念していた最低鞍部からの登り返しも近くで見るとなんということもなく、快適に登れました。(kamadamさんの歩幅が私のよりちょっと長めだったのが玉にきず?)
その後、例の3人パーティに追い抜かれましたが、その先でこのパーティが休憩しているところを通り過ぎようとすると呼び止められ、グレープフルーツをおすそ分けして頂きました。もちろん頂戴し、そこで休憩とあいなりました。みずみずしくて本当に美味しい差し入れでした。きっと今後グレープフルーツを食べるたびに和賀岳を想いだすことでしょう!
和賀岳の山頂は広く、一等三角点や祠、石碑などもあって、とにかく見晴らしが最高。存在感を示していたのは、真っ白な鳥海山でした。先着していた件の3人パーティの方に羽後朝日岳を背景に写真を撮って頂きました。この方たちは、ゴールデンウィークの後半にどこに登ろうかと楽しげに相談していました。この方たちが先に下山してからは山頂を独り占め。私にとっては、この和賀岳登頂のおかげで、二百名山も未踏の残りが4座になり、嬉しいような寂しいような・・・
さて、この先、どこまで行ってテントを張ろうか、ここまで順調すぎるくらいで時間はまだまだ早いし、のんびりと腰を上げ、薬師岳方面へ空中散歩の継続です。展望を楽しみつつ、小鷲倉、小杉山、薬師岳と要所要所でも休憩を入れながら、夏道が出つつある縦走路を辿って、薬師分岐から甲山方面へ。夏道は刈り払いがしっかりされていて、ありがたいのですが、お花が道の真ん中に群生しているようなところがあって、足の置き場に困ることもあるくらいでした。
昨日は午後5時まで歩いてしまいましたが、今日は早めに切り上げようと午後3時半を過ぎて良いサイトがあったらと思って歩いていると、ちょうど午後3時半くらいに大甲のすぐ手前に夏道が広くて平になっているところがあったので、則チェックイン。シュラフを干したり、のんびりしました。
【3日目】
今日はどこまで行けるだろうか。峰越林道まで行けば、流水の水場にありつけるかも(雪を解かした水はフィルターで濾してもやはり飲み続けると喉が痛くなってくる)、でも遠いよな、などと考えながら今日も好天の中を出発。
大甲をすぐ越え、甲山分岐で一休み。甲山まで行ってみるつもりもありましたが、スノーリッジが気味悪げだったので、ここでリスクをおかして大縦走がパァになったらもったいないと、割愛。
中ノ沢岳を越えた後、天気が良いにもかかわらず、尾根をひとつ間違えそうになり、すぐに気付いて復帰。風鞍は手前の登りが想定以上にきつそう。それでも一部夏道にも助けられ、大きな困難もなく、風鞍へ。エスケープルートと思っていた黒森口への道も使わずに済み、のどかな山稜を南風鞍へ。さらにその先も川口県境分岐という鞍部までは快適な縦走。但し、長い。そして、不気味に見えるのが、峰越林道手前の姥捨山手前の急登。
鹿ノ子山手前の急登は、一部ピッケルの助けを借りながらこなし、その先の少し藪っぽい痩せ尾根を崩れかかった雪堤とのコンビネーションでアップダウンを繰り返していると、だんだんと疲れが。(特に肩、日にも焼けて、荷物が重くて食い込む)
それでも早立ちをこころがけているお陰で、今日の中に峰越林道まではなんとか辿りつけそうだと望みが広がるが、その前に立ちはだかる姥捨山北面。急な斜面に(涸沢カールのザイテングラードのような)小尾根が派生しているところについている夏道が出ていたので、これを頼りにできたが、もしこれも雪に埋まっているような条件だったら、一体どうやって登ったろうか。そして、その夏道も最後は雪渓に消えてしまって、その雪渓を越えると藪でルートが分からない。高度計(PROTREK)で確認すると、高度にしてあと50m程度だったので、藪につっこんで登りきろうとも考えたが、手ごわくて眼鏡を飛ばされたりしてとても無理。左に回っても夏道が発見できず、結局、最後の手段として、右寄りの雪の壁を登ることに。ピッケルとアイゼンを効かせて、慎重に慎重にと言い聞かせながら、身体からアドレナリンが吹き出てくるのを感じつつなんとか雪の壁を登り切って雪堤の上へ。凄い高度感で、あまり思い出したくない。長居は無用と頂上を目指すが、さらにちょっとした藪を漕ぐ。結局夏道は、もっとずっと左の方にあったようだ。夏道に出れば後は気楽なもんで、峰越林道が見えてやれやれ。でも、林道もほぼ完全に雪に埋まっていて、峰越ノ水(秋田側に徒歩15分)に行くのも諦め、今夜もまた雪を解かして水を得る。プラス面は、近くにふきのとうが群生していたこと。芽を2つほど頂き、翌朝のラーメンに入れました。この晩は、夜半から風が強くなり、あまり良く眠れませんでした。
【4日目】
テントから這い出すと、なんと濃い霧と強い風、時折雨が混じる。重い気持ちの中を出発するが、北ノ又岳の登りの雪渓で霧のため視界が悪く、ルートが良く分からない。適当にアイゼンを効かせて雪渓を登りつめ、最後は少し藪を漕いで山頂へ。その先は夏道がはっきりし、高山植物を愛でながら音動岳を越えたあたりから、ありがたいことに徐々に天気が回復。
赤倉分岐で休憩しているころから稜線部にかかっていた雲が切れ出し、視界が良くなってくれる。真昼岳も近いことだし、こうこなくっちゃ。
真昼岳は3つの峰からなる山で、中央峰が主峰らしく、三輪神社のしっかりした社殿や方位盤などもあり。天気が回復したので展望も得られたが、第一印象は、「えっ、女神山ってあんなに遠いの?」 縦走中、ずっと真昼岳と女神山とガ同じ方向に見えていたので、なんとなくセットで考えてしまっていたのが悪かったようです。
真昼岳南峰からの下りは最初は急なガレ場(夏道が出ていたので危険は無し)、その後は急な雪渓になりました。この急な雪渓も慎重に下ったつもりなのですが、ちょっとスリップした時に尻もちをついてしまい、尻セードに早変わり、幸い少し滑った先に適当な木が顔を出していたので、そこでストップしましたが、滑落は想定外でちょっとヒヤッとしました。
兎平付近ものどかな山稜で雪が解けて流水となっているところがあったので、詰めたい水を飲んだり、水筒に詰めたり。明鳥沢山も楽々越えて、いよいよ女神山の最後の急登。遠くから観察している範囲では、雪の状態を心配していましたが、アイゼンとピッケルの助けを借りると、危険を感じることもなく、さくさくっと山頂に到着。バンザ〜イ、和賀岳があんなに遠くに見える。良く歩いてきたもんだ。辻まことの作品に、「諸君!足を尊敬し給え」というのがありますが、まさに自分の脚を尊敬するに値する展望でした。
さてさて、でも女神山が終点ではなく、無事下山して終点。この時期、実は谷筋の方がよっぽど危険だったりするので、下山ルートもポイントのはず。岩手側の相沢林道は、地形や方角の関係から、比較的安全とふんだわけですが、それが正解かどうかはこれから試されるわけです。白糸ノ滝への下山路はブナ林の中。雪の下だったので、小さな尾根に乗り移るところが地形がちょっとトリッキーで心配していましたが、ちょうどそのあたりから夏道が出ているのを発見できたために、無事通過。その先は夏道の急坂を下って、登山口(遊歩道)に降り立って、やれやれ。ところが遊歩道にも雪が詰まっていてトラバースを強いられたりして、気が許せません。極めつけは最後の沢を渡るところ。もう相沢林道終点の駐車場が目と鼻の先のはずなのに、雪があってどうしても正しいルートが発見できません。ここで慌ててもはじまらないと、ザックを降ろし、下に行ったり上に行ったり下に行ったり上に行ったり、戻ったりと空身で偵察を繰り返しますが成果が上がりません。うーん、こまったぞ、まさか女神山を登り返すのは勘弁だし・・・ ザイルがあれば、木を支点にして懸垂下降できるんだけど・・・ コピーして来たガイドブックをもう一度読み直すと、どう考えてもそんなに高巻きしている様子はない。冷静にいろいろと考えてみるに、やはりザックを降ろしたここ付近から下るはず。でもって、ふと顔をあげると倒木の後ろに溝が続いているようではありませんか。やれやれ、これでは下を探しても上を探しても見つからないはずです。
やっと探し当てたルートを辿って沢の脇に出たは良いが、どうやって対岸に渡ろうか・・・ 雪解けでかなり流れは急みたいだし。祈るような気持ちで小さくなったスノーブリッジを越えて、やっと人心地ついたときは、午後4時を過ぎていました。今宵の宿は林道終点。但し、乾いた平らな地面がないので、雪の上にテントを張りましたが、一晩中下からの水気に悩まされました。
【5日目=最終日】
相沢林道もずっと雪が埋まっていましたが、大きながけ崩れのようなところもなく、無事に県道(花巻大曲線)に。林道終点から6kmほどでした。県道は雪が完全に解けた舗装道路で、近くで山仕事に来ていた3人の地元の方と少し挨拶をしました。最初は「釣りかい?」と訊ねられましたが、「山のぼり」と答えさらに「真昼岳から」となると、「ひとりでかい」とびっくりした様子でした。「和賀岳から」って言っていたらどうなっていたかな?
舗装道路を歩き農作業で忙しそうな方たち(確かに今日は平日)とすれ違ったりしながら、バスの通る県道1号線に出たのは、9時少し過ぎで、バスの発車時刻まで約30分。大急ぎで、テントを少しでも乾かそうと干したり、登山靴から運動靴に履き替えたりしているうちに時間がすぎ、大慌てでパッキングしなおしてバスの人に。ほっとゆだ駅に付くと、まず窓口で新幹線の夜の座席を確保してから、駅に隣接した温泉で汗を流し、北上線で北上に戻りました。
おまけは、北上展勝地での観光。桜吹雪きが無事の下山をお祝いしてくれているようでした。
新幹線で東京に戻ると雨(東京の出発も雨)でしたが、ユキちゃんとモカちがまた車で迎えに来てくれて、大助かり。感謝感謝です。
こうして、ありがたいことに今年のゴールデンウィークも充実した山行を楽しむことができました。帰宅して過去の記録を振り返ってみると、山中4泊の幕営は2009年9月の白根南嶺(笹山〜笊ヶ岳〜青薙山)以来でしたので、約2年半ぶりだったことになります。来年のゴールデンウィークも元気で春山を楽しめると良いなぁ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ルートを登録する
nomoshinさんが和賀の稜線から見渡した横手盆地に住む者です。
遠い所からようこそいらっしゃいました
1時間くらいかけてじっくり拝見させていただきましたよ。
言葉がないですね
すばらしい山旅でした。
とてもうらやましいです!
下界から見上げてばかりいないで僕も歩かなければなりませんね。
すばらしい記録をありがとうございました。
お腹いっぱいになりました
アップ、お待ちしておりました!
でも今、県外に出かけるところなので(山ではありません)、コメントは改めて書かせていただきます。
あわててプリントアウトしました
レコ、じっっっくり堪能させていただきますね
tooleさん、コメントありがとうございました。
実はtooleさんの4月15日の記録があったからこそ出かけたのでして、遅ればせながら、御礼申し上げます。
山を始めて最初の夏合宿が栗駒山と焼石連峰でした。それ以来、東北の山には憧れをずっともっています。冬が厳しいからこそだと思いますが、そのような山々に囲まれているのを羨ましく思うこともあります。
白神山、田代岳、森吉山、太平山、白子森、大仏岳、乳頭山、白岩岳などなど、宿題(懸案)の山がまだたくさん残っていますし、再訪したい山もいっぱいあるので、これからも楽しみです!
引き続きいろいろと教えて下さい。よろしくお願いします。
kamadamさん、コメントありがとうございました。
お陰さまで後をついて行く形になったため、不安なく歩くことができましたし、日程にも大変余裕ができ、和賀山塊を心から堪能できました。
記録をそんなにしっかり読んで下さるとは・・・ 自分で読み直したら、誤字や写真説明の間違いなどがちらほら見つかりましたので、その後、気がついたところは訂正しておきましたが、まだまだ間違いが残っているかも知れません。ご容赦ください。
秋田の山にはこれからも何度も足を運ぶと思っています。またお会いできると嬉しいですね。
和賀山塊の南北縦走、大変ご苦労様でした。
羽後朝日岳と和賀岳だけではなく、真昼岳を経て女神山まで歩かれるとは、ホントすごいです。
峰越峠への登りは、雪がなくてもいやらしい難コースです。
それを知っているだけに、とても残雪期に行こうという気はないのですが、こうやって記録を拝見すると「いつか自分も!」と思ってしまいます。
すばらしい記録、ありがとうございました。
btgrt180さん、コメントありがとうございました。
btgrt180さんの庭(?)でもある羽後朝日岳にちょこっとお邪魔させて頂きました。4月8日の記録も大変参考になりました。
東京からの参戦、しかもお休みが取れましたので、ちょっと長めに滞在することができ、山のお天気のご機嫌も良く、大変思い出深い山旅となりました。
東北のみなさんはヤマレコの中でも結束が固いようにお見受けしています。羨ましいですね・・・
これからもいろいろと教えて下さい。
よろしくお願い致します。
「山登りって、楽しいな〜」
素直にそう思ってしまいます。
私の足跡などに関係なく豊富な残雪の上を歩けた和賀岳以北より、ルートファインディングに苦労した薬師岳以南の方が、ずっと楽しかったのではないでしょうか
決められたレールやマニュアルに縛られることなく、自分で道を獲得していく楽しみ。長年の経験で培った感覚がひと気のない山中でいよいよ研ぎ澄まされ発揮される、真に自由な境地に遊んでいるように思えてきます。
キャリアを積んだ人だけが味わえる世界なのでしょうか。
それにしましても、白子森や大仏岳など、秋田のマイナーな山までご存じなことにも驚いてしまいます。でも拝読していると、nomoshinさんの秋田での次の山旅が見えてきましたよ
いつの日か、お会いできたらうれしいです
おっしゃること、とても良く理解できます。
大自然の中で、自分の動物としての勘や感が研ぎ澄まされるような場面があると内面からの喜びも実感できますよね。
バリエーションルートだとこの楽しみがより大きいかと思います。但し、ハードで長い藪こぎは、ときどきが良い、と思うお年頃(?)になってしまいました。
いずれにせよ、今回の山旅のお陰もあって、秋田図福の20万分の一地形図、ますますお気に入りです。
これからもよろしくお願い致します。
福島県在住です。夏山でも奥が深くて苦労する山をつないで歩き通したというのは素晴らしいですね。私も夏に白神へ行く予定ですが、和賀岳も一度チャレンジしたいです。早池峰と焼石は登っていますが、岩手の山もいいですね。
ところで115番目の花は「イワウチワ」ではないでしょうか。
archangelさん、コメント、特に「イワウチワ」のご指摘、大変ありがとうございました。
東北の山は大好きです。ちなみに、6月16-18日にも東北にでかけまして、森吉山と白神岳に登ってきました。
遅れていましたが、もっか山行記録の入力中です。
ひきつづき、よろしくお願い致します。
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