(35)北岳+(36)間ノ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 2,204m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:48
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
第2駐車場(乗合タクシー乗り場あり) 第3駐車場×2か所(バス停に近く、一方にトイレあり) 全部で第1〜第5駐車場+臨時駐車場有り。 第二駐車場の最後の1台に滑り込み。 早朝に起床し、タクシーの待ち行列(10人目)へ。 朝一番は9人乗りジャンボタクシーが10〜15台とのこと。 2台目のタクシーで、夜叉神峠ゲート前待機。 5:30〜18:00のみ通行可。 広河原インフォメーションセンター到着。 帰路も運良くタクシー |
写真
感想
広河原インフォメーションセンター到着後、登山道の状況を確認。
広河原から大樺沢を何回か渡渉しながら登る。
水量のあるところは橋が架かっていて危険個所はありませんでしたが、増水時は危険箇所あり。
途中梯子もありながら、ひたすら登るのみ5時間強は結構きつかった。
大樺沢二俣から右俣コースへ、小太郎尾根分岐から見る仙丈ケ岳は堂々としていて「来年来るからな!」と念を送ってきました。
※2019年現在「仙丈ケ岳」未登頂
初日は、北岳も登らず、北岳肩ノ小屋(3000m)で宿泊。
就寝スペースは敷布団3枚に4人だが十分(北岳山荘は19日は敷布団1枚に3人、20日は2人とのこと)。
素泊りは別棟なので確認していません。尾根の西側のテン場は、日の出を見るのに好都合。
食事は16時から30分間隔の入れ替え制(64席×4回)。150人キャパの山小屋に200人以上は宿泊していたようです。
やはり、混雑を避けて肩ノ小屋で正解でした。
昼間も時々仮眠していましたので、20時半の消灯前にワンカップ・ワインで夫婦語らいのひと時を。。。
翌朝は早朝に出発して山頂で御来光の方々を除いて、5時から先着順で朝食。朝食後外に出て朝日を望む。
朝日そのものは雲が架かって「まあるい」御来光とはなりませんでしたが、やや南にくっきりと見える富士山が堂々としていました。
北岳山頂(50分)を目指す途中で、北岳山荘〜間ノ岳を一望にする写真を撮影しましたが、コンデジの限界を知ることになりました。
北岳山頂には三等三角点「白根岳」が。。。
北岳+間ノ岳+農鳥岳が白峰(しらね)三山を言われていることから当時の認識はそうだったようです。
ちなみにこの辺りの一等三角点は南アルプスのやや南に位置する赤石岳。
北岳山荘に荷物をデポし(屋内に無料で置かせてくれました)、間ノ岳ピストン。
北岳山荘に戻って昼食(カレーライス)と下山コース確定のための妻の体力と気分の確認。
広河原の終バスに間に合わなければ広河原山荘に宿泊交渉することとし、下山開始。
北岳山荘から八本歯のコルまでは、トラバース路(近道)を通ることとしましたが、山の壁面に無理やり作った梯子や木道、鎖場の連続で吊尾根に出るまでは結局登り。精神的に一番緊張した場所でした。
結局、八本歯のコルから左俣コースに入っても梯子の連続。下山している私たちは良いのですが、登ってくる方々の半数は虫の息。。。昨日の予備コースとしていましたが、採用しなくて良かった〜
この時点で、夫婦ともに相当足に来ていましたが、危険地帯は通過したことからひたすら下山するのみと黙々と下山。
大樺沢二俣への到着時間で終バスに間に合う可能性が出てきたことから、ストックを取り出し、足をかばいながら転げるように下山・下山・下山・・・
終バス50分前に広河原に到着し、帰りも乗合タクシー乗り場に行った1台目に乗れる5番目だったので、タクシーを選択。
この後、3〜5台来る筈のタクシーが2台に減ったことから先着順となり、残りのお客はバスへ移動(バスは5台でしたので余裕で乗れた筈)。
一人当たり料金はタクシー1200円、バス1130円でタクシーの方が10分先に出発して走行時間も10分以上短い。
但し最大15台はあるタクシーも近隣観光地含め予約が入ると広河原に配車されないというリスクはある。
※北岳肩ノ小屋も北岳山荘もスマホ等の充電は無料で行ってくれました。ただし、他人が持ち去っても自己責任。コンセント数にも限りあり。
※北岳肩ノ小屋も北岳山荘もテン場がありますが、肩ノ小屋は尾根の両側側面のやや平らな部分で植生は無。北岳山荘はハイマツの間のマイポジションといった感じ。どちらが良いかは好み次第。
※北岳と間ノ岳の間に3055mの中白根山(山と高原の地図)がありますが、山頂の標識には「中白峰(しらね)山」となっていました。
(参考)
2014年末に23座だった百名山も今回で36座となりました。
雨で断念なども多かったと思いますが、13座も加えたことになります。
これから益々厳しい(あるいは遠地の)山になるので、来年も10座を超えるのは困難だと思いますが、ぼちぼち行こうと思います(決して百達成を狙う宣言ではありません)。
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