気持ちは遭難寸前、雨の北岳(涙)
- GPS
- 26:27
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,923m
コースタイム
- 山行
- 12:37
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 12:40
天候 | 雨のち霧雨のち雨のち土砂降り! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
第2駐車場はバス乗り場の隣かつ、乗り合いタクシー乗り場があります。 新しいトイレがありました! ここで登山届けを出しました。 15日7時30分頃駐車場到着、ガラガラ。 到着すると、すぐに乗り合いタクシーのドライバーさんが声をかけてくれます。 7時50分発のバスに載るつもりでしたが、同じお値段なので、タクシーがオススメです。荷物はトランクルームにおいてもらえるし♪ 芦安〜広河原1100円+協力金200円←帰りにも必要です。 下山は平日で本数が少なかったので、11時50分発のタクシー(12時にバスもある)を目指して広河原に到着したのが、11時15分頃。 ちょうど8人集まったということで、すぐに出発!ラッキー♪ タクシーに乗ってからが、豪雨状態でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路: *広河原→二俣 何度か木製・金属製の橋を渡ります。 とっても整備されていて歩きやすいです。 *二股→八本歯のコル 雪渓・・・怖かったです。 ガスガスで、先が見えず・・・ルートがいまいち分からない。 前回は9月だったので、まったく違いました。 このルートを選んだのは、私の失敗でした。 *八本歯→北岳山荘 トラバースルートは、ハクサンイチゲを中心としたお花畑♪ よーく探すと、キタダケソウがたまに隠れています。 復路: *北岳山荘→肩ノ小屋 整備されています。前回来たときは、怖かったのですが、今回は怖さを感じず♪ 山頂から肩ノ小屋の登山道は、これでもか!というほどマークがあり、ガスガスでも安心です。 *肩ノ小屋→二俣 草すべりルートを利用する予定でしたが、急斜面で転びたくないので右俣に変更。 *二俣→広河原 行きと同じルートのはずなのに!雨で登山道が沢状態。 昨日よりも水が増えていて、橋に沢の水が届きそうなところも。 私が考えていたよりも雨量が多かったらしいです。 こういう日は歩かないほうがよいですね。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉:白峰会館 700円(貴重品ロッカー100円) 食堂の食券販売機に温泉の券も売ってましたww そのまま白峰会館でおそばをいただきました♪ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | レイン用のグローブの再検討が必要。(びちょびちょ) 雨のときは、下着の替えも必要。(1泊だからと持っていかなかった) |
感想
今回の山行は、反省することだらけです。
自戒を込めて。
元々は、お仲間とのグループ登山の予定でしたが、天候不良のため延期。
8月の挑戦山行のため、長くてキツイ登山にトライしておきたかったこともあり、ソロで行くことにしました。
5年前に歩いたコースで歩きたい。
そもそもこれが間違い。
前回は9月、今回とは雪渓の状態がまるで違います。
インフォメーションで聞いて確認し、大丈夫であろうと二俣から八本歯に向かいました。
反省ポイント
予想よりもガスが濃く、方向がわかりにくかった。
雨のせいか、雪渓の踏み跡が分からない。
(そもそも人の踏み跡をあてにすることが大間違い!)
雪が荒れていたので、滑り止めをつけずにスタートしたが、上に行くにつれて変な硬さに。
安全な所を見つけ、途中で装置したが、持ってきたのがチェーンスパイクだったため、ほとんど役に立たず。
また、左岸を歩くという注意を勘違いして、左に行きすぎてしまった。
スタート時は、ガスで下も上も見えず歩き出したが、下が見えた時に急斜面と距離に怖気付き、雪渓の途中で不安になり動きが止まる。こわい!
落ち着くために、落石跡のあまりない位置に移動し、スマホのGPSで確認しようと取り出したが、雨のせいで指がふやけ指紋認証ができない。
さらに画面が反応せず、スマホが使えない!
地図とコンパスを使い、方向の確認とおおよその距離を把握。
チェーンスパイクで下るのは滑落の恐れがあるのでやめて、登ることに専念。
それほど広くない雪渓ですから、落ち着けば迷うことはないのですが、一瞬パニックに陥りそうになりました。
滑らないように気をつけながら登り、間も無くして標識を発見。
安心感から、しばらく動けませんでした。
私のスキル、経験と天候から、これは浅はかな行動でした。猛省。
この日、雪渓の上では出会いませんでしたが、何名か雪渓を通って下山されていたので、あくまでも私の経験不足の問題です。
翌日は、さらなる大雨だったので、草すべりの急斜面は避け、右俣ルートへ。
二俣から、大樺沢のルートを通ったのですが、登山道も沢状態。これ以上雨が降ったら危なかったかも。
白根御池から回るべきでした。
まだまだだな、思った今回の山行。
事故がなく、ご迷惑をかけることもなかったので良かったです。とても良い勉強になりました。
この経験を忘れずに精進します。
悪天候でも富士山が見えるミラクル、キタダケソウや花畑も見ることができ、行って良かったと思っています。
山の神様、ありがとうございました。
これからはさらなる注意をして山を楽しみます。
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