白馬大雪渓〜五竜岳【不帰嶮(つд｀)】

2019年08月04日(日) 〜 2019年08月06日(火)

• GPS: 55:56
• 距離: 28.9km
• 登り: 3,415m
• 下り: 3,112m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:27

6:45 猿倉荘
7:40 7:40 白馬尻荘
7:43 7:58 白馬尻小屋
10:34 10:38 岩室跡
11:15 11:26 避難小屋
12:51 13:06 白馬岳頂上宿舎
13:18 13:18 丸山
15:28 15:29 鑓ヶ岳
15:46 15:46 鑓温泉分岐
16:12 天狗山荘

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:17

4:21 天狗山荘
5:14 5:14 天狗ノ大下り
6:14 6:14 不帰キレット
6:43 6:43 不帰嶮（不帰一峰）
7:42 8:02 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:19 8:28 不帰嶮（不帰二峰南峰）
9:18 9:43 唐松岳
9:56 10:27 唐松岳頂上山荘
10:36 10:36 牛首
12:14 12:15 大黒岳
13:31 13:32 白岳
13:33 13:33 遠見尾根分岐
13:38 五竜山荘

3日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:35
• 合計: 9:06

5:19 五竜山荘
6:17 6:35 五竜岳
7:43 8:38 五竜山荘
8:44 8:45 遠見尾根分岐
8:47 8:47 白岳
10:25 10:26 西遠見山
11:26 11:27 大遠見山
12:27 12:32 中遠見山
12:54 13:01 小遠見山
13:59 14:00 地蔵の頭
14:18 14:24 白馬五竜アルプス平
14:25 ゴール地点

天候

晴れ→夕立の三日間

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路:白馬八方P(バス)〜猿倉　帰路:アルプス平駅(テレキャビン)〜とおみ駅　五竜エスカルプラザ(バス)〜白馬八方P　http://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/summary/
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/privilege/hakubashuttle/HAKUBASHUTTLE.pdf

コース状況／危険箇所等

天狗の大下りのザレの鎖場　不帰第2峰手前の鎖場

その他周辺情報

みみずくの湯(晴天時は露天風呂から白馬三山が望めます)

写真

8/4 6:29

猿倉ゆきのバスです。

8/4 6:45

猿倉山荘。ここで登山届けを提出しました。

8/4 7:01

8/4 7:42

すでに暑くて500mlがカラになったので水を補充しました。

8/4 7:57

白馬尻小屋からの眺め。アイゼンを持ってくるのを忘れ、小屋で購入。4本爪アイゼン一組1000円也。

8/4 8:14

昨年に引き続き大雪渓を登ります。雪渓はツラいけど涼しいから好き♡

8/4 9:18

あとちょっとで雪渓も終わり。

8/4 9:44

ここから縦走路までが本当の戦いです。

8/4 10:11

岩室直下の沢を渡る。

8/4 10:39

8/4 10:55

8/4 11:22

小雪渓が今年は小さいのかしらん？昨年はアイゼン再度装着して渡った記憶が。

8/4 11:27

8/4 11:28

緊急避難小屋。横に流れる沢水は飲用ではありません。

8/4 11:31

近そうで遠い山頂部を見上げてちょっとうんざり。

8/4 11:36

8/4 11:36

8/4 11:36

8/4 11:36

8/4 11:37

8/4 11:39

8/4 11:41

8/4 11:52

8/4 12:11

8/4 12:49

ようやく白馬岳頂上宿舎に到着。すでにヘロヘロです…。

8/4 13:02

写真中央の白いパイプから流れる水は飲用です。ここで二度目の補給。冷たくて美味しい水でした。

8/4 13:04

8/4 13:08

縦走路に到着。南下すると不帰嶮に是が非でも行く事になるので、今一度『行けるか？』と自問自答する。

8/4 13:14

8/4 13:24

白馬岳と白馬山荘。

8/4 13:24

ガスってくれたのでちょっと涼しい〜。

8/4 13:27

8/4 13:29

富山県側は柔らかい景色。

8/4 14:15

8/4 14:20

杓子岳は巻いてスルー。

8/4 14:23

花の名前、コマクサしか知らんがな〜。

8/4 14:31

8/4 14:32

振り返って杓子岳。長野県側は恐ろしい切れ落ち具合だそう。

8/4 14:49

8/4 15:09

長野県側。

8/4 15:26

鑓ヶ岳。

8/4 15:26

ここも山頂スルーww

8/4 15:47

白馬鑓温泉への分岐。再び『行けるか？』と自問自答w

8/4 16:01

鑓ヶ岳全貌。こんな時はガスってなくて感謝〜。

8/4 16:10

天狗山荘に到着！山荘の竣工も近い？

8/5 4:20

二日目。昨夜夕立が降って
テントが濡れて重くなり、蒸し暑さと相まってイヤーな気分に…。

8/5 4:45

天狗の頭。天狗尾根は遮るもののない、大パノラマロード。早朝ではなく、青空の元で歩きたかったわ〜。

8/5 4:58

8/5 5:15

来ちゃいました、正面不帰嶮。その前に天狗の大下りが始まるけど
〜。

8/5 5:34

天狗の大下りナメてました。下り始めてすぐの鎖場が三日間の中で1番怖かった…。

8/5 5:46

次の鎖場は長いだけで足場もしっかりしていたのでスルっと降りる事が出来ました。

8/5 6:03

下ってきた道を見上げる。

8/5 6:14

小ピークを巻いた底が不帰キレットらしい。

8/5 6:14

遠くに劔岳。

8/5 6:44

一峰。キレットからここまで不安箇所ナシ。

8/5 6:45

白馬方面。

8/5 6:46

不帰嶮方面。ナニこの違い…。

8/5 7:00

右側、人が立っている所が第一の
核心部の＞方向鎖場部分。

8/5 7:03

唐松方面からの方々。高所恐怖症の私には絶対マネ出来ません！

8/5 7:22

＞の鎖場を登った先にある足場。足元透けてますが、白馬方面から来ると先程の鎖場とともに下をじっくり眺めること無く通過出来るので、思ったより恐怖は感じませんでした。

8/5 7:41

んで廻りこむとまた鎖場。ここは高度感ナシ。

8/5 7:52

珍しい花だそうです。(教えて貰ったのに名前忘れました)

8/5 8:00

第2の核心部、二峰手前の有名な挟まった岩。ではなくて左側の岩に掛かる鎖場。高度感のある崖を一瞬といえど背にしてよじ登るのでびびりましたが、白馬方面からくると登りなので、視覚から入る恐怖は薄いかも。

8/5 8:02

のっこしたらすぐに二峰北峰。

8/5 8:19

二峰南峰にサクっと到着。

8/5 8:25

通って来た道を振り返る。

8/5 8:25

んで、この先に…唐松だぁ〜！もう怖いトコ無いよね？

8/5 9:17

唐松岳山頂！無事に到着したことと、途中からご一緒して、鎖場のレクチャーをして下さった、お兄さんに感謝です！！

8/5 9:19

唐松山頂で再びお会いしたお二人のお嬢さん、ご心配をお掛けしました。不安な気持ちを隠さずお二人に吐露してしまい、申し訳なかったです。

8/5 9:19

で、無事通過したのでチョーシこいてこのポーズw

8/5 9:42

そして真正面に五竜岳がっ！

8/5 9:42

唐松岳頂上山荘。スゴい所にテン場があるのね…。

8/5 9:47

もう1回不帰方面。

8/5 10:30

牛首手前から唐松岳。

8/5 10:38

牛首の鎖場。苦手とするトラバース下降の為、通過にずいぶん時間がかかりました…。

8/5 11:58

8/5 13:33

緊張箇所が多くて疲れました。どんだけ休憩すんねん、というくらい休んでばかりいて、山荘にたどり着けないかも…と思っていたので、赤い屋根が見えた時には涙で前がかすみました(笑)

8/5 13:38

五竜山荘到着！遅くなったけれど平日なので、テン場のスペースもまだ選べる程残ってました。

8/6 5:16

三日目。今日も快晴！いざ五竜岳へ！

8/6 5:47

だらだら登り進むだけかと思いきや、結構鎖場や岩場の多い道でした。この山域って気が抜けないのね〜。

8/6 6:17

五竜岳山頂と、おばはん参上！

8/6 6:18

今日が1番景色がクリアに見えたわ〜。ここまでこれたことに感謝して、

8/6 6:19

次の目標の五竜岳〜鹿島槍ヶ岳間を俯瞰する。やっぱり鹿島→五竜の方が行き易いのかな？親切な方教えて下さいっ！

8/6 6:26

堪能したので五竜山荘に帰ってテント撤収しなくっちゃ。

8/6 6:50

岩場の登下降多いよ…(私的に)

8/6 6:52

8/6 8:35

荷揚げのヘリに吹き飛ばされそうになっていた私のテントを山荘の方々が必死になって支えて下さっていました。この場を借りて感謝申し上げます。
テント撤収して誰もいなくなったテン場を後にしました。

8/6 8:44

白岳から唐松岳。五竜岳でお話をしたNさんと、遠見尾根を一緒に下山させて頂くことに！

8/6 8:48

同、五竜岳。

8/6 9:15

白馬の街が見えるわね。今日はあそこまで戻るわよっ！

8/6 9:18

Nさんはお花の名前に詳しい。下山をご一緒させて貰えてラッキーでしたし、楽しかったです！

8/6 9:19

下手くそなお花畑写真。

8/6 9:37

五竜岳から向こうの、険しそうなことったらっ！

8/6 10:49

遠見尾には小さな池が沢山有りました。

8/6 10:50

8/6 11:31

麓が近づいてきましたが、暑くて飲み水の減りが尋常ではなかった為、水が持つかこの頃から心配に。

8/6 11:34

お隣の八方尾根。

8/6 12:33

中遠見。五竜岳から鹿島槍ヶ岳の稜線。ギザギザしてますね〜。ここがポスターなどに使われる撮影スポットなのだとNさんに教えて貰いました。

8/6 14:08

植物園到着！高山植物が沢山植えられて、素敵な場所でした。

8/6 14:20

テレキャビン駅に無事到着。Nさん、一緒に下山していただきありがとうございました！冷やしうどん、美味しかったですね〜( ´∀`)

撮影機器：

arrows M03 SIMフリー FCNT

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

備考

暑かったので、行動食は口当たりの良いモノにすれば良かった。

感想

dxf

昨年栂海新道を歩いたので、今年はその続きの縦走だっ！と意気込んだものの、地図の白馬の先に『不帰嶮』の文字が。名前がおっかないんだけど。おまけに破線ルートだし…。でもココもスルーすると北アルプスは歩いていない道ばかりになっちゃうな…。うだうだ考えもラチがあかないので、人様のレコや人様のブログ、不帰嶮の動画を研究した結果、白馬方面からだったら登りのようだし、下をなるべく見ないようにして、高度感を感じなければ行けるんじゃね？と判断して乗り込みました。但し、私の実力からいって、いつもの65Lザックだと荷物に振られて危険だと思い、40Lザックの2泊のテント泊装備としました。結果、不帰嶮の第1の核心部は先行の方がおられたおかげでルートが良くわかり、不安無く通過。第2の核心部は途中からほぼ同行して下さった方から色々説明していただけたおかげで無事通過することが出来ました。予想外というか実力というか、天狗の大下りのザレの鎖場と牛首のトラバース下降は苦手だし、正直、不帰嶮の核心部より怖かった…(つд｀)へっぴりな私の心配をして下さったお嬢さんお二人、一緒に下山して下さったNさん、岩場のレクチャーをしていただいたお兄さん、他にも色々な場面で声をかけてくれた方々に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました！