北岳

2019年08月10日(土) 〜 2019年08月11日(日)

• GPS: 14:26
• 距離: 17.5km
• 登り: 2,214m
• 下り: 2,225m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:10

6:54 広河原インフォメーションセンター
6:56 6:56 広河原・吊り橋分岐
6:57 6:58 広河原山荘
7:16 7:16 白根御池分岐
8:51 9:10 大樺沢二俣
11:30 11:38 八本歯のコル
12:18 12:23 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
12:46 12:47 トラバースルート分岐
13:04 北岳山荘

2日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 2:09
• 合計: 7:00

7:20 北岳山荘
7:44 7:46 トラバースルート分岐
8:14 8:18 吊尾根分岐
8:38 9:20 北岳
9:37 9:43 両俣分岐
9:49 9:49 北岳肩ノ小屋
10:13 10:19 小太郎尾根分岐
10:24 10:32 草すべり分岐
11:33 12:30 白根御池小屋
13:59 14:03 白根御池分岐
14:16 14:16 広河原山荘
14:19 14:19 広河原・吊り橋分岐
14:20 ゴール地点

天候

稜線はガスの多い曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安第3駐車場の正規スペースではない場所でしたが、係の方が誘導してくれました。始発林道バスは11台、それに加えてジャンボタクシーが8台出たようです。
下山時にはちょうどジャンボタクシーが到着していて待たずにすぐ芦安まで戻れました。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありませんが、白根御池小屋から広河原に下る道は昨年の台風で荒れている箇所もあります。

写真

8/10 4:45

芦安駐車場に4時半ころ到着。第3駐車場が満車でしたが、係の方に誘導していただき、トイレ前の空きスペースに停めさせていただけました。始発バス5:15の列は先頭近くに並ぶことができて1台目のバス。片道1230円です。

8/10 6:50

ジャンボタクシーが5時に先発。バスの乗車整理に少し時間が掛かり発車時間が遅れた結果、林道の途中で8台のジャンボタクシーと11台のバスがスライドすることに。ようやく広河原に到着したらトイレが長い列になっていました。装備を整え出発します。目指す北岳も雲のない青空にその姿を見せてくれています。

8/10 8:49

登山道は大勢の入山者で行列となっており、途中写真を撮る余裕もなく高度を上げてきました。

8/10 8:54

大樺沢二俣に到着。ここまでは樹林の中で日陰となって涼しい登山道でしたが、それでも装備が重く汗だく。飲料水を1L消費してしまい、雪渓の雪解け水で補充しました。

8/10 9:11

休憩を終えてぞくぞくと沢を登り詰める登山者。

8/10 9:42

8/10 11:33

鳳凰三山の方は雲がかかってしまいました

8/10 12:24

北岳の方も雲がかかります。花もあちこち咲いていますが立ち止まって眺める余裕はなし。

8/10 12:25

この辺りで太ももがつり始めます。どうも水分・塩分の補給が遅れて軽い脱水になったようです。少し登っては筋を伸ばし、座り込んで休憩し、の繰り返しでペースが一気にダウン。八本歯のコルから山荘まで周囲を眺める余裕は全くなしでひたすらテント場を目指しました。

8/10 12:42

小屋が見えた時の安堵感。あとは下るだけ、ですがつりそうなモモにはこたえる下りです。

8/11 3:55

時間は経過して翌朝3時半。この間、テント設営してビールと軽い夕飯を食べたらそのまま爆睡でした。テント場に着いた時間は早かったので良い場所に張ることが出来たのですが、後から到着された皆さんは山荘玄関まえなどあらゆるスペースに張ることになったようです。山荘は布団1枚に二人。三人になる日もあるとのことですから、まだいいほう？テントを出たら満点の星空でした。写真はカメラの性能でこれが限界。

8/11 4:34

東の空が赤く染まってきます

8/11 4:44

空が明るくなってきて中白根山が見えてきました。ご来光を山頂で眺めようという登山者のヘッドランプが北岳の方にもいくつも見えます

8/11 4:56

テントから眺めるご来光。

8/11 5:02

ここのテント場のすばらしさはこの景色。

8/11 5:02

既に撤収したテントも多いようです。間ノ岳方面へ縦走される皆さんでしょうか。自分も体調が良ければ未明にサブザックで間ノ岳往復も考えていました。

8/11 5:11

水蒸気の筋が水彩画のような富士

8/11 5:12

北岳の斜面にも日が入り始めました。朝食を食べてテントを撤収。今日は北岳のピークを踏んで、草スベリからゆっくり下山します。

8/11 7:02

さて、重いザックを背負っていきますか。

8/11 7:04

振り返って間ノ岳。またいつかあちらへも。

8/11 7:16

トラバースからの合流点に到着。

8/11 7:21

実際の北岳のピークが奥に見えてきます

8/11 7:47

8/11 7:51

長野県側の斜面をトラバース気味に進みます。ガイドの鎖や丸木の階段もあり、よく整備された道です。

8/11 7:58

途中で雷鳥の親子に遭遇。

8/11 7:59

雛もだいぶ大きくなっていますが、まだ鳴き声はピヨピヨという雛の声。

8/11 7:59

雛は6羽位いた感じです。

8/11 8:03

母親が岩の上でさかんに声を出して居場所を教えています。

8/11 8:13

北岳山荘がずいぶん遠くになりました。

8/11 8:23

山頂まであと少し

8/11 8:36

なんとか三回目の北岳到着。山頂は大勢の人でにぎわっていました。山頂からは間近に仙丈ヶ岳、奥には中央アルプスから御嶽、乗鞍、北アルプスは白馬あたりまで見えました。

8/11 8:23

南の方の展望ですが、山梨側は雲の中。

8/11 8:24

3m低い北峰

8/11 8:36

雲が一瞬きれて地蔵のオベリスクが確認できました。おやつタイムをとったら、下山開始。

8/11 9:34

傾斜はきつい所もありますが北側の道も歩きやすい。すぐに肩の小屋が見えてきました。

8/11 9:34

雲の切れ目にわずかに甲斐駒とその左に鋸岳。

8/11 9:39

8/11 9:45

肩の小屋に到着。ここは休憩なしで通過します。

8/11 10:41

下山は草スベリコースで。雪で曲がった樺の木の根元にたくさんの花。

8/11 11:25

白根御池小屋に到着。ここまでにも大勢の登山者とスライドしました。皆さん暑さもあって辛そう。頑張ってください！と心の中で応援。

8/11 11:26

昼近くになって山頂方面はすっかり雲に覆われてしまいました。白根御池小屋前のスペースをお借りして昼食。ソフトクリームは残念ながら到着と同時に売り切れでした。

撮影機器：

D3400 ボディ ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ