蝙蝠尾根 反時計廻りパターン
- GPS
- 57:20
- 距離
- 53.9km
- 登り
- 5,273m
- 下り
- 5,247m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:35
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 8:57
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:新東名浜北IC−岡部IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
・高山裏避難小屋からあとのガレを上り詰めて荒川前岳直下へ出る箇所は やせ尾根が待っています。 やばいルートを間違えた?と思うほど。 ・北俣岳通過は悪天、強風だと要注意 |
写真
装備
備考 | バックアップのライターとか着火道具 |
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感想
蝙蝠岳へ周回で行くには相応な日程が必要なので
やはり夏休みを利用するしかありません。
でもこのルートなら混雑は無いでしょう。
逆に何か有っても見つけてもらえないかも、なのでいつも以上に慎重に歩きました。
uranbonさんとの計画段階では時計回りと反時計回りで何度も意見交換。
結局天気との兼ね合いで反時計回りとしました。
初日の夜が雨予報だったので、ビバーク地で雨よりも避難小屋が良いねと
いう事と、二軒小屋から大きく登り返さないとならないのですが、時計回りでは荒川への高低差の方が大きいため、標高が500mほど低い蝙蝠岳への登りの方がまだマシだった、という理由でした。
実際中岳避難小屋で寛いでいる16時頃に夕立が有りました。
時計回りの方が眺望的には良かったと思うし、結果的には徳右衛門岳直下のビバーク地も樹林帯の中だったので雨の心配はそんなに要らなかったようです。
(初日 8月10日)
鳥倉ゲートに到着したのが既に4時過ぎ。。仮眠する間もなく準備して出発です。
計画ではuranbonさんと廻る予定でしたが、彼女は寝不足のために
全然歩けないらしく、周回は諦め三伏峠小屋へ停滞し、塩見岳と蝙蝠岳のピストンへ変更。
ソロとなり心細かったけど周回してきました。
台風10号の影響はまだなく、天気は素晴らしくて眺望を楽しみながら
三伏小屋から烏帽子岳、小河内岳へ。
ソロの女性に追いつくと、赤石避難小屋まで行くと。。自分に抜かれているようでは大丈夫かな?と思ったけど、良いなあ、小屋に着いたら宴会なんだろうなと羨ましかった(笑)
小河内岳の避難小屋は改修中とのことでしたが、ここからの富士山の眺めはスンゴク良いです。
下って高山裏避難小屋でコーラ買って飲みながら昼食休憩。
気合いを入れて荒川岳まで600mを登ります。
最初はダラダラ登りの行程ですが、ガレが見えたらそこからプチ急登。
薄いけど踏み跡があり辿って登り詰めると、荒川前岳の直下は切れ落ちているやせ尾根でした。。聞いてないよ〜 というか、登りでヨロヨロになった脚でしたので必要以上に緊張してしまいました。
予定通りに頑張って14:30頃に中岳避難小屋泊。
到着時は自分ひとりでしたが最終的には5人の宿泊者。
そのうち静岡市の消防隊員たちが数名小屋に見え、なんとショーゴさんも。
少しお話ししましたが、そのあと荒川小屋に行くそうで他の隊員たちと一旦小屋を出られたのですが、またわざわざ戻ってきて挨拶をしてくれ。。
そういうところがみんなに愛されているんだよなあ。。と再認識。
避難小屋では食事したら同宿者といろいろ話をしていましたが寝不足も有ったので早々に就寝。。多分18時頃。
(2日め 8月11日)
二軒小屋までのマンノー沢の尾根の下りや、蝙蝠尾根は倒木がひどくて大変らしい。。という情報があり、小屋番さんもそう言うので
2日めは二軒小屋どまりかなあ?と出発を遅らせて5時半にしたのですが
結果については、千枚から二軒小屋の間の区間は倒木で難儀する個所はダムを目の前にした1か所のみ。
二軒小屋までの1600mほどを下りながら、時計回りでこれを登らなくて良かった〜と思っていたら、ソロ男性が登ってこられ、暗いうちから二軒小屋を出発されたようです。
二軒小屋に着いたらそこはオアシスでした。
コーラ150円!! スポドリやお茶も買い、ビールも350mlを買い込んで
1時間近くもまったりと大休止しましたが、イザ蝙蝠尾根へ向かいます。
二軒小屋から徳右衛門岳までは倒木で困る箇所はゼロです。
徳右衛門岳手前の水場は、登りで行くと木に”水”のペイントがあり
矢印の看板も付いていてわかり易かったです。
登りの途中ですれ違ったソロ男性より、冷たくて美味しい水が出ていましたよと聞いていたので、ちょっと判り難かったけど下って水場まで行き、その場でたくさん飲みました。
(3日目 8月12日)
倒木状況ですが
徳右衛門岳から先の森林限界までの間では、通過するのにいやらしい倒木は3か所で、あとは普通に跨いだり潜ったり、回り道で回避できるので
大きく歩行時間を遅らせる要因ではないです。
徳右衛門岳含め、それまでずっと眺望が無かったもので蝙蝠岳の手前の小ピークに着いた時にはそれだけで大満足、目の前に蝙蝠岳があり山頂標まで見えているのですが、しばらくまったりと。
そこで出会った方は蝙蝠岳の直前でビバークしたらしいのですが
徳右衛門岳の水場の情報を間違って教えてしまいました。
ごめんなさい、
鞍部のところですね?と聞かれれ、そうですと答えたのですが
ビバークしたのは鞍部だけど水のマークは向かって行くと下りの斜面の途中だったんですよね。。無事に気が付いたかな?
塩見岳への稜線は奇麗に気持ちよく延びているし、振り返れば富士山や前日から来た山々の眺望を堪能しながらですが、そこはやっぱり時計回りの方が歩きながらの眺望は楽しめたのかも?
この最終日の核心部は北俣岳の岩場ですね。
台風の強風が影響しだしたら嫌だなあと思っていましたが、風はそこそこ強かったけど何とか無事通過。。でも写真撮る余裕はなかったです。
塩見岳で小休止、三伏小屋まで歩きだしたら、本谷山の手前で
uranbonさんがお迎えに来てくれてました。
久々に(笑)無事に会えてうれしかった。
しゃべりながら無事に下山。
毎朝の出発時刻は遅れたけど、長い行程なので結果は予定通りなスケジュールに挽回出来て歩きとおせ、南アルプスのロングコース満喫な山旅でした。
下山後は遠山郷の温泉でご飯も食べてから帰りました。
次回は寝不足にならないように段取りしますね..uranさん
ヘタレのuranです。無事グルリ周回コースの完歩お疲れ様でした。私は結果的に美味しいとこどりだけさせてもらっちゃいました 蝙蝠岳はやはり素晴らしい山でしたね。苦労しないと行けないだけの価値ありです。天気に恵まれそれぞれ満足の行く山行ができて良かったです。寝不足大敵!年相応の行動を心掛けるようにします
いやー今回は走らない(重くて走れない)ように廻ったので
本当にこの行程で行けるのかチト心配でも有りましたが
結果オーライで楽しめて良かったですよ。
お互いに満足できて良かったですよね
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