立山 室堂から欅平
- GPS
- 76:52
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 3,783m
- 下り
- 5,607m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:18
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:19
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 10:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅〜美女平 ケーブルカー午前4時に発券場所に並んで始発乗車 美女平〜室堂 バス 欅平〜宇奈月 黒部渓谷鉄道 宇奈月駅〜宇奈月温泉駅 徒歩移動 宇奈月温泉駅〜立山駅 富山地方鉄道(寺田駅乗換) |
コース状況/ 危険箇所等 |
剱沢までは入山者も多く、よく整備されています。 剱沢から先の雪渓については、剱沢警備派出所前にルート状況がホワイトボードに書いてあります。確認してから進むことをお勧めします。 真砂沢ロッジ手前の夏道は崖崩れ跡をトラバースする場所もあり注意が必要です。 真砂沢ロッジから仙人池までは、二股の吊り橋地点が最後の給水場所となりますので注意。 仙人池から仙人温泉小屋までは、激下りです。雪渓を渡る箇所は夏道に戻る場所が分かりづらい。岩に消えかかった赤〇が目印です。 仙人温泉小屋から1629mのピークまで登り返し。その後、仙人ダムまでは長い下りとなります。数カ所、ハシゴで降りる場所や両側が切れた場所もあります。ダム前の沢に降りるまで給水場所はありません。また、煮炊きするような休憩場所の確保もその沢までは困難です。仙人ダムの通路に入る扉前に給水場所あり。 阿曽原温泉小屋からテン場を抜け鉄塔近くまで登った後は水平歩道になります。 オリオ谷の給水場所が最後の水場です。 |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 真砂沢、仙人池は夕食のみの小屋泊。阿曽原は朝夕食付ですが、朝は弁当にしてもらいました。涼しい想定で温かい食事を用意しましたが、昼食は湯を沸かす場所さえ困ることも多く、また行動食も乾燥したものが多かったため喉の渇きから食欲が落ち、シャリバテぎみに。重くなっても、出発前にアルファ米に水を入れ、いつでも食べられる状態にしておくべきでした。また、長い行程でいかに簡単に効率よくエネルギーを摂取するかは大切なことだと改めて感じました。栄養も塩分も補給できるようなゼリーを1日1人1個の予定で持てばよかったと思いました。 また、食材の液体がこぼれザック内がベトベトになるという失態。インナーザックは大きなものにひとまとめにするよりも、用途別に小分けにする方がいいのかなと思いました。 |
感想
十数年前まで夫が毎年通っていた立山の仙人池。去年、夫と次男と久しぶりに雷鳥沢でテント泊をして「来年は仙人池まで行きたいね」と話していました。
次男の都合が悪く計画が流れそうな空気になったところ、息子達にお父さんとお母さんで行って来なよと背中を押され、全て小屋泊の3泊4日という贅沢な日程で出かけてきました。
初日、別山乗越までの急登をあえぎながら登りきると見事なまでにクリアな剱岳を拝む事ができ、長い雪渓を下って真砂沢ロッジに到着。普段は山歩きをしない夫にとっては長い道のりだったようで剱沢を1泊目にしたかったみたいですが、最近は山小屋も予約が主流で人気の剱沢は直前の予約では無理だったのです。振り返ってみても、初日の元気なうちに真砂沢まで進んでいたのは正解だったと思います。
翌日も良すぎるくらいの天気に、沢から一気に登り返す仙人新道に苦しみながら小屋に無事到着。夫は懐かしい方とも再会を果たせ、月が沈んだ後の午前2時からはペルセウス座流星群を見ながら星空撮影会となりました。小屋には17年前の若かりし頃の夫が集合写真に収まっていて、この頃はイイ男だったのねぇと同宿の方々とワイワイ楽しいおしゃべりとなりました。
歩くペースが遅いので早く出発しなければならなかったのですが、再会からの別れが名残惜しく^^;
温泉小屋から阿曽原までのルートは夫が通っていた時と全く違うコースになっていて、この仙人ダムまで下る雲切新道がまぁ大変。ダムが見え始めてからも長い長い。しかも、途中で湯を沸かす事も難しい場所で食事が取れない…夫の足はますます進まなくなるし。下りが緩やかになったところで一足先に沢まで下り、やっと湯を沸かして「ぶっこみ飯」をかき込む事ができました。夫もシャリバテ気味だったのか、少し元気復活。小屋の到着は遅くなるけど、まずは焦らず怪我なく行こうと。ダムから登り返しで、また夫のペースが落ちて来たので大きな荷物を預かり先に小屋へ。小屋の主人に事情を伝えて待つこと30分。無事に夫も小屋に到着して、仙人池でご一緒だった方々に拍手で迎えられました。
阿曽原温泉小屋に夫が初めて来たのは35年前。最後に来たのは16年前。小屋のご主人も覚えていて下さり、ここでも懐かしい再会を果たせました。露天風呂にも入って、美味しい御飯とビール!大変な1日だっただけに、至福のひとときとなりました。
前日の反省から予定よりも1時間早く出発。初めての水平道。夫は慣れたものでヒョイヒョイと進んで行きますが、今度は私がビビリハイカーの本領発揮。度々、夫に待ってもらいながら慎重に進みました。怖いけど楽しい…と、水平道を満喫。観光客で賑やかな欅平に無事に辿り着き、食べたソフトクリームの味は格別でした。
電車を乗り継ぎ立山駅へ戻る途中で同じルート、同じ宿だった二人組に再会。この4日間を振り返り、ワイワイ盛り上がりながら駐車場までご一緒しました。
夫にとって久しぶりの山は大変だったようですが、また来たいとも思ったようです。そのためには、時々山歩きに引っ張り出したいと思います。
できれば、10キロ程ダイエットしてくれればいいのですが(´艸`*)
趣味の写真をメインに「赤城のふもとから山歩き」というブログを書いています。気の向いた方はのぞいてみてくださいね。
http://jkazy.hateblo.jp/
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