記録ID: 2027554
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
北鎌尾根 槍ヶ岳 悪天候……
2019年09月17日(火) 〜
2019年09月18日(水)
長野県
岐阜県
rikiya-n
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 19:58
- 距離
- 42.8km
- 登り
- 2,800m
- 下り
- 2,791m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:38
距離 20.8km
登り 1,764m
下り 794m
16:55
2日目
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:52
距離 22.0km
登り 1,036m
下り 2,008m
15:43
| 天候 | 1日目晴れ 2日目風雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・上高地〜水俣乗越まで 危険箇所有りません、時々落石注意の看板があるくらいできれいに整備された登山道でした。 ・水俣乗越〜北鎌沢右股入口まで 水俣乗越から下る、最初のところがすごく滑るザレ場ですストックはしまって両手を自由にすると良いと思います。そんなに長くはなくすぐに沢筋の右側にジグザグに下りていける道が有りますのでそっちへ移動したほうが良いです、しばらくはそのままジグザグに下りて大きな沢と合流したらあとはひたすらに北鎌沢右股を目指して河原歩きです。 テープや小さなケルンがちょこちょこと見当たると思いますので迷わないと思います、河原も浮き石あるので気を付けた方が良いです、北鎌沢右股の入り口付近はビバーク適地です。 ・北鎌沢右股 水量の少な目の急登沢登です、大きな岩がゴツゴツした沢登となります、基本的にはずっと沢の中を登ります。 途中で横の藪を巻いてる道も有りますが沢を上った方が良さそうでした。 下の方で水を確保するよりある程度登ってから確保した方が重さ的に楽です。 右俣を登りきると鞍部が少し広い休憩地有ります、ビバークに良かったです。 ・北鎌沢右俣鞍部〜天狗の腰掛け辺り(2749��) 踏みあと明確な狭い道を進みます、植物生い茂ってる所もくぐっていくのでザックが大きいとおそらくかなり引っ掛かります。危険箇所もかなり有ります、ロープの残置も有りますがいつのか分からないので頼らない方が良さそうです。三点支持、静荷重、静移動を心がけて進んでください。ここまでも一人ならビバーク出来るところ結構あります。 ・天狗の腰掛け〜北鎌尾根独標辺り(2899��) 狭い尾根歩きや岩登りのアップダウンが始まります、基本は何となく進むべき道がついています、今回雨や霧で先が見えなくてちょっと迷うところも有りましたが晴れていればその心配も無さそうです。ただ1つの岩場にいくつも登れるルートがあるので自身でルートは決めて行きます、出る先は同じです。 独標は直登ルートも有るそうですが、ちょっとよくわかりませんでした、壁にしか見えなかったです。右へ巻き道有りますのでそちらが良いかと思われます。途中逆コの字型の岩突起してる場所が巻き道の核心部で要注意でした、ザック大きいと多分危険度増します。 そして巻き道から独標へ向かって上っていくのですが、かなり急で危険です、ここも登り始めこそ同じですが途中は自身でルートを撰んで登ります、ハング気味の岩場もあったりするので少しでも安全そうな所を登ります。独標稜線は広く休憩適地です、ビバークも出来そうです。 ・北鎌尾根独標〜北鎌平 技術的には独標付近が一番大変でしたが、ここから北鎌平までは進めるルートが多くて迷います、踏みあとも岩場の右へ左へとバラバラについてたりするので迷ったら素直に尾根の最高点を繋げて歩いた方が良いです。 が、明らかに巻いていくのが正解の所も多いので先の岩場の様子をみながらルートを選択してください。 北鎌平はとても安定した休憩地です、写真撮影も晴れてれば最高だそうです！ ・北鎌平〜槍ヶ岳山頂 ここまで来ているので技術的には何も心配要りませんが短い距離で標高が200�団�上昇しますので、体力的には頑張りどころかと思います！ 槍の穂先への直下ルートは天上沢側な巻いてのチムニーを登りました。 |
| その他周辺情報 | 登山後は松本市まで出て、華の湯温泉「瑞祥」に入りました680円です、綺麗なスーパー銭湯でした。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
拍手装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
ツェルト
ストック
ヘルメット
|
|---|---|
| 備考 | ビバーク時に羽虫が大量にいたので、虫除けを持っていけば良かったです、それと結露対策のタオルも。 ９月ですがやはり夜は冷えるので敷きマットもあれば良かったです。 |
感想
初めての北鎌尾根は、良いの悪いのか悪天候となりました。
とにかく緊張感と集中を切らさないように心がけました、個人的な感覚になるので参考までに、北鎌尾根を1人で歩くなら、巻き道を使えるところは使う、三点支持と静移動、静荷重を意識し、クラック入りのホールドを過信しない、小さめのザックで進むなど細かく気を使えばザイル、クライミングシューズ等の登坂具は必要ないと思いました。
もちろん二人以上で安全確保のために使用するのはより良い手法だとは思います🙆
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳（合戦尾根） 大天井岳（表銀座） 西岳（喜作新道） 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関：
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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私も前々日、ソロで稜線歩きました。
当日は誰にも会うことはありませんでした。
朝、雨でその後一瞬青空になりましたが、
その後はガスガス。
巻くかどうするか判断しようにも、ガスで次のピークが見えず、
基本、稜線通しで行きました。
とったルートで所々厳しい場面もありましたが、
良い記念となりました。
私も穂先に上がった時はガスってて、誰もいませんでしたw
(その後、数名の方が梯子から上がって来られましたが。)
雨も風も危険ですが、やっぱりガスに巻かれるのが恐ろしいですね。
ルートを選択するにも僕も同じようにガスに覆われて、先の様子をイメージしながらルートを選ぶことが出来なくて、GPSや地形図を何度も確認しましたが、不安になりながら進みました😣
お互いに無事に歩ききれて何よりです！
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