ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2065691
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳からジャンダルムを経て西穂高岳へ

2019年10月16日(水) 〜 2019年10月17日(木)
 - 拍手
マメゾウムシ その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
34:41
距離
19.7km
登り
2,930m
下り
1,822m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:53
休憩
1:00
合計
7:53
6:04
6:04
5
6:09
6:09
16
6:25
6:25
33
6:58
6:59
44
7:43
7:53
62
8:55
9:19
10
9:29
9:40
29
10:09
10:23
206
2日目
山行
6:06
休憩
4:26
合計
10:32
5:56
20
6:16
6:29
33
7:02
7:24
1
7:25
7:46
8
7:54
8:28
87
9:55
10:17
9
10:26
10:35
3
10:38
11:07
3
11:10
11:34
29
12:03
12:31
11
12:42
12:51
10
13:01
13:17
21
13:58
14:05
16
14:21
14:29
30
14:59
14:59
14
15:13
15:24
33
15:57
16:03
25
10/16 新穂高温泉無料駐車場5:56〜穂高平小屋6:58〜白出沢出合7:43-53〜重太郎橋8:55-9:14〜荷継小屋跡10:09-18〜アブナイヨ岩12:00〜穂高岳山荘13:56
10/17 穂高岳山荘5:30〜奥穂高岳6:15-29〜ジャンダルム7:57-8:14〜天狗のコル10:01-10:11〜天狗の頭10:28〜間ノ岳11:29〜P1(赤岩岳)12:53〜西穂高岳13:01-07〜西穂独標14:21〜西穂山荘15:13-25〜西穂高口16:28
天候 10/16 晴れ、10/17 晴れのち曇り(霧)
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
馬の背の下りは3点確保で慎重に。
その他周辺情報 ひがくの湯
新穂高温泉をスタート
2019年10月16日 06:02撮影 by  iPhone XS, Apple
10/16 6:02
新穂高温泉をスタート
右俣林道を進む。
2019年10月16日 06:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 6:14
右俣林道を進む。
穂高平小屋を通過。
2019年10月16日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 6:58
穂高平小屋を通過。
白出沢出合から奥穂高岳への登山道へ
2019年10月16日 07:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 7:43
白出沢出合から奥穂高岳への登山道へ
反対側に笠ヶ岳と抜戸岳。
2019年10月16日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:29
反対側に笠ヶ岳と抜戸岳。
先日の台風によると思われる倒木あり。
2019年10月16日 08:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:34
先日の台風によると思われる倒木あり。
白出沢に下りる。
2019年10月16日 08:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:45
白出沢に下りる。
重太郎橋を対岸に渡る。
2019年10月16日 08:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:57
重太郎橋を対岸に渡る。
白出沢の右岸につけられた石切道を進む。
2019年10月16日 09:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 9:14
白出沢の右岸につけられた石切道を進む。
鉱石沢を渡り、その後は樹林帯を登る。
2019年10月16日 09:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 9:36
鉱石沢を渡り、その後は樹林帯を登る。
荷継小屋跡
2019年10月16日 10:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 10:17
荷継小屋跡
荷継沢を対岸に渡る。
2019年10月16日 10:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 10:18
荷継沢を対岸に渡る。
このあたりの紅葉の色づきはちょうどよい。
2019年10月16日 10:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/16 10:23
このあたりの紅葉の色づきはちょうどよい。
白出沢の長い登りが始まる。
2019年10月16日 10:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
10/16 10:32
白出沢の長い登りが始まる。
標高差800mほどのガレ登り。
2019年10月16日 10:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/16 10:36
標高差800mほどのガレ登り。
稜線は見えているが、なかなか近づかない。ガレ登りもル−ファイが大事で、大きな岩のある所を登っていく方が足下が安定していて楽。
2019年10月16日 11:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/16 11:40
稜線は見えているが、なかなか近づかない。ガレ登りもル−ファイが大事で、大きな岩のある所を登っていく方が足下が安定していて楽。
アブナイヨ岩。ここから穂高岳山荘まで130分。
2019年10月16日 12:00撮影 by  iPhone XS, Apple
10/16 12:00
アブナイヨ岩。ここから穂高岳山荘まで130分。
少しずつ稜線に近づいていく。
2019年10月16日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 12:50
少しずつ稜線に近づいていく。
ついに穂高岳山荘が目の前に。ここまで凍結箇所もなく、風もほぼ無風で寒さは感じない。明日もこの天気ならば、ジャンダルムへは行けそうだが...
2019年10月16日 13:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/16 13:50
ついに穂高岳山荘が目の前に。ここまで凍結箇所もなく、風もほぼ無風で寒さは感じない。明日もこの天気ならば、ジャンダルムへは行けそうだが...
穂高岳山荘に到着。新穂高温泉から8時間が経っていた。
2019年10月16日 13:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 13:58
穂高岳山荘に到着。新穂高温泉から8時間が経っていた。
涸沢カールを見下ろす。
2019年10月16日 13:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/16 13:56
涸沢カールを見下ろす。
前穂北尾根
2019年10月16日 14:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/16 14:05
前穂北尾根
早速、宴会開始。平日ですが、人気エリアだけあり、宿泊客はそこそこ多かった。
2019年10月16日 14:53撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
10/16 14:53
早速、宴会開始。平日ですが、人気エリアだけあり、宿泊客はそこそこ多かった。
穂高岳山荘の夕食。
2019年10月16日 17:06撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
10/16 17:06
穂高岳山荘の夕食。
翌朝は穂高岳山荘名物のお弁当である朴葉寿司を食べてから出発。
2019年10月17日 04:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
10/17 4:57
翌朝は穂高岳山荘名物のお弁当である朴葉寿司を食べてから出発。
まもなく日の出。
2019年10月17日 05:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 5:36
まもなく日の出。
まずは奥穂高岳を目指して登る。天気は今のところ良好だが、午後からはガスが出る予報。
2019年10月17日 05:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 5:36
まずは奥穂高岳を目指して登る。天気は今のところ良好だが、午後からはガスが出る予報。
奥穂高岳へ登り途中で日の出。
2019年10月17日 05:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/17 5:56
奥穂高岳へ登り途中で日の出。
目的地であるジャンダルムが見えた。
2019年10月17日 05:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/17 5:58
目的地であるジャンダルムが見えた。
槍ヶ岳もくっきり。
2019年10月17日 06:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
10/17 6:17
槍ヶ岳もくっきり。
奥穂高岳に到着。凍結箇所もなく、風の強さも気温的に充分に耐えられる程度。ジャンダルムを目指すことを決定する。
2019年10月17日 06:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/17 6:17
奥穂高岳に到着。凍結箇所もなく、風の強さも気温的に充分に耐えられる程度。ジャンダルムを目指すことを決定する。
念のため、ハーネスを装着して、ジャンダルムへの縦走路に入り、いよいよ馬の背の下りだ。
2019年10月17日 06:39撮影 by  iPhone XS, Apple
4
10/17 6:39
念のため、ハーネスを装着して、ジャンダルムへの縦走路に入り、いよいよ馬の背の下りだ。
両側が切れ落ちている高度感抜群の狭い尾根をクライムダウンする。
2019年10月17日 06:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/17 6:40
両側が切れ落ちている高度感抜群の狭い尾根をクライムダウンする。
3点確保で一歩ずつ慎重に下る。
2019年10月17日 06:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
10/17 6:46
3点確保で一歩ずつ慎重に下る。
馬の背を無事下り終わると、次は奥穂高岳とロバの耳との鞍部を目指して落石が起きやすそうな岩場を下る。
2019年10月17日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/17 7:03
馬の背を無事下り終わると、次は奥穂高岳とロバの耳との鞍部を目指して落石が起きやすそうな岩場を下る。
正面にジャンダルム。
2019年10月17日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
10/17 7:03
正面にジャンダルム。
鞍部からはロバの耳とジャンダルムを見上げる。
2019年10月17日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 7:23
鞍部からはロバの耳とジャンダルムを見上げる。
鞍部からロバの耳への登り。その後、ロバの耳の鎖場のトラバースに入り、最後はジャンダルムとの鞍部に下りる。
2019年10月17日 07:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/17 7:29
鞍部からロバの耳への登り。その後、ロバの耳の鎖場のトラバースに入り、最後はジャンダルムとの鞍部に下りる。
ジャンダルムは基部をトラバースして、西穂側から登りやすそうな所を登った。後で気がついたが、正規ルートはもっと西穂側へ回り込んでいた。このあたりからガスが出始める。
2019年10月17日 08:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/17 8:10
ジャンダルムは基部をトラバースして、西穂側から登りやすそうな所を登った。後で気がついたが、正規ルートはもっと西穂側へ回り込んでいた。このあたりからガスが出始める。
正規ルートで縦走路へ戻ったが、最後は少々ショートカットした。
2019年10月17日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/17 8:27
正規ルートで縦走路へ戻ったが、最後は少々ショートカットした。
天狗のコルへの下りに入る。
2019年10月17日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/17 8:37
天狗のコルへの下りに入る。
垂直な鎖場の下り。スタンスはある。
2019年10月17日 09:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/17 9:20
垂直な鎖場の下り。スタンスはある。
正面に天狗の頭。
2019年10月17日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/17 9:48
正面に天狗の頭。
天狗のコルに到着。
2019年10月17日 10:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:00
天狗のコルに到着。
天狗の頭への急な登り。
2019年10月17日 10:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:10
天狗の頭への急な登り。
天狗の頭に到着。
2019年10月17日 10:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:28
天狗の頭に到着。
次は間ノ岳を目指す。
2019年10月17日 10:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/17 10:41
次は間ノ岳を目指す。
逆層スラブの長い鎖場の下り。登山靴のフリクションを使って下る。
2019年10月17日 10:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/17 10:53
逆層スラブの長い鎖場の下り。登山靴のフリクションを使って下る。
正面に間ノ岳。
2019年10月17日 11:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/17 11:10
正面に間ノ岳。
間ノ岳を通過。
2019年10月17日 12:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/17 12:12
間ノ岳を通過。
鎖場のトラバース。
2019年10月17日 12:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/17 12:32
鎖場のトラバース。
鎖場の垂直な登り。
2019年10月17日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/17 12:36
鎖場の垂直な登り。
西穂高岳方面がガスの中にうっすらと見える。
2019年10月17日 12:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:43
西穂高岳方面がガスの中にうっすらと見える。
P1に到着。西穂高岳はいよいよ次のピークだ!
2019年10月17日 12:53撮影 by  iPhone XS, Apple
1
10/17 12:53
P1に到着。西穂高岳はいよいよ次のピークだ!
シラタマノキ
2019年10月17日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:58
シラタマノキ
西穂高岳に到着。
2019年10月17日 13:05撮影 by  iPhone XS, Apple
10
10/17 13:05
西穂高岳に到着。
ガスの中を下る。
2019年10月17日 13:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:50
ガスの中を下る。
西穂高岳独標を通過。西穂高岳からここまで11のピークを越える。
2019年10月17日 14:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/17 14:19
西穂高岳独標を通過。西穂高岳からここまで11のピークを越える。
ロープウェイ駅が見えた。
2019年10月17日 14:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 14:53
ロープウェイ駅が見えた。
丸山を通過。
2019年10月17日 14:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/17 14:58
丸山を通過。
正面に焼岳と左に上高地。
2019年10月17日 15:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 15:03
正面に焼岳と左に上高地。
西穂山荘に到着。ここからロープウェイの駅まで1時間だが、なんとか最終のロープウェイに間に合いそうだ。
2019年10月17日 15:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 15:24
西穂山荘に到着。ここからロープウェイの駅まで1時間だが、なんとか最終のロープウェイに間に合いそうだ。
同行者はお疲れ気味。
2019年10月17日 15:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 15:34
同行者はお疲れ気味。
ロープウェイ最終便に間に合った。11時間行動で、終始気が抜けないルートで、なかなか疲れましたが、充実した山行でした。
2019年10月17日 16:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/17 16:45
ロープウェイ最終便に間に合った。11時間行動で、終始気が抜けないルートで、なかなか疲れましたが、充実した山行でした。
新穂高温泉のひがくの湯で汗を流して、夕食も食べる。
2019年10月17日 18:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
5
10/17 18:56
新穂高温泉のひがくの湯で汗を流して、夕食も食べる。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ ヘルメット ハーネス ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング
共同装備
補助ロープ ツェルト

感想

Oさんよりお誘いがあり、ジャンダルムへ奥穂高岳から西穂高岳への縦走で行ってきた。
3000mの高山では、いつ雪が降ってもおかしくない10月中旬。この時期は降雪がなくても、高山では凍結しているリスクは高い。奥穂から西穂の縦走路は一般ルートとは言え、アルパインクライミングなみに技術的にも体力的にも求められるレベルが高い岩稜ルートである。山のキャリアはまだ浅いOさんであるが、無雪期は私が沢登りを中心に指導をしてきたこともあり、技術的にはこのルートを充分にクリアできるレベルと判断した。一方で、体力面、特にスピードに少々危惧を感じるところはあったが、そこは私のサポートがあれば、なんとか行けるだろうと判断した。計画は晴れ予報の日を選んだが、凍結のリスクは行ってみないとわからない。風が強い場合や凍結している場合は、奥穂高岳ピストンに変更もありいうことで、とりあえず奥穂高岳までは行ってみることにした。
奥穂高へのアプローチでは凍結箇所もなく、風の強さも気温の低さも充分に耐えられると判断し、西穂への縦走を決行した。縦走日は午後からガスは出たが、なんとか天気ももってくれたこともあり、無事、ジャンダルムの頂に立ち、西穂まで縦走することができた。この縦走に時間がかかった場合は西穂山荘泊も考えていたが、最終のロープウェイ時刻になんとか間に合うことができ、その日のうちに新穂高温泉に下山できた。
流石に一般ルート最難関と言われるだけあり、終始息の抜けないルートだった。特に序盤の馬の背の下りは両側が切れ落ちていることもあり、スリル抜群であった。ルート的にはホールドもスタンスも充分にあり、クライミングの基本がしっかりできていれば特に通過には問題はないだろう。要所には鎖もあったし、マーキングも結構ある。槍ヶ岳北鎌尾根のようなルートファインディングの難しさはないが、縦走路だけあり、登りと同じぐらいにクライムダウンが多かったのが、結構、精神的にも肉体的にも疲れた。おかげで、翌日は激しい筋肉痛であった。一般ルートとは言え、今回の縦走成功の達成感は高く、たいへん充実した山行であった。
記録はブログにもアップしてます。
http://mamezou.cocolog-nifty.com/mamezoudiary/2019/10/post-318d2b.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2450人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら