奥穂高岳からジャンダルムを経て西穂高岳へ
- GPS
- 34:41
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,930m
- 下り
- 1,822m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:53
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 4:26
- 合計
- 10:32
10/17 穂高岳山荘5:30〜奥穂高岳6:15-29〜ジャンダルム7:57-8:14〜天狗のコル10:01-10:11〜天狗の頭10:28〜間ノ岳11:29〜P1(赤岩岳)12:53〜西穂高岳13:01-07〜西穂独標14:21〜西穂山荘15:13-25〜西穂高口16:28
天候 | 10/16 晴れ、10/17 晴れのち曇り(霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
馬の背の下りは3点確保で慎重に。 |
その他周辺情報 | ひがくの湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
ハーネス
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
|
---|---|
共同装備 |
補助ロープ
ツェルト
|
感想
Oさんよりお誘いがあり、ジャンダルムへ奥穂高岳から西穂高岳への縦走で行ってきた。
3000mの高山では、いつ雪が降ってもおかしくない10月中旬。この時期は降雪がなくても、高山では凍結しているリスクは高い。奥穂から西穂の縦走路は一般ルートとは言え、アルパインクライミングなみに技術的にも体力的にも求められるレベルが高い岩稜ルートである。山のキャリアはまだ浅いOさんであるが、無雪期は私が沢登りを中心に指導をしてきたこともあり、技術的にはこのルートを充分にクリアできるレベルと判断した。一方で、体力面、特にスピードに少々危惧を感じるところはあったが、そこは私のサポートがあれば、なんとか行けるだろうと判断した。計画は晴れ予報の日を選んだが、凍結のリスクは行ってみないとわからない。風が強い場合や凍結している場合は、奥穂高岳ピストンに変更もありいうことで、とりあえず奥穂高岳までは行ってみることにした。
奥穂高へのアプローチでは凍結箇所もなく、風の強さも気温の低さも充分に耐えられると判断し、西穂への縦走を決行した。縦走日は午後からガスは出たが、なんとか天気ももってくれたこともあり、無事、ジャンダルムの頂に立ち、西穂まで縦走することができた。この縦走に時間がかかった場合は西穂山荘泊も考えていたが、最終のロープウェイ時刻になんとか間に合うことができ、その日のうちに新穂高温泉に下山できた。
流石に一般ルート最難関と言われるだけあり、終始息の抜けないルートだった。特に序盤の馬の背の下りは両側が切れ落ちていることもあり、スリル抜群であった。ルート的にはホールドもスタンスも充分にあり、クライミングの基本がしっかりできていれば特に通過には問題はないだろう。要所には鎖もあったし、マーキングも結構ある。槍ヶ岳北鎌尾根のようなルートファインディングの難しさはないが、縦走路だけあり、登りと同じぐらいにクライムダウンが多かったのが、結構、精神的にも肉体的にも疲れた。おかげで、翌日は激しい筋肉痛であった。一般ルートとは言え、今回の縦走成功の達成感は高く、たいへん充実した山行であった。
記録はブログにもアップしてます。
http://mamezou.cocolog-nifty.com/mamezoudiary/2019/10/post-318d2b.html
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