[過去ログ] 白根三山

2017年09月03日(日) 〜 2017年09月05日(火)

• GPS: 18:32
• 距離: 26.6km
• 登り: 2,607m
• 下り: 3,243m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:28
• 休憩: 2:07
• 合計: 7:35

距離 7.8km 登り 1,769m 下り 392m

7:06 広河原インフォメーションセンター
7:10 7:11 広河原山荘
7:28 7:33 白根御池分岐
9:04 9:09 大樺沢二俣
11:02 11:13 八本歯のコル
11:39 11:58 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
12:10 12:16 吊尾根分岐
12:30 13:50 北岳
14:05 吊尾根分岐
14:41 北岳山荘

2日目

• 山行: 7:29
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:24

距離 11.6km 登り 737m 下り 1,906m

5:55 北岳山荘
6:25 6:29 中白根山
7:19 7:32 間ノ岳
8:32 8:37 農鳥小屋
9:36 9:44 西農鳥岳
10:26 10:47 農鳥岳
11:28 11:32 大門沢下降点
14:19 大門沢小屋

3日目

• 山行: 2:19
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:23

距離 7.2km 登り 107m 下り 992m

6:20 大門沢小屋
7:46 早川水系発電所取水口
8:01 森山橋
8:24 8:28 奈良田第一発電所
8:43 奈良田駐車場
8:43 ゴール地点

3日目の大門沢小屋〜森山橋間のログはGPS起動忘れのため手入力

天候

[9/3] 晴れ〜上部ガス
[9/4] 曇り
[9/5] 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

[登山口] 広河原
　　バス：奈良田駐車場→広河原　1050円
[下山口] 奈良田第2駐車場　無料

その他周辺情報

[風呂] 奈良田の里温泉 550円

写真

9/3 7:09

【初日】広河原の吊り橋を渡ってスタート

9/3 7:24

しばらく樹林帯

9/3 7:39

白根御池分岐から大樺沢コースへ

9/3 7:56

暑い日には心地よい沢沿いのルート

9/3 8:44

沢が広がってくると一面のお花畑に

9/3 9:03

ミヤマハナシノブ

9/3 9:06

大樺沢二俣に到着。正面にバットレスの威容

9/3 9:09

エゾシオガマ

9/3 9:37

左俣コースへ。雪渓の脇を登る

9/3 9:53

八本歯のコルへの登り。ガスが出てきた

9/3 10:36

大樺沢を振り返る。この間ガスで真っ白

9/3 10:45

バットレス

9/3 11:12

八本歯のコルに到着。急な梯子

9/3 11:53

吊尾根目指して岩屑の道を登る

9/3 11:56

このまま晴れると思ったのだけど……

9/3 12:11

吊尾根に到着。北岳山頂へ

9/3 12:48

一座目、北岳に到着。でもガスで何も見えず。これはちょっとだけ青空が見えた瞬間

9/3 14:23

北岳山荘テン場へ。稜線東は完全に雲の中

9/3 22:48

夜になりガスが晴れる。テン場より北岳を望む

9/3 23:05

仙丈ヶ岳。三脚ないのでブレブレ

9/3 23:06

北岳山荘の向こうに富士山

9/4 4:54

【2日目】寝過ごした。天気もイマイチ

9/4 5:54

仙丈ヶ岳の右奥に後立山連峰。白馬岳に朝日が差す

9/4 5:54

まずは目の間の中白根山への登り。だいぶ出遅れた

9/4 6:00

富士山アップ

9/4 6:20

甲斐駒ヶ岳。右奥に蓼科山、四阿山。左奥に頸城三山

9/4 6:25

ひとまず中白根山。ここで日の出を迎える予定だったのに……

9/4 6:26

北岳山荘〜北岳を振り返る

9/4 6:26

中央アルプス、御嶽山

9/4 6:27

乗鞍岳、焼岳、笠ヶ岳、穂高岳

9/4 6:28

続いて間ノ岳へ

9/4 6:49

起伏の少ないラクな道

9/4 7:19

二座目、間ノ岳に到着

9/4 7:22

仙丈ヶ岳。奥に北アルプスの大パノラマ

9/4 7:22

甲斐駒ヶ岳・北岳。奥に蓼科山・八ヶ岳

9/4 7:33

鳳凰三山。奥に金峰山、甲武信ヶ岳など奥秩父の山々

9/4 7:39

農鳥小屋への下り。ここまでは順調だったが……

9/4 8:31

農鳥小屋。肩が痛くてザックを担ぎ続けられなくなる

9/4 8:31

間ノ岳を振り返る

9/4 8:39

西農鳥岳への登り

9/4 9:03

肩を休めるため何度もザックを降ろして休憩

9/4 9:32

正面に塩見岳、荒川岳、赤石岳など南アルプス南部の山々

9/4 9:41

西農鳥岳に到着

9/4 9:50

続いて農鳥岳へ

9/4 10:28

三座目、農鳥岳

9/4 11:07

大門沢下降点への下り。2946点への稜線を外れ東側の広い稜線へ

9/4 11:26

農鳥岳を振り返る

9/4 11:27

大門沢下降点

9/4 11:32

ここから苦手な下り道

9/4 12:14

樹林帯のイヤな急降が続く

9/4 13:08

ヨモギ沢右岸尾根上へ。見通しが良くなり多少は気が晴れる

9/4 13:44

幾つか沢を越える

9/4 17:03

夕刻の大門沢小屋。上部はすっかりガスの中

9/5 5:38

【3日目】雲はあるけどまずまずの天気

9/5 6:27

しばらく沢沿い。幾つか橋を渡る

9/5 6:39

しばし沢を離れて樹林帯へ

9/5 7:26

大古森沢の橋。再び沢沿いの道

9/5 7:48

早川水系発電所取水口の吊り橋

9/5 7:58

森山橋手前で事実上登山は終了。あとは長い作業道歩き

9/5 8:28

奈良田第一発電所で車道に合流。駐車場まで15分ほど

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

装備

MYアイテム

pohjola

重量：2.60kg

感想

pohjola

膝を悪くしてから長いこと遠ざかっていた無雪期のテント泊山行。昨年の蝶・常念の1泊登山で膝を痛めなかったことに自信を得て、今年は白根三山にチャレンジすることにしました。
北岳には何度か登っているのですが（そういえば20年以上前に決定的に膝を悪くしたのもバットレスを登った時だった）、間ノ岳・農鳥岳はいまだ未踏。奈良田の温泉も良さげだし、一度は縦走したいと思っていたのです。

計画は北岳山荘＆大門沢小屋テント泊での2泊3日。これは余裕を見てのもので、実際は2日目に下山できるだろうと考えていました。
しかし甘かったです。
初日は問題なし。しかし早立ち必至の2日目はいきなり寝坊し、出だしから1時間遅れとなってしまいました。
そして間ノ岳を越えた辺りから肩が痛みだし、ザックを降ろして頻繁に休憩しないと耐えられない状態に。
さらには大門沢下降点からの、大嫌いな急勾配の下りで決定的に気力が失せ、結局は当初の予定通りに大門沢小屋でテン泊することになりました。
まあ夕方遅くに下山してもその後の観光はできないでしょうから、結果的には翌日午前中の下山でちょうど良かったのですが。

天気のほうもいまひとつ。いちおう予報は3日とも良かったんですけどね。
初日は午前の早い段階でガスが湧き、肝心の二俣から上はずっとガスの中。写真ではマシに見えるけど、これは多少ともガスが切れた瞬間に撮っているからで、実際はほとんど真っ白です。
メインの2日目もどんよりとした曇り空。せっかくの展望の良い稜線コースも、いまひとつ気分が乗らないまま終わってしまいました。

もっとも雨に降られたわけではなく、初日の午後以外は展望も悪くなかったので、必ずしも悪い状況だったとはいえないのでしょう。それに長年の課題だったコースにようやく行けたわけで、それなりに達成感もあります。
それでも、どうしても曇天による残念感を拭いきれない……。
次の機会があるとも思えないし、天気予報をにらんで満を持して決行しただけに、いまひとつ心残りな山行になってしまいました。