八ヶ岳(天女山→八ヶ岳牧場→真教寺尾根→赤岳→キレット→権現岳)

日程 | 2019年11月17日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴れ☀️ てんくらでは風速20mのC判定でしたが気圧配置を見て自己判断しました。 |
アクセス |
利用交通機関
清里駅付近の無料駐車場、清里駅のトイレを利用。その後踏切のトラブルによりうるさくて眠れないので移動しました。
車・バイク
美し森観光案内所、トイレあり、夜間明かりなし。(多目的トイレを除く) 天女山駐車場、トイレはシーズン中のみ利用できます。
経路を調べる(Google Transit)
|
地図/標高グラフ

表示切替:
コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 10時間30分
- 休憩
- 53分
- 合計
- 11時間23分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 雪があります。凍結には注意、オフシーズンは冬山の経験者以外は登れません。 |
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写真
感想/記録
by amau
□赤岳山頂□2899.17m
A清里駅→B八ヶ岳牧場→C真教寺尾根→D赤岳→Eキレット→F権現岳
A□B□□□□□□□□□□□□□□□□□
A・B・・・・D・・・・・E・・・・・・・・・・F・・・・・・
○感想○
清里は僕が運転免許を取った後に、初めて両親と旅行した思い出の場所です。新幹線で長野に来てレンタカーを借りて、車を走らせて清里の駅前で食事をしました。当時のレストランは廃墟となっており少し残念な気がしました。当時はスマホなど誰も持っておらず、ナビなどあってないようなものでしたが楽しい旅行でした。
この日は何度調べても、てんくらではレベルCの20m超の強風判定でした。しかし、気圧配置を確認すると広大な高気圧の直下。これは冬型に近い冷たい高気圧で、等圧線はなだらかであっても地表にじかに冷たい大気が流れ込む為に起こる強風でした。福島からはそれなりの距離もあり高速代もバカにならないので、登れない場合を考えると迷いましたが、翌日に妙義山の縦走をすることを担保にして清里まで来ました。
この日の清里は唐松の紅葉がたいへん美しく、関東方面から多くの観光客が訪れていました。僕は身軽な車中泊だったので清里駅近くの無料駐車場に陣を取り、翌日の山行に備えました。それなりに飲酒もして3分程の距離がある清里駅前の公共トイレで用を済ませると、カンカン・・と踏切が降りる音がしました。廃れた駅前の写真などを撮っていざ戻ろうとすると踏切が閉じたままでした。
それから30分、、、。
完全に身体が冷えて通りかかった地元の方に訪ねると、あり得ないから故障ですというお答え。踏切を跨いで車に戻りました。
暗闇の中でゲームに没頭してさて、眠ろうかと思ったら・・カンカン、、まだ鳴っている。踏切からは1分しかない駐車場なので、危険を知らせる踏切音はヒトの反交感神経をおもいっきり妨げました。どうしようかと迷いましたが、車の移動を決意。美し森観光案内所は恐ろしいほど静かで、トイレもあり登山者にとっては快適でした。後から分かったのですが、どうやらここは赤岳へ登る拠点となっているようです。
夜のうちに冷たい強風が吹き、気温もグッと下がったのでこれは行けると決意。案の定、予想通りに標高が低いほど気温が低くく、大気の循環は終わったと判断しました。なので、朝はかなり冷え込みました。
事前になんとなくレコを拝見していたのですが、鎖場とあっても北アルプスに比べれば大したことないと思っていました。しかしそれは、甘かった。真教寺尾根のピーク辺りの鎖場はけっこう長く、初見で登るにはかなりめんどくさく感じました。終わったと思っても更に続いていて、体力というよりはメンタルを削がれました。
山頂付近では何名かの方とお会いしましたが、ピークではずっと一人でした。風は異様に冷たくて、まったりご飯を食べようという気にはなりませんでした。しばらく歩いてから飯にしようと思いキレットに入るとそこからはヒトはいませんでした。八ヶ岳がどれだけ広いかは知りませんが、この広大な稜線をただ独り歩いて下山することになりました。
A清里駅→B八ヶ岳牧場→C真教寺尾根→D赤岳→Eキレット→F権現岳
A□B□□□□□□□□□□□□□□□□□
A・B・・・・D・・・・・E・・・・・・・・・・F・・・・・・
○感想○
清里は僕が運転免許を取った後に、初めて両親と旅行した思い出の場所です。新幹線で長野に来てレンタカーを借りて、車を走らせて清里の駅前で食事をしました。当時のレストランは廃墟となっており少し残念な気がしました。当時はスマホなど誰も持っておらず、ナビなどあってないようなものでしたが楽しい旅行でした。
この日は何度調べても、てんくらではレベルCの20m超の強風判定でした。しかし、気圧配置を確認すると広大な高気圧の直下。これは冬型に近い冷たい高気圧で、等圧線はなだらかであっても地表にじかに冷たい大気が流れ込む為に起こる強風でした。福島からはそれなりの距離もあり高速代もバカにならないので、登れない場合を考えると迷いましたが、翌日に妙義山の縦走をすることを担保にして清里まで来ました。
この日の清里は唐松の紅葉がたいへん美しく、関東方面から多くの観光客が訪れていました。僕は身軽な車中泊だったので清里駅近くの無料駐車場に陣を取り、翌日の山行に備えました。それなりに飲酒もして3分程の距離がある清里駅前の公共トイレで用を済ませると、カンカン・・と踏切が降りる音がしました。廃れた駅前の写真などを撮っていざ戻ろうとすると踏切が閉じたままでした。
それから30分、、、。
完全に身体が冷えて通りかかった地元の方に訪ねると、あり得ないから故障ですというお答え。踏切を跨いで車に戻りました。
暗闇の中でゲームに没頭してさて、眠ろうかと思ったら・・カンカン、、まだ鳴っている。踏切からは1分しかない駐車場なので、危険を知らせる踏切音はヒトの反交感神経をおもいっきり妨げました。どうしようかと迷いましたが、車の移動を決意。美し森観光案内所は恐ろしいほど静かで、トイレもあり登山者にとっては快適でした。後から分かったのですが、どうやらここは赤岳へ登る拠点となっているようです。
夜のうちに冷たい強風が吹き、気温もグッと下がったのでこれは行けると決意。案の定、予想通りに標高が低いほど気温が低くく、大気の循環は終わったと判断しました。なので、朝はかなり冷え込みました。
事前になんとなくレコを拝見していたのですが、鎖場とあっても北アルプスに比べれば大したことないと思っていました。しかしそれは、甘かった。真教寺尾根のピーク辺りの鎖場はけっこう長く、初見で登るにはかなりめんどくさく感じました。終わったと思っても更に続いていて、体力というよりはメンタルを削がれました。
山頂付近では何名かの方とお会いしましたが、ピークではずっと一人でした。風は異様に冷たくて、まったりご飯を食べようという気にはなりませんでした。しばらく歩いてから飯にしようと思いキレットに入るとそこからはヒトはいませんでした。八ヶ岳がどれだけ広いかは知りませんが、この広大な稜線をただ独り歩いて下山することになりました。
訪問者数:305人



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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 赤岳 (2899.17m)
- 天女山 (1528.8m)
- 権現岳 (2715m)
- 旭岳 (2672m)
- 権現小屋 (2670m)
- 赤岳頂上山荘 (2899.2m)
- 竜頭峰 (2860m)
- キレット小屋
- 三ッ頭 (2580m)
- 天女山上駐車場 (1530m)
- 天の河原 (1620m)
- 前三ツ頭 (2364m)
- 八ヶ岳牧場
- 牛首山 (2280.1m)
- 天狗尾根 大天狗
- 「ここが一番きつい」看板
- ツルネ (2550m)
- 扇山 (2356.5m)
- 真教寺尾根分岐
- 真教寺尾根登山口 (1900m)
- 羽衣池 (1618m)
- 大門沢方面分岐 (1900m)
- 三ツ頭分岐 (2560m)
- 御題目尾根の鉄剣
- 縦走路分岐 (2704m)
- 賽の河原 (1900m)
- 天女山方面・たかね荘方面分岐
- サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅 (1880m)
- 天狗尾根 稜線分岐
- 竜頭峰分岐
- キレット分岐
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