日本最後の秘境へ( 薬師岳・黒部五郎岳・雲ノ平・高天原温泉)


- GPS
- 80:00
- 距離
- 53.5km
- 登り
- 4,059m
- 下り
- 4,060m
コースタイム
7:05 折立 8:05三角点 9:45-10:10 太郎兵衛小屋 10:30-11:00薬師峠キャンプ場(荷物デポ)12:00 薬師岳山荘 12:45-12:55薬師岳 13:20 薬師岳山荘
13:55 薬師峠キャンプ場
2日目
5:55薬師峠キャンプ場 6:10太郎兵衛小屋 7:25 北俣山 10:00-10:15黒部五郎岳 11:40-12:15 黒部五郎小屋 13:30 分岐 14:15三俣蓮華キャンプ場-
3日目
5:40三俣蓮華キャンプ場 6:00黒部源流 7:40雲ノ平キャンプ場(テント設営と荷物デポ)9:55高天原山荘 10:10温泉 11:20高天原山荘発 12:40高天原峠 13:20 雲ノ平山荘 14:00 雲ノ平キャンプ場
4日目
5:10雲ノ平-5:30雲ノ平山荘 6:50-7:10薬師沢小屋 8:40-9:05太郎兵衛小屋 10:00三角点 10:45折立
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
折立には100台以上駐車場ありましたがかなり埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲ノ平から薬師沢への下りは岩が濡れているとかなり滑るので注意 帰りは林道入り口付近の亀谷(かめがい)温泉の白樺ハイツで日帰り入浴(600円) |
写真
感想
今年も来てしまった雲ノ平
1日目
折立から三角点までは展望のきかない急登が続きます。三角点を過ぎれば樹林帯を抜け非常に楽しい散歩道となります(坂は長いけれども)
太郎兵衛小屋は非常に混んでました。年齢層が高い目の人が多い印象でした。太郎兵衛小屋でコーラを飲み薬師峠キャンプ場にテントを張り薬師岳を目指しました。
薬師平までは大きな岩が多く若干登りにくかったです。薬師平では雷鳥も見ることができました。そして、薬師平を過ぎると登りが再開します。
しばらくすると薬師岳山荘に着きました。非常に綺麗な山小屋です。立地も抜群でした。折立から薬師岳を往復する人にとってはベストな山小屋かと。
2日目
薬師峠キャンプ場から太郎兵衛小屋をぬけ北ノ俣だけを経由して黒部五郎岳を目指しました。最初は曇りがちで展望はよくなかったですが北ノ俣岳を抜けたあたりから天候が回復し雄大な景色をみることができました。本当に山が大きいですし山奥です。街が全く見えません。
黒部五郎岳の登りは体に堪えました。太郎兵衛小屋から黒部五郎岳の間は水場もないので黒部五郎岳の山頂を取った後は、雪解け水が豊富な黒部五郎岳のカールの方へ下りました。
それにしても薬師峠キャンプ場から黒部五郎小舎は本当に遠かったです。黒部五郎小舎に泊まりたくなりましたが今日の目的地は三俣蓮華キャンプ場…
やっとの思いで着いた三俣蓮華キャンプ場は水も豊富で雪渓があり飲み物を冷やすのには最適でした。
ただブヨが非常に多かったです。必ずブヨ対策は必要です!
3日目
テント場から一気に下り黒部の源流へ
ただブヨが非常に多かったです。必ずブヨ対策は必要です!
黒部源流からは雲ノ平への急登。かなり堪えるのでゆっくりと行きました。
雲ノ平は本当に別天地。標高2500m〜2600mぐらいのところにこんな場所が広がってるなんて本当に不思議でした。
雲ノ平キャンプ場にテントを張り一気に高天原へ下ります。高天原峠までは非常に厳しい下りです。帰りのことを考えると鬱になりそうなほどです。
高天原山荘の周辺のお花畑は見応えあるので是非
高天原山荘から20分ほどいけば高天原温泉があります。青白い色の温泉は日本最奥の温泉ということを引き立てます。ちなみに入った後はかなり硫黄臭くなります笑
予想通り高天原から雲ノ平へはうんざりするほどの登りでした。高天原山荘に泊まりたいものです。
4日目
名残惜しいけれども雲ノ平から下山。
薬師沢までは急坂でしかも濡れた岩が多く非常にスリッピー。何回もこけかけました。雨が降ったり朝露がついてたら下りは危険なのでゆっくり下るべきかと。
薬師沢から太郎兵衛小屋までは、それまでの山行の中では比較的楽な登りでした。
西銀座ダイヤモンドを4日かけて歩きました。結構毎日歩いたので疲れましたがこの山域は北アルプスの中でも特に雄大な山に囲まれ人里から離れ、特有の地形を楽しめるのでとても胸がときめくコースでした。日本最後の秘境の名に恥じない場所だと思います。
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