記録ID: 2121431
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
KOBE六甲全山縦走大会2019 11/23の部
2019年11月23日(土) [日帰り]
兵庫県
inakabus
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:13
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 2,785m
- 下り
- 2,787m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:02
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 12:14
距離 42.3km
登り 2,785m
下り 2,807m
6:38
22分
スタート地点
18:52
ゴール地点
| 天候 | はれ 最寄のアメダス観測点当日の気温 ■スタート地点『神戸』 朝の最低気温 13.5℃ (03:08) 日中最高気温 20.4℃ (15:14) ■ゴール地点『豊中』 朝の最低気温 11.5℃ (03:42) 日中最高気温 22.8 ℃(14:18) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
■山陽『須磨浦公園』駅 http://www.sanyo-railway.co.jp/railway/station/sumaurakouen.html 駅構内、及び駅前にトイレ有。 ■阪急宝塚・今津線『宝塚』駅 http://rail.hankyu.co.jp/station/takarazuka.html 商業施設宝塚ソリオと一体となったターミナルビル。 駅構内に小型のコンビニ有。 ※当日は前年同様、6:25に『須磨浦公園』駅着。 駅構内、及び駅前広場、スタート地点のトイレは全て混雑気味でした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【大会概要】 神戸市と、六甲全山縦走市民の会との共催により、毎年11月に2回開催しています。 (神戸市HPより転記) 特に『第○○回』などと表記されていませんが、参加者へ配布される冊子によると今年で第45回、昭和50年より始まった歴史ある大会です。 時間を争う大会ではありませんが、スタート、3カ所のチェックポイント、ゴールにはそれぞれ以下の受付時間が設定されており、今年のタイムは以下の通り(知る限り毎年同じ)。 須磨浦公園（スタート地点） 5:00〜7:00 菊水山（第一チェック） 8:30〜12:20 掬星台（第二チェック） 12:00〜15:50 一軒茶屋（第三チェック） 13:50〜18:20 宝塚湯本台広場（ゴール地点）16:30〜22:40 指定された時間内に通過する必要があり、計算上、最速タイムは9時間30分、最長は17時間40分となります。尚、走ることは厳禁です。 例年、第2日曜と勤労感謝の日？の2回開催され、参加者多数の場合は抽選とあった気がしますが、今年は10日が2,000人の定員に対して300人、23日が1,800人の定員に対して100人の追加募集もされており概ね希望すれば参加できる状態です。尚、半縦走は（定員700人）は追加募集なしでした。※重複参加は不可。 ★参考…KOBE六甲全山縦走大会(神戸市HP) https://www.city.kobe.lg.jp/a36708/kanko/event/rokko/index.html 【コース概要】 六甲全山縦走路は公称56�辧Ｎ濱冑弦�3,000mとのデータもみられますが、ヤマレコ上にて公開されているレコのデータでは、43�卅宛紂⇔濱冑弦發�2,400〜2,500m程度です。 山道区間はしっかり踏み跡のあるいたって明瞭なコースが続き全てハイキング道として道標も整備されています。岩場が散見され一部に補助ロープが設置されている難所もあり、コース全般に風化した岩石による滑りやすい路面区間が点在します。 コースの1/3程度は街路等の舗装路です。街路区間にも六甲全山縦走路を記す道標が設置されていますが、初めて歩く際には見落とす方も多いようです。 毎年掬星台にて、摩耶山を守る会によるホットレモンのサービスが実施されていますが、大会主催者による給水、エイドステーションはありません。記念碑台近くの六甲山郵便局では、ご好意にて甘酒が毎年振舞われています。 飲み物はコース上の自動販売機等にて補給は可能ですが、大会時は場所により品切れも目立ちますので給水は計画的に。食べ物はコース上の商店等にて入手は可能ですが、補給場所は限られます。大会開催時に臨時販売も見られますが、行動食程度は準備しておくのが無難です。 トイレは大会に合わせて臨時の仮設トイレが設置される所もありますが、既存の公衆トイレ等が利用可能です。 初めて歩く方は、なるべく新しいコース情報にて下調べが好ましいでしょう。 ■須磨浦公園（スタート地点） 〜 菊水山（第一チェック） スタート直後より標高差約200mを登る階段。須磨アルプス、高取山、菊水山と標高500mに満たない低山が続きます。それぞれ麓よりの標高差は精々2〜300m程度ですが、階段あり、岩場ありと変化に富んだコースが続きます。 各山を住宅街の舗装路が繋ぎますが、妙法寺エリア、丸山〜鵯越エリア共に坂道の多い街路が続きます。 距離的には全行程の1/3程度の区間ですが、累積標高の半分近くを占める区間です。序盤とはいえ、脚力に自信のある方以外は菊水山チェック到着時に足にダメージを感じるのが普通です。体力、脚力に自信のある方以外は無理せずなるべく足に負担を掛けないように心掛けるべき区間でしょう。 ☆飲食…旗振山、高取山の茶屋にて臨時販売を確認。市街地には自動販売機有。妙法寺付近にコースを少し外れればコンビニ有。 ☆トイレ…須磨浦公園駅・スタート地点付近・ロープ―ウェイ鉢伏山上駅・おらが茶屋・妙法寺小学校(臨時)・ツキワ会館近広場奥・安井茶屋前広場・鵯越駅手前(民間設)・鈴蘭台処理場 ■菊水山 〜 掬星台（第二チェック） 隣の鍋蓋山へは標高差200m程度の急な下り登り、例年リタイアする方が増え始める区間です。鍋蓋山より比較的なだらかな下りを経て市ケ原へ。その先摩耶山、掬星台へは一部に岩場や急登区間を含む、登り基調の尾根筋が続きます。 この区間は大半が山道となっており、ハイキングコースとしてもよく歩かれる区間で岩場や一部急登区間以外は歩き易い山道が続きます。足に負担を感じた場合は休憩を心掛け、後半に備えましょう。 ☆飲食…今年は大龍寺山門付近での豚汁販売はありませんでした。大龍寺は自動販売機＋臨時販売、市ケ原、掬星台に自動販売機有。通過時は売切れ気味、種類は限られた状況でした。 ☆トイレ…市が原・掬星台 ※菊水山より鈴蘭台側のコース外約300mに有。 ■掬星台 〜 一軒茶屋（第三チェック） 高低差も少なく、ハイキングイベントではファミリー向きとされる程度の舗装路ながら歩きやすい区間です。掬星台までの道中と比べれば、渋滞もなく、高低差も少なく、苦も無く歩ける区間ですが、余力の有無で大きく通過時間に差が出る区間です。 ガーデンテラスより一軒茶屋へは道標の記す縦走路と車道、大会のルール上はどちらを選択してもOK、大半の参加者は車道を選択。高低差や距離を意識するなら、一部山道区間を選択するのが正解です。 車道と六甲山最高峰は高低差約50m程度、先を急がないなら、ピークハントもお勧めです。 ☆藤原商店にて通常より拡大営業にてアメリカンドックや豚まん等、必要なら？アルコール類も。。ガーデンテラスは通常営業中、但し観光客で賑わっていますが。。 自動販売機も多数有り。この区間では売切れリスクも低いようです。 ☆トイレ…掬星台付近・杣谷峠・六甲山郵便局(大会時開放)・記念碑台・ガーデンテラス・一軒茶屋 ■一軒茶屋 〜 宝塚湯本台広場（ゴール地点） 東六甲区間は下り基調の歩きやすいルートが稜線上に続きます。一部にロープや鎖の設置された急坂区間があり、ザレ気味の路面は滑りやすく要注意です。 急坂区間を除けば道幅にもゆとりがある快適な山道が続く区間ですが、大半が樹林帯となっており、日没後に歩く場合はライト頼りとなります。 塩尾寺よりゴールまでは舗装路となりますが、コース屈指の激下り区間です。 ☆飲食…一軒茶屋前の自動販売機以降、ゴール付近まで補給できません！ ☆トイレ…宝塚湯本台広場 ※大会時は東六甲入口、大谷乗越、塩尾寺広場にて仮設トイレが設置されているようです。 【コース上の渋滞について】 コース上の渋滞は大会特有の現象といえます。主な渋滞区間は須磨アルプス馬の背、高取山・菊水山・鍋蓋山・摩耶山の各登り区間、および東六甲の一部。主に鎖場や岩場、階段等がボトルネックとなって発生します。 スタート地点では、例年朝3時頃にはスタートを待つ順番待ちが発生しており、スタート時の渋滞を避けるには午前3〜4時頃よりスタート待ちの行列に加わるのが目安となるようです。 スタート時間の5時頃に到着した場合のスタート待ち時間は例年30分程度。神戸市中心部や明石方面よりの始発列車到着となる5時半頃より6時過ぎに掛けては、列車到着毎に5〜10分程度のスタート待ち時間が発生します。 5時半以降はもれなく須磨アルプスの通過渋滞の影響を受けはじめ、6時以降のスタートでは須磨アルプス通過に1時間程度タイムロスが見込まれます。 最終スタートの7時に近付く程にスタート待ち時間は解消され、須磨アルプスでの渋滞も減少傾向が見られますが、コース上に多数の大会参加者、夜明けと共に増加する一般ハイカー等々、多くの人が歩く際の進行スピードの差や離合が渋滞の要因となり、登坂区間、狭路区間は断続的に渋滞が発生します。 周りの状況により渋滞の程度は大きく変わるようですが、東六甲を含め単独で歩くよりも2時間程度余計にかかるようです。 【半縦走のスタート時間について】 今回全縦参加にてスタートした6時35分頃の段階で、7時のスタートを待つ50m程度の行列が出来ていました。 今回6度目の参加、いずれも同じような時間、つまり最後尾に近い位置にて出発していますが、例年、程度の差はあるものの発生する須磨アルプスの渋滞、通過後に東山辺りで振り返れば渋滞も解消しているのですが、今年は数珠繋ぎの渋滞が継続。つまり、全縦最後尾に半縦の先頭が引っ掛かった状態のようです。 【主な過去の記録】 ■KOBE六甲全山縦走大会2017 11/12の部 2017年11月12日(日) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1312221.html ■六甲全山縦走 2019晩夏？ 2019年09月30日(月) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2044388.html ■第21回六甲縦走キャノンボールラン 2019年10月20日(日) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2068222.html |
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縦走大会はおらが茶屋を目指す方が大多数のようですが。。
最近定番化した？手前のスロープへ。
最近定番化した？手前のスロープへ。
定点。
歩き始めて4時間弱、大会参加としては結構いいペースか？
歩き始めて4時間弱、大会参加としては結構いいペースか？
縦走仲間には摩耶山迄に追い付けるかなどと考えつつ、飲物補給。
…のつもりで何気に撮った一枚によく見ると仲間が写ってる！？
…のつもりで何気に撮った一枚によく見ると仲間が写ってる！？
リアルゴールドが売切れでコーラを購入！
…のコーラ記録画像にも、仲間らしき姿が！
…のコーラ記録画像にも、仲間らしき姿が！
この区間のスローペースは、後半への備えもあって無理しません。
売切れ気味の自動販売機でしたが、リアルゴールドゲット！
…但し、冷えてませんでした;;
…但し、冷えてませんでした;;
記念碑台前。
…Twitterにて、仲間を追い越していた事実が発覚！
…Twitterにて、仲間を追い越していた事実が発覚！
ガーデンテラス着。
…大会参加者の姿も疎らになってきました。。
…大会参加者の姿も疎らになってきました。。
大会参加者の方に撮影を頼まれ、お返しに撮っていただいた一枚。当日はのどの調子が悪く、マスク姿で歩いてました;;
感想
今回は2年振り6回目の参加、後半日程は初参加。
例年同じく、ボランティアの皆様をはじめ、大会運営に携わっていただいた神戸市職員の方々他、多数の団体の皆様に感謝！ 今年も楽しく参加させていただきました。
例年通り、渋滞に巻き込まれるタイミングでのスタート。
概ね例年通りか、半縦の絡みもあり？少し参加者が少なかったのか須磨アルプスの渋滞は少しマシか？？…などと思っていたら、渋滞が始まってしばらく後に『割り込むな〜コ〜ラ⁉』などと遠くから怒号！渋滞中の苦言は聞き慣れたものですが、周りの雰囲気も興醒め気味の失笑。。残念な出来事でした。
好天に恵まれた日は特に、一般ハイカーとの離合が渋滞発生の大きな要因となります。何度か団体の方が離合で苦労されている光景を目にしました。
大会を優先して？と考えるのは横柄な考えですが、半縦を合わせれば2,000人を超える人が縦走路を西から東へ移動するイベントです。参加者としては覚悟している渋滞ですが、休日を楽しく山で過ごそうと訪れた一般ハイカーの方々にとっては、延々と続く事になる離合のストレスはより大きなものとも感じます。
団体の山行計画を任される、山域に精通したリーダー格の方ならば、年に数度の全縦イベントのスケジュールは考慮すべきではないでしょうか？
イベントは丸一日ですが、各区間に限れば精々混み合うタイミングは3〜4時間程度。コースを対向する計画を避ければ、それぞれストレスも随分減る事でしょう。
参加者に2枚配布され、ゴールにて回収される『マナーを守ります』のリボン、ご覧になった全縦を御存じの一般ハイカーの方に、登り坂では度々道を譲っていただきました。数多くの方々から応援の言葉も頂きました。
縦走大会参加者は、少々大袈裟ですが、一般ハイカーの方々から尊敬される存在であるべきであり、それに見合った振る舞いが求められていると感じます。
半縦走の導入等々、長く続いてきた伝統ある行事、時代の変化に沿って変化をするべきタイミングに差掛ったようですが、山歩きを始めた方々がこの大会を知り、参加する事を目標とする大会であり続けて欲しい大会です。
参加リピーターとしては、その為に何が出来るのか？
宝塚在住の私にとっては地元で開催される大会だけに、今回はいろいろ考える事の多い道中でした。
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inakabusさん 完走おめでとうございます&お疲れ様でした。
大龍寺の二枚の写真 僕たちです。
僕たちも いつ追い越されるかと 気にかけてたのですが 炭酸に気を奪われ ノーマークでした(笑)
今年は 少し暑かったですが 天候に恵まれ歩きやすい大会だったと思います。
ゴール後のおつかれさん会 短い間でしたが 楽しかったです。来年は ゆっくり話できるよう 頑張ります。
毎年の如く？打上での楽しい一時、ありがとうございました
写真を整理していても気付かなかったのですが、motoki_kobeさんのレコを拝見していると、全く同じ時間？に同じ場所でコーラ飲んでる
で、何枚か取った写真を見直し発見
この時、同じく炭酸補給と、門まで進めばあるはずの？豚汁の事しか考えてませんでした
…豚汁があったなら、気付けた筈だったんですが。。。
来年は。。多分、例年同じく、同じような時間に出発し、渋滞を楽しむことになると思います☆ 事前に行程等、お知らせいただければ楽しめるかもです
大会ともかく、また何処かのお山にて
inakabusさん、初めまして。
詳細なレコ、ありがとうございます。
私も23日に初参加していました。
名物の渋滞を避けるために前泊（受付会場にて）しました。
結果的に縦走者の渋滞に会うことはほとんどありませんでした。
しかしそれも少しい寂しい気がしていました。
来年以降の参考にさせていただきます。
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
Kumainkobeさんコメントありがとうございます。
大会レコ等々、拝見いたしましたが全山縦走に関してはベテランの域のようで
私の場合、大会参加はのんびりと歩く事を楽しむ機会と割り切っています。
渋滞はある意味、大会以外では得難い経験です
ペースともかく、先に進もうとする人が混雑している訳で、全縦全体でも渋滞のロスは２時間以下ではないでしょうか？ …雨の日は気温も上がらず体を冷やさないよう対策も必要ですが。。
プロフィールを拝見しました。私も２年半前に山中の転倒で右膝半月板損傷。
それ以降も、両膝のランナー膝に悩まされつつ、今年になってようやく膝の不安が薄れてきたようです。
傷む間はくれぐれもご無理なきよう
好っきゃな〜（笑
umisamaさん、今年も？不参加で他所の山を楽しまれていたようですね
…来年こそ、参加お待ちいたしております
busさん、こんばんは。大会お疲れさまでした。そしてお土産ありがとうございます。busさんの記録と写真見てると自分たちは、天王吊橋辺りで抜かれてますね。あの写真に写ってる女性陣を、縦走中ちょくちょく見た覚えがあります。おそらく、同じペースで歩いていたと思われます。
busさんの格好だと、自分は抜かれてもまず気づかなかったでしょう。
今回の大会も非常に楽しく参加できました。来年も出場するつもりなので、今度は道中でも会いましょう。
tsuka-pon さん、今年も遠征お疲れ様でした
レコ拝見しておりますと、天王吊橋を通過した後の登りで追い抜いたかもです
お仲間の女性陣に花を添えていただき、今年も楽しい打上げとなりました
度々道中でのニアミス、今度こそはですね
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