[中央アルプス]木曽駒高原〜茶臼山〜将棊頭山〜木曽駒ヶ岳〜福島B


- GPS
- 12:18
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,877m
- 下り
- 1,879m
コースタイム
8:35茶臼山山頂-8:40行者岩-9:00桂木場分岐-9:30西駒山荘(トイレ・給水)9:45-10:00将棊頭山-11:50木曽駒ヶ岳山頂
12:20木曽駒ヶ岳山頂-12:35玉乃窪山荘-13:15雪渓横断-13:30八合目水場(給水)13:40-14:21七合目避難小屋-15:15五合目(尾根を離れる)-15:35四号目半水場-16:10幸ノ川渡渉-16:45木曽駒高原ヒルトップ駐車場
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅日義木曽駒高原を過ぎて程なく原野の信号を左折(角にGS) 別荘地を抜けて約7km 木曽駒高原スキー場の案内看板が目印(スキー場は現在閉鎖) コンビニは、道の駅日義木曽駒高原の手前に7-11その手前にサークルKあり 日中なら、両コンビニの間にドラッグストアがあるので薬関係はそちらで 周辺には他に店らしい店がないので、塩尻市街地で物資調達が安心 塩尻市街国道19号線沿いに西友・牛丼店など有り(ともに24時間営業) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ・水場 麓には公衆トイレ、天然水の充填所がある 茶臼山四合目に行者水と呼ばれる水場(水量豊富) 西駒山荘にトイレ、大山水という水場(水量豊富) 福島Bコース八合目直下に水場(水量豊富) 福島Bコース四合半に力水という水場(水量に力無し) ●コース状況・危険箇所 [〜茶臼山五合目] 正沢川の吊り橋は慎重に渡過すれば問題なし。ただ、最後板が急になっており、濡れている場合は、注意が必要。 また、雨上がりなどて正沢川が増水している場合は、入山自体不可能 登山道は見失いそうな箇所には目印がしっかりとあり、ロストすることは無い。しかし、岩場を何度も往復するように登山道が作られており、歩きにくい。 [茶臼山五合目〜茶臼山山頂] 特に問題なし 人の往来が少ない割にはよく整備されている。 途中、倒木で登山道が塞がれている箇所が何箇所かあった [茶臼山〜木曽駒ヶ岳] 特に問題なし 快適な稜線歩き。 駒ケ岳に近づくにつれて岩場の箇所が増える。 [木曽駒ヶ岳〜福島B五合目] ガレ場続きで、非常に歩きにくい。特に下りは慎重を余儀なくされる。 [福島B五合目〜] 尾根を離れ、幸ノ川までつずら折れで一気に下る急坂。 足場も悪い。登り返したくないし、下り返したくもなくなるような登山道 幸ノ川以降は林道歩き |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
感想
地元にも、茶臼山と呼ばれる山があり、前回の茅野茶臼山に引き続き、木曽茶臼山の山行を計画。
せっかくなので、他の方のレコを参考に、木曽駒ヶ岳まで足をのばす事にした。
今回は行程も長く、不測の事態も十分に想定されたため、事前に情報を収集し、綿密な?計画を立て、ヤマレコの素晴らしい機能の一つである、山行計画にて計画書を作成し、登山ポストに投函した。紙媒体だけでなく、メールでもステークホルダーに簡単に送れるため、非常に便利なので、今後も活用したい。
茶臼山は、正沢川を渡過してから、尾根筋に乗るまでの九十九折の登山道からハードであった。
尾根筋の五合目以降、多少楽になるかと思いきや、急登時々緩斜面の連続で、登り始めから延々3時間余り、大した眺望も無く延々と登り詰める行程は、ガイドブックに書いてあるとおり、熟達者向けと言える。
その分、山頂からの眺望は素晴らしく、双眼鏡で確認した木曽駒山頂の賑わいとは正反対で、360度の眺望を独り占めできた。
これだけ良い天気にもかかわらず、行者岩を過ぎるまで、誰とも行き会うことはなかった。
最初にあったのは、前日、西駒山荘泊まったという方で、行者岩を過ぎたあたりだった。「こんなとこ歩く人もいるんだ」と少々驚いたご様子。もちろんいます。ここに。
西駒山荘以降は、何人かの方とすれ違い、情報交換やら色々な話を伺えた。
木曽駒に近づくにつれて、人は多くなり、山頂は大賑わいであった。
ほとんどが、千畳敷方面から来るようで、そちらの方面を見ると、列をなしていた。
山頂でゆっくりしたかったが、、人が多くて落ち着かず、また、ガスが上がってきたので、そそくさと下山開始。
玉乃窪山荘まで下ると、先ほどの賑わいが嘘のようであった。
下山には、福島Bルートを選び、計画では、3時間を見込んでいた。
ここまでで、約1時間のアドバンスがあったが、結果的には、ほぼオンタイムとなる。福島Bルートを下るのに思いのほか難儀したからであった。
苦手とするガレ場が延々と続き、急峻な下りは、膝に負担がかかり、距離が稼げず、時間が奪われていく。
下山した頃には、膝が笑ってられない位であった。そもそも計画に無理があったことは反省材料である。
しかし、そんなBルートであるが、登って来る方やパーティ何組かとすれ違い、その都度情報交換をさせていた。
木曽駒は人気の山らしいが、千畳敷からのメインルート以外は、閑散とした印象で、静かな山行を楽しみたい方は、福島Bルートはおすすめである。
また、今回改めて大切だと思ったことは、水の確保である。計画では、1.5Lの常用飲料と0.5Lの非常用水を容易した。ザックのスペース的にも重量的にもこれが限界。しかし、用意した1.5Lは茶臼山に到達するまでに消費、西駒山荘の水場、木曽駒山頂、福島Bルートの八合目水場のお陰で何とか乗り切れた。長行程では、水調達の計画も必要不可欠だと痛感した。
改めて、自分の浅はかさを反省するとともに、自然の恵みに感謝である。
今回の山行は、多少無理な計画であったが、得られる部分は多く、非常に有意義であった。
追記として、今回1/25,00の地形図+コンパス以外に、iPhoneのアプリにあるDIY GPSを初めて使ってみた。
カシミールがあれば、必要部分を切り取り、iPhoneにメールで転送し、添付ファイルをアプリで開くと登録完了。座標の入力も不要。コスパを考えても眉唾ものだと思っていたが、これが中々良い仕事をしてくれた。今回は天気も良かったので、このDIY GPSをメインに使った。手軽にGPSをと言う御人にはおすすめである。
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