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Yamareco

記録ID: 216602
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

(北御所登山口)→伊那前岳→木曽駒ヶ岳→将棋頭山→権現山→(下島駅) [信州100]

2012年08月16日(木) 〜 2012年08月17日(金)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:34
距離
27.8km
登り
1,908m
下り
2,670m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8月15日(水)
自宅6:00⇒<マイカー>⇒道の駅さかい・道の駅おおた・道のオアシス神川・道の駅しもにた⇒
佐久・長久保⇒<大門街道>⇒茅野・高遠・駒ヶ根⇒こまくさの湯で入浴休憩\600-⇒
17:00管の台バスセンター有料駐車場\500-   (車中泊)

8月16日(木)
管の台バスセンター4:55⇒<路線バス・臨時バス運行\560->⇒5:15北御所登山口BS

出発5:20…公衆トイレ6:10…蛇腹沢登山口6:20…清水平7:30…うどんや峠(五合目)8:15…一丁ヶ池(六合目)9:10…小屋場9:20…舟窪10:20…七合目10:25…八合目11:10…伊那前岳11:30…九合目11:45…宝剣山荘12:05…中岳12:15…駒ヶ岳頂上山荘12:25…12:40木曽駒ヶ岳2956m[信州100]13:00…頂上山荘分岐13:10…13:20駒ヶ岳頂上山荘

8月17日(金)
出発4:20…頂上山荘分岐4:30…4:40撮影ポイント待機5:10…八合目(分岐)6:15…遭難記念碑6:40…将棋頭山7:00…将棋ノ頭7:35…長尾根ノ頭7:50…八丁立8:10…辻山9:30…板沢ノ頭9:40…権現山1749m10:35…土俵跡11:20…伊那スキーリゾートセンター12:10…12:50下島駅

13:25(13:18が遅れる)⇒<JR\200->⇒13:39駒ヶ根駅⇒14:00<路線バス\410->⇒14:15菅の台バスセンター
14:30⇒<マイカー>⇒高遠⇒道の駅南アルプスむら長谷15:35⇒15:45市野瀬・入野谷 (宿泊)

8月18日(土)
7:00⇒<マイカー>⇒道の駅南アルプスむら長谷⇒茅野⇒<大門街道>⇒長久保・佐久⇒
道の駅しもにた・道のオアシス神川・道の駅おおた・道の駅さかい⇒16:10自宅

======================================
出発時刻/高度: 05:18 / 1418m
到着時刻/高度: 12:51 / 630m
合計時間: 31時間32分
行動時間=8時間+8時間30分=16時間30分
合計距離: 27.82km  (= 11.2Km + 16.6Km)
最高点の標高: 2928m
最低点の標高: 630m
累積標高(上り): 2106m
累積標高(下り): 2870m
======================================
天候 8月15日(水)晴れ 夕方雨
8月16日(木)晴れ
8月17日(金)晴れ 午後3時頃から雷雨
8月18日(土)曇り のち 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
菅の台バスセンター有料駐車場には公衆トイレや売店がありました。
http://www.chuo-alps.com/ropeway/fare/index.html#park
コース状況/
危険箇所等
こまくさの湯
http://www.komakusanoyu.com/onsen.htm

駒ヶ岳頂上山荘
http://www.miyadakankou.co.jp/sansou/index.html

板沢ノ頭から権現山までは 刈り払い整備がされていないので、ヤブがうるさいです。

市野瀬・入野谷
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd2/index.php?id=6
菅の台バスセンター有料駐車場には 午前3時頃から車が多く入場したので、一番バスとして臨時バスが4時55分に運行されました。
それを知って 慌てて バス乗車待ちの列に並び 辛うじて これに乗ることができました。
菅の台バスセンター有料駐車場には 午前3時頃から車が多く入場したので、一番バスとして臨時バスが4時55分に運行されました。
それを知って 慌てて バス乗車待ちの列に並び 辛うじて これに乗ることができました。
北御所登山口。
満員のバスでしたが、ここで下車したのは吾輩だけでした。
その他の人はロープウエイで千畳敷へ向かうのでしょう。
北御所登山口。
満員のバスでしたが、ここで下車したのは吾輩だけでした。
その他の人はロープウエイで千畳敷へ向かうのでしょう。
ようやく 周りが明るくなってきました。
ようやく 周りが明るくなってきました。
蛇腹沢登山口。
ここから本格的な登山道となりました。
蛇腹沢登山口。
ここから本格的な登山道となりました。
清水平の水場。
「うどんや峠」は五合目となっていました。
なんで こんな名称となったのでしょうか?
かつて「うどんや」でもあったのかな?
「うどんや峠」は五合目となっていました。
なんで こんな名称となったのでしょうか?
かつて「うどんや」でもあったのかな?
一丁ヶ池。
伊那前山の登り。
千畳敷のカールと宝剣岳。
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千畳敷のカールと宝剣岳。
中岳山頂。
木曽駒ヶ岳山頂。
御嶽山方向に沈む太陽。
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御嶽山方向に沈む太陽。
朝 富士山の頭がよく見えました。
朝 富士山の頭がよく見えました。
トワイライトの輝き。
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トワイライトの輝き。
木曽駒ヶ岳を振り返る。
木曽駒ヶ岳を振り返る。
伊那前山。
ようやく 太陽が雲から出てきました。
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ようやく 太陽が雲から出てきました。
チングルマ。
宝剣岳が遠くになりました。
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宝剣岳が遠くになりました。
遭難記念碑。
これは新田次郎の「聖職の碑」にある実話であります。
それは 木曽駒ヶ岳における山岳遭難事故を題材とした新田次郎の山岳小説および、それを原作とした鶴田浩二主演の映画で知られています。
遭難記念碑。
これは新田次郎の「聖職の碑」にある実話であります。
それは 木曽駒ヶ岳における山岳遭難事故を題材とした新田次郎の山岳小説および、それを原作とした鶴田浩二主演の映画で知られています。
天水岩からの木曽駒ヶ岳方向を望む。
天水岩からの木曽駒ヶ岳方向を望む。
将棋頭山山頂。
この辺はヤブがうるさいです。
この辺はヤブがうるさいです。
クロマメノキの実がついていました。
熟すには まだ 早かったようです。
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クロマメノキの実がついていました。
熟すには まだ 早かったようです。
板沢ノ頭から権現山までは 刈り払い整備がされていないので、ヤブがうるさいです。
板沢ノ頭から権現山までは 刈り払い整備がされていないので、ヤブがうるさいです。
権現山山頂。
権現山山頂からの登山道は歩きやすかったです。
権現山山頂からの登山道は歩きやすかったです。
今回下山した登山道は「権現づるね」で、明治二十四年イギリス人宣教師ウオルターウエストンが下った道とも言われています。
今回下山した登山道は「権現づるね」で、明治二十四年イギリス人宣教師ウオルターウエストンが下った道とも言われています。
権現山にある地元の学校集団登山の記念看板。
権現山にある地元の学校集団登山の記念看板。
伊那スキーリゾート山頂駅付近の登山口。
伊那スキーリゾート山頂駅付近の登山口。
JRの「下島駅」に到着。
ここから電車で駒ヶ根へ戻ります。
JRの「下島駅」に到着。
ここから電車で駒ヶ根へ戻ります。
撮影機器:

感想

今回の登りは かつての宝剣岳登山道を北御所登山口から辿りました。
おそらく この道は1967年(昭和42年)7月に駒ヶ岳ロープウエイが開通する前まで 多くの登山客で賑わったことと思われます。
現在でも この登山道はよく整備されていました。

ところで 昨年 木曽駒ヶ岳の表登山道である上松から登りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-137693.html
今回 木曽駒岳から「権現づるね」を下り これで 明治24年にイギリス人宣教師ウオルターウエストンが歩いたとされている道を 2年がかりで、完歩したことになり 大いに満足しています。

さて、駒ヶ岳の名を冠する山は 日本の全国に多数あります。
その最高峰である南アルプスの甲斐駒ヶ岳と この木曽駒ヶ岳に挟まれる伊那谷では、この山を「西駒ヶ岳」または「西駒」、甲斐駒ヶ岳を「東駒ヶ岳」または「東駒」と呼ぶこともある とこの地方の知人から聞いたことがあります。

ではなぜ 「木曽駒ヶ岳」と言うのでしょうか?
この山を登って気がついたことは 登山者は関西から来る人が多いと言うことです。
とりわけ 交通の便などにより 名古屋からという人が多いのに気がつきました。
では 江戸時代の交通の便を考えると 五街道と言えば  東海道 、日光街道、奥州街道 、 中仙道、 甲州街道であります。
このことから 中仙道といえば 「木曾街道」ともいわれ 人の往来が激しかったでしょう。
それに比べて 当時の伊那谷は 幹線から外れ、不便で人の往来が少ないことから 余り知られていなかったことが予想されます。
このことから 「木曽駒ヶ岳」となったのではないでしょうか。

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