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Yamareco

記録ID: 221252
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢〜北穂

2012年08月25日(土) 〜 2012年08月28日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
reifis その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
78:21
距離
37.1km
登り
2,151m
下り
2,139m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
6:35上高地-7:25明神7:30-8:15徳沢8:25-9:35横尾10:25-11:30元谷11:45-13:35涸沢ヒュッテ
2日目
涸沢テント場
3日目
5:40涸沢小屋-8:25北穂岳-8:40北穂高小屋9:30-北穂岳9:45-11:40涸沢小屋
4日目
8:00涸沢ヒュッテ-9:10元谷9:15-10:05横尾10:15-11:00徳沢11:20-12:05明神-12:50上高地
天候 1〜4日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯方面 あかんだな駐車場を利用
あかんだな駐車場より上高地へはバス

コース状況/
危険箇所等
涸沢〜北穂へはハシゴ、鎖場あります。また、浮石も見られました。
上高地バスターミナルのトイレ横のインフォメーションセンター?の前に登山ポストあり。
沢渡、平湯駐車場両方面とも色々と温泉、食事処が近くにあります。
予約できる山小屋
横尾山荘
好天なり
横尾山荘
横尾大橋
涸沢ヒュッテ
土曜の時点で結構な数のテント
土曜の時点で結構な数のテント
NEMOアンディ
穂高岳山荘
ヒュッテより
夜のテント場 ヒュッテより
夜のテント場 ヒュッテより
朝の涸沢小屋方面
朝の涸沢小屋方面
朝の奥穂方面
朝の涸沢カール
そして昇る朝日
昇った後のカール
1
昇った後のカール
ヒュッテのおでんフルセット
ヒュッテのおでんフルセット
ヒュッテ裏のヘリポート
ヒュッテ裏のヘリポート
カラフェス開催式
カラフェス開催式
ヒュッテより
涸沢小屋の朝
北穂登山道から
奥穂方面
ハシゴ場
奥穂岳山荘
北穂小屋
奥穂への道
北穂テント場
槍ヶ岳方面
北穂小屋
北穂小屋から涸沢テント場
北穂小屋から涸沢テント場
涸沢小屋のイベント中
涸沢小屋のイベント中
涸沢小屋のパフェ
涸沢小屋のパフェ
夜の涸沢小屋
朝ヨガ中

感想

1日目
風穴の里に前日に入り車中泊。
4時頃に起きて朝食を食べ、あかんだな駐車場に向かいます。
第2便のバスで上高地へ向かおうと列に並んでいましたが、なかなか来ない。
遅れている模様、が何故遅れたのは不明。
い、いきなりケチが付いた感じが・・・。

そのうちにバスがやってきて道中は何事もなく上高地着。
結構な数の登山者が居ました。
同行者のsherryは30分ほど遅れて来るとの事なので、途中で合流すりゃいいやと歩き始めます。
本日は晴天なり。

横尾までのルートでは各ポイントで水の補給が可能なので、とりあえず上高地の水場で1ℓほど補給しました。
この時間の河童橋は人が疎でいいですねぇ、写真を撮るならこのタイミングかな?
明神ではトイレだけ借りて、徳沢へ。

徳沢ではオニギリを1個腹に収めます。
ここで既にカラフェスのエントリー受付を行っていたので提出しておきます。
また、テントサイトの奥のほうにはスタッフさん関係と思われるテントが幾つか建っていました。

横尾ではオニギリ1個と菓子パンを啄み、更にアミノ酸を補給。
腹ごなしに暫く休憩することにしました。
ふと橋の方のベンチを見ると、なにやら見たことのあるザックが置いてあります。
そう言えばそろそろ合流してもおかしくないかなと思い、持ち主が戻るのを待ちます。
暫くすると持ち主=sherryが戻ってきました。ここで合流。

横尾から涸沢までは3時間ちょっとかかると思われ、最近の山行では1h/500mℓ程度の水の消費なので余裕をもって2ℓほど補給しました。

横尾から元谷橋まではさほど起伏のない山道を歩きます。
殆ど登らない道なのですが、この道とにかく暑い。風が吹き込みにくい場所のようです。

元谷橋着。結構な数の人が休憩しています。
ここからが本番なのでしっかり休憩します。羊羹ぱくり。
え?食ってばかり?いやいやエネルギー充填は重要ですよ。

ここまではあまり感じませんでしたが、ここから本格的な登りになり重い荷物が方と足にずっしり来ます。
毎度の事ながら運動不足を痛感。

道中、後から来た方々に道を譲ってるとsherryを見失いました。
まぁ、目的地は一緒だしいいですよね、同行者といってもソロx2な感じですし。
そのまま暫く歩き、視界が開ける手前で休憩してると、なんと後からsherryが来るではないですか。
あれー??どこで追い抜いたのか。
合流し、先に進みます。

ここまで来ると後は気合。休み休み進みます。
ヒュッテの手前の石段辺りで多分内転筋が攣りそうに。
軽くストレッチしながらゆっくりと登り切ります。

涸沢ヒュッテ到着。
受付は人が多かったので先にテントを張る場所を探しにいきます。
この時点で既に多くのテントが張ってありましたが、2年前のカラフェス時よりは選択肢は多く、通路に近い場所を確保することができました。
小さく張れるメスナー5050にしようかとも思ったのですが、快適性重視でNEMOアンディに決定したので、場所が選べて助かりました。

この時点で穂高山脈には多少雲が掛かっていたので、一雨振るかなと思いましたが、そんな事もなく安定した天気に恵まれました。

テント場の直ぐ近くに雪が残っていたのでジップロックに入れて、持ってきた160mℓのコーラとジンジャーエール缶を冷やします。
また、ヒュッテでアイスクリームも購入。うめぇ!
夕食は米を炊いて、もらい物のマグロの甘辛煮と乾燥野菜のコンソメスープで頂きました。

カラフェス中は夜のヒュッテは混みそうかなと思い、今晩のうちにテラスから写真を撮りました。
何枚か撮ったらもう眠くて仕方ないので眠ることに。

2日目
今日はもう前日にsherryと相談し休息に充てようと決めていたので、朝はのんびりとしたものです。
名物の朝焼けをじっくりと堪能しました。
そして日が昇り、本日もまた晴天なり。

開会式まで随分と時間があるので、テント場で雑談したり写真を撮ったり、リッジレストを外に敷きごろ寝してみたりと、のんびりだらりと過ごします。

11時ごろにヒュッテでおでんをフルセットで注文しいただきました。
まさか・・・じゃがいもがこれほどでかいとは。
軽く食べるつもりできたのですが、がっつり昼飯代わりとなりました。
と思っていましたが、2時ぐらいかな、しっかりカレーを食べました。
グリコのフリーズドライカレー(チキン)を始めて食べましたが、ピリ辛で食が進みとても美味しかったです。こっちのほうが安いしアリかなと。

15時からはカラフェスの開会式に参加し、ワインをご馳走になりました。
めちゃくちゃ酒には弱いのですが、まぁでも折角ですしね?
飲んだ後は夕刻までテントで、ぐで〜と。

夕食は昼に炊いた米と、またまたカレー(アマノのビーフ)と、スパムを切って焼き食しました。(スパムの残りは焼いてしまって翌日に)

今回は基本涸沢ヒュッテと涸沢小屋のみで、テント場には特に支持はないキャンドルナイトでした。(何時キャンドル配ってたのだろう・・・)
なかなか寝付けず、22時半ぐらいまでゴロゴロしたり写真を撮ったりしてみたり。
とは言え、翌日は北穂に登る予定なのでいい加減寝てしまわないと・・・おやすみなさい。


3日目
4時頃起きて、トイレついでにヒュッテのテラスで夜空をパシャリ。
5時ごろにはもう明けて星は殆ど見えません。
朝食にはパスタ150gを混ぜるだけのアラビアータで食べました。
しっかり食べておかないといけませんよね、登るんですし。

荷物はサブバックに、雨具、プラティパス2、行動食、貴重品、ファーストエイドキットだけを突っ込みます。
涸沢小屋でトイレと水を補給し、さて北穂に向け出発です。
ちなみに水はバックの中の2.5ℓと外付けの500mℓボトルの計3ℓ。

小屋からちょっと行ったところに水場があり、ヒュッテはここから長いホースで水をひいている模様です。

道中、あれ?この道か?という○と×のマークの両方がある場所があったりしましたが、最終的には正規の登山道と思われるルートに出たのでよしとしましょう。

ガレ場あり、鎖場あり、ハシゴありと奥穂、というか奥穂岳山荘までのルートと比べるとこちらの方が大分きついのかなと思いました。

しかし日差しが強い。立山では帽子を被らず行動してしまったため、頭皮も日焼けしてしまいましたが、今回はちゃんと帽子被り日焼け止めも忘れずに。

途中何度か休憩を挟み、北穂小屋がついに見えてきました。
で、見えてきたあたりが北穂のテント場・・・随分と小屋までが遠い。
ここから少し進んだところで、降りてきた方にちょっと先に雷鳥いるよ。と教えてもらいました。
立山ではついに出会えなかった雷鳥、期待が膨らみます。

ピーピー鳴いてるから判るよと言われましたが、さてはてどこだ。
・・・居た!ついにご対面。が、なかなかこっち向いてくれませんね(笑)
居た場所が居た場所なのでこれ以上近寄ることも難しく、なんとか風景に同化しているところを写真に収めれました。

ここから少し上ったところが北穂山頂です。
山頂で少し写真をとり、小屋に下ります。

小屋の前にはテラスがあり、休憩するのにもってこいです。
(小屋に降りる階段途中にもローテーブルがありました。こちらは火気厳禁?のようです。まぁ、屋根の上ですしね。)
ここの売店にはフルーツ缶等も置いてありました。水もここで購入可能ですね。
テラスの先(小屋の裏手)からは槍方面の縦走路確認でき、縦走してこられる方々が見えました。
いやー、正直テントを担いで歩きたくはないな、と思うのは軟弱だからでしょうか(笑)

暫く休憩し、山頂に戻り写真を少々。
気力体力が残っていれば奥穂岳山荘への縦走も考えていたのですが、今回は見送りと。また今度挑戦することにします。
鎖場、ハシゴといった場所以外は多少傾斜があるだけなので下るのは早いものです。荷物も軽いですしね。
途中登ってこられる方々に道を譲りつつ(休憩休憩。)サクサクと下ります。

無事、涸沢小屋着。テラスでイベントしていましたね。
小屋で軽食と考えていましたが、まずは顔洗って着替えてすっきりしたいということで、テントに戻りヒュッテの水場に寄ってから再度小屋に。
涸沢小屋のおでんは個別注文無しで、メニューとして「おでん」でした。
500円也。ジャガイモが入ってないから間食として丁度よかったです(笑)
食べ終わって、さーて戻ろうかと思いましたが、パフェを注文してる方々を見て私も食べたくなったので注文し、番号札を受け取りしばし待ちます。
呼ばれたので受け取りテントに持ち帰り食すことに。
いやー、うまいのなんのって。1000円払っても、こんな山奥で食べれるなら有。
(パフェについてたスプーンは再利用、昨日ポットで炊いた米を掬ってたら折れてしまったスポーク代わりなりました)

しばしのんびりと休憩。
とはいえ折角なのでイベントにと、山岳写真講座に参加してきました。
なるほど、撮った写真がなにか物足りない時があると思ったらそういう理由だったのか。勉強になりました。

夕食はパスタとスパムの残り。
パスタのゆで汁はスープにしようかと思ってたのですが、すっかり忘れてしまい・・・明日の朝パスタに再利用しその後スープとしました。

4日目
本日は下山なり。そして晴天なり。この4日間本当に天気がよくて楽しめました。
閉会式が7時〜なのでそれまでに食事をとってパッキングしてしまいます。朝ヨガは遠めにやってるなぁとみてるだけ。
とはいえ、結構のんびりとしたものですけどね。起きたの4時ですし。

閉会式も終わり恒例のじゃんけん大会がやってまいりました。
2年前は殆ど一回目で負けて何も貰えませんでしたので、今回は雪辱戦です。
商品Tシャツで惜しいところまでいったのですが・・・最後負けてしまいました。

ですが、なんとヤマケイさん提供のバンフマウンテンフィルムフィスティバルのチケット(2名)に勝ち残り!
やったー!!!

なにかしら商品を貰った人はその後参加できないので、後は終わるまで見物です。
同行者は残念ながら商品のゲットは出来なかったようです。

途中、岳のポスターの時点でうろうろしてる人が居ると思ったら原作者の方でした(びっくりです)。
司会者が、折角ですのでじゃんけんは石塚さんにお願いします。と。
石塚さんはなにやら戸惑っておられたので、完全にアドリブでしょうか。
じゃんけん大会終了後写真撮影やサインをされていたようです。
気さくな方ですね。

最後のイベントが終了したので後は下山あるのみです。
荷物も軽くなったのでサクサクです。

途中徳沢では、まだイベントブースがあったので少し寄ってみました。
今回はここにアミノ酸、もといアミノバイタルのブースがあったのですね。
また、クイズに答えてコモ社のソフトコッティーを頂きましたが、結構しっとりとしていて好きかも。どこで売ってるんだろう・・・。

イベントブースに寄ったり天気もよいので写真を撮りつつ歩いていたら、13時のバスに間に合うか怪しくなってきました。
往復チケットの半券をなくしてしまったので、購入する手間を考えると・・・かなり早足になってたと思います。
セカセカと歩いてなんとか13時前に上高地着。バスにも間に合いました。
この時間、一般観光客ともかち合い結構な人でした。

あかんだな駐車場に戻り温泉に。
2日目にTシャツを干してた際にタンクトップで居たのですが・・・日焼け止め塗ったつもりが真っ赤に焼けてしまい、とてもじゃないですが肩まで温泉に浸かれず・・・まぁ半身浴と割り切りましたけどね。
その後、近くの食事処で遅い昼食を食べ帰宅しました。

・・・また随分長くなってしまった・・・。

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利用交通機関: 車・バイク
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