北岳 大樺沢から周回 :つちのこ男組vol.15


- GPS
- 08:58
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
天候 | 朝は快晴 9時頃から雲が湧いてきた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広河原乗合タクシー発 15:30 → 芦安駐車場着 16:20 → 相模原着 21:00 帰りの乗合タクシーは、定刻16:10ですが、満車になったため 早く出てくれました。 中央道は相変わらず大渋滞 都留で降りて秋山街道まわり |
写真
感想
<芦安駐車場>
5時頃、バス停に一番近い第3駐車場に着くと、満車の一歩手前
あぶなく遠い駐車場にまわされるところだった
綺麗な水洗便所で体調も万全。1100円(100円は林道維持協力費)のバスチケットを買い、5時30分の発車時間を待っていると朝日が昇ってきます
バスは1台目満車 2台目が6割ほどで、3台目も準備されていたので、立ちっぱなしは無さそう。
バスに揺られ うとうと居眠りしながら約1時間で広河原に到着。さすが有名な登山基地で、人がわいわい居る
北沢峠行きにバスを乗り継ぐ方も沢山居ます。
<広河原から二股>
吊り橋を渡り、大樺沢に沿って進む。北岳を見上げ、豪快な崖崩れを眺めながら登ります
沢に沿って登るので冷たい沢風が吹いていて、樹林帯の尾根筋に比べて涼しく歩ける気がする。
視界が開けて二股に到着。ここまでは楽しい散歩道
チップトイレがあり、しばし休息。
半年前に行った鳳凰山が正面に見える。
<二股から八本歯のコル>
左股ルートを雪渓に沿って登ると徐々に斜度がきつくなり、そのうち梯子の連続となってくる
こんな所に梯子を架けた人はすごい えらい 大変ありがたい
徐々に酸素が薄くなって来たのか、頭もフラフラしてきた。
数歩登って立ち止まり ぜーはー深呼吸を繰り返す。
途中の見晴らしでは迫力のバットレスが間近に見え、クライマーの声も聞こえる。
なんとかフラフラしながらコルに到着。 登る前は南にちょっと縦走しちゃおうか などと考えていたがそれどころでない。
稜線に出る頃には雲がわいてきて、中白根山が見えたのは一瞬だけ
西側はまだ雲が無く、仙丈ヶ岳と伊那の市街が見渡せる。
<北岳山頂>
数十人のご年輩パーティーが山頂に。みなさんとても元気です
さらに雲が沸いてきて甲斐駒は見えず、まあとりあえず昼食を
スピード・軽量飯を食べながら、えーっと 帰りの広河原最終便は何時だっけ・・ 思考がかなり低下している。
あれ?16:40発は8月で終わってるじゃん。すると16:10が最終便で・・広河原までのコースタイムは・・約5時間弱 えっ
やばいやばいと 食後のまったりを切り上げ、早々に下山開始
<山頂から白根御池 広河原 芦安駐車場>
しばらくは気持ちいい稜線を歩き、小太郎分岐から右に下ると、二股・白根御池の分岐
せっかくだから白根御池を周回して下ります
草すべりを下りながら、ふと疑問 なんでここだけ樹木が生えないの?
両側は森なのに、なぜかここだけ草花だけが生えている
とても綺麗な白根御池小屋に付くと、おいしい湧き水が飲み放題
沢山呑んで足を休め、さあ出発。
途中で杉の木に豪快な引っ掻き傷が・・・どうみても熊ですな。 うーん 暗くなる前に早く下りよう
最終便の時間にも余裕が出てきたので、ベンチでちょこちょこ休みながらのんびり下り、広河原に15時30分着
そこに、ちょうど3名分の空席がある乗合いタクシーが居て、すぐに出発 ラッキーでした。
サービスのコーラとかりんとうを頂きながら、運転手さんにいろいろ話を聞く
一番知りたかったこと→ 最終便に間に合わない人は居ますか?
毎日のように居るそうな。
そんな時は個別に下からタクシーに来てもらい、芦安まで7000円くらいかかるらしい。
それも夜叉神ゲートが締まるまでで、18:30頃にゲートが閉まるとタクシーも入って来ないので、芦安までの約25kmを歩いて帰るしかないと
そりゃ大変だ
<温泉とごはん>
芦安から下ってすぐの町営金山沢温泉(¥550)洗い場は少ないが、空いていた
夕飯は、以前薬師岳帰りに立ち寄った、台湾料理吉祥に
相変わらずの豪快な盛りで、おいしく満腹
<帰路>
中央道は相変わらず 大月から30kmの大渋滞
都留で下り、秋山街道に入り、藤野 篠原を抜けて21時に帰宅
皇太子が北岳に来たおかげで、林道も山小屋も見違えるほど整備されたとか。
ぜひ、いろんな山に行って頂きたいです
今回は北岳のみで力付きたが、いつか稜線を南下して、間ノ岳 農鳥岳を縦走したいものです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する