白馬連峰縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,547m
- 下り
- 3,144m
コースタイム
5:00白馬岳頂上山荘-8:30天狗山荘-9:30天狗の大下り-13:30唐松岳山頂
4:00唐松岳テント場-9:00アルプス平
天候 | 9/15 朝晴れ、その後ガス・雨 9/16 夕方まで晴れ 9/17 ずっとガス・雨・強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
不帰は思っていたよりも険しく感じました。ヤマケイアルペンガイドには経験者と一緒なら初心者でも問題ないということが書かれていましたが、初心者ではちょっと厳しくないか?という感想を持ちました。 今回一番驚いたのは天狗の大下りの傾斜のきつさと高低差です。下り道だったので問題はありませんでしたが、下りきってから振り返ると圧倒されます。逆ルートだったら目前まで来て「これを登んなきゃいけないの?」と心が折れてしまう気がします。 |
写真
感想
秋の3連休を利用して、いつか生きたいと思っていた不帰の縦走路を行くことにしました。
3連休ということもあり、駐車場の混み具合を心配していたのですが、今回の縦走のゴール地点となるエスカルプラザは、スキー客用の駐車場を持つだけあり駐車台数は全く問題ありませんでした。夜中に駐車場入りするので、夜中に駐車場が開放されているかも心配だったのですがこちらも問題ありませんでした。
駐車場からは徒歩で20分ほど歩いてJR神城駅に向かいます。朝一番の白馬方面の電車5:34発ムーンライト信州号に乗って白馬駅に向かいます。同じようなアプローチを考えている人もいるだろうと思っていましたが、神城からの乗客は他にはいませんでした。更には駅員さんもいなかったので切符も買えず、切符のないまま特急列車に乗り込みました。6分ほどしか乗らない特急列車の移動でしたが、いつか乗りたいと思っていた大糸線に乗れてうれしい思いでした。白馬駅では乗車賃を精算します。
白馬駅からは栂池行きのバスに乗ります。八方からも乗客が多く乗ってきてバスの中は満員状態です。座席が狭く、みんな大きなザックを持って乗り込んでいるのでバスの中はギュウギュウです。
栂池から登山を始めると白馬大池を過ぎて稜線に出た頃には完全にガスに包まれてしまいました。白馬岳頂上宿舎についた頃には雨も降ってきました。3連休だけあってテント場は満員状態です。やっと見つけた斜めになっている場所を整地していると、隣のテントの方が雨の中整地を手伝ってくださいました。夜中に猿倉から登ってきたとのことで、この日一番にテント場に入ったようです。山での親切が身にしみます。ありがとうございました。
2日目は朝から夕方まで天気がよく、不帰をいいルートコンディションで通ることができてよかったです。不帰は思っていた以上に険しかったのですが、それ以上に天狗の大下りの高低差と傾斜には驚きました。登りルートで天狗の大下りを目の前にしたら心が折れてしまいそうです。唐松岳にテントを張りましたが、夜中になってガスが出てきて強い風が吹いています。
3日目は3:00におきて4:00にはテント場をあとにしました。暗いうちに牛首を通過するのは少し不安でしたが、あまり問題はありませんでした。むしろルートを迷う場所が何箇所かあったのでそちらの方が心配です。稜線で強風が吹いているのも少し怖いものがありました。
眺望がないのと、帰りの中央道の3連休渋滞がひどくなる前に帰りたかったので、とにかく早く下山することだけを考えてアルプス平まで降りました。
下山後はエスカルプラザで、登山中ずっと飲みたかったコーラとストロベリーのソフトクリームを食べて登山を締めくくりました。
帰りはゆーぷる木崎湖で温泉に入りました。ジャグジーがあるので登山でぼろぼろになった体にとてもよいです。施設がきれいで、露天風呂もありとても気に入りました。施設内にレストランもあったので食事をしたかったのですが、11:00からじゃ内と食事はできないということなのであきらめました。
帰り道は白馬方面に出かけたときにいつも寄り道する、松川の道の駅により昼食を食べました。
豊科ICには12:00につきましたが、結局渋滞につかまり家に着いたのは18:00過ぎとなりました。
体は相当疲れましたが、満足のいく山行となりました。
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