【写真追加!】扇沢より鹿島槍ヶ岳〜五竜岳縦走

2012年09月21日(金) 〜 2012年09月23日(日)

• GPS: 51:34
• 距離: 27.1km
• 登り: 3,029m
• 下り: 2,885m

コースタイム

9/21
6:38扇沢駅駐車場-6:56登山口-11:05種池小屋12:08-13:18爺ヶ岳南峰-13:41中峰-14:19冷池山荘
9/22
3:18冷池山荘-4:50布引山-5:45鹿島槍ヶ岳南峰6:15-6:45北峰6:59-8:10八峰キレット-8:30八峰キレット小屋9:22-
13:47五竜岳14:01-14:51五竜山荘
9/23
6:15五竜山荘-6:23白岳-7:08西遠見山-7:47大遠見山-8:30中遠見山-8:47小遠見山分岐-9:52白馬五竜テレキャビン山頂駅

天候

9/21　雨/曇り
9/22　晴れ
9/23　雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

扇沢から冷池山荘を経由して鹿島槍ヶ岳南峰までは非常に整備された道です。
危険なところは殆どありません。
鹿島槍南峰を吊尾根に下るところから岩場の急斜面が現れます。
吊尾根から北峰の登りはそれほどでもありません。
吊尾根から八峰キレット方面も岩場の急斜面が沢山あります。
鎖やハシゴも沢山あります。
慎重に歩みを進めて下さい。
八峰キレットは高度感がありちょっと怖いですが、鎖を頼りに慎重に進めば特に問題ありません。
キレット小屋の手前も急斜面で、多少浮石もありますので注意が必要です。
キレット小屋から先も沢山の岩場、鎖場、ハシゴがあります。
五竜岳手前G5付近も岩登りが多数あり危険です。
五竜岳から五竜山荘に向かう部分もハシゴ、鎖場があり浮石に注意しながら進む必要があります。
五竜山荘から遠見尾根方面への下りでも、何度も岩場の鎖場があります。
斜度は少し緩めですが、雨天時など注意が必要です。

写真

9/21 6:57

扇沢からの登山口

9/21 8:19

9/21 8:22

ケルン

9/29 15:52

このような標識がいくつかあり、楽しめました。

9/21 10:04

9/21 10:13

9/29 15:52

アザミ沢。本当にアザミがとてもきれいでした。

9/21 10:19

9/29 15:52

9/21 11:00

9/21 11:35

種池山荘

9/21 11:37

9/21 12:05

生ビールは今夜の宿まで我慢・・・

9/21 12:07

9/21 12:10

9/21 12:11

9/21 12:14

紅葉も所々始まりました。

9/21 12:15

爺ヶ岳への登り

9/21 12:16

9/21 12:20

9/21 12:27

9/21 12:43

9/21 12:53

爺ヶ岳南峰

9/21 12:59

9/21 13:01

9/21 13:15

9/21 13:16

爺ヶ岳中峰

9/21 13:32

9/21 14:11

冷池山荘到着

9/21 14:13

9/21 14:15

9/21 16:29

9/21 17:00

冷池山荘の夕食

9/21 18:36

談話室
「岳」最終巻有り。（笑）

9/21 18:38

キレイな館内。

9/21 18:39

9/21 18:41

9/21 18:45

9/29 15:54

9/22 5:15

9/22 5:18

薄っすらと明るくなり現れた剱と立山。

9/22 5:25

9/22 5:27

9/22 5:42

鹿島槍南峰より北峰を望む。日の出間近。

9/22 5:46

南峰三角点

9/22 5:48

9/22 5:50

9/22 5:55

9/22 5:56

これから向かう五竜岳。後には白馬岳。

9/22 5:56

鹿島槍山頂とバックの剱、立山連峰。

9/22 6:08

剱の岩壁に映し出された影鹿島槍！

9/22 6:10

歩いて来た尾根を振り返る。

9/22 6:10

俺って脚長〜い！（笑）

9/22 6:21

9/22 6:32

9/22 6:45

9/22 6:46

9/22 6:55

朝日の下には雲海。

9/22 6:56

剱の山頂に幻想的な白い雲。

9/22 7:19

9/22 7:20

鹿島槍からの下り

9/22 7:26

鹿島槍南峰と北峰を振り返る。

9/22 7:38

9/22 7:39

9/22 7:41

9/22 8:05

9/22 8:06

9/29 15:54

9/22 8:07

9/22 8:08

9/22 8:18

下を見ないように…

9/22 8:21

キレット小屋

9/22 8:27

9/22 8:28

立派なキレット小屋

9/22 9:22

9/22 9:40

9/22 9:42

9/22 9:56

ひたすらに三点支持で慎重に。

9/22 11:21

9/22 11:22

9/22 12:11

9/22 12:36

9/22 12:40

9/22 12:45

9/22 12:50

9/22 12:51

9/22 12:55

9/22 12:56

五竜岳最後の急登。

9/22 13:45

9/22 13:49

9/22 13:49

五竜山荘とテン場。

9/22 14:10

やはり鎖場の急斜面を下ります。

9/22 14:36

9/22 14:46

9/22 14:47

五竜山荘。

9/22 14:52

受付

9/22 17:46

名物？のカレー

9/23 5:45

9/23 5:47

9/23 5:48

自炊室。飲み水も使えました。

9/23 5:49

食堂

9/23 5:55

雨の中を下山

9/23 7:22

9/23 7:32

登山道も川となってした。

9/23 9:36

9/23 9:38

リフト乗り場

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

D200 ニコン

感想

pinoko

20日（木）自宅を出発。650キロをひたすら走り扇沢へ2時頃到着。
とりあえず仮眠をして、5時には起床。。。完璧寝不足(~_~;)しかも、雨降ってるし・・・
雨が止む事を期待しながら、車を回送屋へ預け、準備を整え　いざ出発！
種池山荘までの道のりは然程、急登もなく途中にはいろいろな看板があったりと
とても整備されていて、歩きやすく楽しめました。
雨も上がり段々と霧も晴れて景色も見渡せる様になりテンションもアップ(#^.^#)
種池山荘で昼食を取り、冷池山荘へ。
冷池山荘は平日という事もあってか、8人部屋に4人だけ。
明日は朝早いし長丁場なのでゆっくり眠れる〜！！！

nakamu

今年初のアルプスは、鹿島槍と五竜の縦走とちょっと難易度が高かったです。
扇沢出発時は生憎の雨でしたが、種池に着くころには上がりました。
徐々に展望も開け、整備の行き届いた登山道を順調に進み夕方前に冷池山荘に到着。無事に生ビールにありつけました。
夕方には談話室にある売店もオープンしますので、生ビール飲み放題です！（笑）
翌日は長い行程の為に、まだ暗いうちから出発。
雲があるものの、星も見られまずまず。
昨日歩いた爺ヶ岳の3つの頂きが、バックの夜景の中に薄っすらと浮かび上がっていました。
そして暗いうちに布引山に到着。視界も無いことから、小休止の後に出発します。
鹿島槍南峰への登りをゆっくりと進みます。
東の空が徐々に明るくなり…そして山々のシルエットが濃さを増して来ます。
稜線上から鹿島槍を正面に左側に何やらカッコイイ岩の塊のような山が見えて来ました・・・剱です。
急峻な沢には雪渓も沢山残っています。
流石岩と雪の殿堂です。
そんな景色に癒されながら、ウキウキな気分で進み鹿島槍南峰に到着。
日の出の時間は過ぎていましたが、太陽はまだ地平線上の雲の中でした。
太陽が出るのを待ちながら、360度のパノラマを堪能します。
もちろん憧れの槍ヶ岳や穂高岳も見られました。
いつまでもここに居たいのですが・・・
そうも言ってられないので、次の北峰を目指します。
ここから本格的な岩場の急斜面が始まります。
そして北峰に到着。先程居た南峰を望みます。
10分ほど景色を堪能し、いよいよ八峰キレットに向けて進みます。
何度も何度も急な岩場、鎖場、梯子を通り過ぎ八峰キレットを通過します。
高度感はありますが、慎重に歩みを進めれば特に問題ありません。
思ったよりも恐怖感も無かったです。
その後すぐにキレット小屋に到着。
朝食の為に大休止です。
剱を眺めながら贅沢な朝食時間を過ごします。
そして再び五竜に向けて出発。
やはり何度も何度も急峻な岩場の登り下りを繰り返します。
八峰キレットよりも危険に感じられるところもありました。
五竜岳山頂直下の登りもかなりキツイ感じでした。
やっとのことで五竜岳山頂に到着。
この頃にはガスが濃くなっており、周辺の景色を堪能することが出来ませんでした。
軽く休憩を済まし、宿泊場所の五竜山荘に下ります。
ここからは余裕だろうと勝手に考えていましたが、山頂直下はやはり急峻な岩場の連続で鎖場だらけでした。
やっとの思いで五竜山荘に到着。
約12時間の行程が終わりました。
待ちに待ったビールで今日の日をゆっくり振り返ります。
山荘は結構な混雑で夕食も数回に分けられていました。
布団も1人1枚行き渡らず…長い行程の疲れから早めに就寝しました。
翌朝は5時半から朝食の列に並び、初回組で食べられました。
準備をし約1時間後に出発。
生憎の雨で視界も無いことからどんどん下ります。
ここからも何度か鎖場が出現し、団体の方々が渋滞を作っていました。
何とかパスさせて貰い、さらにどんどん進みます。
そしてやっとのことで白馬五竜スキー場に到着。
リフトは使わずにゴンドラのみ使用しました。
ゴンドラ頂上駅付近のお花畑には、なんとまだコマクサが咲いていました…びっくり。
前後は雨に降られましたが、メインイベントの鹿島槍〜五竜間は絶景も見られたのでホントに良い山行となりました。
これでまたアルプス行きたい病に掛かりました…（笑）