記録ID: 228428
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
前穂高〜奥穂高〜涸沢岳 重太郎新道を登る！の巻
2012年09月24日(月) 〜
2012年09月26日(水)
長野県
岐阜県
YMNBRer
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 49:23
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,503m
- 下り
- 2,496m
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一日目
12:40河童橋出発 → 13:00岳沢登山口 → 13:40風穴 → 15:15岳沢小屋到着
二日目
5:30岳沢小屋 → 8:30紀美子平 → 9:00〜9:30前穂高岳山頂（休憩） → 11:50〜12:40奥穂高岳山頂（休憩） →
13:20穂高岳山荘 → 14:00〜15:20涸沢岳山頂（休憩） → 15:50穂高岳山荘到着
三日目
5:10穂高岳山荘出発 → 5:30〜6:30涸沢岳山頂（休憩） → 7:00穂高岳山荘 → 9:00涸沢小屋 →
10:30本谷橋 → 11:20〜11:50横尾（休憩） → 12:45徳沢 → 13:20明神 → 14:00河童橋到着
12:40河童橋出発 → 13:00岳沢登山口 → 13:40風穴 → 15:15岳沢小屋到着
二日目
5:30岳沢小屋 → 8:30紀美子平 → 9:00〜9:30前穂高岳山頂（休憩） → 11:50〜12:40奥穂高岳山頂（休憩） →
13:20穂高岳山荘 → 14:00〜15:20涸沢岳山頂（休憩） → 15:50穂高岳山荘到着
三日目
5:10穂高岳山荘出発 → 5:30〜6:30涸沢岳山頂（休憩） → 7:00穂高岳山荘 → 9:00涸沢小屋 →
10:30本谷橋 → 11:20〜11:50横尾（休憩） → 12:45徳沢 → 13:20明神 → 14:00河童橋到着
| 天候 | 9/24 曇り 25 晴れ時々曇り 26 快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
行きは，新宿7:30発の朝便で12:00頃に上高地バスターミナルに到着。 帰りは，上高地16:30発の便で21:30頃に新宿駅西口に帰着。 料金は片道6000円でした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
バスターミナルに手荷物預かりがあります。1日350円。 帰りの着替えを預けて出発しました。 一日目 ・河童橋〜岳沢小屋 危険箇所なし。樹林帯の中をひたすら登ります。 二日目 ・岳沢小屋〜紀美子平（重太郎新道） 鎖場，ハシゴ，急登の連続！ 噂通りの難路で登りごたえ十分です。 ・紀美子平〜前穂高岳 ひたすらガレ場をよじ登ります。 ・紀美子平〜奥穂高岳 何カ所か鎖場とハシゴあり。 ・奥穂高岳〜穂高岳山荘 山荘手前での落石に注意！ 石を落とすと山荘に直撃しそうです。 ・穂高岳山荘〜涸沢岳 危険箇所なし。 三日目 ・穂高岳山荘〜涸沢（ザイテングラート） 何カ所か鎖とハシゴがあるものの，そんなに危険な箇所はなし。 ・涸沢〜本谷橋 危険箇所なし。長い下りが膝にこたえます。 ・本谷橋〜河童橋 ひたすら長ーい平坦路。徳沢あたりから一般観光客が増えます。 下山後は，上高地温泉ホテルで入浴＆着替え。大人800円，タオル200円，バスタオル700円。 露天風呂は，白濁した微鉄臭のある温泉の掛け流しです。内風呂は水道水？ |
写真
登山口から岳沢小屋までは，岳沢ヒュッテ時代の案内看板があります。
岳沢小屋は二年前に再建されたばかりの新しい小さい山小屋です。
宿泊は予約必須。
上が宿泊棟で，下が食堂，売店，受付のある本館。
宿泊は予約必須。
上が宿泊棟で，下が食堂，売店，受付のある本館。
発電機を動かす夜と朝の時間帯は，受付前のコンセントで携帯を充電させてくれます。ドコモ用の充電器が備え付けられています。
ちなみに，岳沢小屋ではソフトバンクも電波が入りました。
岳沢小屋から先は，当然，圏外でしたが。
9/24 17:55
発電機を動かす夜と朝の時間帯は，受付前のコンセントで携帯を充電させてくれます。
ドコモ用の充電器が備え付けられています。
ちなみに，岳沢小屋ではソフトバンクも電波が入りました。
岳沢小屋から先は，当然，圏外でしたが。
ドコモ用の充電器が備え付けられています。
ちなみに，岳沢小屋ではソフトバンクも電波が入りました。
岳沢小屋から先は，当然，圏外でしたが。
有名なへし曲げられたハシゴ。
重太郎新道を登る場合，矢印方向から来て，このハシゴを下ります。
重太郎新道を登る場合，矢印方向から来て，このハシゴを下ります。
紀美子平。
前穂高へ登る人は，ここでザックをデポして往復します。
前穂高へ登る人は，ここでザックをデポして往復します。
前穂から紀美子平へ下る途中で撮影。
ルートがわかりづらいですが，丸印を追いかけていけば大丈夫。
ルートがわかりづらいですが，丸印を追いかけていけば大丈夫。
穂高岳山荘。
ここで石を落とすと小屋に直撃しそうです。
気をつけて慎重に下る。
ここで石を落とすと小屋に直撃しそうです。
気をつけて慎重に下る。
初めて来たのになんか見たことがあると思ったら，『岳』の岳天山荘だった。
山荘から見た白出沢。
道中，ガレ場以外に何もないというストイックなルートのようです。
道中，ガレ場以外に何もないというストイックなルートのようです。
人生二度目のブロッケン現象。
一度目は先月に北岳で。二度目は落ち着いて撮影できました。
一度目は先月に北岳で。二度目は落ち着いて撮影できました。
槍と北アルプスの山々！
これを見るために穂高に来ました。
この日は太平洋側に雲があったため，キレイな朝焼けにはならず。
また来よう。
これを見るために穂高に来ました。
この日は太平洋側に雲があったため，キレイな朝焼けにはならず。
また来よう。
北穂行きを諦めたルンゼ状の鎖場。先行者の方の赤いザックが見えます。
目的の景色も見たし，重太郎新道も登ったし，十分でしょう。
と，一人言い訳して山荘に引き返しました。
1
9/28 0:16
北穂行きを諦めたルンゼ状の鎖場。
先行者の方の赤いザックが見えます。
目的の景色も見たし，重太郎新道も登ったし，十分でしょう。
と，一人言い訳して山荘に引き返しました。
先行者の方の赤いザックが見えます。
目的の景色も見たし，重太郎新道も登ったし，十分でしょう。
と，一人言い訳して山荘に引き返しました。
山荘に戻ると，これから奥穂に向かう人達が山荘横の岩場に取り付いているところでした。
山荘の方たちがヘリに載せる荷物（ゴミ？）を用意しているところ。
この日の朝は結構な強風でした。
この日の朝は結構な強風でした。
ヘリ到着。
一分もかからずに，荷物を吊り替え，飛び去って行きました。
一分もかからずに，荷物を吊り替え，飛び去って行きました。
パノラマ新道への分岐。
岩稜経験者以外立入禁止という警告があります。
岩稜経験者以外立入禁止という警告があります。
本谷橋から横尾までは写真のような細い（といっても登山道としては普通の幅の）平坦路。
横尾山荘の吊り橋
横尾から上高地までは広い延々と続く林道を歩きます。
横尾から上高地までは広い延々と続く林道を歩きます。
上高地に長期滞在しているアマ画家の渡辺さん。写真を撮っていいか尋ねると，この笑顔。
渡辺さんのことを取材した新聞記事のコピーをもらいました。
宛先に「上高地 千葉から来ている画家様」と書くだけで，このテントまで郵便が届くそうです。
なぜか「ホームレスじゃないよ」と強調していました。
1
9/29 8:53
上高地に長期滞在しているアマ画家の渡辺さん。
写真を撮っていいか尋ねると，この笑顔。
渡辺さんのことを取材した新聞記事のコピーをもらいました。
宛先に「上高地 千葉から来ている画家様」と書くだけで，このテントまで郵便が届くそうです。
なぜか「ホームレスじゃないよ」と強調していました。
写真を撮っていいか尋ねると，この笑顔。
渡辺さんのことを取材した新聞記事のコピーをもらいました。
宛先に「上高地 千葉から来ている画家様」と書くだけで，このテントまで郵便が届くそうです。
なぜか「ホームレスじゃないよ」と強調していました。
二日ぶりの河童橋。二日前は大自然の中にやってきたという高揚感がありました。
同じ風景でも，下山後は人里に帰ってきた感じがします。
登山者だけが味わう感傷かもしれません。
9/26 13:54
二日ぶりの河童橋。
二日前は大自然の中にやってきたという高揚感がありました。
同じ風景でも，下山後は人里に帰ってきた感じがします。
登山者だけが味わう感傷かもしれません。
二日前は大自然の中にやってきたという高揚感がありました。
同じ風景でも，下山後は人里に帰ってきた感じがします。
登山者だけが味わう感傷かもしれません。
上高地温泉ホテル。
日帰り入浴は，正面玄関ではなく，足湯横の自販機で入浴券を買い，日帰り入浴用の入口から中に入ります。
日帰り入浴は，正面玄関ではなく，足湯横の自販機で入浴券を買い，日帰り入浴用の入口から中に入ります。
感想
もともと，さわやか信州号の夜便を使って上高地に入り，その日のうちに涸沢まで行く予定が，夜に予定が入りキャンセル。
急遽，朝便で上高地に入り岳沢小屋で一泊，重太郎新道を登って奥穂から涸沢に抜ける，予定とは逆周りのコースに変更しました。
そして，重太郎新道は噂通りのキツイ難路でした。
長いハシゴに，ザックが擦れそうなくらい狭い鎖場もあり，危険箇所も満載です。
しかも，途中で休憩できそうな広い平らな場所は，カモシカの立場と雷鳥広場くらいしかありません。
ちなみに岳沢小屋のブログでは，重太郎新道を登りに使うようオススメしていました。
http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/2012/07/post-255.html
確かに，下りでは鎖場で足元がよく見えない分，危険が増す気がします。
二日目に泊まった穂高岳山荘で同部屋の方に北穂高経由で涸沢に下るルートを勧められ，三日目はその気になって早立ちしましたが，涸沢岳山頂部から垂直に下るルンゼ状の鎖場に怖気づき，撤退…。
結局，山荘に戻ってザイテングラート経由で涸沢に下りました。
それでも，雲ひとつない早朝に涸沢岳山頂に行ったおかげで，槍ヶ岳と北アルプスの雄姿を眺められたので良しとします（負け惜しみ）。
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Rock08 さん
やはりヤマレコをされていたんですね！
こちらこそ度々声をかけていただき，ありがとうございました。
おかげさまでソロの寂しさを全く感じませんでした。
あの後，北穂まで行かれたんですね。流石です。
膝を痛めた若い方と，岳沢小屋でご一緒したベテランの方には上高地への道中でお会いしたので，kawakabuさんは先に下りたはずなのにどこへ行かれたのだろうと勝手に心配していました（笑）
登山に多少のケガは付き物かも知れませんが，滑落は怖いですね。
安全登山，肝に銘じます。
また，どこかの山でお会いしましょう
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