南八ヶ岳縦走+おまけ
- GPS
- 51:55
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,425m
- 下り
- 1,870m
コースタイム
9/28(金) キレット5:10→7:10赤岳8:00→9:55横岳9:55→11:00硫黄岳11:00→12:00夏沢峠13:15→14:55東天狗14:55→17:00黒百合平(テント泊)
9/29(土) 黒百合平7:40→7:45中山峠7:45→8:55にゅう9:10→10:25白駒池11:10→11:40麦草峠
天候 | 9/27(木) 晴 9/28(金) 晴→雨→晴 9/29(土) 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
9/27(木) 小淵沢6:45→(タクシー)→7:15観音平 9/29(土) 麦草峠11:55→(バス)→12:59茅野13:26→(電車)→13:58小淵沢 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2泊3日、テント泊。観音平〜蓼科山の全山縦走を目標としたが、今回は体力と相談して南八ヶ岳+αで下山。 危険個所は特に無いが、雨天時の梯子や鎖、濡れ石が怖かった。 キレットの水場は枯れていたが、小屋にてタンクの天水を無料で分けて頂いた。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
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写真
感想
以前から友達のmatsumoと計画していた八ヶ岳山行。
自分は大学以来12年振り、matsumoは初の縦走。
2泊3日、テント泊。会社を2日休み、気合充分で臨む。
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9月25日水曜、平日の夜に最終電車で小淵沢へ。
駅に着くと、改札で宿のご主人が出迎えてくれる。
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9月26日朝、6時起床。宿のご主人が起こしに来てくれる。
チェックアウト時、淹れてもらったコーヒーが最高に美味しい。
これから始まる山行に一層期待が高まる。
タクシーで観音平へ。平日にも関わらず10台近くの車があった。
登山届を投函。7時45分、行動開始。
この日は天気予報が外れ、終始好天に恵まれた。
編笠岳山頂では多くの登山者と共に全方位、鮮やかな景色を楽しんだ。
キレットのテン場は我々の貸切。
ウィスキーのお湯割を片手に、夕暮れに溶けていく山を見送った。
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9月27日朝、3時半起床。満天の星空。気温は思ったより高い。
少しずつ明るくなる空を感じながらゆっくりと支度。
5時10分、行動開始。
今日は今回の縦走のメインイベント、南八ヶ岳核心部の尾根歩きが待っている。
ヘッデンの灯りを振りながら一気に赤岳山頂を目指す。
遠くの雲海、薄らいでいく月、モルゲンロート。
ところが、2500Mを越えた辺りから急激にガスが立ち込める。
視界不良の中、赤い色の岩をよじ登っていく。
赤岳山頂は霧の中。横風に細かい雨が混じって身体を濡らす。
頂上小屋中はガスが使えず、岩陰に隠れるようにしてコーヒーを流し込む。
レインを装着し、行動再開。
地蔵の頭で手を合わせ、濃密なガスに包まれた横岳山頂をやり過ごす。
濃霧の中から次々に浮かび上がるケルンを紡いで硫黄岳山頂に立つ。
やはり、何も見えない。
休業中のヒュッテ夏沢の軒先を借りて昼休憩。
向かいの山彦荘も閉まっていた。
ここで、残りの行程と時間を勘案し、この日の目的地を白駒池から黒百合平に変更。
東天狗を越え、雨上がりの道を黒百合平に向けて下っていく。
予想外の岩稜に手こずりながらも無事に到着。
黒百合ヒュッテ。水洗トイレなど、快適な設備に驚く。
キレットと打って変わり、小屋は宿泊客で賑わっていた。
テント泊は我々の他に一組。
雨は完全に上がり、空は橙から紫に変わろうとしている。
テントを設営し、小屋で生ビールを注文、乾杯。
疲れた身体の隅々までアルコールが行き渡る。
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9月28日朝、5時半起床。すでに空は明るい。
全山縦走は断念、この日は麦草峠で下山することに決めていたので、
朝はゆっくりと過ごす。
7時40分、行動開始。
苔生す森の中、緩やかに下っていく。
1時間ほどでにゅう山頂に到着。
不思議な名前に惹かれて立ち寄ったのである。
しかし、予想外の素晴らしい眺望。
とても好きな山になった。
再び森の中を歩くこと1時間、白駒池に到着。
真っ青な空が鏡のような池の水面に映し出される。
湖畔のロッヂ、白駒荘でソフトクリームを食す。
11時40分、麦草峠に下山。
バスで茅野駅まで移動。
茅野駅で立喰蕎麦を食し、小淵沢まで電車に揺られ、スパティオ小淵沢で温泉につかる。
食事処で瓶ビールの乾杯、定食を平らげる。
帰りは小淵沢から特急で新宿へ。
2泊3日、充実した山行だった。
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謝辞 (to matsumo)
1年前、matsumoに誘われなければ登山、まして縦走なんて再びすることはなかったと思う。
素晴らしい世界に引き戻してくれてありがとう。
今回初めての縦走、痛む膝を押しての頑張りはすごいと思った。
タイムマネジメント厳しめでごめん。
また、縦走やろう。
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謝辞 (to 泉園のご主人)
到着時、午前0時を過ぎていたにも関わらず駅まで迎えにきてくださり、とても助かりました。
翌朝のモーニングコール、美味しい珈琲、荷物の保管、最終日はスパティオまでの送り届け
何から何まで甘えてしまってすみません。本当にありがとうございました。
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