日本2位の北岳と日本4位の間ノ岳

2012年10月19日(金) 〜 2012年10月20日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 14.7km
• 登り: 2,119m
• 下り: 1,887m

コースタイム

1日目　7:50広川原-10:10大樺沢二股-13:10八本歯のコル-14:10吊尾根分岐-14:50北岳-15:25吊尾根分岐-16:08北岳山荘
2日目　6:30北岳山荘-7:00中白根山-8:00間ノ岳-9:37北岳山荘　10:20北岳山荘-11：33八本歯のコル-13:18大樺沢二股-15:06広河原

天候

両日とも快晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

自家用車で芦安第2駐車場。ここから先マイカー規制のためバス（1時間弱）にて広河原まで。
帰りは乗合タクシーで芦安第2駐車場へ

コース状況／危険箇所等

登山道自体ははっきりている。また、道標やリボンも随所にあるので迷うことはない。しかし、大樺沢二股から八本歯のコルまでの登山道の上四分の一はほどは積雪がある。また、ところによっては凍結している所もあり滑りやすい。アイゼンがある方がのぞましい。八本歯のコルから北岳。北岳から間ノ岳の稜線も所によっては積雪がある。
登山ポストは広河原インフォメーション内にある。
トイレは広河原インフォメーション内と山小屋にしかない。地図には大樺沢二股にバイオトイレ有りの記載があるが、行も帰りも見つけることが出来なかった。
下山後の温泉は芦安駐車場にある。

写真

10/19 6:29

芦安第2駐車場の路線バス乗り場

10/19 7:52

広河原から臨む八本歯のコルと北岳

10/19 7:53

広河原インフォメーション

10/19 7:55

広河原から臨む八本歯のコルと八本歯ノ頭

10/19 7:58

広河原　野呂川にかかる吊り橋。これを渡ると右側に広河原山荘が見えてくる。

10/19 8:00

広河原山荘前の道標

10/19 8:29

10/19 8:40

大樺沢の左岸沿いの登山道を登っていく

10/19 8:45

大樺沢の左岸沿いの登山道からみた八本歯のコルと北岳

10/19 9:30

10/19 9:32

要所要所に道標があるのでありがたい

10/19 9:37

鉄製パイプ橋。うかっと歩いていると橋を渡って自然と左に進んでしまう。しかし、そこは行き止まり。橋を渡る途中で右前方を見ると岩に赤ペンキで矢印。右に行け。この道は少しわかりにくい

10/19 9:44

カツラなどの黄葉が綺麗

10/19 9:51

イタヤカエデの黃葉

10/19 9:52

ヤマホタルブクロ

10/19 9:54

八本歯のコルが近づいてきた

10/19 9:57

ナナカマドの赤い実

10/19 9:58

大樺沢の由来のダケカンバ

10/19 10:08

クガイソウ（九蓋草）

10/19 10:14

大樺沢二股。ここで一息

10/19 10:25

10/19 10:39

二股を過ぎてからの大樺沢

10/19 10:56

ナナカマドの赤い実と青空

10/19 11:00

大樺沢右岸に広がる雪渓。これを遠めに見ながら登っていく。

10/19 11:27

この日の昼食はおにぎり。レトルトパックのコンビニおでんと味噌汁。エネルギー補給

10/19 12:14

大樺沢の上部には氷が見られる

10/19 12:22

もう少しで八本歯のコルあたりから雪が。

10/19 12:36

ステップを切りながら登っていく

10/19 12:39

10/19 13:10

八本歯のコル

10/19 13:13

10/19 13:26

八本歯のコルから北岳に向かう登山道にあるはしご

10/19 13:27

振り返れば八本歯ノ頭の向うに富士山が

10/19 13:55

北岳山荘トラバースとの分岐点

10/19 13:55

10/19 14:01

10/19 14:14

吊り尾根分岐点。北岳山頂までコースタイムでは20分。実際は雪が多く40分かかる。写真を取る余裕もなし

10/19 15:05

やっとのことで北岳山頂。標高日本2位の山頂

10/19 15:05

標高日本2位の山。北岳から日本一の富士の山がくっきり見える

10/19 15:06

山頂にイワヒバリが訪問。写真にはないがホシガラスの訪問もうける・

10/19 15:30

山頂をあとにして北岳山荘に向かう相方。向うに見えるのは中白根山から間ノ岳への稜線

10/19 18:07

北岳山荘の夕食

10/20 5:52

二日目。今日も雲一つなし。ご来光を見るには最高。この日の日の出は5時51分。小屋横の気温は氷点下1℃

10/20 5:54

10/20 5:58

10/20 5:59

富士山の右。雲海よりちょっこと顔を出すお日さん

10/20 5:59

10/20 5:59

10/20 6:00

10/20 6:01

朝日による相方の影

10/20 6:02

10/20 6:37

日本第4位の間ノ岳に向かう。稜線は所により5cmぐらいの積雪

10/20 6:38

正面は中白根山

10/20 6:39

振り返ると昨夜泊まった北岳山荘

10/20 6:42

北岳と北岳山荘

10/20 7:09

西を見れば中央アルプスの山並みが

10/20 7:09

中白根山から間ノ岳

10/20 7:11

中白根山山頂

10/20 7:30

10/20 7:42

間ノ岳山頂への上り。この辺の積雪は10cmぐらい

10/20 7:50

向うに見えるは仙丈ヶ岳

10/20 8:06

間ノ岳山頂の三角点

10/20 8:20

間ノ岳山頂から臨む仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳

10/20 8:20

北岳方面

10/20 8:20

中央アルプス

10/20 8:22

間ノ岳山頂にある農鳥岳方面への道標

10/20 8:22

北岳、甲斐駒ケ岳

10/20 8:23

10/20 9:21

北岳と北岳山荘

10/20 9:39

再度北岳山荘に。ここでコーヒーブレイク

10/20 10:45

北岳山荘からトラバース道を通って八本歯コルへ

10/20 10:52

トラバース道は所によって雪に覆われている。

10/20 10:58

トラバース道のはしご

10/20 11:14

10/20 11:42

トラバース道の積雪状況

10/20 11:51

八本歯コルから見た大樺沢

10/20 12:12

氷の芸術？

10/20 12:19

北岳山荘の弁当。なかなかの豪華版。ご飯は寿司飯。

10/20 12:33

大樺沢から見た鳳凰三山高峰

10/20 13:01

二股付近まで降ってくると雪山から秋山に

10/20 14:56

10/20 15:09

広河原着。向うに見えるのは広河原インフォメーション

撮影機器：

IXY DIGITAL 20 IS CANON

感想

kosho_t

兵庫県から往復14時間ほどかけて芦安まで行ったが、それに十分値する山行きであった。
　標高日本第2位の北岳、第4位の間ノ岳に登頂でき、しかも、天気に恵まれ常に日本一の富士山を常に眺められたこと。八本歯のコルから北岳。北岳から間ノ岳のコースは最高ですな。常に富士山が眺められる。また、北岳、間ノ岳も360度の大パノラマ。
　秋山と雪山が同時に楽しめたことも満足度を上げた。広河原から二股までは秋山。ナナカマドの紅葉に赤い実。ダケカンバ、カツラ、イタヤカエデなどの黃葉。黄色の絨毯を歩いているような錯覚に陥るところもあった。一方、大樺沢の上部辺りから積雪がありちょっとした雪山。アイゼンは持っていいたが自分らの判断で今回はなしで登った。しかし、今週以降に入られる方はアイゼンは必携だと思う。
　北岳山荘へのトラバース道の所で高山植物の咲いた跡がたくさん見られた。今度は花々が咲き乱れている時期に行ってみたいものである。