谷川連峰主脈縦走 夜に駆ける♪、チョット群青♪の空の下、怪物♪になるには、もう少しだけ♪・・・（by YOASOBI）
クライムジャンキー
その他1人 
体力度について
- GPS
- 14:25
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,439m
- 下り
- 2,257m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 13:07
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 14:24
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
帰りは平標山登山口駐車場から僕の車で「街道の湯」(600円)へ移動し汗を流し、谷川岳ベースプラザ駐車場に移動し解散。尚、本来であれば下山後の一番近い日帰り温泉は「宿場の湯」(600円)もしくは「雪笹の湯」(900円)なのですが、木曜日はどちらも定休日の為、仕方なく「街道の湯」となりました。また、谷川岳ベースプラザへ移動するので、「湯テルメ谷川」(630円)も考えましたが、汗で汚れた体を一時でも早く洗い流したいので、却下しました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
このコースの危険箇所は 特になし。蛇紋岩は滑るので注意、特に濡れていると要注意です。大障子ノ頭先の岩場脇（万太郎山へ向かう下り込み部分）の登山道が地滑りしていて不明瞭（黄色いペンキのマーク通り）。この岩場も滑りやすく注意が必要。（出来れば ロープか鎖があれば・・・ありませんけど・・・） 登山ポストは 平標山登山口駐車場トイレ脇と土合駅と谷川岳ロープウェイベースプラザと谷川岳登山指導センターにあります。 |
| その他周辺情報 | 「宿場の湯」(タオル無しで600円)、「街道の湯」(タオル無しで600円)がおすすめです。 |
写真
ユキワリソウ。よく皆さん ユキワリソウとハクサンコザクラを間違えていますが、簡単な判別方法は花びらの切れ込みがユキワリソウは浅いと深いが交互になっていますが、ハクサンコザクラの花びらの切れ込みはすべて一律に深いです。尚、ユキワリソウは花自体の大きさがハクサンコザクラに比べて比較的に小さいです。
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ユキワリソウ。これも 勘違いされている方がいるので、ご説明させて頂きます。雪割草(オオミスミソウ)とユキワリソウは全く違います。キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である雪割草(オオミスミソウ)という植物は、新潟県を中心とした日本海側の低山に多く自生していることが多く、メジャーどころでは『角田山』『弥彦山』に多く自生しています。
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お馴染みのマツダランプ。statatatanさんの6/10〜6/11谷川〜万太郎〜仙ノ倉〜平標(大障子避難小屋泊)のレコに詳しく載っていたので下記に転載させて頂きました。statatatanさん、勝手に転載したことをお許し下さい。僕も そして恐らく大勢の方々が 前から疑問に思っていた事に明快に答えてくれていたものですから・・・。【マツダランプ】web検索すると、「マツダ」は、アメリカのゼネラル・エレクトリック (GE) が保有する電球のブランド名で、ゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー (Ahura Mazda-) 」に由来するとのこと。
日本でのマツダランプの製造販売は、1974年までに東芝のグループ会社へ移管。
この看板も少なくとも47年前に立てられたものだ。
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【マツダランプ】web検索すると、「マツダ」は、アメリカのゼネラル・エレクトリック (GE) が保有する電球のブランド名で、ゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー (Ahura Mazda-) 」に由来するとのこと。
日本でのマツダランプの製造販売は、1974年までに東芝のグループ会社へ移管。
この看板も少なくとも47年前に立てられたものだ。
オジカ沢ノ頭手前の1,764mのピーク。因みにここは左に巻いて行きます。ご安心を・・・。でも、踏み跡らしきものが見えるので ここを真っ直ぐ進む方がいるんでしょうか？そして❝谷川ブルー❞が・・・。
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オジカ沢ノ頭手前の1,764mのピーク。ここには主脈縦走路唯一の鎖場があります。画像中央に見えます。そして❝谷川ブルー❞が・・・。
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これが さっきの❝猿岩❞ですが、南側から見ると❝人面岩❞と命名させて頂きます。誰かの顔に似ているんですが・・・思い出せない・・・。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日2,021年度第1回谷川連峰主脈縦走をdekasanさんと決行致しました。5年前nadesikoさんが主脈縦走されているのに遭遇してから始めた主脈縦走 今回で10回目となりました。西黒尾根から東から西へ8回、平標登山口から西から東へ2回。この時期の主脈稜線は早くも百花繚乱状態で、予想通りのハクサンイチゲロード・・・そして、やはりこの時期に見られる絶景の赤谷川本谷（阿弥陀沢）の斑雪（斑に消え残る雪、雪渓）は何とかガスが晴れてくれて見る事が出来ました。後半には雨と雷に襲われましたが、何とか無事にほぼ予定通りの時間に下山出来ました。
※dekasanさんとは一昨年の秋の越後駒ヶ岳でお会いし、その後連絡と取り合い昨年の秋には谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳プチ縦走を一緒に歩きました。その時に見えていた主脈縦走路をいつか歩きたいね・・・と話していたのが、今回実現いたしました。今後もスケジュールが合えば同行したいと考えています。
※以前 どなたのレコか忘れましたが、馬蹄形縦走を一週間の内に2回歩いている方に遭遇し、最初は鉄人と称していたんですが、よく考えたら鉄人ではなく、❝変態❞だと 表現されていました。この時は、なるほど・・・と同感いたしました。もちろん、最上級の誉め言葉だと僕は受け止めています。最近は日帰りでの主脈縦走や馬蹄形縦走は もはや当たり前となりつつあります。それ以上に超高速の短時間で主脈縦走したり、主脈縦走を日帰りでピストンしたり、日帰りでの柄杓型縦走や平標山〜茂倉岳（歩行距離40�卍兇世辰燭隼廚い泙后砲鯑�帰りでピストンしたりetcの猛者たちが多く見受けられます。通常はこういう方を超人とか鉄人と呼ぶんでしょうが、僕は変態と呼ぶようにしています。何度も言いますが、最上級の誉め言葉です。そして もはや変態以上の方も出て来ています。今後は こういう人の事を❝ド変態❞もしくは❝怪物❞と呼ばせて頂きます。繰り返しますが、これは超最上級の誉め言葉です。
AM2:01西黒尾根登山口スタートとほぼ予定通り。（計画ではAM2:00西黒尾根登山口スタートのPM4:00平標登山口ゴールの16時間のコースタイム）約1年振りのヘッドライトを点けての山歩きですが、慣れ親しんだ西黒尾根ですので、難なく樹林帯を進んでいきます。途中、ヘッドライトを消して頭上を見上げると北側には綺麗な星空が広がっていました。これから先にに期待が膨らんできます。予定通り少し明るくなり始めるAM4:00頃樹林帯を抜け稜線に出ました。東の空に雲は少しありますがオレンジ色に染まっています。南の空には雲が・・・そして北の空には雲一つない青空が広がっていました。眼下の湯檜曾川の上には雲海が・・・。少し標高を上げてトマノ耳〜オキノ耳を見ると、残念ながら山頂稜線にはガスが・・・。この後はガスの中を歩きます。しかし、東側の一部と北側の眺望はまずまずです。
ラクダの背〜ガレ沢ノ頭〜氷河跡〜ゴリラ岩（ザンゲ岩）をヘロヘロになりながら 何とかクリア。朝早かったので チョット固めでプチ怖かった肩の広場の雪渓をツボ足で冷や冷やしながらクリア。（日中は雪が緩んで問題無いんですが、朝早くここを通過予定の方は 心配でしたら軽アイゼンかチェーンスパイクを装着したほうが安全です）肩の小屋に到着すると、超残念なことに 360度真っ白な世界が広がっていました。当然、ここから眺める絶景のクジラの背の様な主脈縦走路はもちろんのこと、トマノ耳ですら全く見えません・・・。仕方なく小休止後、先を急ぎます。すると せめてもの慰めでしょうか・・・主脈縦走路に足を踏み入れるとハクサンイチゲを中心とする超綺麗なお花畑が出現します。この後、松手山までの間はハクサンイチゲロードがずーっと続きます。綺麗な俎��山稜川棚ノ頭もこの時点では全く見えません。仕方なく足元の花に癒されながら、ただひたすら真っ直ぐ前に進むだけでした。程なくオジカ沢ノ頭に到着。ここも 南斜面にハクサンイチゲを中心とするお花畑が出現します。ここも小休止後先に進みます。すると、左前の赤谷川本谷（阿弥陀沢）の斑雪（斑に消え残る雪、雪渓）が薄っすらと見えてきました。とっても綺麗です・・・。この後は 歩みを進めるごとに青空の範囲が広がって来て、小障子ノ頭からお花畑を過ぎ、大障子ノ頭へ到着すると、何と万太郎山や苗場山も良く見えて来ました。当然 【群青】の❝谷川ブルー❞・・・そして❝万太郎山ブルー❞・・・も綺麗に見えて来ました。
大障子ノ頭を過ぎ、最低鞍部からこのルート❝中ボス❞に相当する万太郎山への登り返しが始まります。ここも、何とか凌ぎ 登り上げます。ここ万太郎山は僕の名言「行くも地獄、戻るも地獄、万太郎山」と言う訳で 主脈縦走の中間地点です。でも、距離的には半分でも、体力的には残りは三分の一位の感じとなります。仙ノ倉山まで行けばほぼ終了みたいな・・・感じですので、この先のメーンイベント的な❝ラスボス❞のエビス大黒ノ頭を登り返せば、後はゾンビの様になりながら 惰性で平標登山口まで行けるんです。万太郎山で男性の先行者の男性1名と遭遇。今日初めて人間にお会いしました。僕達は万太郎山で小休止後、エビス大黒ノ頭を目指します。この万太郎山〜仙ノ倉山間が主脈の中で僕は一番大好きな所です。お花は沢山咲いているし、奥深い感じの眺望も大好きです。しばらく細尾根を歩くと東俣ノ頭手前辺りからお花畑の連続、ハクサンイチゲロードが続きます。越路避難小屋手前で男性1名と遭遇。平標山から主脈縦走をしている坂戸山で良くお会いしている坂戸山ラ部のNさんでした。スタート時間が2時間遅れて出発だったとの事で、エスケープルートも考えているようでした。因みに この日にお会いした方は 以上の2名だけでした。この日は非常に静かな谷川連峰でした。
毛渡乗越の最低鞍部から登り返し、息も絶え絶えになりながら、何とかエビス大黒ノ頭に到着。虫が大量発生・・・。次から次へと虫が口や耳や鼻や目に飛び込んできます。ここで、虫除けネットを出そうとしたら、忘れて来ちゃいました。仕方なく、虫と格闘しながら、ここも小休止した後、仙ノ倉山に向かいます。チョット進むと雨がパラつき始めました。取り敢えず、大降りにはなってなかったので、ソフトシェルのまま進みます。細尾根の岩場も注意してクリア、エビス大黒避難小屋先の最後の九十九折の上りは 毎回の事ですがクライマーズハイ状態ですので、意外と難なく登れちゃいます。そして仙ノ倉山に到着すると、雨脚が強くなりました。ここで、ソフトシェルからレインウエアにチェンジ。平標山へ向かいます。途中、小粒の雹が降って来ました。濡れた手袋を脱いでいたので 手に雹が当たると痛かったです。カメラもビニール袋に入れたので ここからは写真は少ないです。でも、平仙鞍部のお花畑は予想通り見頃を迎えていました。出来れば ここでゆっくり写真を撮りたかった・・・。平仙鞍部のテラスから平標山への緩い登りも長丁場を歩いて疲れの出ている足には堪えます・・・。でも 何とか登り切り平標山山頂に到着。ここは雨が降っていますし、眺望も全く無いので、先を急ぎ最終休憩ポイントの松手山へ下ります。この辺りで雷が鳴り響き始めました。幸い ごく近くでの雷鳴を聞くことは無く、雨も降り続くので松手山に到着するも、休憩はせず、一気に平標登山口に下山しました。
予定より約30分の遅れでしたが、特に大きなトラブルも無く 楽しい、そして素晴らしい山歩きが出来ました。6/28にも 今度は平標登山口からの主脈縦走を予定しています。
水は1.5ℓ、アクエリアス1.5ℓ消費、サンドイッチ小1個、おにぎり4個（ツナマヨ、昆布、おかか、鮭）せんべい小4枚でしのぐことが出来ました。
AM2:01出発、約14時間30分のロングトレイルでも 相変わらす また行きたくなるのは ヤマレコの諸先輩方の様に❝変態❞か❝ドM❞か❝怪物❞に近づいているのかな？って ちょっと心配になる今日この頃です。そして 還暦を過ぎて62歳になっもこのルートを元気に歩ける幸せを噛み締めています。あと何年主脈を歩けるかな・・・？希望としては最低でも もう10年位は歩きたいです。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。
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こんにちは♪
ミヤマキンホウゲの白(緑?)って珍しいですね。
雨が降ったら寒いくらいでは?
なかなかの長距離お疲れさまでした。
ミヤマキンポウゲの白花はレア物だと思います。毛渡乗越とエビス大黒ノ頭の中間点付近に5輪位咲いていました。チョット遠いですが、是非 実物を見に行ってください。
雨位だったら、寒くなかったんですが、雹が降ってきたら 流石に寒くなってきました。
このロングトレイルが❝今の僕の生き甲斐❞と言ったら 大げさかもしれないけど・・・これが、毎回 超楽しみなんです。坂戸山を始め、色々な山を登るのは谷川連峰主脈縦走を歩けるようにトレーニングしている様なもんです。
取り敢えず、今月もう一回6/28に今度は平標山から主脈縦走をチャレンジする予定です。
ではまた・・・
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